アクレダ銀行の口座開設方法や日本から自分で開設申し込みする方法をご紹介!口座の種類や特徴も
アクレダ銀行の口座開設を日本から自力で行う方法や、アプリで行う方法を解説します。口座の種類や特徴もご紹介するので必見です。
「日本にいながらアメリカの銀行口座を開設したい!」海外赴任などでアメリカに移住する前に、日本から現地の口座を作ることができたら便利ですよね。
しかし、残念ながら、現在のところアメリカの非居住者が日本にいながら口座を開設できるアメリカの銀行はありません。
今までは三菱UFJ銀行の「カリフォルニアアカウント・プログラム」によって、日本からアメリカのユニオンバンクの口座を開設することが可能でした。しかし、ユニオンバンクがU.S. Bankに売却されたことに伴い、このサービスは2022年11月を持って停止されています。
ただし、アメリカに移住予定で、すでにアメリカのビザを持っている場合など、一部の場合はU.S. Bankの口座を開設できる方法があるので、この記事で詳しく見ていきましょう。
また、Wiseを使えば、日本にいながら米ドルの銀行口座情報を取得することができ、米ドルの送金を手数料無料で受け取ることができます。さらに海外送金も格安の手数料とリアルレートで行えるため、日本とアメリカ間の資金のやり取りがある人に便利です。
目次? |
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ユニオンバンクは、2022年をもってU.S. Bankへと引き継がれました。現在はユニオンバンクではなく、U.S. Bankという名称でサービスが提供されているのでご注意下さい。
まずはU.S. Bankの口座を持つメリットと、持つことができる口座の種類を見ていきましょう。
U.S. Bankの口座を作ると、アメリカの金融機関の口座を持っていることになるので、様々なメリットがあります。
例えば、アメリカに赴任して給与を受け取る場合など、アメリカから米ドルでの支払いを手数料無料で受け取ることができるようになります。
また、アメリカで不動産を購入する場合なども、アメリカの銀行口座から国内送金で資金を振り込んだり、ローンなどの商品を購入することも可能になります。
アメリカではデビットカードやクレジットカードの支払いが主流です。アメリカで米ドル建てのカードを発行することができれば、カードの海外手数料を気にせず米ドルで支払いができるようになるのもメリットです。
U.S. Bankで開設できる口座の種類には、以下のものがあります。¹
ただし、三菱UFJ銀行の「海外口座ご紹介サービス」を使ってU.S. Bankの口座を開設する場合は、これら全てが利用できるとは限りませんのでご注意下さい。
アメリカでは、金利のつかない日常利用のためのChecking Accountと、金利がつく貯蓄用のSavings Accountの2種類を使い分けることが一般的です。日本でいう「普通預金」の感覚とは少し違うので注意が必要です。アメリカの銀行口座の種類についてより詳しくは、こちらの記事で解説しているので見てみて下さい。
では早速、U.S. Bank(旧ユニオンバンク)の口座を開設する方法を具体的に見ていきましょう。大きく分けて、アメリカに移住してから現地で口座を開設する方法と、アメリカ渡航前に日本から開設の申込みを行う方法の2通りがあります。
三菱UFJ銀行では今まで、カリフォルニアアカウント・プログラムによって、アメリカに住所のない非居住者であっても、アメリカ・ユニオンバンクの銀行口座を開設することができました。
しかし、ユニオンバンクがU.S. Bankに買収されたことに伴い、カリフォルニアアカウント・プログラムは2022年11月22日以降、新規口座開設申し込みの受付を停止しています。これにより、アメリカに住む予定のない人が日本からユニオンバンクの口座を開設することはできなくなりました。
過去にカリフォルニアアカウント・プログラムを利用してユニオンバンクの口座を解説した人は、その口座を引き続き利用することが可能です。ただし、サービスはU.S. Bankに引き継がれます。³
三菱UFJ銀行では引き続き、アメリカに渡航予定のある人を対象にU.S. Bankの口座開設を取次するサービスを提供しています。⁴
対象者は、赴任や留学などで90日以内に渡米する人となっています。米国ビザをすでに取得しているか、あるいは申請中である必要もあります(※)。つまり、観光ビザでは口座開設できません。
※米国籍の場合を除く。
三菱UFJ銀行の海外口座ご紹介サービスを使ってU.S. Bankの口座を開設するには、まず三菱UFJの口座を持っていることが必須となります。その後、以下の手順で開設申し込みを行います。
U.S. Bankには日本語で問い合わせすることのできるジャパニーズ・カスタマーサービスユニットがあります。日本語で口座開設のサポートが受けられるので安心ですね。
アメリカ現地でU.S. Bankの口座を開設する場合、まずはアメリカの正規な滞在ビザ、公的な身分証明書類、そしてSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)があることを確認してください。これらは口座開設時に必ず求められるものなので、事前に用意しておくとスムーズです。⁵
口座開設の手順は次の通り。
最近ではオンラインからの申込みが主流ですが、どうしても窓口で直接店員と話をしながら口座開設手続きをしたい場合は、支店からでも申し込みが可能です。事前に電話で必要書類などを問い合わせておきましょう。U.S. Bankでは日本語での問い合わせも可能です。
上でも見た通り、現在では、アメリカに移住や留学の予定がない限り、日本にいながらアメリカのU.S. Bank(旧ユニオンバンク)の口座を開設することはできなくなっています。
しかし、実はアメリカ非居住者でも、Wiseを利用することで米ドルの口座情報を取得することが可能です。
Wiseでは、約40種類の通貨を1つのアカウントで同時に管理することができるマルチカレンシー口座の機能が利用できます。さらに、米ドルを含む対象通貨に関しては、現地の口座番号を取得することができ、その情報を使って送金を手数料無料で受け取ることができるようになります。
例えば、日本を出国する前にWiseで米ドルの口座情報を取得しておけば、海外赴任してすぐにその口座を給与の受け取り用に設定することができます。現地でU.S. Bankの口座を作成する場合、引っ越してすぐだと必要な書類を揃えるのが難しいことがあり、口座の開設がスムーズに行かない場合があります。そのような時に備えるためにも、Wiseアカウントを作っておくのも良いかもしれません。
Wiseアカウントに受け取った資金は、格安の両替手数料で好きな柄に両替したり、Wiseデビットカードで決済に利用することが可能。デビットカードでは、外貨の買い物は外貨で直接決済できるので、カードの海外手数料を気にする必要もありません。
日本にいながらアメリカの銀行口座を開設したい人、複数の通貨を1つのアカウントで管理したい人、海外からの送金を受け取る機会の多い人などに、Wiseはおすすめです。
U.S. Bankで口座を持つに当たって、手数料体系をしっかり理解しておくことが重要です。日本の一般的な銀行の手数料とは違う手数料が発生することもあるので注意しましょう。
U.S. Bankでは、口座の種類によって、毎月の口座維持手数料が発生する場合があります。1ヶ月あたりの取引金額や最低残高などの条件を満たせば免除になるケースも多いので、無駄な手数料を払い続けることがないよう、口座維持手数料についてしっかり理解しておきましょう。
以下は、U.S. Bankのそれぞれの口座とその維持手数料です。⁶
口座の種類 | 口座維持手数料 | 免除条件(いずれか) |
---|---|---|
Bank Smartly Checking Account | $6.95 | 合計1,000ドル以上の自動振込 平均口座残高が1,500ドル以上 U.S. Bankクレジットカードを所有 |
Safe Debit Account | $4.95 | なし |
Savings Account | $4 | 最低日次残高が300ドル以上 月次積立残高が1,000ドル以上 口座名義人が12歳以下の場合 Bank Smartly Checking Accounを持っていて、Smart Rewards ProgramのティアがPrimary以上 |
Money Market Account | $10 | 最低日次残高が10,000ドル Bank Smartly Checking Accounを持っていて、Smart Rewards ProgramのティアがPrimary以上 |
U.S. Bank(旧ユニオンバンク)に新しく開設した口座に、日本の銀行から資金を送る場合、海外送金手数料が発生します。送金手数料は送金元の銀行によって異なりますが、1,750円~6,000円程度となっています。
これは結構高額な手数料ですよね。定期的に日本からアメリカへ送金したいと考えている場合は、毎回これだけの手数料が発生すると大変です。代わりに実際の為替レートと格安の送金手数で海外送金ができる、Wiseなどのサービスの利用を検討してみても良いでしょう。
こちらの送金シミュレーションで、どれだけ安く送金できるのか確かめてみましょう。
さらに、日本からU.S. Bankに海外送金すると、受取先でも受取手数料(被仕向送金手数料)がかかります。U.S. Bankの海外送金受取手数料は、1件あたり25ドルとなっています。⁷
「送金を受け取るだけで手数料を払いたくない」という人は、Wiseで米ドルの口座情報を取得し、手数料無料で米ドルを受け取ってみては。
U.S. Bankの口座が開設できたら、日本から資金を送金する必要が出てくるかもしれません。
海外送金というと、銀行を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?日本の銀行の多くでは海外送金サービスが利用できます。
海外送金はネットバンキングまたは、銀行によっては窓口から申し込みすることができるでしょう。ネットバンキングのほうが送金手数料が安く設定されている場合もあります。
銀行の海外送金サービスを利用するには、まずは銀行に最新の本人確認書類とマイナンバー書類が提出されていることが必須です。まだ提出していない人は、銀行のアプリまたはネットバンキング、あるいは窓口で本人確認を完了させましょう。
次に海外送金申込書に必要情報を記入します。一般的に海外送金に必要になる情報は次の通り。
これらの情報は全て英語で、正しいスペルで記入するよう気をつけましょう。場合によっては、追加で送金の目的が分かる書類が必要になることもあります。
アプリまたはネットバンキングの利用の場合、内容を確認して、セキュリティのためのパスワードの入力まで完了したら、送金申し込みは完了です。
申込み完了から着金までは、1〜6営業日程度かかります。祝日などを挟むと着金までに時間がかかってしまうことがあるので、余裕を持って送金しましょう。
【あわせて読みたい】
海外送金は、必ずしも銀行のサービスを使って行う必要はありません。実際、海外送金に特化したWiseのようなサービスを利用することで、よりお得に海外送金をすることが出来るかもしれません。
銀行を使った海外送金は、SWIFTと呼ばれる仕組みを使って行われるため、中継の銀行によって徴収されるコルレス手数料がかかってしまいます。さらに、通貨の両替は銀行が定めた為替手数料の上乗せされたレートで行われるため、思わぬところでコストがかさんでしまいます。
対してWiseなら、常に実際の為替レートで両替されるため、コストが一目瞭然。そして、独自の送金システムを使って海外送金するため、送金手数料も銀行に比べて格安となる場合が多いです。
さらに100万円以上の海外送金もオンライン上で簡単に行うことが可能です。日本に住所があれば、最大1億5000万円まで送金することができます。通常、高額な海外送金は銀行の窓口で行う必要がありますが、Wiseであればオンライン上で完結します。
スマホから簡単に海外送金ができるWiseアプリも、世界中のユーザーに利用されています。24時間日本語サポートにも対応しているので安心です。
Wiseの使い方について詳しく知りたい方はこちら。
赴任先から帰国する場合や、日本の家族に仕送りをする場合など、U.S. Bankの口座から日本の銀行の口座に送金したい場合も出てくるかもしれません。
U.S. Bankの海外送金は、送金手数料が1回あたり50ドルかかります。⁷
加えて、ドルから円に両替される際の為替レートには、U.S. Bankが定める為替手数料が上乗せされていることにも注意しましょう。実際の為替手数料の金額は公表されていません。
送金にかかるコストを削減したい人は、アメリカからの送金にもWiseの利用を検討してみても良いかもしれません。なお、Wiseは海外在住者(日本の非居住者)でも利用できます。海外からWiseを使う方法について詳しくはこちら。
今まで、アメリカに住所がない人でも日本から口座を開設できたユニオンバンク。しかしU.S. Bankへの統合に伴い、非居住者は新たに口座を開設することはできなくなっています。
90日以内にアメリカに渡航予定のある人は、三菱UFJ銀行の海外口座ご紹介サービスを使って、U.S. Bankの口座を日本にいながら開設することができます。または、現地にいって自分で口座を開くのも選択肢の一つです。
U.S. Bankの代わりに、Wiseを検討してみるのも良いでしょう。Wiseなら米ドルの銀行口座情報を取得することで米ドルの送金を無料で受け取ることができるようになります。また、銀行よりもお得に海外送金できる場合も多いため、国境を超えたお金のやり取りがスムーズになるでしょう。
Wiseの注目ポイント |
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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