中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
海外送金について調べると、「コルレス銀行手数料」という言葉を目にすることが多いかと思います。普段聞きなれない言葉なので、何かよく知らない手数料を取られているのでは…と不安になった方もいるのではないでしょうか?安心して海外送金をするには、海外送金の仕組みを理解しておくことが重要です。
この記事ではコルレス銀行とは何なのか?どうして手数料がかかるのか?など、コルレス銀行にまつわる疑問にお答えします。
また、コルレス銀行手数料がかからない新しい海外送金サービスWiseについても紹介します。
目次
銀行を介した海外送金では、送金手数料のほかに、コルレス銀行手数料、さらに両替レートに隠された為替手数料もかかり、結果として高額になりがちです。
最近では、銀行以外で海外送金をすることもできます。例えば、海外送金に特化したWiseなどのサービスを活用すれば、実際の為替レートと格安の手数料で海外送金ができます。日本の主要銀行と比べると、コストは最大14倍安くなります。
海外の銀行同士には、直接的なつながりがないことがほとんどです。そのため、海外送金の際に、銀行はSWIFTと呼ばれる国際的な銀行のネットワークを利用します。
このSWIFT送金で、送金銀行と受け取り銀行をつなぐ役割を果たすのが、コルレス銀行(仲介銀行、中継銀行、経由銀行とも呼ばれる)です。ちなみに「コルレス」はCorrespondentの略です。
例えば、日本からアメリカに海外送金する場合、その流れは、以下のように表すことができます。
日本の送金人の銀行 → コルレス銀行1 → コルレス銀行2 → アメリカの受取人の銀行
海外送金では、大抵2つ、多くて3つものコルレス銀行(中継銀行)を経由することがあります。
【銀行の海外送金の仕組み】
海外送金が高額になりがちな理由の一つは、この間をつなぐコルレス銀行もまた手数料を徴収するからです。コルレス銀行手数料は銀行によって違いますが、送金人負担の場合、大体1,000円〜3,000円かかります。
銀行 | コルレス銀行にかかる手数料(中継銀行手数料・関係銀行手数料とも言う) |
---|---|
| 0円 |
![]() | 2,500円 |
![]() | 3,000円 |
![]() | 1,000円 |
![]() | 3,000円 ※三菱UFJダイレクトは受取人負担のみ |
![]() | 2,500円 |
![]() | 2,500円 |
![]() | 3,000円 |
![]() | 明記なし(受取人負担のみ) |
コルレス銀行手数料は、日本の銀行だけでなく海外の銀行も使う海外送金システムに由来するものであるため、銀行で海外送金したい場合は避けて通ることができません。
しかし、銀行以外の新しい海外送金サービスの中には、コルレス銀行手数料が一切発生しないものもあります。その代表がWiseです。
Wiseは銀行のようにSWIFTシステムを使うのではなく、世界中に銀行口座を開設して、複数の国内送金を生かした新しい仕組みで海外送金を行っています。
例えば、日本からアメリカに海外送金したい場合、まず日本の送金人が自分の口座からWise Japanの日本口座に振込をします。すると、Wiseのアメリカ口座から、受取人のアメリカ口座に国内送金をします。
【Wiseの新しい海外送金の仕組み】
こうすることで、銀行の高額な海外送金を経由することなく、海外の口座に送金が可能になります。
海外送金の仕組み | 資金の流れ |
---|---|
![]() | 日本の送金人の口座 → コルレス銀行1 → コルレス銀行2 → アメリカの受取人の口座 |
| 日本の送金人の口座 → Wiseの日本口座、Wiseのアメリカ口座→アメリカの受取人の口座(国内送金を活用) |
例外として、アメリカ以外の国への米ドル送金、南アフリカへの送金、海外から日本へ100万円以上の送金を行う場合はWiseでもコルレス銀行手数料がかかります。しかしそれ以外の海外送金ではコルレス銀行手数料は発生しません。
そのためWiseなら、最初の海外送金シミュレーションで相手の受取額がはっきりと分かります。
さらに、Wiseは常にリアルタイムの為替レートを使用しています。銀行で海外送金する際の「隠れコスト」為替手数料もかかりません。
安く海外送金したい人はWiseの利用をチェックしてみてくださいね。各銀行・プロバイダが使う為替レートを比較すると、より安いところが簡単にわかります。
コルレス銀行手数料は、受取人が負担するか送金人が負担するかが選べることがあります。
受取人負担を選ぶと、送金額から、コルレス銀行でかかった分の手数料が引かれることになります。
ある一定の額を海外に満額で届けたいと決まっている場合、送金人負担を選びあらかじめ日本の銀行でコルレス銀行手数料を送金人が支払っておくこともできます。しかし、気を付けたいのは、コルレス銀行手数料は実際に送金が行われるまではっきりといくらかかるかわからないということ。
あらかじめ支払ったコルレス銀行手数料よりも、コルレス銀行で高い手数料がかかってしまった場合、受取額から引かれてしまうこともあります。
〇〇ドル届けたいと決まっている人にこそ、コルレス銀行手数料がかからないWiseのようなサービスが合っているかもしれません。
以上、コルレス銀行(中継銀行)について見てきました。コルレス銀行は海外送金を行う際に中継する銀行のことです。コルレス銀行が徴収する手数料は実際に送金してみないといくらになるか分からないため、送金人負担にした場合でも、相手の受取額からさらに手数料が引かれる場合もあります。
コルレス銀行手数料に悩まされることなく、安く送金したい人は、Wiseなどの新しい海外送金サービスを利用してみてもいいかもしれません。Wiseならコルレス銀行手数料なし、かつ実際の為替レートで海外送金ができます。気になった方は送金シミュレーションをしてみて、どれだけコストを抑えられるのか見てみてください。
ソース
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