Instaremで海外送金する方法とは?使い方や送金方法などまとめて解説

Hoi Yi Leung

日本から海外送金が必要な際に便利なのが、シンガポール発のInstaremという国際送金サービスです。Instaremは60カ国以上の国で使用することができる送金サービスで、オンライン上で簡単に海外送金を行うことができます。

この記事では、そんなInstaremを使って海外送金をする方法やInstaremの使い方などをわかりやすく解説します。また、最後にお得に海外送金できるサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次🔖

Instaremとは?

Instaremとは、シンガポール発の国際送金サービスです。2014年にサービスが開始され、現在では100万人以上のユーザーに利用されています。世界60カ国以上でサービスを展開しており、日本オフィスも構えています。

常時海外送金が可能な通貨は以下です。

  • AUD(オーストラリアドル)
  • SGD(シンガポールドル)
  • HKD(香港ドル)
  • INR(インドルピー)
  • MYR(マレーシアリンギット)
  • EUR(ユーロ)
  • GBP(英ポンド)
  • USD(米ドル)

この他にも日本円やその他多数の通貨の送金が可能です。送金はオンライン上で完結するので、手軽に海外送金ができるサービスとして世界中で広く使用されています。ただし、日本円を含む海外送金は、常時利用可能なわけではありません。日本円で海外送金ができるかどうかは、ご利用前にご自身でお確かめください。

Instaremでの海外送金の為替レート

Instaremでの海外送金の為替レートには、イギリスの金融情報サービス「ロイター社」が提供するレートに独自の手数料を加えたレートを採用しています。そのため、市場レートとは異なる独自の為替レートとなっています。

Instaremミッドマーケットレート
JPY > USD0.00640.006424

Instaremでの海外送金にかかる手数料

Instaremでの海外送金にかかる手数料は、0.4%〜となっています。詳しい手数料に関しては、送金金額や通貨、受け取り国などの条件によって異なります。

例えば、Instaremで日本円からアメリカの米ドルに海外送金する場合の手数料を見てみましょう。

10万円を米ドルに送金する場合、640 USDを受け取ることができます。(2024年12月22日現在)送金手数料は0円となっていますが、為替レートは独自の手数料が上乗せされたレートになっているため注意が必要です。

Instaremの海外送金の上限

Instaremで海外送金をする場合、送金元の国によってそれぞれ送金上限が設けられています。送金元の国と、個人ユーザーによる銀行振り込みでの送金上限は以下です。

送金元の国送金上限
日本1取引あたり100万円まで
オーストラリア上限なし
香港上限なし
シンガポール上限なし
マレーシア1日30,000 MYRまで
インド現地の銀行によって異なる
ヨーロッパ上限なし
イギリス上限なし
アメリカ1取引3,000 USDまで
カナダ1日3,000 CADまで

日本から海外に送金する場合、1取引あたり100万円までが送金上限となっています。100万円以上の送金を行う場合は、数回に分ける必要があるでしょう。

Instaremでの海外送金にはどれくらい時間がかかる?

Instaremでの海外送金には、通常1〜2営業日がかかります。ただし、国やお支払い方法によっては2営業日以上かかる場合もあります。送金完了までの所要時間は、Instaremの送金シミュレーションにて表示されます。

またInstaremには、送金のリアルタイムな追跡機能があるため、アプリから手軽に送金状況の確認をすることが可能です。通知アラート機能をオンにすれば、送金が完了した際に通知を受け取ることができます。

そのため、Instaremで海外送金した際はアプリ内で送金状況を確認したり、通知をオンにして完了通知を受け取ったりすることで着金が完了したか確認することができます。

Instaremで海外送金する際に必要な書類

Instaremで海外送金するには、Instaremへのアカウント登録が必要となります。アカウント登録には、下記のいずれかの本人確認書類が必要となります。

  • マイナンバーカード
  • 有効な写真付き身分証明書(マイナンバーカードの表面、住民票など)とマイナンバーの個人番号を証明する書類(マイナンバーカードの裏面など)

マイナンバーカードの提出はいずれも必須となりますので、Instaremのアカウントを開設する場合はあらかじめ準備しておくとスムーズです。

Instaremで海外送金をする方法

Instaremで海外送金をする際の手順は以下です。

  1. Instaremのアプリをダウンロード
  2. アプリからメールアドレス・パスワードを設定
  3. 居住国として「日本」を選択して必要な情報を入力
  4. スマホに送信されるワンタイムコードを入力
  5. マイナンバーなどの身分証明証を提出してアカウントを登録
  6. アカウントが承認されたら、受取人の名前や口座情報を入力
  7. 送金金額と通貨を選択
  8. 送金前に為替レートや金額を確認
  9. 銀行振込にて支払い・入金
  10. Instarem アカウントから送金状況を確認して完了

前述したように、Instaremでの海外送金には、通常1〜2営業日がかかります。送金状況はアプリから確認することが可能です。

まとめ

Instaremで海外送金をする方法やInstaremの使い方、海外送金にかかる手数料や日数、必要な書類などを解説しました。Instaremは、2014年にサービスが開始され、現在では100万人以上のユーザーに利用されている送金サービスです。60カ国以上の国で使用できる他、日本円を含め多くの通貨を取り扱っています。

その一方で、日本円を含むお取引が利用できない場合がある、という点には注意が必要です。また為替レートには独自の手数料が含まれているため、市場レートよりも海外送金にコストがかかってしまいます。手数料が含まれていない市場レートで、手数料を抑えて海外送金するならWiseの利用がおすすめです。

Wiseでは40種類以上の外貨を保有できるほか、金融サービス独自の手数料が含まれていない市場レートを採用しているので、コストを抑えて海外送金することができます。さらに全ての手続きがオンライン上で完結するので、とても便利です。簡単、便利で尚且つコストを抑えて海外送金をしたいという方は、ぜひWiseを活用してみてください!


ソース
  1. Instarem:International Money Transfer | Send Money Abroad
  2. Instarem:We Make Money Simple | About Us
  3. Instarem:Which sending currencies does Instarem support?
  4. Instarem:FAQ
  5. Instarem:Fees
  6. Instarem:International Money Transfer Limits

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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