ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も

Hoi Yi Leung

「ATMで100万円以上の振込をしたい!」と考えている方にとって、高額なだけに気になることや心配することも出てくることでしょう。具体的に、以下のような悩みや疑問を感じていませんか?

  • そもそもATMで100万円以上の振込ってできるの?
  • ATM振込における振込限度額はいくら?
  • 100万円以上の振込をATMでやるときに、注意すべきことは?

そこで本記事では、主要銀行のATM振込限度額を「現金」と「キャッシュカード」の両方を記し、100万円以上の振込が可能な条件について解説します。金額が大きいだけに少しでも気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいね!

ATMの振込限度額【現金・キャッシュカード】

主要銀行における、ATMの振込限度額は以下の通りです。1~9

銀行名現金キャッシュカード(1日)
ゆうちょ銀行10万円500万円
三菱UFJ銀行10万円200万円
りそな銀行10万円150万円
三井住友銀行10万円150万円
みずほ銀行10万円200万円
西日本シティ銀行10万円200万円

現金におけるATMの振込限度額は、全ての銀行において「10万円まで」となっています。これは、マネーロンダリングや、テロ資金供与防止を目的とした国際的な要請による本人確認法令の改正によるものです。10

この点、キャッシュカードによる振込限度額は、銀行によって異なります。また、銀行別だけでなく、あなたのキャッシュカードや契約状況によっても振込限度額に違いが生じます。そのため、事前に利用している銀行の窓口やウェブサイトから、あなたの振込限度額を確認しておくことが重要です。

ATMで100万円以上の振込はキャッシュカードで可能【一部制限あり】

ATMで100万円以上の振込は、現金では不可能です。

キャッシュカードにおいては、ほとんどの銀行で可能です。ただし、銀行の振込限度額から判断して、100万円以上の振込が可能でも、カード発行時のデフォルト設定でユーザーの振込限度額が100万円未満になっている可能性があります。また、三菱UFJ銀行では、そもそも限度額が100万円までとなっているため、1円でも超える場合は、ATM以外の選択肢が求められます。

銀行名現金キャッシュカード
ゆうちょ銀行×
三菱UFJ銀行×
りそな銀行×⚪︎
三井住友銀行×
みずほ銀行×⚪︎
西日本シティ銀行×

ATMで100万円以上の金額を振り込む際の3つの注意点

ATMで100万円以上の金額を振り込む際には、注意点があります。具体的には以下の通りです。

  • 本人確認が必要になる場合がある
  • 限度額の事前確認が必要
  • 手数料の確認

高額振込の際は、本人確認書類の提示が求められることがあります。ATMで振込できないとき、銀行の窓口での手続きが必要になる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

また、キャッシュカードで振込限度額が100万円以上に設定されていない場合、ATMでは制限がかかります。自身のキャッシュカードの種類や、契約状況に応じて限度額の引き上げ手続きをしておく必要があります。多くの銀行では、インターネットバンキングや銀行のアプリから変更することが可能です。

高額の振込を行う場合、手数料が高くなる傾向にあります。「100万円以上の振込に発生する手数料」について、詳細を知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

参考:100万円以上の振込にかかる手数料とは?三井住友銀行や三菱UFJなど主要銀行の手数料まとめ

また、国内送金と同様に、海外送金に関しても限度額を設けています。そのため、海外送金のニーズがある方にとっては、第一種資金移動業者ライセンスを持つWiseがおすすめです。Wiseでは最大1億5000万円まで送金することができ、銀行などに足を運ばずとも大口送金が可能です。さらに、以下のようなメリットも享受できます。

  • 為替レート(異なる通貨の場合)
  • 送金スピード
  • 手数料

Wiseと銀行の為替レートには違いがあります。Wiseは実際の市場レートである「ミッドマーケットレート」を使用し、隠れた手数料がありません。一方、銀行は手数料を上乗せしたレートであったり、送金手数料が高額になったりすることで、相手側の受け取り金額が少なくなりがちです。

また、Wiseは明確な手数料体系でコストが事前にわかり、約60%の送金が即時、90%が24時間以内に完了します。銀行送金は1〜5営業日かかることが多く、特に国際送金では時間がかかることがあります。

これらのことから、Wiseを使うことで、コストと時間の両面でメリットがあり、高額送金において、特に有用と言えます。

加えて、複数の通貨を保持・管理できる「マルチカレンシー口座」を提供しているため、国内外問わず、さまざまな通貨で振込が容易に可能です。

Wiseを使って、実際に送金する際の金額を確かめてみたい方は、こちらをチェックしてみてください。

手数料や為替レートだけでなく、相手が受け取る金額などが明確に表記されています。

これらを踏まえて、「Wiseの使い方」をより詳細に知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

参考:Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド

また、具体的に「海外へ100万円以上の高額送金をする方法」においては、次の記事で解説しています。

参考:Wiseで100万円以上の海外送金をする方法とは?高額送金に必要な書類もご紹介

まとめ

ATMで100万円以上の振込をしたいのであれば、現金ではできません。マネーロンダリングなどを防止するための法令に基づき、振込限度額が10万円までと定められているためです。そのため、ATMで100万円以上を振り込むのであれば、銀行のキャッシュカードが必要になります。

主要銀行のATM振込限度額を確認すると、多くの銀行でキャッシュカード使用時に100万円以上の振込が可能ですが、銀行によって限度額は異なります。また、100万円以上の振込では本人確認書類が求められる場合があるため、契約状況や手数料、限度額設定の確認も必要です。

ATMに限らず、100万円以上の高額振込をスムーズに行いたい場合、Wiseを利用するのも有効な手段となります。Wiseは、銀行の中継を経由せず、独自のローカルネットワークを活用しており、手数料が低く、仲値レートに基づいた為替レートでの送金が可能だからです。

特に海外への大口送金を考えている方には、Wiseが便利で、コスト効率の良い代替手段となります。銀行窓口への訪問も不要で、オンラインで手続きが完了する点も利便性の高いポイントです。以下に、Wiseを利用するメリットをまとめておきます。

【Wiseを利用するメリット】

  • 低コストな手数料:銀行よりも安価な手数料で、コストを抑えた送金が可能。
  • 市場レート(ミッドマーケットレート)での為替レート:為替レートの上乗せがなく、無駄なコストが発生しない。
  • 銀行窓口への訪問不要:全てオンラインで手続きが完了する。
  • 多通貨対応の「マルチカレンシー口座」:40以上の通貨を保持・管理でき、必要な通貨で簡単に送金が可能。
  • 送金の速さ:通常の銀行送金に比べてスピーディー。
  • 透明な料金体系:手数料や送金額が事前に明確に表示され、予想外のコストが発生しない。

自身の状況やニーズに応じて、最適な振込方法を選択したいですね!

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ソース
  1. ATMご利用時間・料金 | ゆうちょ銀行
  2. よくある質問 | ゆうちょ銀行
  3. ATMで10万円を超える金額を現金で振り込みしたい。 | 三菱UFJ銀行
  4. キャッシュカードのご利用限度額 | 三菱UFJ銀行
  5. ATMでのお取引きのご案内 | りそな銀行
  6. ATMご利用限度額個別設定サービス | りそな銀行
  7. 1日あたりのカード利用限度額の変更 | 三井住友銀行
  8. 1日あたりの振込・振替限度額が知りたい。 | みずほ銀行
  9. ATMでは10万円超の現金振込はできません | 西日本シティ銀行
  10. 本人確認法施行令等の改正について | 金融庁

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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