Wiseで100万円以上の海外送金をする方法とは?高額送金に必要な書類もご紹介

Hoi Yi Leung

留学やワーキングホリデー、海外赴任などで海外移住をする際に必要となるのが外貨の送金です。海外生活の資金として、100万円以上の海外送金が必要な方も多いでしょう。そんな海外送金にはWise(ワイズ)の利用が便利です。

そこでこの記事では、100万円以上の海外送金をWiseで行う方法や送金限度額、Wiseでの高額送金の際に必要な書類などを詳しく解説します。これから100万円以上の海外送金が必要な方はぜひ最後まで記事をご覧ください。

海外送金・外貨支払いに:Wise🚀

目次🔖

Wiseでの新しい送金限度額は?

現在Wiseでは、銀行やカード、または別の支払い方法からWiseを通じて他の銀行やカード、または別の支払い方法へ最大1億5,000万円までの送金が可能です。Wiseが第一種資金移動業者を取得する以前の送金上限は100万円で、Wiseユーザーは複数回に分けて送金しなければいけませんでした。

一方で、Wise口座でのお金の保有や口座残高への追加、Wise残高からの引き出しの上限は変わらず100万円のままとなっています。

Wiseで100万円以上の送金にかかる手数料とは?

ここではWiseで100万円以上を米ドルで送金する際の手数料をご紹介します。受取人が送金額の全額を受け取ることができるよう、支払い銀行の手数料は送り主の負担と仮定しています。また手数料の差がわかりやすいよう、他の金融機関と比較した表で記載しています。

プロバイダー100万円の送金にかかる手数料1000万円の送金にかかる手数料5000万円の送金にかかる手数料1億円の送金にかかる手数料
Wise6,227円53,667円252,672円478,580円
楽天銀行750円+1,000円+為替レートのマークアップ送金不可送金不可送金不可
MUFG7,000円+3,000円 +為替レートのマークアップ7,000円+3,000円 +為替レートのマークアップ7,000円+3,000円 +為替レートのマークアップ7,000円+3,000円 +為替レートのマークアップ

Wiseは100万円の送金でも、手数料はたった6,227円しかかかりません。一方、楽天銀行では送金手数料の750円+海外中継銀行手数料の1,000円が、MUFGでは、店頭窓口での外国送金Webサポート+(プラス)の7,000円+送金人負担の手数料3,000円がかかります。またこれらに加え、為替サービスを実際の為替レートに追加した「為替レートのマークアップ」が発生します。

以下が実際に受け取ることができる米ドル総額の比較です。

プロバイダー100万円の送金で受け取れる米ドルの総額1000万円の送金で受け取れる米ドルの総額5000万円の送金で受け取れる米ドルの総額1億円の送金で受け取れる米ドルの総額
Wise$7,065.32 👑$70,714.35 👑$353,683.11 👑$707,556.49 👑
楽天銀行$7,005.26送金不可送金不可送金不可
MUFG$6,945.42$70,085.59$350,708.57$701,487.30

上記の表からわかるように、Wiseでは100万円の送金に対して$7,065.32を受け取ることができますが、MUFGでは約$119.9少ない$6,945.42となっています。この差は送金する金額が増えれば増えるほど大きくなり、1億円の送金をおこなった場合、MUFGはWiseよりも受け取ることができる金額が$6,069.19も少なくなってしまいます。

Wiseは為替手数料が上乗せされていない「ミッドマーケットレート」となっているので、外貨送金の際も良いレートで送金が可能です。一方、銀行では見えない手数料を実際の為替レートに追加した「為替レートのマークアップ」を使用しているため、市場レートよりもかなり損をしてしまうことが多いです。

Wiseでの高額送金に必要な書類は?

Wiseで高額送金をおこなう場合、本人確認に関する書類が必要となります。また、送金額によっては送金の資金源の確認が求められることがあります。この際、本人確認書類以外に追加の書類が必要になる可能性があります。

ここでは、個人アカウントから高額送金する場合に必要な書類をご紹介します。

個人アカウントから送金する場合に必要な書類

本人確認手続きは通常、顔写真付きの身分証明書や住所の確認書類、顔写真付き身分証明書を持ったご本人の自撮りが必要となります。

受付可能な身分証明書は以下です:

  • パスポート(顔写真ページのみ)
  • 公的な身分証明書(ナイジェリアの公的な身分証明書は最新版のみ受付可能)
  • 顔写真付きの運転免許証

受付可能な住所確認書類は以下です:

  • 公共料金の領収証:電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)
  • 銀行もしくはクレジットカード会社の取引明細書(実際の取引明細書の写真やスキャン、もしくはPDF)
  • 住民税の納税通知書、イギリスの歳入税関庁(HMRC)からの通知
  • 車両登録証もしくは納税通知書
  • 顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
  • 他金融機関や政府機関発行の書類

送金で本人確認が求められた場合、Wise側で入金が確認できてから通常2〜3営業日で本人確認が終了します。本人確認終了後は、送金手続きは自動的に再開され、ご本人にメールでお知らせが届きます。

資金源の出どころの確認の際に必要な書類

高額送金をおこなう場合、資金源の出どころを確認する書類の提出が求められることがあると前述しました。ここでは、提出が求められる可能性のある書類の一例をご紹介します。

給与に関する書類

給与所得がある場合、次の情報が記載されている書類の提出が求められることがあります。

  • お客様の役職
  • お客様の年収
  • 雇用主の氏名
  • 雇用主の住所
  • 雇用契約の開始日
  • 給与の支払いを受けた日

提出可能な書類の例は以下です。

  • 直近の給与明細
  • お客様の契約の給与セクション
  • 雇用主からの収入源を確認できる雇用主からの文書
  • 直近3か月分の銀行取引明細書
  • 最新の確定申告書(BRLを送金している場合で確定申告書がブラジルのものである場合は、受領証の提出も必要です)
  • その他の証明書

Wiseで海外送金する方法

Wiseで海外送金をする際の手順は以下です。

  1. Wiseアカウントを開設
  2. 送金金額や、自分と相手の銀行口座情報を入力
  3. 本人確認書類をアップロード
  4. Wiseへの入金方法を選択
  5. Wiseの日本口座へ入金

Wiseの日本口座への振込が完了したら、あとは受取人の口座に通貨が振り込まれるのを待つだけです。初めてWiseで送金を行う場合、本人確認に3営業日ほどかかりますが、2回目以降は確認の時間は短縮されます。

まとめ

100万円以上の海外送金をWiseで行う方法や送金限度額、Wiseでの高額送金の際に必要な書類などをご紹介しました。100万円以上の海外送金ならWiseの利用がおすすめです。

Wiseなら他の手段と比べて、手数料もかなり低く、また為替手数料が上乗せされていない「ミッドマーケットレート」で換金・送金することができます。高額送金をおこなう場合、通常の銀行では直接銀行支店で手続きをおこなう必要があります。しかしWiseならすべてがオンラインで完結するのでとても便利です。

簡単・便利に海外送金がしたいという方は、ぜひWiseをご利用ください。

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ソース

  1. 楽天銀行:送金手数料|外国への送金なら楽天銀行
  2. 三菱UFJ銀行:外為手数料 | 三菱UFJ銀行
  3. 楽天銀行:海外送金シミュレーター|送金手数料|外国への送金なら楽天銀行
  4. 三菱UFJ銀行:外国為替相場一覧表:三菱UFJ銀行

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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