ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も
ATMで100万円以上の振込を行う方法と注意点を解説。銀行ごとに異なる現金・キャッシュカード別の振込限度額や注意点もわかりやすく記載しています。
三菱UFJ銀行(旧・三菱東京UFJ銀行)では、海外への送金や外国からの送金の受け取りができます。留学費用の支払いや海外の家族への仕送りなどで、海外送金を利用する機会もあるかもしれません。
この記事では、三菱UFJ銀行の海外送金をまとめて大解説。海外送金のやり方から手数料、かかる日数などを見ていきます。また、三菱UFJ銀行で外国からの送金を受け取る方法も紹介していくので、参考にしてみてください。
このように様々な海外送金プロバイダを比較してみると、三菱UFJ銀行は送金手数料が高いだけでなく、為替レートにも為替手数料が上乗せされていることが分かります。できるだけお得に海外送金したいなら、Wiseなどのサービスを検討してみても良いですね。
目次🔖 |
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ここから、三菱UFJ銀行の海外送金にかかる手数料を種類別に見ていきましょう。送金手数料にばかり目が行きがちですが、海外送金には他にも様々な手数料がかかる場合があるので、注意しましょう。
申込方法 | 送金先の銀行 |
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三菱UFJ銀行の在外支店 | 他行 |
三菱UFJダイレクト | 2,500円 |
テレビ窓口 | 6,000円 |
店頭窓口 | 手書きの送金依頼書 |
外国送金Web サポート+ | 7,000円 |
三菱UFJ銀行の海外送金手数料は、送金依頼をする方法や送金先の銀行によって変わってきます。最も安い方法で送金したいなら、三菱UFJダイレクト(オンラインバンキング)を利用しましょう。
支払銀行手数料は中継銀行手数料やコルレス手数料とも呼ばれ、電信送金をする際に経由する銀行が徴収する手数料です。
三菱UFJ銀行ではこの支払銀行手数料を送金人か受取人のどちらが負担するかを選択できます。送金人が負担する場合、送金手数料に加えて3,000円がかかります。受取人負担の場合は、送金額から手数料が差し引かれて着金します。
ただし、三菱UFJダイレクトで送金申し込みをする場合、受取人負担のみとなります。
円→外貨に両替して送金する場合、為替レートは送金当日の三菱UFJ銀行のTTSレートが適用されます。このTTSレートは、実際の為替レートである仲値に、銀行所定の為替手数料を上乗せしたものです。
例えば、2024年7月30日4:45JST時点の為替レートは1ドル=154.00円でした。対して三菱UFJ銀行のTTSレートは1ドル=154.27円となっており、1ドルあたり0.27円の為替手数料がかかっていることが分かります。
円為替取扱手数料・外貨取扱手数料(リフティングチャージ)は、円→円や外貨→外貨のように同じ通貨で送金する場合にかかる手数料です。通貨の両替に伴う為替手数料が発生しない代わりに、このリフティングチャージがかかります。
手数料 | 金額 |
---|---|
円為替取扱手数料(円建て送金に適用) | 送金額の1/20%(最低2,500円) |
外貨取扱手数料(外貨建て送金に適用) | 送金額の1/20%(最低2,500円相当※) |
※2,500円相当が当日のTTSレートで計算されます。
送金依頼を訂正したり、キャンセルしたりする場合にも手数料がかかります。受取人の情報などの記載に間違いがないかをしっかり確認してから送金するようにしましょう。
手数料 | 金額 |
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送金組戻(キャンセル)手数料 | 4,000円 |
送金内容変更手数料 | 4,000円 |
次に、三菱UFJ銀行で海外送金を受け取る際に発生する手数料を見ていきます。
海外送金の受取手数料は被仕向送金手数料とも呼ばれます。三菱UFJ銀行の個人の海外送金受取手数料は次のように定められています。
3,000円未満 | 3,000円以上 | |
---|---|---|
外貨→円 | 受取金額の半額 | 1,500円 |
外貨→外貨 | 無料 | |
円→円 | 受取金額の半額 | 1,500円+円為替取扱手数料 |
外貨の送金を外貨預金の口座で直接受け取る場合、手数料は一切かからないのでお得です。外貨の送金を日本円に両替して受け取る場合は、三菱UFJ銀行が定めるTTBレートが適用されます。
TTSレートと同じく、TTBレートも仲値より為替手数料を差し引いた不利なレートです。為替レートに含まれている「隠れコスト」に気をつけましょう。
三菱UFJ銀行に代表される従来型の銀行は、SWIFTと呼ばれる仕組みを使って海外送金を行っています。これは世界中の銀行を繋ぐネットワークのようなもので、いくつかの中継銀行を介することで、リレー式に送金を行います。
このような送金方法は時間がかかるだけでなく、送金に関与する全ての銀行において手数料が発生するため、高額になりがちです。
Wiseは銀行とは違う独自の仕組みを使った新しい海外送金サービスです。日本の送金者がWiseの日本口座に資金を振り込むと、Wiseが相手国のWise口座から相当額を相手の口座に入金します。つまり、実際に行われているのは2回の国内送金のみ!
これにより、Wiseはより早く安い海外送金を実現しています。また、かかる手数料は送金前にシミュレーションでしっかり確認できるので、透明性も抜群です。
送金人がWiseを使えば、受取人もよりお得に海外送金を受け取ることができます。さらにWiseでは主要10通貨の現地口座情報を取得することができ、外貨を外貨のまま手数料無料で受け取ることも可能。ぜひ受取人にもWiseをすすめてあげましょう。
三菱UFJ銀行から海外送金する方法は、三菱UFJダイレクト(オンラインバンキング)、テレビ窓口、店頭窓口の3つがあります。以下では、最も手軽で安く利用できるオンラインでの送金方法を解説します。
ただし、三菱UFJダイレクトで送金する場合、事前に海外送金サービスの利用登録を完了しておく必要があります。利用登録には書類を郵送する必要があり、実際に外国送金ができるようになるまで約2週間かかるため、時間に余裕を持っておきましょう。
受取人の口座を登録する際に必要となる情報は以下の通り。全て英文/ローマ字で正しく記入しましょう。
※IBAN採用国の場合はIBANを記載。
三菱UFJ銀行の海外送金にかかる日数の目安は以下のようになっています。三菱UFJダイレクトで海外送金サービス利用の申し込みをした時から着金まで、最大で約3週間かかるため、時間に余裕を持って送金するようにしましょう。
内容 | かかる日数 |
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三菱UFJダイレクトの海外送金サービス利用申し込み | 約2週間 |
送金申込から送金実行まで | 三菱UFJダイレクト |
店頭窓口 | 約3営業日 |
送金実行から着金まで | 数営業日 |
まず、三菱UFJダイレクトを使ってオンラインで海外送金のサービスを利用するには、事前に申し込みが必要です。
オンラインで海外送金を申し込むと、原則として当日中に発信されます。しかし、通貨・金額・送金先銀行・受付時刻等によっては発信日が翌営業日以降となることもあります。また、店頭窓口で海外送金を依頼した場合、送金実行までに3営業日程度かかります。
海外送金が発信されてから受取人の口座に到着するまでの時間は、中継銀行や受取銀行による処理のスピードに影響されるため、一概には言えません。しかし、一般的な銀行の海外送金では1〜3営業日程度かかるようです。
三菱UFJ銀行で海外送金を受け取る予定がある場合、事前にマイナンバーを登録しておく必要があります。
マイナンバーがすでに登録されている場合、海外送金の受け取りの際に特に何か手続きをする必要はありません。送金額は自動で指定された三菱UFJ銀行の口座へ入金され、その後、計算書が郵送されます。
基本的に入金前に電話などでの案内はありませんが、金額や内容によっては追加で確認が必要になる場合があります。その場合は三菱UFJ銀行より連絡があります。
三菱UFJ銀行で外国からの送金を受け取る際には、事前に以下の情報を送金人に伝えておくとスムーズです。情報は全てローマ字表記で正しく伝えましょう。
必要な情報 | 伝える内容 |
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銀行名 | MUFG BANK, LTD. |
SWIFTコード(BICコード) | BOTKJPJT (11桁が必要な場合:BOTKJPJTXXX) |
口座番号 | 支店番号3桁+口座番号7桁 (例:123−4567890) |
口座名義 | 口座名義人の英文名称 (例:TARO MITSUBISHI) |
受取人の住所 | 銀行に登録されている自分の住所 |
三菱UFJ銀行の海外送金に関して疑問や不安がある場合は、最寄りの三菱UFJ銀行店舗または以下の問い合わせ先に連絡してみましょう。
外国送金照会デスク:0120-138-266、81-42-303-8843(海外からの場合)
※平日9:00~17:00(土日・祝日・銀行休業日を除く)
その他、一般的な個人向けの三菱UFJ銀行のサービスについて聞きたいことがある場合は、チャットで問い合わせることも可能です。
ここまで、三菱UFJ銀行の外国送金を解説しました。旧・三菱東京UFJ銀行ではオンラインバンキングで海外送金の申し込みができます。ただし、着金までに時間がかかるだけでなく、手数料が高く設定されているので気をつけましょう。
また、三菱UFJ銀行の海外送金は、送金手数料だけでなく支払銀行手数料や為替手数料など、様々なコストがかかることにも注意が必要です。
三菱UFJ銀行よりも安く早く外国へ送金したい場合は、Wiseなどの新しい海外送金サービスを利用するのも手です。Wiseなら海外送金の受け取りもお得なので、ぜひ検討してみましょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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