為替手数料とは?銀行ごとの比較、計算方法、隠れコストについて解説【2026最新】

Yumiko Kijima

海外送金を利用する際、多くの人が送金手数料に注目しがちですが、実際には為替レートに含まれる「為替手数料(為替スプレッド)」が総コストに大きく影響することがあります。表面上の送金手数料が安く見えても、為替レートに上乗せされたコストによって、受取額が想定より少なくなるケースも少なくありません。

特に、留学費用の支払い、海外不動産の売買、海外送金による仕送り、ビジネスでの国際取引など、送金額が大きくなるほど為替手数料の差は無視できないものになります。そのため、海外送金サービスを選ぶ際は、送金手数料だけでなく、適用される為替レートや為替手数料の仕組みを理解することが重要です。

本記事では、為替手数料の基本的な仕組みや計算方法、為替レートとの関係、実際のコストを確認するポイントについてわかりやすく解説します。あわせて、海外送金時のコストを抑えるための方法やサービス選びのポイントも紹介します。

※本記事の情報は2026年4月1日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。

まず初めに!為替手数料0円の海外送金方法:Wise(ワイズ)

Wise image

海外送金の際は、送金手数料だけでなく、為替手数料をしっかりチェックする必要があります。思わぬコストになりがちな為替手数料を避けたい人には、常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用する海外送金サービスWise(ワイズ)がおすすめです。

Wiseでは現地口座情報が取得できる8種類以上の通貨を含めた40種類以上の通貨をたった1つのアカウントで管理することができ、為替手数料なしで多くの通貨を海外送金に利用できます。Wiseを使って海外送金にかかるコストをお得に節約しましょう。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡


為替手数料とは?

為替手数料とは、通貨を両替する際に金融機関やサービスが上乗せするコストのことです。

例えば、円をドルに換える場合を考えてみましょう。

  • 市場レート:1ドル=160円
  • 銀行のレート:1ドル=162円

この「2円の差」が為替手数料にあたります。

多くの銀行やサービスでは、このコストは手数料として別表示されるのではなく、為替レートに上乗せする形で含まれています。そのため、海外送金では「送金手数料」だけでなく、どの為替レートが使われるかを確認することが大切です。


海外送金の際に特に気をつけたい:為替レートに隠れた為替手数料

海外送金の際に特に気をつけたい:為替レートに隠れた為替手数料

海外送金では、送金手数料だけでなく、為替レートに含まれる為替手数料にも注意が必要です。実際、多くの銀行や送金サービスは、市場の基準レートそのものではなく、そこに手数料相当額を上乗せしたレートを使っています。

例えば、みずほ銀行は「円預金から外貨建送金をする場合に適用するTTSレートに為替手数料が含まれている」と案内しており、楽天銀行も「海外送金に使うレートについて、銀行間外国為替相場に所定の為替ざやを加算したもの」と明記しています。¹⁺²

銀行でよく使われる用語を整理すると、次の通りです。

  • 仲値:その日の基準となるレート
  • TTS:円から外貨に替えるときのレート。一般に仲値へ手数料が反映されます
  • TTB:外貨から円に戻すときのレート。こちらも手数料が反映されるのが一般的です

一般的な銀行だけでなく、安い送金手数料をうたう(ex.楽天銀行)や国際送金サービス(ex. SBIレミットやウエスタンユニオンなど)でも、為替手数料がかかる場合があります。

例えば楽天銀行は、海外送金に適用する為替レートについて、「一般的な銀行間外国為替相場に当行所定の為替手数料を加算したもの」と案内しています。さらに、銀行営業日の17:00前後から翌営業日の10:00前後には夜間レート、銀行休業日をまたぐ時間帯には休日レートが適用され、通常より割高なレートになる場合があります。³

また、SBIレミットも送金手数料とは別に為替レートが適用される仕組みです。例えば、SBIレミットの米ドル送金レートは、2026年4月1日11時時点で1米ドル=160.38円と案内されています。⁴一方、みずほ銀行の2026年4月1日の公示仲値表では、米ドルの仲値(MIDDLE)は1米ドル=158.86円です。⁵

単純比較すると、その差は1米ドルあたり約1.52円となります。参照する時点や各社のレート設定方法によって差は生じますが、海外送金では送金手数料だけでなく、実際に適用される為替レートまで確認することが大切です。

為替手数料は、海外送金の際の思わぬコストとなってしまいがちです。トラブル防止のためにも、送金前にしっかりと利用する銀行・プロバイダの為替手数料を確認するようにしましょう。


為替手数料を含めた計算の仕方

為替手数料とは、円を米ドルやユーロなどの外貨に両替するときにかかるコストのことです。銀行や国際送金サービスでは、このコストが為替レートに上乗せされる形で反映されることが多く、見えにくいのが特徴です。

為替手数料のかかり方には、主に次の2つがあります。

  • 「1ドルあたり〇円」で決まるタイプ
  • 「金額の△%」で決まるタイプ

順番に見ていきましょう。

「1ドルあたり1円」の為替手数料とは?

たとえば、基準となる為替レートが「1ドル=160円」だとします。ここに1ドルあたり1円の為替手数料が上乗せされると、実際に使われるレートは「1ドル=161円」になります。

つまり、手数料を別で支払うというより、少し不利なレートで両替するイメージです。

わかりやすくするために、「10万円をアメリカに送金する場合」を考えてみます。

  • 基準レートで両替できる場合:100,000円 ÷ 160円 = 625ドル
  • 為替手数料が1ドルあたり1円かかる場合:100,000円 ÷ 161円 = 約621ドル

上記の場合、受け取れる金額には約4ドルの差が出ます。1ドル=160円で考えると、約640円分の差です。

「△%」の為替手数料とは?

クレジットカードを海外で利用する場合は、「為替手数料が〇%」で設定されていることが多くあります。たとえば、為替手数料が1.30%なら、基準レート × 1.013で計算されたレートが使われるイメージです。

アメリカで100ドル分の買い物をした場合を考えてみます。基準レートが1ドル=160円だとすると、以下のような計算になります。

  • 基準レートの場合:100ドル × 160円 = 16,000円
  • 為替手数料1.30%がかかる場合:100ドル × (160円 × 1.013)= 16,208円

この場合、差額の208円分が為替手数料によるコストです。

為替手数料は、別で請求されることもありますが、実際には為替レートに含まれていて見えにくいことが少なくありません。そのため、海外送金や海外決済では、手数料の金額だけでなく、どの為替レートが使われるかまで確認することが大切です。


各銀行・プロバイダの海外送金為替手数料比較

為替手数料は銀行や海外送金サービス、また通貨によっても違います。メジャーな通貨ほど割安、マイナーな通貨ほど割高になる傾向があります。海外送金時には、送金手数料だけでなく、レート(為替手数料を含む)を確認するのが重要です。

銀行やプロバイダの中には、海外送金時にかかる為替手数料を明記していないところも多いです。以下には、ウェブサイトに明記されている情報を整理してまとめました。

為替手数料比較米ドルユーロ英ポンドカナダドルスイスフラン豪ドルNZドル香港ドルシンガポールドル中国人民元
Wise(ワイズ)0円0円0円0円0円0円0円0円0円0円
楽天銀行⁶所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート所定の為替手数料を加算したレート
PayPal⁷3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%3〜4%
ソニー銀行⁸15銭15銭45銭45銭45銭45銭45銭9銭記載なし30銭
三井住友銀行⁹1円1.4円4円記載なし0.9円2.5円2.55円記載なし記載なし記載なし
三菱UFJ銀行¹⁰25銭25銭50銭記載なし50銭50銭50銭記載なし記載なし25銭

※2026年4月1日時点の情報を参照。なお、三菱UFJ銀行は、海外送金の為替手数料が明記されていないため、インターネットバンキングの片道為替手数料を参考値として掲載しています。海外送金では、これとは別に仕向送金手数料などもかかる点に注意が必要です。

表を比較すると、各社で為替手数料の見せ方が大きく異なることがわかります。そのため、海外送金では表面上の送金手数料だけでなく、最終的な受取額まで比較することが大切です。特に送金額が大きいほど、為替レートの差がコストに響きやすいため、Wiseのように料金体系が見えやすいサービスは選びやすいと言えるでしょう。

具体的な例を見てみましょう。日本からイギリスへ、留学費用として1,000ポンドを送金するとします。みずほ銀行の公示相場では、英ポンドのTTS(電信売り)と仲値の差が、2026年4月1日時点で「4円」となっており、この差を為替コストの目安として考えると、1,000ポンドで4,000円分の差になります。¹¹

さらに、みずほ銀行では個人向けの仕向送金手数料が1件あたり8,000円〜8,500円かかるため、これだけでも送金にかかるコストは1万円を超えます。また、送金経路によっては、別途、経由銀行などの手数料が差し引かれる場合もあります。¹²

一方でWise(ワイズ)は、為替レートへの上乗せがないミッドマーケットレートを使い、手数料は送金前に明示する仕組みです。そのため、銀行のように見えにくいコストが発生しにくく、最終的にいくらかかるのかを事前に確認しやすいのが特徴です。

これは大きな違いですよね。ぜひ一度Wise(ワイズ)の海外送金シミュレーション、どれだけコストを節約できるのか確認してみましょう。Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。

以上、為替手数料について詳しく見てきました。為替手数料とは、海外送金で通貨の両替が伴う際に銀行やプロバイダが徴収する手数料のことです。銀行や通貨によって大きく異なりますが、明記されずに為替レートに上乗せされていることがほとんどです。知らず知らずのうちに多額の手数料を払って損することのないように、事前にしっかり確認することが重要です。

為替手数料を節約したい場合は、為替手数料を上乗せしていない為替レートである「ミッドマーケットレート」を採用しているWiseの利用がおすすめです。

Wiseでは現地口座情報が取得できる8種類以上の通貨を含めた40種類以上の通貨をたった1つのアカウントで管理することができ、為替手数料なしで多くの通貨を海外送金に利用できます。

Wiseを使って海外送金にかかるコストをお得に節約しましょう。

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※本記事の情報は2026年4月1日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。


出典:

  1. 外国送金(仕向送金)
  2. 個人のお客さま向け海外送金|楽天銀行
  3. 送金手数料|外国への送金なら楽天銀行
  4. 送金シミュレーション - 海外送金はお得な手数料のSBIレミット 国際送金サービス
  5. FOREIGN EXCHANGE QUOTATIONS(公示仲値表)
  6. 送金手数料|外国への送金なら楽天銀行
  7. PayPalパーソナルアカウントの手数料|決済サービスならPayPal(ペイパル)
  8. 外貨預金・外貨送金手数料|手数料|ソニー銀行(ネット銀行)
  9. 外国送金サービス(SMBCダイレクト) : 三井住友銀行
  10. 外貨預金の為替手数料 | 三菱UFJ銀行
  11. 外国為替公示相場 | みずほ銀行
  12. 外国送金(仕向送金)

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

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