100万円以上の振込にかかる手数料とは?三井住友銀行や三菱UFJなど主要銀行の手数料まとめ
みずほ銀行やゆうちょなど大手銀行の100万円以上の送金にかかる振込手数料を一挙にまとめてご紹介します。
世界最大級のオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」では、商品代金の支払いだけでなく個人間の送金も可能です。海外の友人や家族に海外送金したい場合、PayPalなら相手のメールアドレスだけで手軽に送金できます。
しかし、PayPalの個人間送金は海外送金手数料の他にも、為替手数料(通貨換算手数料)がかかるため注意が必要です。
この記事では、ペイパルの海外送金のやり方や手数料を詳しく解説。また、PayPalよりも安く銀行口座あてに海外送金できるWise(ワイズ)についても紹介します。
目次🔖 |
---|
送金プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
PayPal | 499円 | 4%の為替手数料が上乗せされたレート(1ドル=164.791円) | 7,476円 |
Wise | 1,212円 | 実際の為替レート(1ドル=157.860円) | 1,212円 |
(2024年6月17日17:04CET更新)
PayPalでは4%という比較的高額な為替手数料が為替レートに上乗せされています。送金手数料の安さだけに注目すると、この「隠れたコスト」に気が付かず、送金で損をしてしまうことも。
PayPalに代わる選択肢として、常にリアルタイムの為替レートを採用しているWiseのような海外送金サービスもあります。Wiseでは、為替手数料は一切かかりません。海外送金する際は、送金手数料だけでなく、各銀行・各プロバイダの為替レートも比較してみるといいですね。
Wiseでどれだけコストが抑えられるのか、海外送金シミュレーションから簡単にみることができますよ。
PayPal(ペイパル)では、商用支払いと個人間送金の2種類の送金方法があります。
商用支払いとは、PayPalを使って商品やサービスなどの代金を支払う場合や、ビジネス目的の送金をする際に利用できます。例えば、海外通販サイトでPayPalを使って決済する場合、この送金は商用支払いとなります。
一方で個人間送金は、友人や家族などにビジネス目的以外で送金する方法です。例えば友達に立て替えてもらった分を送金したり、家族に仕送りしたりする場合が個人間送金にあたります。日本国内・日本円での送金はもちろん、海外送金も可能です。
PayPalの商用支払いでは決済方法としてクレジットカードやデビットカードが利用できますが、個人間送金ではカードは使えないため、必ず銀行口座振替の設定を済ませておきましょう。また、商用支払いの場合は受け取り人(販売者)に若干の決済手数料がかかります。
PayPalの個人間送金を利用して海外送金を行いたいと考えている人も多いかもしれません。PayPalの海外送金手数料は499円と、銀行などに比べると大幅に安く、とても魅力的に聞こえます。しかし、海外送金にかかる本当のコストを見極めるには、為替レートと為替手数料に気を付ける必要があります。
為替手数料は、送金に伴い通貨の両替が伴う場合(日本円→米ドルなど)に発生する手数料のことです。PayPalでは、送金する側が負担する場合は4%、受取人が負担する場合は3%の為替手数料(通貨換算手数料)がかかります。
つまり、日本円からアメリカドルに1,000ドル分を送金したい場合、1,000ドルの4%、40ドル(約6,307円)が為替手数料となります(※)。1,000ドルを送るために、実際には1,040ドル分の日本円が必要になるということです。
「え、そんなに高いの?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。送金金額が高額になればなるほど、為替手数料は重要になってきます。Wiseならば、為替手数料のことを全く心配せずに、実際の為替レートで送金ができます。
※2024年6月17日時点。
送金にかかるコストを最小限に抑えたい人、また隠れたコストの心配なく明確な送金をした人にはWiseの利用を検討してみてもいいかもしれません。
Wiseは、リアルタイムの為替レートを採用しているため、為替手数料が発生しません。
「その分送金手数料が高いんじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、アメリカの受取人が1,000ドルを受け取るように送金する場合の送金手数料は、1,211円と、送金額の1%以下に抑えることができます。これは銀行やPayPalを利用した送金に比べるとかなりリーズナブルな価格です。
Wiseの利用者数は1,000万人を超え、毎月の送金額は100億ポンド(約2兆40億円)を上回ります。関東財務局へ資金移動業者として登録しており、安全に海外送金することができます。
気になった方は、ぜひWiseの送金シミュレーションで、どれだけ節約できるのか確認してみましょう。また、銀行や海外送金プロバイダ他社との比較もできます。
PayPalの個人間の海外送金の仕組みについて詳しく見ていきましょう。
PayPalで個人間送金を行うには、銀行口座をPayPalにリンクさせる必要があります。この口座振替設定が完了すると、登録した口座から必要な金額をPayPal口座に入金することができます。
PayPalの海外送金は、自分のPayPal口座残高から、相手のPayPal口座にお金が振り込まれる仕組みになっています。相手はPayPal口座から、銀行口座にお金を引き出すことが可能です。つまり、
送金人の銀行口座→送金人のPayPal口座→受取人のPayPal口座→受取人の銀行口座
という仕組みでお金が動いているのです。
ここで注意したいのが、PayPalの海外送金が銀行口座を利用した送金であるということ。言い換えれば、個人間送金にクレジットカードやデビットカードを利用することはできません。
誤ってカードを使った場合、送金は「商用支払い」として扱われ、相手側に決済手数料がかかってしまいます。このようなトラブルを防止するには、必ず事前に銀行口座の登録を確認しておきましょう。
以下の表は、PayPalでの海外送金にかかる様々な手数料の一覧です。
手数料の種類 | 金額 |
---|---|
海外送金手数料 | 499円 |
通貨換算手数料(為替手数料) | 送金人が負担する場合:4% 受取人が負担する場合:3% |
銀行への引き出し手数料 | 5万円以上:無料 5万円未満:250円 |
ではPayPalで海外送金をするには、具体的にどうすればいいのでしょうか。手順を見ていきましょう。
PayPalで送金を行うには、事前に銀行口座情報を入力する必要があります。クレジットカードやデビットカードは利用できないので、すでにカードの情報を登録している場合でも、銀行口座を登録する必要があります。
口座振替設定が完了すると、PayPalの画面に戻ります。口座振替設定をしてから、決済画面に反映されるまで約5分程度かかる場合があります。
※登録可能な銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行に限ります。
PayPalでは全てがスムーズにいけば、送金者が送金手続きを完了させた後、即時に相手はお金を受け取ることができます。ただし、利用する銀行によっては数営業日程度かかる場合もあるようです。
PayPal口座に振り込まれたお金を銀行口座に引き出したい場合、即時振替を選択すれば数分(最長30分)で自分の銀行口座に入金されますが、通常振替の場合は3~6営業日ほどかかるので注意が必要です。
海外送金にかかる日数についてより詳しく知りたい方はこちら。
PayPalで1度に送金または受け取ることのできる金額は100万円までとなっています。これは海外送金の場合も同じで、1回の海外送金の上限は100万円です。
ただし、10万円以上の送金の受け取りには本人確認が必須となります。そのため、10万円以上の送金をする予定がある場合は、相手が本人確認を完了させていることを確認してから送金しましょう。
PayPalでの送金に関して分からないことがあれば、以下に問い合わせましょう。
アカウントを持っている場合は、登録してある電話番号からかけるか、ログイン後に一時お問い合わせ用番号を入手してからかけるとスムーズです。
以上、PayPalを利用した海外送金方法について見てきました。
PayPalでは個人間送金機能を利用して手軽に海外送金ができますが、為替手数料なども考慮に入れると、PayPalでの送金はコストがかかりお得であるとは言えません。
分かりやすい手数料体系で安く海外送金したい人は、ぜひWiseの利用を検討してみましょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
みずほ銀行やゆうちょなど大手銀行の100万円以上の送金にかかる振込手数料を一挙にまとめてご紹介します。
アユタヤ銀行の海外送金の手数料はいくら?タイのアユタヤ銀行から日本へ送金、そして日本からアユタヤ銀行へ海外送金する方法を解説。クルンシィアプリを使って簡単に海外送金できます。
愛媛銀行の振込手数料や振込方法、さらに海外送金に関する情報を解説します。Wiseを使ったお得な送金方法も紹介。
愛知銀行の振込手数料と振込方法を詳しく解説。窓口、ATM、インターネットバンキングの手数料比較や、振込にかかる時間、海外送金の注意点まで。さらに、Wiseを使った安価な海外送金の選択肢も紹介。
ローソン銀行で振込する方法は?ローソン銀行ATMやローソン銀行ダイレクトで振込する際の手数料や利用可能時間、反映時間などを解説。振込の手順だけでなく、海外送金をしたい場合についても見ていきます。
熊本銀行の振込手数料や方法をわかりやすく解説。ATMやネットバンキングの比較や、振込にかかる時間、限度額など。