PayPalでの本人確認方法や必要書類、時間などを解説

Yuyuki Tanno

PayPal(ペイパル)は、海外送金やオンラインショッピングの支払いなどが行えるキャッシュレス決済サービスです。無料でアカウントを持つことができ、相手に自分の決済情報を伝えることなく支払いができるため、世界中で多くの人に利用されています。

そんなPayPalでは、一部の機能を利用するためは本人確認手続きを行う必要があります。この記事では、ペイパルの本人確認手続きについて、どんな時に必要になるのかや必要書類、そしてかかる時間など気になる疑問に答えています。

また、簡単な本人確認方法で海外送金サービスなどを利用できるWiseについても紹介。Wiseでは、実際の為替レート格安の手数料で海外送金ができたり、お得に外貨決済ができるデビットカードが利用できたりと、国境を超えたお金のやり取りに便利です。

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目次🔖
  • PayPal(ペイパル)で本人確認は必要?
  • PayPalで必要な本人確認書類
  • PayPalでの本人確認の手順
  • 簡単な本人確認で、お得に海外送金ができる:Wise
  • PayPalでの本人確認に関するよくある質問
  • まとめ
  • PayPal(ペイパル)で本人確認は必要?

    PayPalの利用には基本的に本人確認は必要ありませんが、一部機能の利用には本人確認書類の提出が求められます。

    PayPalでは、

    をする場合に本人確認が必須となります。¹また、

    • 銀行口座からの海外への送金
    • 海外のオンラインショップでの支払い
    • 海外送金の受け取り

    には、マイナンバーの提出が必要です。²

    PayPalで本人確認が必要になるタイミング

    PayPalの本人確認は、アカウントのマイページまたはアプリから任意で好きな時に行うことができます。また、新規に口座振替用の銀行口座を登録する際にも本人確認が求められます。³

    他にも、PayPalが本人確認が必要であると判断した場合はメールで連絡が行くこともあるので、メール内のリンクから本人確認手続きに進むこともできます。

    PayPalで必要な本人確認書類

    PayPalで本人確認手続きを行うには、所定の身分証明書類の写真をアップロードする必要があります。PayPalの本人確認書類は、氏名、生年月日、現住所が確認できるものである必要があります。

    以下【A】の書類から2点、あるいは【A】から1点+【B】から1点の計2点のいずれかを用意しましょう。⁴

    なお、場合によっては異なる書類が必要になる可能性もあるので、手順に従って本人確認を進めてみて下さい。

    AB
    運転免許証 パスポート(日本国籍の人のみ) 住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード(通知カードは不可) 健康保険証 各種年金手帳 各種福祉手帳 在留カード(外国籍の人のみ)電気代の領収書(※) 都市ガス代の領収書(※) 水道代の領収書(※) 固定電話代の領収書(※) ※本人名義のみ。請求書は不可。社会保険料の領収書、国税・地方税の領収書、納税証明書も受付可能。

    PayPalでの本人確認の手順

    では、本人確認のやり方を見ていきましょう。PayPalでは、本人確認を完了させることを「アカウントをアップグレード」すると呼んでいます。これが少し分かりにくいと感じる人もいるかもしれません。¹

    1. PayPalのマイページにログインする

      または、ペイパルのアプリを開きましょう。

    2. 設定アイコンから「ビジネスアカウントへのアップグレード」を選択

      または、ベルのマークの通知アイコンから「本人確認手続きをする」を選択することもできます。

    3. アップグレードの種類を選択

      ここで、「①ビジネスアカウントを作成する」あるいは「②アカウントのアップグレード」のいずれかを選択する画面が出てきます。今後ビジネス目的でPayPalを使いたい場合は①を、個人で利用するだけの場合は②を選びましょう。

    4. 画面の指示に従い続行

      本人確認が必要な理由や本人確認をすることで利用できるようになる機能、また必要書類などの情報が表示されるので、内容を確認したら「続行」をクリックしましょう。

    5. 個人情報の入力と確認

      氏名、生年月日、職業、現住所、PayPalの利用目的などの個人情報を入力し、本人確認書類と完全に一致しているかどうか確認しましょう。

    6. 本人確認書類をアップロード

      ここからの手続きはPayPalのパートナーサイトによって行われます。提出可能な本人確認書類一覧の中から該当のものを選択したら、書類の写真3枚(表面、裏面、厚み)を撮影・アップロードします。次に、自分の顔写真(セルフィー)を撮影してアップロードします。全て完了したら「完了」ボタンを押して、PayPalのページに戻りましょう。⁵

    7. PayPalから郵送で暗証番号が届く

      書類提出後、PayPalによって書類の確認が行われます。確認が完了すると、本人確認書類に記載された住所あてに転送不要書留郵便で5桁の暗証番号が届きます。⁶

    8. マイアカウントにログインし、暗証番号を入力

      暗証番号を受け取ったら、マイアカウントにログインし、その番号を入力しましょう。正しい暗証番号を入力して初めて、本人確認手続きは完了となります。

    このように、PayPalの本人確認手続きは書類の提出だけでは完了せず、その後郵送にて暗証番号を受け取る必要があります。そのため、手続完了までに2〜4週間程度かかると言われています。ペイパルの本人確認手続きは時間に余裕を持って行いましょう。⁶

    簡単な本人確認で、お得に海外送金ができる:Wise

    PayPalの海外送金手数料は499円と魅力的ですが、為替レートに含まれる為替手数料が3%もしくは4%と高額であるため、意外にもコストがかかってしまいます⁷。

    そこで、よりお得に海外送金をする方法をお探しなら、Wise(ワイズ)がおすすめです。Wiseなら、実際の為替レート格安の手数料で送金可能。手数料は送金前にシミュレーションで確認をすることができます。

    Wiseで海外送金をするにも本人確認手続きは必要です。しかし、Wiseの本人確認は、書類と顔写真のアップロードのみで完了します。そのため、確認完了までにかかる時間が通常2〜3営業日とPayPalよりも短くなっているので、「できるだけ早く送金したい」という人にもおすすめかもしれません。また、Wiseでは非居住者である場合、マイナンバーの登録は必要がありません。

    Wiseでは他にも、約50もの通貨を保有・管理できるマルチカレンシー口座や、外貨決済にお得なWiseデビットカードなどの機能も利用できます。PayPalに代わる選択肢としてWiseを検討してみても良いですね。

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    PayPalでの本人確認に関するよくある質問

    最後に、PayPal(ペイパル)の本人確認についてよくある質問をまとめました。

    Q1. PayPalで本人確認できない場合は?

    「PayPal(ペイパル)でなぜか本人確認ができない」という場合は、まずは以下の点を確認してみましょう。

    • 書類は有効期限内であるか
    • 書類の表記がPayPalに登録した個人情報と一致しているか
    • 書類の内容がはっきりと読み取れる写真であるか
    • パスポートは所持人記入欄があり、住所が記入されているか(2020年2月4日以降に申請された所持人記入欄のないパスポートは提出できない)
    • PayPalからのメールを見逃していないか
    • PayPalから送付された暗証番号の書かれた郵便を見逃していないか
    • 郵送で届いた暗証番号を入力し忘れていないか

    これらを確認しても本人確認手続きができない場合は、PayPalのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。問い合わせはログイン後、マイページから行うのがスムーズです。

    Q2. PayPalでの本人確認にかかる時間は?

    PayPal(ペイパル)の本人確認手続きには、通常2週間〜4週間程度かかります⁶。

    ユーザーが書類を提出した後、PayPal側で書類の確認が行われます。これは通常数時間以内に完了しますが、場合によっては10日程度かかることもあるようです。そこから、登録の住所あてに暗証番号が記載された郵便が発送されます。ユーザーがこれを受け取り、PayPalのマイページにて暗証番号を入力することで、ようやく本人確認手続きが完了します。このような手続きが必要になるため、PayPalの本人確認は異j感に余裕を持って行うのが重要です。

    Q3. PayPalの本人確認にマイナンバーカードは必要?

    PayPalでは、マイナンバーカード以外の書類で本人確認を完了させることもできます。ただし、

    • 銀行口座からの海外への送金
    • 海外のオンラインショップでの支払い
    • 海外送金の受け取り

    を行うには、必ずマイナンバーの届け出が必要です。

    Q4. PayPalの本人確認はやり直しができる?

    PayPalでは、何らかの理由で本人確認がうまく行かなかった場合に、再度書類の提出を求めるメールが届くことがあります。このような連絡を受けたらその内容を確認し、改めて本人確認手続きを行いましょう。

    また、ペイパルに登録されている住所や氏名を変更する場合には、変更したことが確認できる書類の提出が求められる場合もあります。

    まとめ

    ここまで、PayPal(ペイパル)の本人確認手続きについて見てきました。PayPalで本人確認が必要になるタイミング、受付可能な身分証明書類のタイプ、本人確認の手順などがご理解いただけたなら幸いです。

    PayPalの本人確認手続きは必要となる書類が多く、また手続完了までにかかる時間も長いため注意が必要です。特に、PayPalで10万円を超える送金を受け取る予定がある人は、本人確認を事前に完了させておくと、良いかもしれません。

    また、より手軽に本人確認ができる海外送金サービスをお探しなら、Wise(ワイズ)がおすすめです。2〜3営業日程度で本人確認を完了させたら、実際の為替レート格安の手数料で海外送金ができるようになります。よりお得に海外送金をしたい場合は、利用を検討してみて下さい。

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    ソース

    1. PayPal: 個人の本人確認の手続きと提出書類|サポート|決済サービスならPayPal(ペイパル)
    2. PayPal:【重要なお知らせ】 海外送金等に伴うPayPalユーザー規約の改訂
    3. PayPal:銀行口座の登録方法(個人)
    4. PayPal:犯罪による収益移転防止法の改正に伴う本人確認手続きの変更について
    5. TRUSTDOCK身分証・セルフィー撮影ガイド
    6. サポート-PayPal(ペイパル): 本人確認手続きにかかる期間
    7. PayPalかんたん&おトクな海外送金。

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
    2023年11月21日 6分で読めます

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