SBI新生銀行の外貨両替方法は?具体的な手順と手数料、ステージランクについても解説!
SBI新生銀行の外貨両替方法を徹底解説!オンラインや外貨宅配、店頭での両替方法、手数料や顧客ステージによる優遇内容まで詳しく紹介します。お得に外貨を両替するためのポイントもご確認ください。
住信SBIネット銀行を通じて、手軽に日本円を外貨に両替できます。さらにSBI証券との連携で、手数料を抑えることが可能です。とはいえ、実際に外貨両替を考えていても、以下の疑問を感じていませんか?
そこで本記事では、住信SBIネット銀行を利用して外貨両替を行う具体的な方法や、気になる手数料、取引限度額などを詳しく解説します。初心者の方でも安心して始められる手順をステップごとに紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次🔖 |
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住信SBIネット銀行では、外貨両替において複数の通貨とサービスを提供しています。
住信SBIネット銀行で両替可能な主な通貨は以下の通りです。
これらの通貨は、外貨普通預金口座を通じて取引が行われます。特に、米ドルやユーロなどの主要通貨は、為替レートが安定しているため、多くの顧客に利用されています。
住信SBIネット銀行では、以下のサービス・メリットが存在します。
住信SBIネット銀行は、外貨両替において為替手数料が低コストです。例えば、米ドルとの取引では6銭、ユーロでは14銭と、低めに設定されています。1
通貨 | 円との取引手数料 | 米ドルとの取引手数料 |
---|---|---|
米ドル | 6銭 | - |
ユーロ | 14銭 | 1ユーロあたり 0.0020米ドル |
英ポンド | 24銭 | 1英ポンドあたり 0.0050米ドル |
豪ドル | 24銭 | 1豪ドルあたり 0.0050米ドル |
NZドル | 24銭 | 1NZドルあたり 0.0050米ドル |
カナダドル | 24銭 | 1米ドルあたり 0.0050カナダドル |
スイスフラン | 24銭 | 1米ドルあたり 0.0050スイスフラン |
香港ドル | 5銭 | 1米ドルあたり 0.0050香港ドル |
南アフリカランド | 19銭 | - |
※住信SBIネット銀行(2022年7月25日時点)
また、住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させることで、更に手数料を抑えることができます。具体的には、「米ドル/円 6銭(片道)」の低コストな外貨預金を米国株取引で利用可能で、外貨建口座との入出金手数料も無料になります。2
海外の金融機関からの送金や、国内の金融機関からの外貨建て送金を受け取ることができるサービスも提供されています。このサービスでは、顧客の代表口座の外貨普通預金で受け取ることができ、特定の条件を満たすと受取手数料が無料になる場合もあります。16
※「特定の条件」とは、1回あたりの入金額が5万通貨以上であること(香港ドル・南アランドの場合は50万通貨以上)。また、こちらは外貨を受け取る場合のみで、日本円の受け取りであれば「2,500円」の手数料が発生します。
住信SBIネット銀行では、「外貨預金 住信SBIネット銀行」という急騰・急落を通知するスマートフォンアプリや、現在の損益を簡単に確認できる外貨損益チェッカーなど、便利なツールも提供しています。これにより、リアルタイムで市場動向を把握しやすくなります。
住信SBIネット銀行における主要取引通貨の為替レートを、表にまとめておきます。
通貨 | 売却レート | 購入レート |
---|---|---|
USD/JPY | 149.09円 | 149.21円 |
EUR/JPY | 162.47円 | 162.75円 |
GBP/JPY | 194.68円 | 195.16円 |
AUD/JPY | 99.84円 | 100.32円 |
住信SBIネット銀行での外貨両替にかかる手数料は、銀行が提示する為替レートに含まれています。これは、銀行のレートが市場のミッドマーケットレート(純粋な中間レート)に対して高めに設定されることで、実質的に手数料として機能しているということです。
では実際に、100USDと100EURをJPYに両替する際の手数料を確認してみましょう。ミッドマーケットレートとの差額を確認し、実際にどれだけのコストがかかっているかを比較しています。
【外貨両替時の手数料例】
両替内容 | 住信SBIネット銀行のコスト | ミッドマーケットレートとの差額 |
---|---|---|
JPY→100USD | 15,304円 | 7円 |
JPY→100EUR | 16,592円 | 18円 |
このように、住信SBIネット銀行は為替レートに手数料が組み込まれており、ミッドマーケットレートと比較すると、わずかな差額が発生します。この差額がユーザーが負担する実質的な手数料となります。
住信SBIネット銀行では、外貨両替に関する限度額が取引の種類や通貨によって異なります。以下の表に、取引ごとの限度額をまとめました。
取引種類 | 限度額 |
---|---|
対円取引の限度額 | 1取引あたり5,000万円相当まで |
対米ドル取引の限度額 | 1取引あたり500,000米ドル相当まで |
外貨振替の限度額 | 上限なし(同一通貨間での振替に限る) |
住信SBIネット銀行で外貨両替を行うには、口座に外貨へ両替するための日本円が必要になります。
外貨両替の基本的な流れは、以下の通りです。
具体的な手順を知りたい場合は、以下の記事も合わせてご参考ください。
参考:住信SBIネット銀行の口座開設方法とは?お得なキャンペーンもご紹介
口座開設後、日本円を入金する方法は以下の通りです。
入金手数料は、以下をご参照ください。
手数料項目 | 内容 |
---|---|
【振込手数料(個人)】 | |
三井住友信託銀行 → 住信SBIネット銀行 | 0円 |
住信SBIネット銀行 → 住信SBIネット銀行 | 0円 |
他の口座 → 住信SBIネット銀行 | 「スマプロランク」に応じて無料回数が決まります。無料回数以降は、77円(税込) |
【ATM手数料】 | |
お預入れ | 「スマプロランク」に応じて無料回数が決まる。無料回数以降は1回110円(税込) |
※「スマプロランク」とは、月ごとの商品・サービスの利用状況により適用される4段階のスマートプログラムランクのことで、手数料の無料回数は以下の通り。
ランク | ATM入出金無料回数 | 振込手数料無料回数(他の金融機関あて) |
---|---|---|
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ここまでの手順で住信SBIネット銀行の口座開設から日本円の入金まで完了し、外貨両替プロセスへ進めます。
住信SBIネット銀行における外貨両替の具体的な手順は、以下の通りです。
まず、住信SBIネット銀行のウェブサイト、またはスマートフォンアプリにアクセスします。ユーザーネームとパスワードを入力してログインします。セキュリティを強化するために、スマート認証NEOを利用した二段階認証が必要です。スマートフォンでアプリを起動し、承認番号を確認して生体認証またはPINコードで認証を行います。
次に、両替したい通貨と金額を選択します。住信SBIネット銀行では、米ドル、ユーロ、豪ドルなど多くの通貨に対応しており、最小取引単位は通貨によって異なります。
両替を行う前に、リアルタイムの為替レートを確認します。レートは外国為替市場が開いている時間帯にリアルタイムで更新されます。スプレッドや手数料も事前に確認し、取引画面で最新の情報を確認できます。9 10
両替が完了したら、取引内容を確認しましょう。外貨預金口座に反映されるまで数分かかることがあります。取引内容は「残高照会」や「入出金明細」で確認できます。もし、取引に問題があれば「お客さまサポート」に問い合わせることが可能です。
外貨両替時に注意すべきことは、以下の通りです。
住信SBIネット銀行では、比較的低いレートが設定されています。しかし、市場の状況に応じて変動することがあるため、取引前に最新の手数料を確認することが重要です。
外貨両替の際、為替相場は常に変動しており、見積もり以上の金額が必要になることがあります。このとき日本円の残高が不足していると、発注した取引が成立しないことがあります。そのため、事前に十分な資金を準備しておくことが大切です。12
口座名義の一致にも注意が必要です。住信SBIネット銀行とSBI証券の口座名義が異なる場合、入金処理ができません。名義が違う場合は、「外貨即時決済サービス」を申し込む前に名義変更の手続きを済ませておく必要があります。14
一時的な外貨両替だけでなく、資産形成などの目的も踏まえているのであれば、外貨普通預金と外貨積立の活用についても考慮することが大切です。外貨普通預金では通常、手数料がかかりますが、外貨積立を併用することでスマプロランクがアップしやすくなります。その結果、ATMや振込手数料が無料になるため、コストを抑えながら外貨を保有することができます。13+18
これらの点を踏まえ、住信SBIネット銀行で外貨両替を行う際には、事前に十分な準備と情報収集を行うことが重要です。
住信SBIネット銀行の外貨両替サービスは、低コストの為替手数料とリアルタイムレートでの取引という大きなメリットがあります。特に、SBI証券と連携させることで、さらに手数料を抑えられる点は魅力的と言えるでしょう。
外貨両替を始めるには、まず口座開設が必要です。スマートフォンを使った簡単な本人確認で、最短即日から3営業日程度で口座が開設できます。日本円の入金方法は、他の口座からの振込やATMでの入金が可能です。
ただし、外貨両替時には注意点もあります。為替手数料や為替レートの変動に注意し、十分な資金を準備しておくことが重要です。また、口座名義の一致にも気をつける必要があります。
一方で、頻繁な海外送金や多通貨取引が必要な場合は、「Wise」のようなサービスも有効的な選択肢となります。Wiseは住信SBIネット銀行と同様に低コストでの外貨両替や国際送金が可能で、「世界中のほとんどの国や通貨」に対応している点が大きな強みです。
また、透明性の高い手数料体系とミッドマーケットレート(市場に近い為替レート)であることから、海外に家族や友人がいる人、海外で生活する人、国際取引を行うフリーランスの方々には、特におすすめです。
実際、Wiseの口座とWiseのデビットカードがあれば、ユーザーは旅行中に現地通貨に両替して使ったり引き出したりできるため、利便性の観点からもメリットがあります。
参考:【公式】Wiseのデビットカードの使い方やメリットを徹底解説!実際に社員がイギリスで使用
結局のところ、どのサービスを選択するかは個人のニーズや利用目的によって異なります。住信SBIネット銀行は日本の銀行サービスとしての信頼性が高く、外貨預金や証券口座を使った運用に適しています。一方、Wiseは国際送金や多通貨利用に強みがあります。自身の状況に合わせて慎重に比較検討し、最適な外貨取引の方法を選ぶことが大切です。
ソース*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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