りそな銀行の外貨両替のやり方と手数料はどれくらい?具体的な手順も
りそな銀行とトラベレックスによる外貨両替の具体的な手順や手数料を詳しく解説。店舗での両替や外貨宅配サービス、ATMでの外貨預金振替の方法、それぞれのメリット・デメリットも紹介します。
海外旅行や留学、出張などで海外に行く予定のある人なら、必ず気になるのが外貨両替。
「お得に両替したいけど、やり方がわからない!」「外貨両替ってどこがいいの?」などと、悩んでいる人も多いと思います。
そんな人のために、この記事では、主な外貨両替方法の手数料を比較。さらに取扱通貨や実際の外貨両替のやり方まで徹底解説。
海外旅行や留学などで、外貨両替の予定がある人は必見です!
目次🔖 |
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外貨両替とは、日本円の現金を海外の通貨に交換することを指します。
日本で流通している日本円は、海外で決済に使うことができません。そのため、海外に行く際には、必ず日本円を現地の通貨に交換する外貨両替を行う必要があります。
日本国内で外貨両替を取り扱っている場所はたくさんあります。以下では、それぞれの外貨両替手段とその手数料、取扱通貨、両替方法などをまとめました。
【注意】郵便局での外貨両替の取り扱いは終了しました。
方法 | 手数料 | 取扱通貨/利用できる国 | 現金両替もしくはカード |
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Wiseカード | ◎ | 世界175カ国以上 | カード |
銀行 (SMBC信託銀行など) | △ | 2〜21通貨¹⁻² | 現金 |
金券ショップ(大黒屋など) | ○ | 12通貨³ | 現金 |
外貨宅配(トラベレックスなど) | △ | 約30通貨⁴ | 現金 |
空港(成田空港の場合) | ✕ | 34通貨⁵ | 現金 |
クレジットカード(楽天カードなど) | ○ | 国際ブランドの加盟店で決済可能 | カード |
このように、外貨両替は利用する方法によって両替レートや取扱通貨などが異なることがわかります。自分のニーズに合わせて最適な方法を選びましょう。
以下では、それぞれについてより詳しく見ていきます。
海外に行く予定のある人は、外貨両替のタイミングで悩んでいるかもしれません。
前もって外貨を準備しておきたい場合、また言語の不安なく安心・安全に両替したい場合は、海外出発前に日本で両替しておくのが賢明です。
対して、両替レートが気になる人は、海外現地で両替したほうがレートがお得な場合があります。
旅行に現金を大量に持っていくのが不安だったり、現地での決済は主にカードで済ませて現金は最小限に抑えたい人は、クレジットカードやデビットカードを持参し、必要に応じて海外現地のATMから現金を引き出すという選択肢もあります。
海外でも決済に使えて便利なクレジットカードやデビットカード。どのカードを使っても同じだと思っていませんか?
日本円のカードを海外で使用すると、円から外貨に両替される際に「海外事務手数料」が発生します。つまり、海外でカードを使うと手数料が発生してしまうのです。
この海外利用にまつわる手数料を節約し、お得に旅行や留学を楽しみたいなら、外貨利用に特化したWiseのデビットカードがおすすめです。
Wiseでは、約50通貨を1枚のカードで管理できます。そのため、外貨のまま手数料無料で決済、または日本円から両替する場合でも、格安の両替手数料のみでお得に利用可能です。
Wiseのデビットカードでは、日本円から外貨に両替して支払う場合、若干の両替手数料がかかります。しかし、この両替手数料は、日本の一般的なカードに比べて格安といえるでしょう。
また、Wiseカードは常に実際の為替レートで両替できます。日本の銀行の多くのカードでは、カードの国際ブランドによって手数料の上乗せされた為替レートが適用されますが、Wiseカードならその心配はありません。
例えば、アメリカで10万円分の買い物をするとします。Wiseカードを使えば、2023年2月8日時点で757ドル分の米ドルを使うことができます。かかる手数料はたったの705円(0.71%)。
一般的なカードの手数料が1.6%〜3.08%程度であるのを考えると、これはお得ですね。
さらに、Wiseカードは年会費無料。ただし、カードの発行手数料が一回限りで1200円かかることに注意しましょう。
外貨両替の手段としてWiseのデビットカードを使うと、お得に外貨の支払いができることがわかりました。
Wiseカードの利用には、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
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このように、Wiseのデビットカードを使えば、よりお得に外貨両替をできるかもしれません。
Wiseカードの使い方は次の通りで簡単です。
Wiseの使い方を参考に、会員登録をする
ウェブまたはアプリにログイン後、「カード」ページからデビットカードをオーダーする
※通常2週間以内に受け取れます。
カードを有効化する
新しくカード作成した場合、利用前にカードを有効化する必要があります。有効化の方法は、こちらで確認してみてください。
Wiseアカウントに資金をチャージする
カードで決済するために。デビットカードか銀行振込で資金の入金ができます。
より詳しく知りたい人は、こちらも併せて読んでみてください。
外貨両替といえば銀行、と考えている人も少なくないかもしれません。銀行には安心感があり、また新札をもらえるなどメリットがあります。
しかし、銀行の両替レートは両替所や金券ショップなどに比べると高めであることがほとんど。また、最近では多くの銀行が外貨両替の取り扱いを停止しているため、銀行のホームページなどで事前に詳細を確認しておくことが重要です。
ここでは、SMBC信託銀行で円からドルに外貨両替をした場合を見ていきます。SMBC信託銀行では、支店窓口または外貨自動両替機で両替が可能です。
SMBC信託銀行の為替手数料は、1ドルあたり1円⁶と定められています。つまり、実際の為替レートに1円が上乗せされるということ。仲値が1ドル=131.38円のとき、銀行のレートは1ドル=132.38円になります(2023年2月7日現在)。
また、SMBC信託銀行信託銀行では、外貨の現金取扱手数料として1ドルあたり2円(口座がある場合)または3円(口座を持っていない場合)⁶がかかります。プレスティアゴールドの会員の場合は無料です。
このレートで計算すると、口座を持っていない人がSMBC信託銀行で10万円を両替してもらえる金額は738.66ドルです
銀行で外貨両替するメリットとデメリットは次の通り。
メリット | デメリット |
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大黒屋に代表される金券ショップの中には、外貨両替を取り扱っている場所もあります。
金券ショップは土日も開店していることが多く、便利に両替可能。さらにレートも有利であることが多く、お得に両替したい人におすすめです。
2023年2月7日現在、大黒屋の両替レートは1ドル=133.45円³となっています。1ドルあたり約2円の為替手数料がかかっていることになりますね。
10万円を元手に大黒屋で両替すると、749.34ドルを手にすることができます。銀行よりも10ドル以上節約できる計算です。
金券ショップで両替するメリットとデメリットには次のものがあります。
メリット | デメリット |
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オンラインで申し込みできて、自宅で外貨を受け取ることのできる利便性の高い両替方法が外貨宅配です。ただし、金券ショップと比べるとレートの良さは劣ります。
2023年2月7日現在、外貨宅配両替のトラベレックスのレートは、1ドル=135.81円⁷となっています。これは1ドルあたり4円近くもの手数料がかかっている計算です。
トラベレックスで10万円を両替すると、手にできる金額は736.32ドルとなります。
また、注文金額が10万円未満の場合は、1,000円の送料⁸がかかる点に注意が必要です。
外貨宅配を利用する前には、次のメリットとデメリットを覚えておきましょう。
メリット | デメリット |
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空港の両替所は、海外出発直前に両替できるのが便利。しかし、事前に両替しておく場合と比べてレートが割高なことが多いので気をつけましょう。
2023年2月7日現在、成田空港のGPAの両替所におけるレートは、1ドル=135.28円⁹となっています。これは1ドルあたり4円程度の為替手数料がかかっている計算です。
10万円を両替すると、739.20ドルを手にすることができます。
成田空港内であっても両替所ごとにレートが異なるので気をつけましょう。
空港で両替するメリットとデメリットは次の通り。
メリット | デメリット |
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現金を両替するのではなく、クレジットカードで決済を済ませようと考えている人も多いかもしれません。日本のクレジットカードを海外で使うと、海外事務手数料と呼ばれる手数料がかかります。
カードによっては海外事務手数料が両替よりもお得になる場合もあります。またクレジットカードには海外旅行保険やポイント還元制度などが付帯していることも多く、海外で便利に利用できると言えるでしょう。
しかし、カードが使えない場合に備えて、ある程度の現金は用意しておくと良いですね。または、カードを使って海外ATMで現金を引き出すことも可能です。ただしその場合はATM利用手数料にも注意しましょう。
ここでは、楽天カードで外貨両替をした場合を見ていきます。楽天カードでは、国際ブランドによって以下の海外事務手数料がかかります¹⁰。
Visaブランドの楽天カードを使って10万円分の買い物をした場合、実質使うことのできる金額は772.85ドルになります¹¹。
クレジットカードで外貨決済を行う際にもメリットとデメリットがあることを忘れてはいけません。
メリット | デメリット |
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この記事では、お得に外貨両替をする方法を見てきました。
外貨両替する際には、外貨両替レートや両替手数料などを比較することが大事です。銀行やカードなどたくさんの方法がありますが、最もお得に海外でお金を使いたいなら、主な支払はカードで済ませ、現金は最低限のみ持っておくのが良いかもしれませんね。
さらに、Wiseのデビットカードのように、海外利用に特化したカードを検討してみてもいいでしょう。
様々な選択肢を比較・検討した上で、皆さんにとってベストな方法が見つかればいいですね。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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