海外で使えるおすすめデビットカード9選：手数料の注意点も

デビットカードは海外で主流になっている決済方法です。

このデビットカードを使えば現金を持ち歩く必要がなく、またクレジットカードとは違って使いすぎの心配も無いため、海外旅行や留学などにもおすすめだでしょう。

この記事では、海外旅行や、留学、海外赴任の際にぴったりのデビットカードを9つ厳選してご紹介。海外でデビットカードを使う際の手数料などを徹底比較しています。

目次🔖
海外で使えるデビットカードとは？ 海外でのデビットカードの使い方 デビットカード海外利用時に注意したいコストは、「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」 海外利用におすすめのデビットカード9選：「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」に注目！ 海外でお得にカードを使うコツ：支払いは必ず〇〇を選ぶ！ 海外で使えるデビットカードに関する質問 まとめ

海外で使えるデビットカードとは？

デビットカードとは、店舗やオンライン上での支払いに使えるカードのこと。使ったお金は即時に資金源となる口座から引き落とされるので、クレジットカードとは違って「お金を借りる」ことにはなりません。使いすぎの心配がないため、学生でも審査なく発行することができます。

デビットカードには、クレジットカードと同じようにVISA、Mastercard、JCBなどの国際ブランドが付きます。それらのブランドのクレジットカードが使えるところなら、デビットカードも同じ感覚で支払いに使うことができます。

また、日本で独自に発行されているJ-Debitというタイプのデビットカードもあります。J-Debitは銀行のキャッシュカードをそのままデビットカードとして使えるサービスで、日本全国45万箇所以上の加盟店で支払いに使うことができます。¹

Visaデビット、マスターデビット、JCBデビットが海外でも使える！

このうち、VISA、Mastercard、JCBの国際ブランドがついたVISAデビット、マスターデビット、JCBデビットが海外でも利用できます。

それぞれのデビットカードは、その国際ブランドのクレジットカードが使えるお店であれば、どこでも使用できます。特にVISAとMastercardは世界中ほぼどこでも利用可能。対してJCBは、ハワイや台湾、韓国など、日本からの観光客が多い地域では問題なくつかえますが、それ以外の国と地域では使える場所が限られてしまうので注意が必要です。

日本で発行されるデビットカードはVISAブランドのものが多く、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、PayPay銀行などがVISAデビットを発行しています。楽天銀行や住信SBIネット銀行などではMastercardのデビットカードも選択できます。JCBデビットはみずほ銀行、セブン銀行、auじぶん銀行などから発行されています。

海外で使えないデビットカードの機能

VISAやMastercard、JCBなどとは違い、J-Debitは日本独自のシステムなので、海外で使うことはできません。¹ですので、日本でJ-Debitのカードを使っている人は、海外旅行や留学に行く前に国際ブランドのデビットカードを作っておくのが良いでしょう。

また、ETC、ガソリンスタンド、機内販売など、一部の場面ではデビットカードが使えないこともあります。また、デビットカードにはクレジットカードのように海外旅行保険などは付帯していないことにも気をつけましょう。クレジットカードとデビットカードの2枚持ちなどを検討してみても良いですね。

海外でのデビットカードの使い方

海外でデビットカードを使う方法は簡単です。デビットカードは、お店で支払いに利用するか、またはATMから現地通貨を現金で引き出すことができます。

それぞれ使い方を見ていきましょう。

その1: お店でデビットカードを使って決済

お店のレジで支払うときに、店員に「VISA／Mastercard／JCBデビットで」と伝えましょう。その後端末にカードを挿入し、金額を確認したら暗証番号を入力します。承認が完了したらカードを取り出し、決済完了です。場合によっては暗証番号の代わりに署名が求められることもあります。

また、最近ではタッチ決済やモバイル決済（Apple PayやGoogle Payなど）に対応し、カードやスマホを端末にかざすだけで支払いができるデビットカードも増えています。コンタクトレス決済は安全性や利便性が高いため、海外では主流になりつつあります。

その2: 海外でデビットカードを使ってATM引き出し

キャッシュレス化が進んだ海外でも、どうしても現金が必要になる場合はあるでしょう。日本から外貨両替をして現金を持参するのも手ですが、デビットカードを使えばATMからいつでも好きなときに現金を引き出すことができるので便利です。

海外でデビットカードを使ってATMから現金を引き出すには、まず自分の国際ブランド（VISA、MastercardまたはJCB）に対応したATMを探しましょう。ATMにデビットカードを挿入したら、画面の指示に従い引き出す金額を入力します。その後暗証番号を入力して問題なければ、カードと現金を受け取ります。

より詳しい手順は、こちらの記事も参考にしてみてください。

このように、デビットカードは海外でとても便利に利用することができます。しかし、日本のデビットカードを海外で使う際には手数料に気をつけなければいけません。

ここから、デビットカードを海外で使用する際に注意しなければならない手数料についてみていきます。

デビットカード海外利用時に注意したいコストは、「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」

デビットカードを海外で使う際、気を付けたい手数料は2つあります。海外事務手数料と海外ATＭ利用手数料です。

海外事務手数料（外貨取扱手数料）は、カードの通貨（日本円）とは異なる通貨で決済をした際に、カード発行会社が徴収する手数料です。通常、支払金額の1.6%～3.0%程度となっています。

海外ATM手数料は、海外のATMでカードを使って現地通貨を引き出す際にかかります。また、カード会社が定める手数料に加えて、現地のATMが定める手数料が別途かかることもあります。

海外利用におすすめのデビットカード9選：「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」に注目！

デビットカードを海外で利用するには、カードのブランドと、海外手数料に気をつけなければいけないことがわかりました。

では、これらを考慮した上で、海外で利用するのに最もおすすめなデビットカードはどれなのでしょうか？以下では、特に海外事務手数料とATM手数料に着目して、9つのデビットカードを比較しました。

デビットカード名	海外事務手数料（外貨取扱手数料）もしくは両替手数料	海外ATM手数料
Wiseデビットカード	外貨口座から支払いで無料、円から両替で約0.6％〜²	月2回、毎月3万円相当までの引き出しなら無料²
Sony bank wallet	外貨口座から支払いで無料、外貨口座開設済みだが残高がない場合はソニー銀行が定める為替コスト、外貨口座未開設の場合は1.79％³	外貨口座開設済みなら無料、外貨口座未開設の場合は220円／回³
プレスティアGlobal Pass	外貨口座から支払いで無料、円から両替で3.0％⁵	無料⁶
PayPay銀行Visaデビット	3.08％⁷	無料⁸
楽天銀行デビットカード	3.08％¹⁰	無料¹⁰
イオン銀行デビットカード	1.60％¹²	220円¹³
GMOあおぞらネット銀行VISAデビット	3.08％¹⁴	無料¹⁴
住信SBIネット銀行デビットカード	2.50％、米ドルによるショッピングをした際、米ドル決済を指定した場合は年間30回までキャッシュバック¹⁷	無料
三井住友VISAデビット	3.05%²¹	110円²¹

1. Wiseデビットカード

Wiseのデビットカードは、40以上の通貨を管理できるマルチカレンシー口座に結び付けられています。使いたい外貨の残高があれば外貨のまま手数料無料で決済に利用することができます。また、外貨の残高がなくても、日本円などから自動的に両替して決済することができます。この時の両替手数料は約0.6％〜と格安です。

Wiseデビットカードが海外利用におすすめな理由はこれだけではありません。ATMから現金を引き出す際も、月2回・3万円相当までの引き出しであれば、ATM手数料が無料です。それ以上の引き出しの場合の手数料は次の通りです。

	1ヵ月あたり3万円未満	1ヵ月あたり3万円以上
月2回までの引き出し	無料	3万円超過分の1.75%
3回目以降の引き出し	70円／回	3万円超過分の1.75%＋70円／回

Wiseでは、アプリから手軽にカードや残高を管理することができます。カードの利用制限の設定やバーチャルカードの発行など、海外利用にぴったりの機能が付いています。

さらにWiseなら格安の海外送金や、対象通貨の現地銀行口座情報を取得して無料で海外送金を受け取るといった、国境を超えて活躍する人に最適な機能が利用できます。

お得に外貨の支払いができ、グローバルな場面で役に立つデビットカードをお探しなら、Wiseデビットカードを検討してみましょう。口座の開設は無料ですが、デビットカードの発行手数料に1200円がかかります。

Wiseデビットカードの詳しい使い方はこちら。

注目ポイント
40以上の通貨を1アカウントで管理 外貨の支払いを外貨のまま、手数料無料で行える 外貨がなくても、格安の両替手数料で決済 月3万円、計2回までの引き出しならATM手数料無料 アプリで簡単にお金を管理 海外送金や現地銀行口座情報取得など他にも便利な機能が

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2. Sony bank wallet

Sony bank wallet（ソニーバンクウォレット）は、ソニー銀行が発行する、海外利用に特化したデビットカードです。円を含む11の通貨（※）を1つの口座で管理でき、Wiseと同じように外貨の残高がある場合は、外貨のまま手数料無料で支払いを行うことができます。³

外貨口座を開設しているものの、残高がなく円で不足分を補う「円からアシスト」機能を利用する場合、ソニー銀行が定める為替コスト（TTS）がかかります。この為替コストはソニー銀行の優遇プログラム Club Sのステージによって変わりますが、最も基本的なステージの場合、100ドルに対して15円の手数料がかかります。³

また、もし外貨口座自体を開設していない場合、海外事務手数料として利用金額の1.79％が手数料としてかかります。この手数料は他のデビットカードに比べると良心的ですが、節約したい場合は海外に行く前に対象の通貨の外貨口座を開設しておくことを忘れないようにしましょう。³

さらに、外貨口座があればATM手数料も無料。しかし外貨口座がないと、220円のATM手数料がかかってしまうので気をつけましょう。ATMからの引き出しは、外貨がない場合、一律で1.79％の事務手数料がかかります。³

※日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ³

さらに、Sony bank walletの特徴は、優遇プログラム Club Sのステージに応じて、国内での利用額0.5％から最大2％がいつでもキャッシュバックされることです。⁴

注目ポイント
11の通貨を1アカウントで管理 外貨の支払いを外貨のまま、手数料無料で行える 海外事務手数料が1.79% 外貨口座がある場合はATM手数料が無料（未開設の場合は220円） 国内利用で最大2％のキャッシュバック

3. プレスティアGlobal Pass

プレスティアGlobal passは、SMBC信託銀行プレスティアが発行する、海外利用に特化したVISAデビットカードです。18の通貨（※）を同時に保有でき、外貨の支払いは外貨のまま無料で行うことができます。対象外貨以外の支払いや、外貨の残高がない場合は、3.0％の海外事務手数料がかかり、円預金から引き落としされます。⁵

ATM利用の際も、ショッピングの時と同じ手数料がかかります（外貨があれば無料、外貨がなければ3.0％）。ATM手数料は無料です。⁶

Global passを利用すると、プレスティアの会員ステータスに応じて、利用額の0.25％から最大で1.5％が毎月現金でキャッシュバックされます。

さらにANAマイレージクラブのGlobal passを申し込めば、キャッシュバックの代わりにANAのマイルを貯めることができます。1万円相当額の利用で1マイルが貯まります。マイルが貯まるデビットカードはなかなかないので、「クレジットカードは持ちたくないけどマイルは貯めたい」という人に最適です。⁵

※日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、中国人民元、南アランド、スウェーデンクローナ、ノルウェークローネ、デンマーククローネ、メキシコペソ、南アランド、トルコリラ⁵

注目ポイント
18の通貨を1アカウントで管理 外貨の支払いを外貨のまま、手数料無料で行える 外貨の残高がない場合は、3.0％の海外事務手数料がかかる ATM手数料はいつでも無料 0.25％〜1.5％のキャッシュバック ANAマイレージクラブカードを申し込めば、1万円相当利用に付き1マイルが貯まる

4. PayPay銀行Visaデビット

PayPay銀行が発行するVISAデビットでは外貨は保有できませんが、国内・海外で利用する際にお得な特典がたくさんついてきます。

PayPay銀行VISAデビットを海外で利用すると、利用額の3.08％が海外事務手数料としてかかります。⁷これはATMから現金を引き出す際も同じです。ATM手数料は無料なので、手数料を気にせず利用ができて嬉しいですね。⁸

さらに、500円相当の利用ごとに1PayPayポイントが貯まるのもお得。PayPayを頻繁に利用する人にとっては特に便利だと言えるでしょう。⁹

注目ポイント
海外事務手数料3.08％ ATM手数料はいつでも無料 500円相当利用ごとにPayPayポイントが1ポイント貯まる

5. 楽天銀行デビットカード

楽天銀行の発行するデビットカードは、VISA、Mastercard、JCBの3ブランドの中から自由に選ぶことができます。海外事務手数料はどのブランドも同じで、利用額の3.08％が手数料としてかかります。¹⁰

海外のATMから現地通貨を引き出す際も同じく3.08％の手数料がかかりますが、ATM手数料が無料なので安心です。

楽天銀行が発行するデビットカードなので、利用に応じて楽天スーパーポイントが貯まります。100円に付き1ポイントが貯まり、1ポイント1円としてすぐに支払いに利用することができます。楽天サービスの併用などでさらにお得にポイントを貯められるので、楽天を利用することが多い人にはおすすめと言えるでしょう。¹¹

注目ポイント
海外事務手数料3.08％ ATM手数料はいつでも無料 100円相当利用ごとに楽天スーパーポイントが1ポイントが貯まる

6. イオン銀行デビットカード

イオン銀行の発行するデビットカードは、海外事務手数料が1.60％とお得。¹²他のカードの約2倍お得に利用できるかもしれません。ただし、カードを発行するにあたってイオン銀行口座を持っていることが必須なので、注意が必要です。

ATMを使って現金を引き出す場合、1回あたり220円のATM手数料がかかることにも注意しましょう。¹³

イオン銀行のデビットカードを利用すると、イオンでの買い物がよりお得になります。お買い物料金が割引になったり、WAONポイントが貯まったりと、イオンを利用することが多い人には特に便利です。

注目ポイント
海外事務手数料が1.60％とお得 海外ATM手数料は220円／回　 イオンでの利用がお得

7. GMOあおぞらネット銀行VISAデビット

GMOあおぞらネット銀行の発行するデビットカードは、VISAブランドのデビットカードです。海外利用時の手数料は3.08％と、多くのデビットカードと同じ設定になっています。ATM手数料は無料なので、現金が必要になったら手数料を気にせずお金を引き出すことができます。¹⁴

GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、利用金額の0.6％〜1.2％が常に現金還元されるので、とてもお得に利用することができます。タッチ決済やモバイル決済にも対応済みです。¹⁵

注目ポイント
海外事務手数料は3.08％ ATM手数料はいつでも無料 0.6％〜1.2％の現金還元

8. 住信SBIネット銀行デビットカード

住信SBIネット銀行が発行するデビットカードは、今までは「ミライノデビット」という名前で呼ばれていました。VISAまたはMastercardのいずれかから選択でき、さらにワンランク上のサービスが受けられるプラチナデビットカードも提供されています。¹⁶

米ドルやその他の通貨に関わらず、海外事務手数料2.5%がかかります。これは、多くのデビットカードに比べてお手頃な設定です。
さらに、米ドルによるショッピングをした際、米ドル決済を指定した場合は年間30回までキャッシュバックが受けられます。¹⁷

海外でのATM利用手数料は無料となっています。

住信SBIネット銀行のデビットカードのポイント還元率は、VISAカードが0.6％（スマホ決済未対応）¹⁸、Mastercardが0.8％¹⁹、プラチナデビットが1％²⁰となっています。

プラチナデビットカードは年会費が11,000円かかりますが、まるでクレジットカードのように国内・海外旅行傷害保険が自動付帯し、さらに空港ラウンジやWi-fiなどがお得に利用できる、海外旅行に便利なサービスが付帯します。「クレジットカードは持ちたくないけど、ワンランク上のサービスは欲しい」人や、海外旅行・出張の機会が多い人は、プラチナカードを検討してみても良いでしょう。

注目ポイント
海外事務手数料2.50％ 米ドルによるショッピングをした際に、米ドル指定をした場合海外事務手数料が年間30回までキャッシュバックされる ATM手数料は無料　 ポイント還元率0.6％〜1.0％ 年会費11,000円でプラチナカード利用可能（海外旅行保険自動付帯、ラウンジ利用特典など）

9. 三井住友VISAデビット

三井住友銀行のVISAデビットカードは、世界中のVISA加盟店で支払いに利用できるタッチ決済対応のデビットカードです。海外で利用する際の事務手数料は、利用額の3.05％となっています。ATMを使う際には、1回あたり110円のATM手数料がかかる点にも注意しましょう。²¹

SMBCのVISAデビットでは、0.5％のポイント還元もしくは0.25％の現金還元が選択できます。貯まったポイントはマイルに交換することも可能です。キャッシュバックを選択した場合、毎月の利用額の0.25％が自動で残高に追加されます。²²

注目ポイント
海外事務手数料3.05％ 海外ATM手数料110円／回 0.5％のポイント還元または0.25％キャッシュバックが選べる

海外でお得にカードを使うコツ：支払いは必ず〇〇を選ぶ！

お得に海外でショッピングを楽しむなら、最適なカードを選ぶ他にもう1つコツがあります。それは、支払いの際に現地通貨での決済を選ぶことです。

海外のお店でカードで支払いを行う時、または現地ATMで現金を取り出す時には、「日本円」または「現地通貨」のいずれかで決済するか選択することができます。

この際に「日本円」を選択すると、その店舗やATMが定める為替レート（DCCレート）で即時に両替が行われます。使ってすぐに日本円での支払額が分かるのは便利ですが、この為替レートはカードの手数料よりも不利であることがほとんどです。

反対に「現地通貨」を選択すると、後日カード会社が決済処理を行う際に日本円に両替されます。このときに使用される為替レートはカード会社が定めるもので、DCCレートよりもお得であることがほとんどです。ただし、請求が来るまで実際の支払額が分からないという欠点もあります。

しかし、例えばWiseカードのように、使った額がすぐに通知されるデビットカードもあります。また、Wiseカードの両替は、カード会社の為替レートではなく、実際の為替レートにWiseの手数料（これもアプリやウェブサイトであらかじめ確認できます）がかかる形なので、手数料がわかりやすいという特徴があります。

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海外で使えるデビットカードに関する質問

最後に、海外でデビットカードを利用するにあたってよくある質問をまとめました。

Q1. デビットカードとクレジットカードの違いは何ですか？

クレジットカードとデビットカードは見た目や使い方がほとんど同じですが、その仕組みには違いがあります。

デビットカードでは利用金額が即時に口座から引き落とされるのに対し、クレジットカードでは毎月の利用分が、翌月の引き落とし日にまとめて引き落とされます。

また、利用可能な金額にも違いがあります。デビットカードは口座にある残高以内でしか利用できませんが、クレジットカードの利用上限は審査の結果などによって決定されます。つまり次の引き落とし日に返済することさえできれば、お金を「借りる」ことによって、預金残高以上の利用もできるのがクレジットカードなのです。

デビットカードは中学生や高校生などでも持つことができ、発行の際に審査がありません。一方でクレジットカードは18歳以上でないと作れず、また発行の際にちゃんと収入があるかなどの審査も行われます。

クレジットカードには、海外旅行保険やラウンジパスなどの特典が付帯していることも珍しくありません。海外で便利に使えるおすすめのクレジットカードについて解説した記事もあわせて見てみてください。

Q2. 海外でデビットカードを使用する際の注意点は他にもありますか？

この記事では、海外でデビットカードを利用する際に気をつけたい点として

1. 国際ブランド
2. 海外手数料
3. 通貨換算の方法

の3つを紹介しました。この他にも、海外でデビットカードを使う際には気をつけたい点があります。

デビットカードを使って海外のATMから現金を引き出す際には、カード会社が定めるATM手数料以外にも、ATMの設置期間が定める手数料が別途にかかる場合があります。そのため「ATM手数料が思ったより高い？」と思っても焦らずに。

Q3. デビットカードを海外で使えない場合はありますか？

海外において、デビットカードはクレジットカードと同じように、ほとんどどこでも利用することができます。

ただし、機内販売やガソリンスタンド（郵便番号などの入力が求められる場合）、高速道路料金、ギャンブルの資金など、一部デビットカードが使えない場面もあるので注意しましょう。

Q4. 海外旅行でデビットカードとクレジットカードどっちを使うべき？

クレジットカードとデビットカードはそれぞれに異なった特徴があります。それぞれの機能と良さを理解した上で、自分のニーズに最適なものを選ぶのがベストです。また、2枚持ちをするのもありですね。

デビットカードは、使いすぎの心配がないという利点があります。審査なく学生でも持てるので、高校生や大学生の海外留学には特に、デビットカードがおすすめです。

クレジットカードは、海外旅行保険が付帯するという大きな魅力があります。またラウンジが利用できたり、マイルが貯まったりするなど、海外旅行をさらに快適なものにする特典がついてくるので、大人の海外旅行や出張に最適でしょう。

まとめ

以上、海外利用に便利なデビットカードを見てきました。海外で使えるデビットカードには、常に複数の外貨を管理できるものと、日本円のみを保有し両替して使うものの2種類があります。

Wiseデビットカードを使えば、格安な両替手数料と実際の為替レートでお得に海外で買い物をすることができます。

それぞれのカードに利点と欠点があるので、比較検討して自分のニーズに合ったものを選びましょう。

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ソース

1. J-Debitとは？J-Debitの特長を知って賢くデお得な両替手数料ビットカードを使おう
2. Wise Card Fees: Spend Anywhere in the World
3. 海外利用時の手数料｜ Sony Bank WALLET（Visaデビットカード）｜MONEYKit - ソニー銀行
4. Sony Bank WALLET（Visaデビット付きキャッシュカード）
5. 海外でのお買物｜GLOBAL PASS｜SMBC信託銀行プレスティア
6. 海外でのATM取引｜GLOBAL PASS｜SMBC信託銀行プレスティア
7. PayPay銀行 - 海外のショップでVisaデビットを利用した場合の円換算レートはどうなりますか。
8. 海外ATMでの引き出し - Visaデビットカード - PayPay銀行
9. Visaデビットを使うとPayPayもお得に使える！
10. デビットカード 海外での使い方 | 楽天銀行
11. 楽天銀行デビットカード
12. 【イオンデビットカード(VISA)】海外でショッピングを利用した際の手数料はいくらですか。
13. 【イオンデビットカード(VISA)】海外でATMを利用した際の手数料はいくらですか。
14. ご質問詳細 | よくあるご質問 | GMOあおぞらネット銀行
15. Visaデビットカード | デビット付キャッシュカード | 個人口座の開設 | GMOあおぞらネット銀行
16. デビットカード | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
17. 海外でのご利用 | デビットカード | NEOBANK 住信SBIネット銀行
18. デビットカード（Visa） | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
19. デビットカード（Mastercard） | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
20. プラチナデビットカード（Mastercard） | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
21. 三井住友銀行 - Q.海外でSMBCデビットを使った場合の換算レートや手数料を教えてください。
22. SMBCデビットの特長 ： 三井住友銀行
23. デビットカードを海外で使用したい人必見！デビットカード情報まとめ | イーデス