台湾で使えるおすすめeSIM4選を解説!使い方や比較も

Yuyuki Tanno

仕事や観光で台湾に行くときにeSIMがあると便利です。

ただ、eSIMという名前を聞いても「実はよく分からない」「SIMカードと何が違うのか」と首を傾げる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では台湾への旅行や仕事におすすめのeSIMについて、SIMカードとの違いや基本的な使い方まで分かりやすく説明します。台湾でおすすめのeSIMについてもピクアップしましたので、台湾に行かれる方はeSIM選び・利用の参考にしていただければと思います。

また、リアルレートお得な両替手数料で台湾で決済ができる、Wiseのデビットカードも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次🔖
  • 台湾で使えるeSIMとは何?
  • 台湾旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット
  • 台湾でのeSIMの使い方
  • 台湾で使えるおすすめのeSIM4選!
  • 台湾でお得に外貨決済:Wiseデビットカード
  • まとめ
  • 台湾で使えるeSIMとは何?

    eSIMとは英語の「embedded Subscriber Identity Module」の略になります。これらをそのまま日本語に訳すと、「加入者識別情報が埋め込みになっているタイプ」となります。つまり、SIM埋め込み型と言ったスマートフォンなどと一体になっているタイプのSIMが、eSIMです¹。

    たとえばスマートフォンの場合、加入者識別情報が記録されたSIMカードを挿入して使うタイプが一般的かもしれません。しかし、eSIMになると情報媒体が内部に埋め込まれているため、SIMカードの抜き差しの必要が無くなります。

    eSIM以外にも、台湾で使えるSIMカードに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

    台湾旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット

    メリット²デメリット²
  • SIMカードを抜き差しする手間がない
  • ネットで手続きして台湾ですぐ使える
  • 仕事とプライベートを分けやすい
  • プランや会社選びが大変
  • SIMフリーでないと使えない
  • 対応機種や会社が限られる
  • メリット

    eSIMはSIMカードと違って抜き差しする手間が無いため、紛失や盗難などに困ることも少ないでしょう。

    加えて、ネットで手続きさえすれば使えることがほとんどなので、SIMカードのように郵送を待つ必要もないというメリットがあります。

    形態によっては、eSIMのデュアルSIM/デュアルeSIMにも対応しているため、スマートフォン1台で2回線使うことも可能です。スマートフォン1台で2回線分利用できれば、プレイベートとビジネスで分けることもできます。友人や知人用と家族用で分けることや、台湾の知己用と日本の家族や友人用で分けるなど、柔軟な使い方が可能です²。

    デメリット

    eSIMは対応機種と会社が限られるというデメリットがあります。eSIMを扱っていない会社もあれば、対応買いの機種も少なくありません。eSIMを利用する前に確認が必要です。

    また、eSIMを利用するためにはSIMロックを解除してSIMフリーの状態にする必要があります。SIMロック解除・SIMフリーについてはこちらの記事もご確認ください。

    さらに、限られた会社でも様々なeSIMプランがあるため、人によっては「eSIM選びが大変」と思ってしまうかもしれません。この記事では台湾でおすすめのeSIMをご紹介しているので、こちらを上手く活用することで、ゼロからeSIM選びをする必要がなくなるかもしれません。

    台湾で使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種

    eSIMに対応しているiPhone・Androidの代表的な機種は次の通りです³。

    台湾に行く際にeSIMを利用する場合、機種ごとの対応状況などが会社によって違う場合があるため、事前に確認をすることも重要です。

    iPhoneAndroid
  • iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR
  • iPhone 11, iPhone 11 Pro Max, iPhone 11 Pro
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12 mini, iPhone 12, iPhone 12 Pro Max, iPhone 12 pro
  • iPhone 13 mini, iPhone 13, iPhone 13 Pro Max, iPhone 13 pro
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 14 Plus, iPhone 14, iPhone 14 Pro Max, iPhone 14 pro
  • iPhone 15 Plus, iPhone 15, iPhone 15 Pro Max, iPhone 15 pro
  • Google Pixel
  • Oppo Xiaomi
  • SAMSUNG
  • SHARP
  • Sonyなど
  • *Androidのそれぞれの会社の対応機種は、ご自身で調べてみて下さい。

    台湾でのeSIMの使い方

    台湾旅行や滞在でeSIMを利用する場合は、まずは日本でeSIMの設定を行います。その後に台湾到着後にさらに操作するという流れで使います。

    eSIMの基本的な設定・使い方についてiPhone・Androidに分けて説明します。

    iPhoneの場合⁴

    [日本で出発前にすること]

    1. 設定からモバイル通信を選択する
    2. モバイル通信の「eSIM追加」を選択する
    3. 「QRコードを使用する」を選択し、読み込む
    4. eSIMのインストールとアクティベートを完了させる

    任意でeSIMの通信名称を変えることが可能です。
    eSIMを利用するために必ず必要な設定ではありませんが、名前を変えておきたい場合はご自身がeSIMだと判断しやすい名前に変えておくと良いでしょう。

    [海外到着後にすること]

    1. 設定のモバイル通信のところからeSIMを有効にする
    2. モバイルデータ通信として設定する

    Androidの場合⁵

    [日本で出発前にすること]
    設定のところから「ネットワークとインターネット」を選ぶ

    1. ネットワークとインターネットのところにあるSIMの「+」を押す
    2. 「SIMをダウンロードしますか?」を押し、QRコードを読み込む
    3. 「ダウンロード」を押して設定を完了させる

    Androidの方でも任意でeSIMの名称を変更できます。

    また、機種やAndroidのヴァージョンによっては設定時の文言などが変わっていることがありますので、分からないことがあればeSIMの会社や端末の販売元、代理店などに問い合わせてください。

    [海外到着後にすること]

    1. SIMの使用を有効にする
    2. ローミングとモバイルデータも併せて有効にする
    3. 「アクセスポイント名(APN)」を押す
    4. APNを設定して保存し、APNを選ぶ

    台湾で使えるおすすめのeSIM4選!

    ここから、台湾で使えるeSIMを解説していきます。

    台湾旅行で使えるeSIMの比較表

    台湾さんぽSIM⁶KKday⁷きもちeSIM⁹⁻¹⁰Nomad SIM¹¹⁻¹²
    価格3日間700円84円~848円~1800円~
    データ容量1日500MB500MB~1GB~5GB~
    購入方法ネットネットネットネット
    電話番号の有無eSIMによっては、付いている場合も
    サポートの有無有(サイトに問い合わせフォーム)有(メールでの問い合わせ可能、DL後は電話での問い合わせ可能)有(メールとLINE)有(日本語でのサポートあり)

    台湾さんぽSIM

    【注目ポイント!】

    • 3日間700円とお得
    • 1日500MBを超えても通信可能

    格安で使える台湾特化のeSIMです。基本的に1日500MBの容量ですが、容量を超えた後も通信に使うことが可能です。台湾に対応している、比較的安いeSIMを探している方におすすめです。

    KKday

    【注目ポイント!】

    • 豊富な種類のeSIMとプラン
    • 料金が安く1日から購入可能

    沢山の種類のeSIMとプランがあるので、ご自身の用途に合ったものが見つかるかもしれません。また、キャンペーン中には500MBが84円で使えるプランもあり、よりコストを抑えたい場合に良いでしょう⁸。

    以下が、プランの一例です(15%off中)。

    ギガ数・日数値段
    500MB(1日間)84円
    1GB(1日間)121円
    3GB(5日間)904円

    きもちeSIM

    【注目ポイント!】

    • 1日ごとのプランがある
    • 容量を使い切っても低速で使える

    1日ごとに使えるプランがあるため、実際に台湾に滞在する必要日数分だけのプランを利用することができます。なお、2日目からは追加料金がかかるため、ウェブサイトから実際にいくらになるのかを確認してみて下さい。
    また、容量を使い切ってしまっても、128kbpsで低速のままつかうことができます。

    以下がプラン例です。

    ギガ数・日数値段
    1GB(選択日)893円
    3GB(選択日)988円
    10GB(30日間)2,210円

    *90日間の有効期限有り

    Nomad SIM

    【注目ポイント!】

    • 日本語でのサポートに対応している
    • データ超過後でも128kbpsで利用可能
    • 値段が高めだか、30日間使える

    日本語で安心のサポートを受けられるので、若干高めの値段でも手厚いサービスを受けたい場合に良いかもしれません。また、データ超過後でも128kbpsで利用可能となっています。また、全てのプランが30日間に設定されているので、長期滞在にも便利です。

    ギガ数値段
    5GB(30日間)1,800円
    10GB(30日間)2,600円
    20GB(30日間)4,200円

    台湾でお得に外貨決済:Wiseデビットカード

    台湾旅行に行った時など、通常の日本発行のクレジットカードやデビットカードで外貨決済をすると、大体1.5〜3.0%程度の海外事務手数料などの手数料がかかってしまいます。一見少ないように見えますが、毎回の決済ごとに上乗せされていくため、総合的に見るとかなりの額になってしまう可能性があります。

    そこでよりお得に外貨決済をした場合には、為替手数料が上乗せされていない実際の為替レート格安の両替手数料で決済ができる、Wiseデビットカードがおすすめかもしれません。

    例えば、台湾で10万円分の買い物をした際、Wiseデビットカードの両替手数料は1,029円(1.04%)です(2023年10月30日現在)。もし3.0%の海外事務手数料がかかるクレジットカードを使った場合、手数料は3,000円。約3倍もかかるのです。

    渡航前に詳しい手数料などについて、シュミレーターでチェックしてみてくださいね。

    Wiseデビットカードをチェック🎈

    また、海外のATMから現地通貨を引き出す際も、Wiseデビットカードであれば月に2回まで・3万円相当までの引き出しは、ATM手数料無料です。

    さらにWiseデビットカードは、発行のときに1度限りの手数料が1,200円かかりますが、年会費や維持費などは一切かからず、Google PayやApple Payでも利用可能です。

    より詳しいWiseデビットカードの使い方やメリットは、こちらの記事から確認をしてみて下さい。

    まとめ

    台湾で使えるおすすめeSIMやメリット・デメリット、使い方などを説明しました。

    台湾に行く際には、併せてWiseデビットカードの活用もおすすめです。リアルレートお得な両替手数料で決済ができる利便性の高いカードなので、台湾旅行・台湾滞在の際にぴったりかもしれません。

    eSIMやWiseのデビットカードを活用して、快適な台湾旅行・滞在を楽しんで下さいね。

    Wiseの会員登録方法

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う(日本にお住まいの方はマイナンバーを用意。海外にお住まいの方は海外での本人確認書類をご用意ください)
    3. アカウント作成は完了!

    Wiseカードを注文する!💳

    ソース


    1. Y!mobile: eSIMとは?SIMカードとの違いやメリット・注意点を分かりやすく解説
    2. nojima: eSIMとは?メリット・デメリット、対応機種をわかりやすく解説!/ノジマ電気
    3. au: 動作確認端末一覧
    4. Stork: SET UP GUIDE FOR iOS
    5. Stork: SET UP GUIDE FOR ANDROID
    6. 台湾さんぽ: 台湾さんぽSIM(eSIM)
    7. KKday: 台湾 eSIM
    8. KKday: 【15% off】台湾 eSIM・データ無制限予約(SIMカード)
    9. きもちeSIM: eSIMプランの紹介
    10. きもちeSIM: 台湾で使えるeSIM一覧
    11. NOMAD SIM: 速度制限なし・契約期間なし 自由きままなサブスク型SIM
    12. NOMAD SIM: APPLY

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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