SBI新生銀行の外貨両替方法は?具体的な手順と手数料、ステージランクについても解説!
SBI新生銀行の外貨両替方法を徹底解説!オンラインや外貨宅配、店頭での両替方法、手数料や顧客ステージによる優遇内容まで詳しく紹介します。お得に外貨を両替するためのポイントもご確認ください。
クレジットカードを海外で使うと、国内の時とは違った手数料がかかることを知っていましたか?
クレジットカードの海外手数料をしっかり把握していないと、海外旅行や、留学、海外赴任の際に思わぬ高額なコストに驚かされるかもしれません。
この記事では、クレジットカードで外貨の買い物をした際に発生する手数料について詳しく解説しています。為替レートの確認方法や手数料の計算の仕方も紹介。
さらに、外貨決済に特化したWiseデビットカードについても紹介しています。
目次🔖 |
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外貨の買い物は、カードの国際ブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCBなど)が定める基準レートに、カード発行会社(楽天銀行や三井住友銀行など)が設定した「海外事務手数料」と呼ばれる手数料が上乗せされた為替レートで日本円に両替されます。
ここでのポイントは
の2点。それぞれ詳しく見ていきましょう。
通貨間の為替レートは、市場の動きに合わせて常に変動しています。ある時点での実際の為替レートは、日本銀行が公表している外国為替市況やWiseの為替コンバーターなどで簡単に知ることができます。
国際ブランドは、1日に1回実際の為替レートをもとに、若干の手数料が上乗せされた基準レートを定めています。つまり、VISAやMastercard、JCBなどのクレジットカードで外貨の買い物をすると、若干不利なレートで両替されてしまうということです。また、アメックスでは、換算日の前営業日の主要な外国為替相場情報から選択した銀行間レートを基に、換算を行います。
ちなみに、Wiseデビットカードなら国際ブランドの手数料が上乗せされていない、ミッドマーケットレート(実際の為替レート)で両替して支払いができるので、海外でカードを使う際の手数料を最低限に抑えたい人にはおすすめです。
国際ブランドの手数料とは別に、もう1つ気をつけたいのが、カード発行会社によってかかる海外事務手数料です。
カード発行会社(銀行など)は、先程述べた国際ブランドの基準レートに、さらに独自の海外事務手数料を上乗せしています。海外事務手数料は例えば「1.6%」などと表示され、これは国際ブランドの基準レートに1.6%の手数料が上乗せされることを意味します。
日本で発行されたクレジットカードを使って海外で買い物をすると、海外事務手数料が上乗せされたより不利なレートで両替されます。つまり、実際の為替レートで計算した際の利用額と、実際に引き落とされた金額の差額が、クレジットカードの海外手数料ということいなります。
海外でクレジットカードを使う際の為替レートは、それぞれの国際ブランドによって異なります。ここでは2024年11月21日付の米ドル→日本円への為替レートを以下の表にまとめました。それぞれの国際ブランドで、レートが若干異なるのがお分かりいただけるでしょう。
国際ブランド | 米ドル→日本円の為替レート |
---|---|
Visa | 159.92円 |
Mastercard | 155.92円 |
JCB | 155.51円 |
アメックス | 非公表 |
海外利用にかかる手数料は、以下のように計算できます。
クレジットカード海外利用手数料 |
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国際ブランド基準レート× 使った外貨額× 海外事務手数料(%) |
実際の例で考えてみましょう。
海外事務手数料が2.0%のVisaカードで1,000ドルの買い物をするとします。
そして、その買い物データは、2023年7月30日にVisaによって処理されたとします。この日のVisaの基準レートは、1ドル=141.19円でした。
※買い物した日とVisaでその情報が処理される日は必ずしも同日ではないことに注意しましょう。
この買い物にかかる海外事務手数料は、
141.19円/ドル(Visa基準レート)× 1,000ドル(使った額)× 2.0% (海外事務手数料%)
= 約2,824円と計算できます。
また、トータルの支払額は、
141.19円/ドル(Visa基準レート)× 1,000ドル(使った額)× 102.0% (100% + 海外事務手数料%)
= 約144,023円と計算できます。
一度理解してしまえば、クレジットカードの海外手数料は簡単に計算できます。
こう見ると、海外事務手数料は意外と高額であることがわかりますね。特に海外で大きな買い物をする場合、また長期で留学する場合など、海外事務手数料だけでかなりの額がかかってしまうことも考えられます。そのため海外で使うクレジットカードを選ぶ際には、海外事務手数料に気をつけることが大切です。
とは言っても、クレジットカードには海外旅行保険やポイント還元などの特典もついてくるため、海外事務手数料だけで一番おすすめのカードを判断するのも難しいです。それぞれのカードの還元率や保険の付帯条件なども総合的に見て自分にあったカードを選びましょう。
また、クレジットカードではなく、デビットカードを使うという手もあります。デビットカードの中には、Wiseのデビットカードのように海外事務手数料無料で支払いができるものもあります。
クレジットカードを海外で使う際には海外事務手数料がかかることがわかりました。海外でお得に使えるクレジットカードをお探しなら、海外事務手数料に注目してみるのも手でしょう。
以下では、大手カード発行会社のクレジットカードの海外事務手数料を比較して表にまとめました。
クレジットカード名 | Visa | Mastercard | JCB | American Express | 銀聯 |
---|---|---|---|---|---|
三井住友¹ | 3.63% | 3.63% | − | − | 2.50% |
楽天² | 2.20% | 2.20% | 2.20% | 2.20% | − |
三菱UFJ³ | 3.85% | 3.85% | 2.04% | − | − |
セディナ⁴ | 3.63% | 3.63% | 2.20% | − | − |
オリコ⁵ | 3.85% | 3.85% | 1.60% | − | − |
イオン⁶ | 1.60% | 1.60% | 1.60% | − | − |
セゾン⁷ | 2.20% | 2.20% | 2.15% | 2.00% | − |
エポス⁸ | 2.20% | − | − | − | − |
dカード10 | 2.20% | 2.20% | − | − | − |
ライフカード11 | 3.85% | 3.85% | 3.85% | − | − |
JALカード12 | 2.20% | 2.20% | 1.60% | 2.00% | − |
このように、カード発行会社や国際ブランドによって海外事務手数料に差があることがわかります。傾向としては、ネット銀行のクレジットカードやJCBブランドが海外事務手数料が比較的お得かもしれません。
各クレジットカードの海外事務手数料をより詳しく比較したい場合は、海外旅行におすすめのクレジットカードを比較したこちらの記事も見てみてください。
海外でカードを使う場合、選択肢はクレジットカードだけではありません。例えば、海外利用に特化したWiseデビットカードなどを検討してみても良いでしょう。
Wiseのデビットカードは、実際の為替レートと格安の両替手数料で両替を行うため、よりお得に外貨決済ができるかもしれません。例えば、日本円→米ドルの両替手数料は、2024年11月21日現在0.52%に設定されています。
ここから、Wiseデビットカードを使って海外で決済をした際の、具体的な例を見てみましょう。
2024年11月21日14:56に、Wiseマルチカレンシー口座内に日本円残高がある状態で、Wiseデビットカードで1,000ドルの買い物をするとします。
Wiseデビットカードの手数料は、Googleなどでみれる実際の為替レートに基づいて計算されます。この時の実際の為替レートは、1ドル=155.1550円でした(1円=0.00644517ドル)。
Wiseでは、日本円を米ドルに両替する際の両替手数料は0.52%と設定されています。
つまり、この買い物でかかる両替手数料は、
155.1550円/ドル(実際の為替レート)× 1,000ドル(使った額)×0.52% (両替手数料%)
= 約807円と計算できます。
そのため、トータルでの支払額は、
155.1550円/ドル(実際の為替レート)× 1,000ドル(使った額)× 100.52% (100% + 両替手数料%)
= 約155,962円となります。
以上をまとめると、このようになります。⁹
例:Wiseデビットカードで1,000ドルの買い物 |
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海外事務手数料が2.20%のVisaカードで1,000ドルの買い物をした場合は、手数料が約3,413円となります。Wiseデビットカードを利用した方が、3,388円もお得なことがわかります。
さらにWiseは常に実際の為替レートを適用するので、Wiseデビットカードを使った日とレート換算日は同じとなります。すぐに手数料および支払額がわかるのが便利ですね。
また、クレジットカードと違い、Wiseカードはデビットカードなので、口座残高にある分のみ使えるので、使いすぎの心配が無いのもメリットでしょう。
Wiseデビットカードの特徴(詳しい使い方はこちらから) |
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クレジットカードで外貨の買い物をする場合、以下の2点に気を付けましょう。
外貨→日本円の両替はカードを使った日ではなく、決済データがカードの決済処理センターに届いた日に行われます。データがセンターに届くまでには数日かかることが多いため、利用後すぐに請求額が確認できないという難点があります。
使った額をすぐに確認したいなら、即時に両替が行われるWiseデビットカードなどの選択肢を考えてみてもいいでしょう。
海外通販のチェックアウト時や、店頭でカードを利用した時などに、「支払い通貨を日本円にするか、または現地通貨にするか」尋ねられることがあります。ここでは、「現地通貨」を選ぶようにしましょう。
日本円を選択すると、DCC(Dynamic Currency Conversion)という仕組みにより、その場で通貨が両替されます。日本円の支払額がすぐにわかるという利点はありますが、ウェブサイトやお店が独自に定めた不利なレートで両替されてしまうことが多いのです。日本円か現地通貨か尋ねられたら、現地通貨を選択することを覚えておくといいですね。
クレジットカードを使って海外で日本円以外の買い物をすると、その数日後に日本円に両替されて請求額が確定します。この時の両替に適用されるのが、クレジットカードの換算レートです。
このレートは、カードの国際ブランドが定める基準レートに、カードの発行会社が定める海外事務手数料が上乗せされたものとなっています。つまり、海外事務手数料が低いほど海外で使うのにお得なクレジットカードであるということになります。
各ブランドの換算レートについては、VisaやMastercardの為替レートの仕組み・確認方法を解説した記事でより詳しく解説しています。
クレジットカードは決済に利用できるだけでなく、海外キャッシングの機能を使ってATMから現金を引き出すことも可能です。
海外キャッシングはお金を借りて現金を引き出すことになるので、利息がかかります。海外キャッシングの利息は、カード会社が定める実質年率(15%〜18%程度)と返済日までの日数によって計算されます。
お得に海外キャッシングを利用したいなら、実質年率が低いカードを選び、できるだけ返済日に近い時にお金を引き出すようにすると良いでしょう。当サイトでは、海外キャッシングにおすすめのクレジットカードも紹介しています。
また、キャッシングでATMを利用する際にATMの利用手数料がかかることもあります。
以上、海外でクレジットカードを使った際の手数料について詳しく見てきました。カードで外貨の買い物をすると、カードブランドが定めた基準レートに、海外事務手数料が上乗せされたレートで両替されます。
海外でカードを使おうと考えている人は、事前にしっかりと手数料体系を把握しておくといいでしょう。
クレジットカード以外の選択肢として、外貨決済に特化したWiseデビットカードなどを検討してみてもいいかもしれません。本当の為替レートと、格安の両替手数料でで外貨の買い物が楽しめるでしょう。
海外で使えるクレジットカードに関する記事一覧 |
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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