SBI新生銀行の外貨両替方法は?具体的な手順と手数料、ステージランクについても解説!

Hoi Yi Leung

外貨両替を行う際、少しでもお得にしたいと思いませんか。SBI新生銀行では、外貨両替の際に便利なオンラインや外貨宅配サービス、店頭窓口での両替を提供しています。さらに、顧客ステージによって為替手数料が優遇される仕組みもあり、自分のステージ次第でよりお得に両替できる可能性があります。とはいえ、そんな外貨両替に関して、以下のような悩みを抱えていませんか?

  • 銀行で外貨両替ってなんだか難しそう。
  • どの方法が一番お得に両替できるの?
  • 具体的な両替方法を知りたい。

そこで記事では、新生銀行の外貨両替方法、手数料、ステージによる優遇内容など網羅的に解説します。また、ミッドマーケットレート(市場レート)を採用している「Wise」とのレート比較も。新生銀行での両替方法を知りたい方、お得に外貨を両替したい方などは、ぜひ最後までご覧くださいね!

目次🔖

SBI新生銀行での外貨両替方法

SBI新生銀行では、外貨両替に関する多様なサービスを提供しています。以下に主な方法と利用可能な通貨、サービスについて解説します。まず外貨両替方法については、以下の方法があります。

  • オンライン外貨両替
  • 外貨宅配サービス
  • 店頭窓口で両替

SBI新生銀行のインターネットバンキングを通じて、簡単に外貨両替を行うことができます。円から外貨、または外貨から円への両替が可能です。「外貨宅配サービス」とは、外貨を現金として自宅に届けてもらうサービスのことです。また、最寄りの新生銀行の店舗で、外貨を両替することもできます。1+9

利用可能な通貨

SBI新生銀行では、以下の外貨を取り扱っています。2

サービス取扱通貨
円と外貨の振替米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド、香港ドル、シンガポールドル、南アフリカランド、ノルウェークローネ、人民元(中国元)、ブラジルレアル、トルコリラ
外貨から外貨の交換米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド

ただし、「外貨宅配サービス」で利用可能な通貨は、上記のうち8種類(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル)に限定されます。

外貨預金サービス

新生銀行では、外貨両替だけでなく、外貨預金サービスも提供しています。特に「円からはじめる特別金利プラン」では、1ヵ月もの外貨定期預金に対して高い金利が適用されます。このプランは、10万円以上の円普通預金からの預け入れが条件となります。3

現在(2024年11月8日時点)、「米ドル限定で最大3万円がもれなくもらえるキャンペーン」を実施中です2024年11月1日~12月30日の期間中に、インターネット経由で外貨定期預金(3ヵ月以上)を円から合計500万円以上預け入れることが条件で、対象通貨は米ドル、豪ドル、NZドル、ユーロ、英ポンド、カナダドルの6通貨です。詳細はこちらをご確認ください。4+5

SBI新生銀行の為替レート

主要通貨における新生銀行の為替レートを、以下の表にまとめました。同時に、外国為替市場における公正で透明性の高い為替レートである「ミッドマーケットレート」を採用している「Wise」との比較も表記しています。(2024年11月10日時点)6

通貨新生銀行Wise
アメリカドル (USD)152.79152.6
ユーロ (EUR)164.01163.6
オーストラリアドル (AUD)100.69100.5
イギリスポンド (GBP)197.79197.2
シンガポールドル (SGD)115.66115.2

SBI新生銀行の為替手数料

新生銀行の外貨両替にかかる手数料も、顧客のステージによって異なります。米ドルの場合の為替手数料は以下の通りです。8

顧客ステージ米ドルの為替手数料
ダイヤモンド6銭
プラチナ7銭
ゴールド9銭
シルバー9銭
スタンダード15銭

このように、ステージが上がるほど手数料が低くなるため、取引を行う前に自分のステージを確認することが重要です。

※市場の休場日や急激な市場変動があった場合には、通常とは異なる手数料が適用されることがあります。

次に、ミッドマーケットレートとの差額について説明します。現在(2024年10月17日)、SBI新生銀行の米ドル/円の為替レートは152.79円です。一方でミッドマーケットレート(市場レート)では、152.6円になっています。このことから、それぞれを100米ドルを円に両替する場合、支払い金額は以下の通りです。

項目為替レート(円/米ドル)100 USD 両替時の支払額
新生銀行の為替レート152.7915,279円
ミッドマーケットレート152.615,260円
差額-19円

上記に加えて、SBI新生銀行においては、先に解説した為替手数料が発生します。

このように、レートの違いと手数料から、差額が発生していることがわかります。両替額が大きくなるほど、この差額も増加しますので、取引前にレートと手数料をしっかり確認することが重要です。また、米ドル以外の通貨でもこの差額は異なるので、自身が両替する通貨を事前に確認するようにしましょう。

SBI新生銀行の外貨両替限度額

SBI新生銀行の外貨両替限度額は、取引方法や顧客のステージによって異なります。8+9

【新生パワーダイレクト(インターネットバンキング)】

1回あたりの上限は1000万円相当です。ただし、日本時間の土曜午前7時頃から月曜午前7時頃までは、取引1回あたりの上限金額が200万円相当となります。

【店頭(窓口)取引】

店頭窓口での外貨両替には上限が設定されていません。

【電話取引(新生パワーコール)】

自動音声受付:1回あたり上限は500万円相当です。

ただし、日本時間の土曜午前7時頃から月曜午前7時頃までは、取引1回あたりの上限金額が200万円相当となります。

オペレーター対応:上限はありません。

SBI新生銀行での外貨両替手順

SBI新生銀行での外貨両替手順は、オンラインと店頭の2つの方法があります。以下にそれぞれの手順を詳しく説明します。10+12+13

オンラインでの外貨両替手順

  1. ログイン
    店番号、口座番号、パワーダイレクトパスワードを入力し、ログインします。
  2. 外貨預金メニューの選択
    画面上部のメニューから「外貨預金」を選択します。
  3. 外貨普通預金の売買を選択
    「外貨普通預金の売買」を選択します。
  4. 通貨と取引種別を選択
    希望する通貨の「買付」または「売却」を選択します。
    外貨間の取引の場合は「外貨から外貨のお取引」を選び、出金・入金口座も指定します。
  5. 金額と暗証番号の入力
    金額と暗証番号を入力し、「次へ」を選択します。
  6. 内容と為替レートを確認
    取引内容と為替レートを確認し、「実行」します。
    ※「レート更新」で最新レートに更新可能

店頭窓口での外貨両替手順

  1. 店舗訪問: 最寄りのSBI新生銀行の支店に行きます。
  2. 必要書類の準備: 身分証明書や口座情報など、必要な書類を持参します。
  3. 窓口での申し込み: 窓口で外貨両替を希望する旨を伝え、必要な手続きを行います。
  4. 通貨と金額の指定: 希望する通貨と金額を指定し、両替手数料についても確認します。
  5. 取引完了: 手続きが完了すると、その場で外貨が受け取れます34.

外貨宅配サービス

  1. 口座開設: 「パワーフレックス」口座を開設し、外貨普通預金口座に資金を入金します。
  2. 書面の確認(初回利用時):「お申し込みのご案内はこちら」ボタンから書面をダウンロードし、内容をご確認ください。
  3. 電話申し込み: 専用ダイヤルに電話して申し込みます。
    【外貨宅配サービス専用ダイヤル: 0120-456-174】
  4. 通貨と金額の選択: 希望する通貨と金額(パック)を選択します。
  5. 配送待機: 申し込み後、最短3営業日程度で自宅に配送されます。

この方法は便利ですが、手数料と送料がかかります。例えば米ドルの場合は、1米ドルにつき1.4円の手数料、送料は1パックあたり1,100円(税込)です。1

まとめ

SBI新生銀行は、外貨両替に関する多様なサービスを提供しています。主な方法として、「オンライン外貨両替」、「外貨宅配サービス」、「店頭(窓口)での両替」があります。利用可能な通貨は、米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンドなど。

外貨両替の手数料、為替レートは、「顧客のステージ(会員ランク)」によって異なり、ステージが上がるほど優遇される仕組みです。また、外貨両替の限度額においては、取引方法によって異なります。インターネットバンキングでは1回あたり1000万円相当が上限ですが、店頭取引では上限がありません。

外貨両替の手順は、オンラインと店頭窓口で異なります。オンラインでは、インターネットバンキングにログインし、外貨両替メニューから希望の通貨と金額を入力して取引を確定します。店頭窓口では、必要書類を持参して窓口で手続きを行います。

このように新生銀行の外貨両替サービスはユーザーに合わせら取引方法を選ぶことができ、非常に便利です。しかし、手数料や為替レートの面で必ずしも最適とは限りません。

代替手段として、「Wise」がおすすめです。Wiseは低手数料でミッドマーケットレートを提供しており、特に旅行者にとっては魅力的なオプションとなります。Wiseのアプリを使って両替し、海外でWiseのデビットカードを使用して現金を引き出すことで、より有利な条件で外貨を利用できる可能性があります。

銀行に限らず、さまざまなサービスを検討した上で、自身のニーズにあった方法でお得に外貨を両替したいですね。

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ソース

  1. 外貨宅配サービス | SBI新生銀行
  2. よくあるご質問 | SBI新生銀行
  3. 外貨預金 | SBI新生銀行
  4. 円からはじめる特別金利プラン(1ヵ月もの外貨定期預金) | SBI新生銀行
  5. 【インターネット限定】円から米ドル定期預金1ヵ月もの(円からはじめる特別金利プラン)の設定でもれなく最大3万円キャッシュプレゼントキャンペーン | SBI新生銀行
  6. 為替レート | SBI新生銀行
  7. ステップアッププログラム | SBI新生銀行
  8. 為替手数料 | SBI新生銀行
  9. 【1回あたり】外貨普通預金のお振替・円から外貨定期預金設定額について | SBI新生銀行
  10. パワーダイレクト | SBI新生銀行
  11. パワーサポートプラス | SBI新生銀行
  12. 外貨普通預金の売買 お取引操作ガイド(スマートフォン版) | SBI新生銀行
  13. SBI新生銀行アプリ 操作ガイド-外貨預金のお取引- | SBI新生銀行

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Yuyuki Tanno
2023年11月21日 6分で読めます

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