海外でデビットカードを使ってATM引き出しをする方法を解説!

Yuyuki Tanno

海外旅行や留学、出張などで気になるのが、現地での現金の調達。日本から両替して持っていくこともできますが、現地でデビットカードを使ってATMから簡単にお金を引き出すこともできます。

この記事ではデビットカードとクレジットカードの違いから、海外におけるデビットカードの使い方、さらにお得なWiseのデビットカードまでを徹底解説しています。

また、携帯電話や保険についても興味がある人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

目次

  1. デビットカードとクレジットカード、どっちを海外に持っていけばいいの?
  2. 海外ATMで引き出しできるデビットカードの種類
  3. 海外のATMで、デビットカードから現金引き出しを行う方法
  4. 海外で、デビットカードを使って引き出しする場合の注意点
  5. 海外引き出しに便利!Wiseデビットカード
  6. まとめ

デビットカードとクレジットカード、どっちを海外に持っていけばいいの?

一言でデビットカード、クレジットカードの違いを表すと以下のようになります。

  • デビットカードで支払うと、直結している銀行口座から即座にお金が引き落としされる
  • クレジットカードで支払うと、決済日にまとめて銀行口座から引き落としされる
  • 次に具体的にメリットとデメリットを比較していきます。

    メリットデメリット
    デビットカード
  • 使いすぎが心配な人に便利
  • 即時に使った金額がわかる
  • 高校生から審査無しで作ることができる
  • ATMで現金を引き出すことができる
  • 口座にある金額以上は使うことができない
  • 分割払いやリボ払い、キャッシングはできない
  • 保険などはついていないことが多い
  • クレジットカード
  • 分割払いやリボ払い、キャッシングができる
  • 高額な買い物に便利
  • ポイント還元や保険が付く事が多い
  • 作るのに審査がある
  • 使いすぎが心配
  • 盗難・紛失時の不正利用が心配
  • このように、デビットカードとクレジットカードの違いは、使ったお金がいつ引き落とされるか(デビットカードは即時、クレジットカードは翌月まとめて)にあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分のニーズをしっかりと把握して、比較検討した上でカードを作ると良いでしょう。

    海外ATMで引き出しできるデビットカードの種類

    デビットカードには、クレジットカードと同じようにVisa、Mastercard、JCBの国際ブランドがついています。Visa、Mastercard、JCBは,海外の加盟店で決済に使うことができますが、JCBは海外の加盟店が少なめなので注意が必要です。

    また、キャッシュカードを使って決済ができるJ-Debit機能は海外では使えません。J-Debit機能を利用できる金融機関はこちらから探すことできます。

    海外のATMで、デビットカードから現金引き出しを行う方法

    デビットカードを使えば、海外のATMから現金を引き出すことができます。使えるATMにはVisa、MastercardまたはJCBのマークが付いているので確認しましょう。

    現金を引き出す手順は次のとおりです。

    • カードを差し込む
    • (選べる場合は)使用言語を選択
    • 4桁のデビット用暗証番号を入力する
    • 取引内容から「Withdrawal」(引き出し)を選択
    • 口座を聞かれたら「Savings」(預金口座)を選択
    • 金額を選択する
    • カード・現金・明細書を受け取る

    利用限度額を設定している場合、現金引き出しもその限度額内から行われます。

    海外で、デビットカードを使って引き出しする場合の注意点

    手数料に要注意

    海外でデビットカードを使って現金を引き出す際には、手数料に注意が必要です。特に気になる手数料はATM手数料、海外事務手数料と為替レートに含まれる手数料があります。

    ATM手数料は、ATMを使うこと自体にかかる手数料です。カードの発行元によって異なりますが無料〜200円/回であることがほとんどです。また、ATMの設置場所によっては別途手数料が発生することがあります。

    海外事務手数料は、海外でカードを使う際にかかる手数料です。これはカードの発行会社によって定められており、日本円ではなく現地通貨を引き出す場合に利用金額の1.78%〜3.08%程度が引き落とされます。

    この海外事務手数料は、VisaやMastercardなどの国際ブランドが定める為替レートに対して上乗せされた形で提示されます。そのため、実際にいくらの手数料がかかるのかわかりにくいのが欠点です。

    また、国際ブランドが定める為替レート自体も、実際の為替レートに手数料が上乗せされているものなので、注意をしましょう。

    一方で、海外での利用に特化したWiseデビットカードなら、常に実際の為替レートを使用。通貨間の両替手数料も格安で分かりやすいという特徴があります。

    暗証番号に注意

    現金引き出しの際に利用する暗証番号は、キャッシュカードの番号ではなく、デビット用の暗証番号なので混同しないようにしましょう。

    海外引き出しに便利!Wiseデビットカード

    Wiseデビットカードとは?

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    Wiseデビットカードは、1つのアカウントでで50以上の通貨を管理できるマルチカレンシー口座に結び付けられています。そのため、外貨の残高があれば外貨のまま手数料無料で決済・現金引き出しに利用することができます。
    例えば、米ドルをWiseのマルチカレンシー口座で保有しているとします。その場合、アメリカのATMで現金引き出しをした場合、手数料が一切かかることなく、お得にキャッシングができます。

    日本円から両替して使う場合も、両替手数料は格安。日本の銀行が発行するデビットカードよりも最大75%お得に外貨でご利用いただけます。

    銀行の最大75%安いWiseカード💳

    Wiseデビットカードを使うメリット

    Wiseデビットカードを使うメリットはなんと言っても海外利用時の手数料が安いことです。海外のATMで現地通貨を引き出すと、通常のカードでは2〜3%の海外事務手数料が国際ブランドが定める為替レートに上乗せされてしまいます。

    対してWiseカードの場合は、常に実際の為替レートを使用しているため、手数料を気にする必要がありません。円→外貨の両替も格安の両替手数料で行われるため、一般のカードよりもお得に海外でカードを使うことができるかもしれません。

    また、ATMも月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料無料で利用できるのが嬉しいところ。それ以降は、1回の取引につき固定手数料として70円がかかります。
    また、月間30,000円を超える資金を出金する場合は、1.75%の手数料と固定手数料の70円が加算されます。

    詳しくは、こちらを見てみてください。

    海外で活躍する人にもぴったりのWiseデビットカードは海外留学時にもおすすめです。より詳しくはこちらの記事をご覧ください。

    まとめ

    ここまで、海外でデビットカードを使って現金を引き出す方法について見てきました。デビットカードは大量の現金を持ち歩く必要がなく、必要なときだけATMで現金を引き出すことができるので便利です。

    ただし、海外ATMから現金を引き出す際には、為替レートに2〜3%の海外事務手数料が上乗せされるので注意しましょう。そのため海外利用が多いなら、外貨利用に特化したWiseのデビットカードもおすすめです。

    海外利用に便利なカードを探しているなら、Wiseのデビットカードを検討してみましょう。

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