こんなに安く留学できる!留学費用の安い国10選

Yumiko Kijima

「語学留学をしたいけどあまりお金をかけたくない」「とにかく留学したいけど、どこの国に行けばいいのか迷っている」なんて人も多いのではないでしょうか。

この記事では、留学費用の安い国を紹介。大学教育が無料の国もあり、しっかりリサーチをすれば語学留学だけでなく大学への正規留学もお得にできちゃいます。

また、留学費用を節約するコツも紹介。特に、意外と見落としがちな海外送金費用には注意が必要です。海外送金の際には、リアルレートで銀行の最大8倍安く送金できるWiseなどの海外送金サービスを検討してみるといいですね。

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留学費用の安い国

留学と一言でいっても、学びたい内容や留学の種類(語学学校、大学、専門学校など)、そして期間によって費用は大幅に異なってきます。この記事では、主に物価と学費の観点から比較してみました。

狙い目なのはあまりメジャーではない国。ノルウェーやドイツなど、物価が高くても学費が安いという国もあります。また、英語圏よりも、非英語圏の方が安い傾向があります。

1. マルタ

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短期で英語を学ぶ語学留学の行きとして意外な人気を誇るのが、地中海に浮かぶ島国マルタです。

英語とマルタ語を公用語として定めているマルタでは、英語のコースが多く用意されており、世界中から英語を学ぶために学生が集まっています。ヨーロッパの他の国へも安く手軽に旅行できるので、旅行も楽しみたい人にもおすすめですね。

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):6〜20万円 ¹(平均約12万円)

  • 物価(1リットルの牛乳):約112円 ²

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約103,000円/月 ²
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約82,000円/月 ²
    (語学学校の寮)8~15万円/月 ³

  • 日本からの往復航空券:(夏)10万円~15万円(冬)8万円~12万円

2. ノルウェー

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「え、北欧って物価高いんじゃないの?」と思った人も多いでしょう。確かに物価は高めの傾向がありますが、ノルウェーの国公立大学の教育はEU圏だけではなく世界中の学生に対し基本的に無料です³⁵。そのため、大学に正規留学すればお得な留学先とも言えるでしょう。

  • 大学1学期の学費:無料〜48万円(私立大学)³⁶

  • 物価(1リットルの牛乳):約215円³⁷

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約120,000円/月³⁷
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約94,000円/月³⁷

  • 日本からの往復航空券:(夏)9万円~12万円 (冬)7万円~10万円

3. フィジー

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英語を学べる穴場スポットが太平洋の島国フィジー。英語が公用語として話されており、常夏の楽園で楽しみながら留学できると人気です。また物価も安く、コース費用も安いため、手ごろな価格で短期留学が可能です⁷。

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):約6~10万円

  • 物価(1リットルの牛乳):約127円(外食費やパンは非常に安い)⁹

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約6万円/月
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約27,000円/月
    (語学学校の寮)約1~4万円/月⁸ 

  • 日本からの往復航空券:(夏)13~14万円 (冬)12~13万円

4. マレーシア

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実はマレーシアでは英語が準公用語として広く話されており、特に中東やアジアの人を対象にした英語の語学学校がたくさんあります。また、マレーシアは東南アジアの中でも特に物価が安い国。日本からの航空券が安いのも嬉しいですね。

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):4~11万円¹º

  • 物価(1リットルの牛乳):約171円¹¹(外食費や米などは非常に安い)

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約4万円/月¹¹
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約23,000円/月¹¹
    (語学学校の寮)約2~5万円/月¹º

  • 日本からの往復航空券:(夏)45,000円~7万円 (冬)25,000~5万円

5. 韓国

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こちらは英語ではなく韓国語を学びたい人向け。韓国は日本からの観光客が非常に多く、食事や文化もなじみ深いものが多いです。また日本から簡単に行けるので、1週間以下のプチ留学などもできますね。

  • 韓国語語学学校学費(1ヶ月):4〜10万円¹²⁺¹³⁺¹⁴

  • 物価(1リットルの牛乳):約234円¹⁵

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約77,000円/月¹⁵
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約52,000円/月¹⁵
    (語学学校の寮)5~6万円¹²⁺¹³

  • 日本からの往復航空券:(夏)3万円~5万円 (冬)2万円以内~4万円


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日本の円口座からユーロ口座に10万円送金する場合(手数料:送金人負担)

海外送金サービス 海外送金手数料 適用される為替レート 合計コスト 受取り概算額
Wise Wise ¹⁶ 936円 実際の為替レート(1ユーロ=120.260円) 936円 823.75ユーロ
楽天銀行 楽天銀行¹⁷ 1,750円 為替手数料を上乗せしたレート(1ユーロ=121.63円) 1,750円+為替手数料 807.78ユーロ
新生銀行 新生銀行¹⁸ 2,000円 為替手数料を上乗せしたレート(1ユーロ=121.83円) 2,000円+為替手数料 804.4ユーロ
三井住友銀行 三井住友銀行SMBCダイレクト 6,000円²¹ 為替手数料を上乗せしたレート(1ユーロ=121.60円)²² 6,000円+為替手数料 773.03ユーロ

(2019年11月22日時点のシミュレーションに基づく)

留学の際には、学費の支払いや生活費の仕送りなどで海外送金の機会が出てくると思います。この海外送金が思いがけないコストとなることも。

銀行や多くの海外送金プロバイダは、使用する為替レートに「為替手数料」と呼ばれる手数料が上乗せされ、隠れコストになりがちであることに注意が必要です。海外送金にかかるコストを削減したい人は、Wiseのように実際の為替レートで送金できるサービスの利用も検討してみるといいですね。

海外送金をする際には、わかりやすい送金手数料だけではなく、為替レートも比較するのが重要です。


6. ドイツ

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ヨーロッパへの留学は高いイメージがありますが、ドイツの大学は無料・格安であることが多いため、大学への正規留学も夢じゃありません。また、ドイツでは2~3ベッドルームの部屋を借りて、友人とシェアする形態が一般的。そうすることで生活費を安く抑えることができます。

  • ドイツ語語学学校学費(1ヶ月):4万円〜20万円²³

  • 大学1学期の学費:無料~60万円(私立大学の場合)²⁴

  • 物価(1リットルの牛乳):約87円²⁵(外食は日本よりも若干高め)

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約86,000円/月²⁵
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約64,000円/月²⁵
    (語学学校の寮)7万円~10万円/月²³

  • 日本からの往復航空券:(夏)11万円~15万円 (冬)8万円~10万円

7. 台湾

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旅行先として人気の台湾ですが、実は留学先としてもおすすめ。中国語(北京語)を学びたい人は、ぜひ台湾を検討してみてもいいでしょう。日本にも近いため、短期の留学にも適しているといえます。

  • 中国語語学学校学費(1ヶ月):2〜6万円²⁶

  • 大学1学期の学費:19~26万円²⁷

  • 物価(1リットルの牛乳):約323円(自炊よりも外食の方が安いことも)²⁸

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約59,000/月²⁸
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約39,000/月²⁸

  • 日本からの往復航空券:(夏)22,000円~4万円 (冬)18,000円~25,000円

8. ポーランド

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ポーランドはヨーロッパの中でも特に物価が安い国です。英語を話せる人も多く、英語を学べる語学学校も数多くあります。さらに、ポーランド語を学びたい、またはポーランド語が既に話せるという人は、無料で大学教育を受けられる機会もあります。

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):7,600円〜4万円²⁹⁺³º

  • 大学1学期の学費:18万円~25万円³¹

  • 物価(1リットルの牛乳):約67円³²

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約53,000円/月³²
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約41,000円/月³²

  • 日本からの往復航空券:(夏)10万円~12万円 (冬)8万円~11万円

9. スリランカ

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英語を学ぶ留学先として穴場なのがスリランカ。130年以上にもわたりイギリスの植民地であった影響もあり、現地語を結ぶ言語として英語が広く話されています。物価も非常に安いためお得に語学留学をすることができます。日本人にとってあまり馴染みのない国で、ユニークな経験ができるかも?

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):8,300円〜1万7,000円³³

  • 物価(1リットルの牛乳):約131円³⁴

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約37,000円/月³⁴
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約13,000円/月³⁴

  • 日本からの往復航空券:(夏)6万円~10万円 (冬)55,000円~9万円

10. フィリピン

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英語の短期留学先として人気の高まっているフィリピン。物価・コース費用共に安く、また日本からも近いため航空券も安価なのが魅力です。フィリピンでは英語を話す人が多く、英語の語学学校がたくさんあるため選択肢も豊富。さらに、ビーチリゾートも満喫できちゃいます。

  • 英語語学学校学費(1ヶ月):8〜19万円(平均約10万円)⁵

  • 物価(1リットルの牛乳):約171円(外食費や米などは非常に安い)⁶

  • 家賃:
    (都心の1ベッドルームの部屋)約3万円/月
    (都市郊外の1ベッドルームの部屋)約17,000円/月
    (語学学校の寮)1~5万円/月

  • 日本からの往復航空券:(夏)3万円~5万円 (冬)3万円~5万円

留学費用の安い国まとめ

学費と生活費の観点から、格安で留学できる国を10か国紹介しました。

アジアなどの非英語圏でも英語を話す国は多く、物価も安いためできるだけ費用を抑えたいという人は、ちょっとマイナーな国を選択肢に入れてみるのも良いですね。また、ドイツやノルウェーなど大学教育が無料の国もあるので、留学先選びに迷っている人はぜひ検討してみてください。

留学の際には、学費や生活費の海外送金の必要が出てきます。銀行だけではなくWiseなどの海外送金サービスの使用を検討してみてもいいですね。為替レートや手数料を比較して、よりお得な海外送金手段を選べるといいですね。


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Yuyuki Tanno
2023年4月12日 6分で読めます

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