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三井住友銀行（SMBC）で海外送金するには？手数料・レート・日数を徹底解説！

Wise
2024年9月25日（最終更新）
10分で読めます

グローバル化が進み、海外とお金のやり取りをする機会も多くなっています。三井住友銀行（SMBC）に口座を持つ人は、海外送金サービスの利用をすることもあるかもしれません。そんな人のために、この記事では三井住友銀行で海外送金を行う方法を詳しくまとめました。

銀行を利用した海外送金では、数多くの手数料が発生し、非常に高額になることもよくあります。以下では手数料の種類や仕組みなども解説しています。銀行に比べ最大10倍安くなる手数料で送金できる国際送金サービス「Wise（ワイズ）」も、検討してみてください。

例：日本からアメリカへ10万円を送金する場合（手数料は送金人負担）

海外送金の真のコスト

日本円からアメリカに同じ10万円を送金しても、受取人に届く額が違うことがわかります。この理由は送金手数料の違いだけではなく、為替レートの違いにもよります。

多くの銀行・プロバイダは、為替手数料と呼ばれる手数料を上乗せした為替レートを使用しています。つまり、実際の為替レートではありません。

例えば、Wiseのように実際の為替レートと格安の送金手数料を使用する海外送金サービスを使うと、同じ送金額でも多くの額を受取人に届けられるかもしれません。実際に、日本の主要銀行と比べ、最大10倍安く海外送金ができます。

海外送金・外貨支払いに：Wise🚀

三井住友銀行の海外送金にかかる手数料

以下の表は、個人として三井住友銀行の海外送金にかかる全ての手数料です。1

各手数料金額
海外送金手数料（店頭窓口）弊行海外支店／現地法人／連携銀行あて：7,000円

海外他行あて：7,500円

海外送金手数料（SMBCダイレクト）当行海外支店／現地法人／連携銀行あて：3,000円

海外他行あて：3,500円

関係銀行手数料（依頼人負担の場合）2,500円
円為替取扱手数料送金金額の0.05％（最低2,500円）
リフティングチャージ送金金額の0.05％（最低2,500円、または25ドル）
被仕向送金手数料（受け取り手数料）1,500円

以下は法人としてGlobal e-Tradeサービス＜デビュー＞タイプ（オンライン）でかかる全ての手数料です：2

各手数料金額
初期契約料・月額利用料0円
海外送金手数料（店頭窓口）弊行海外支店／現地法人／連携銀行あて：7,000円

海外他行あて：7,500円

海外送金手数料（Global e-Tradeサービス・事前受付）弊行海外支店／現地法人／連携銀行あて：2,500円

海外他行あて：3,000円

関係銀行手数料2,500円
円為替取扱手数料送金金額の0.05％（最低2,500円）
リフティングチャージ送金金額の0.05％（最低2,500円、または25ドル）
被仕向送金手数料（受け取り手数料・Global e-Tradeサービス）0円

※関係銀行手数料は後日4,000円を超える請求があった場合は、差額分を請求します。

聞き慣れない手数料もあるかと思います。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

関係銀行手数料（中継銀行手数料）

関係銀行手数料とは、送金銀行と受け取り銀行をつなぐ中継銀行（コルレス銀行）に支払う手数料のことです。当手数料は送金人負担か、受取人負担か選ぶことができます。しかし実際にいくらかかるかは送金してみないと分からないのが、関係銀行手数料の厄介な点です。つまり、たとえ送金人が負担したとしても、予想以上に中継銀行にて手数料がかかった場合、受取額から追加で手数料が引かれることもあるのです。

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Wiseは独自の送金システムによって、原則、関係銀行手数料（中継銀行手数料）がかかりません。思わぬ手数料に驚きたくない人におすすめの送金方法です。

円為替取扱手数料・リフティングチャージ

「為替手数料を避けるために、同一通貨（円→円、外貨→外貨）で送ればいいじゃないか」と思う人もいるかもしれません。しかし残念ながら、その場合でも手数料がかかります。これが円為替取扱手数料またはリフティングチャージです。送金金額の0.05％分が手数料としてかかるので、為替手数料よりもお得な選択肢とは言えないでしょう。

三井住友銀行に代わる、安価で透明性の高い海外送金方法：Wise

三井住友銀行での送金には、送金手数料以外にもたくさんの手数料がかかることが分かりますね。送金にかかるコストを最小限に抑えたい人は、銀行よりも最大10倍安く送金ができるWiseの利用がおすすめです。

Wiseの安さの理由は、新しい送金の仕組みにあります。通常、銀行や海外送金プロバイダは、送金銀行、受け取り銀行以外にも複数の中継銀行を通して海外送金を行います。各銀行で手数料がそれぞれかかるので、海外送金は高額になってしまいます。

一方、Wiseは世界中に銀行口座を持ち、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。つまり、資金は国境を越えていないので、安く速く送金することができます。

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【Wiseの新しい海外送金の仕組み】

また、為替手数料の一切かからないリアルタイムのレートを採用しているので隠れたコストが発生することもなく、透明性の高い方法であるといえます。

Wiseは2023年時点で世界での利用者数は1,600万人を超え、毎月の送金額は約1兆4,000億円を上回ります。また、ワイズ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されています。

気になった方は、ぜひ一度Wiseの海外送金シミュレーション、コストを確認してみましょう。

三井住友銀行で海外送金する方法

三井住友銀行で海外送金をする方法を具体的に見ていきましょう。

三井住友銀行で海外送金するには、窓口・SMBCダイレクトの2つの方法があります。しかし、海外送金を含む外為業務を中止する店舗が増えているため、仕向外国送金取扱店舗一覧で取り扱い店舗を確認するか、SMBCダイレクトの利用をおすすめします。

三井住友銀行の窓口で海外送金する方法

  • （可能であれば）店舗予約を三井住友の公式ページから行う
  • 海外送金を取り扱う窓口に来店
  • 必要事項を記入し、本人確認を行う
  • 送金先の口座に金額が振り込まれる
  • 自分の住所に郵送で計算書が届く

SMBCダイレクトで海外送金する方法

三井住友銀行にて個人で海外送金する場合は、以下のとおりに進めます：

  • 外国送金サービスに申し込む
  • 本人確認書類・マイナンバー書類をアップロード、または郵送
  • 送金先口座を事前登録（三井住友銀行が確認し、翌営業日に登録完了となる）
  • SMBCダイレクトのマイページより送金依頼
  • 送金金額＋手数料が口座から引き落とされる
  • 送金先の口座に金額が振り込まれる
  • 自分の住所に郵送で計算書が届く

SMBCダイレクトで海外送金をする場合は以下の見出しで紹介する必要な情報・書類をオンラインで提出することになります。

SMBC Global e-Tradeサービス＜デビュー＞タイプで海外送金する方法

SMBC Global e-Tradeサービス＜デビュー＞タイプは法人向けの外貨サービスです。インターネットバンキングを用いた海外送金のほか、外貨預金もできます。

三井住友銀行にて法人で海外送金する場合は、以下のとおりに進めます：

  • 三井住友銀行の法人口座を開設する
  • 公式ページから当サービスの資料を請求する
  • 法人取扱店舗へ来店し、店頭で申し込み
  • 利用設定を済ます
  • オンラインで送金する

三井住友銀行で海外送金するのに必要な情報・書類

三井住友銀行で海外送金するには、以下の情報をアップロードまたは郵送・店頭提出する必要があります。

必要な情報：3

  • 送金先（銀行名、支店名、都市名、国名、口座番号、銀行所在地、口座名義、受取人の住所・電話番号）がわかるもの　※英文表記
  • SWIFT、IBAN、ABA No.などのコード
  • 自分の氏名・住所　※英文表記
  • 送金目的

必要なもの：

  • 振込資金（三井住友銀行の通帳・届け印）
  • 本人確認書類（運転免許証、パスポート、各種健康保険証など）
  • 取引の詳細を確認するための書類（請求書、出生証明書、契約書など）
  • （個人）個人番号カード、通知カードなど個人番号がわかる書類
  • （法人）法人番号指定通知書など法人番号がわかる書類4
  • （法人）法人のために取引を行っていることを確認できる書類（委任状など）4

海外の金融機関から、三井住友銀行で送金を受け取るのに必要な情報

海外の銀行から三井住友銀行の口座に送金を受け取る場合は、以下の情報を事前に送金相手に伝える必要があります。

  • 受取人取引銀行名：SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
  • SWIFTコード：SMBCJPJT
  • 支店名：　○○○○ BRANCH/ BRANCH CODE()
  • 支店住所：支店住所の英文表記はホームページで確認可
  • 受取人口座名義：名（ファーストネーム）　姓（ファミリーネーム）
  • 店番号－口座番号：ACCOUNT NO．○○○－○○○○○○
  • 住所と電話番号：住所は英文

三井住友銀行のお取り扱い通貨について

三井住友では、日本円を含めた以下の6通貨を取り扱っています。

日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、カナダドル（店頭のみ）

また被仕向送金では日本円を含めた以下の18通貨の受け取りが可能です。

米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、豪ドル、NZドル、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、オフショア人民元

ただし、被仕向送金で海外から送金を受け取るときは、外貨普通預金口座を受取口座に指定してください。

三井住友銀行(SMBC)で海外送金するのにかかる日数

三井住友銀行では、海外の相手にお金が入金されるまでにかかる日数が公示されていません。しかし3～4日程度かかるのが一般的です。海外送金にかかる日数を短縮したい方は、「海外送金にかかる日数は？迅速な海外送金の秘訣も紹介！」を参考にしてください。

三井住友銀行の海外送金に関する問い合わせ先

受付時間
チャットで相談毎日9:00～21:00（1月1日～3日、5月3日～5日、臨時メンテナンス時を除きます）
サービス全般に関する問い合わせ：0120-324-310（通話料無料）毎日9:00～21:00（1月1日～3日、5月3日～5日を除く）
海外からの通話などフリーダイヤルを利用できない場合は、03-5539-2745（通話料有料）毎日9:00～21:00（1月1日～3日、5月3日～5日を除く）

海外送金を行う際には、利用する銀行やプロバイダの手数料をしっかりと把握することが必要です。その上で三井住友銀行やWiseなどの送金サービスを比較し、無駄な手数料を支払わずに海外送金ができるといいですね。

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三井住友銀行の海外送金に関するよくある質問

以下では三井住友銀行を用いて海外送金するうえで気になる点をまとめました。

1. 窓口とSMBCダイレクト（インターネットバンキング）はどのように使い分ければいいですか？

基本的にはSMBCダイレクトを推奨します。手数料も窓口より4,000円安く、24時間使用できます（毎週日曜21:00-翌月曜日7:00を除く）。

ただしSMBCダイレクトには限度額があり、1日では約300万円、1ヶ月（月初1日から月末）では500万円まで海外へ送金できます⁹。

もしそれ以上の金額を海外へ送金したい場合、窓口を使用する必要があります。

2. 三井住友銀行とWiseではどのような違いがありますか？

三井住友銀行は銀行であり、国内送金を軸にしています。一方でWiseは海外送金サービスであり、海外送金を軸にしています。

ただしWiseでも友人のWise日本口座に日本円を即時に送ることや、日本にある知人の銀行口座へ日本円のまま送金することもできます。

またWiseのデビットカードもあるため、ATMでの引き出しや決済など、日本円を入れて普段の生活で使うことも可能です。まだWiseのデビットカードを受け付けていない場所も日本国内にあるため、使用にはご注意ください。

3. SMBCダイレクトの受付状況を知りたいです

外国送金メニューの「外国送金明細の確認」画面の「受付状態」欄で状況を確認できます。

  • なにも記載がない - 申し込み受付は完了しています。
  • 「お問い合わせ中」または「お問い合わせ中（取消・変更）」- 申し込みが進んでいない状態です。三井住友銀行のほううから連絡が入るまでお待ちください。
  • 「送金エラー（残高不足）」- 残高不足のため、送金ができなかった状態です。入金して、再度送金してください。

ソース

  1. 三井住友銀行：海外への送金・外貨建て送金
  2. 三井住友銀行：インターネットで完結！外国送金なら三井住友銀行
  3. 三井住友銀行：外国送金サービス（SMBCダイレクト）
  4. 三井住友銀行：外国送金
  5. 三井住友銀行：SMBCダイレクトに関するお問い合わせ先

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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