Chaseで海外送金する方法とは?アプリで日本へ送金する手順や手数料、必要な書類まで!
Chaseのアプリで海外送金をする方法や、送金にかかる手数料、着金までの日数など海外送金についての気になる疑問点を解説します。手数料を抑える手段もご紹介!
グローバル化が進む今日、身近になりつつあるのが海外送金です。大切なお金を送るからこそ、トラブルは防止したいですよね。
海外送金のトラブルの大半は、必要な情報が漏れていたり、間違っていたりすることが原因。そのため、送金前には必ず必要情報をしっかり確認することが大切です。
この記事では、海外送金に必要な情報をまとめました。また、海外送金が銀行の最大14倍安くについても紹介します。
以下の表は、海外送金の際に必要となる情報です。
項目 | 例¹ |
---|---|
SWIFT code / BIC / routing number(受取銀行のSWIFTコード / BIC / ルーティングナンバー) | SMBCJPJT |
Beneficiary Bank Name(受取銀行名) | SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION |
Beneficiary Bank Branch(受取銀行の支店名) | 本店の場合:HEAD OFFICE、支店の場合:○○○○ BRANCH、出張所の場合:○○○○ SUB-BRANCH、営業部の場合:○○○○ MAIN OFFICE |
Beneficiary Bank Address(受取銀行の住所) | 1-1-2 MARUNOUCHI CHIYODA-KU TOKYO JAPAN 100-0005 |
Recipient Name(受取人の名前) | AKIKO YAMADA |
Recipient Address(受取人の住所) | 1-6-1 OTEMACHI CHIYODA-KU TOKYO JAPAN 100-0004 ※受取人の住所がアメリカの場合は州名、中国の場合は省名も必須⁴ |
Recipient Phone Number(受取人の電話番号) | +81 80-1234-5678 |
Recipient Account Number / IBAN(受取人の口座番号 / IBAN ) | ○○○-○○○○○○(店番-口座番号)FR7630006000011234567890189(IBAN例)⁵ |
(必要な場合)Intermediary Bank SWIFT code(中継銀行のSWIFTコード) | BKTRUS3 |
(必要な場合)Intermediary Bank Name(中継銀行名) | Deutsche Bank Trust Company Americas NY |
海外送金の際に必ず必要になるのがSWIFTコード(別名BICコード)。SWIFTコードは銀行の住所のようなもので、各銀行に1つコードが割り当てられています。送金元の銀行は、このSWIFTコードを頼りにして送金先となる銀行を判断します。
SWIFTコードが間違っていると、送金が届かないなどのトラブルの原因となります。各銀行のSWIFTコードは銀行のウェブサイトで確認するか、WiseのSWIFTコード検索機能を使って探すことができます。
国によっては他にも「ABAルーティングナンバー」「トランジットナンバー」や、「IBAN」といったコードも使われています。IBANは、主に欧州で採用される銀行口座の所在国、支店、口座番号を特定するための統一規格のコードです。ABAルーティングナンバーは米国における銀行コードです。どちらも日本では使用されていないので、日本の銀行で海外送金を受け取りたい場合は、どちらも不要です。
逆に、ABAルーティングナンバーやIBANを採用している国の銀行に海外送金をする場合(例: ヨーロッパやアメリカの受取人に日本から送金する)は、受取人にIBANかABAルーティングナンバーを事前に聞いておきましょう。IBANは検索機能を使って探すことができます。
中継銀行(コルレス銀行)とは、海外送金が相手に届く前に経由する銀行のことを指します。多くの場合、中継銀行は送金銀行が決定するため、送金人が中継銀行を指定する必要はありません。
ただし、楽天銀行など、銀行によっては海外からの送金を受け取るときに、中継銀行を送金時点で指定しないといけない場合があります。この場合は、ウェブサイトなどを参考にして中継銀行を確認し、送金人に伝えましょう。
項目 | 記入するべき情報 |
---|---|
Intermediary Bank SWIFT code(中継銀行(コルレス銀行)のSWIFTコード) | MBCJPJT |
Intermediary Bank Name (中継銀行名) | SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION, TOKYO, JAPAN |
「海外送金=銀行」と考えている人も多いでしょう。しかし、銀行は複雑な海外送金の仕組み(SWIFT・電信送金)によって時間とコストがかかりがちです。
最近では、海外送金に特化したサービスもあります。各銀行・サービスを比較した上で自分に合った送金方法を選べるといいですね。
以下では、日本の円口座からイギリスのポンド口座へ10万円を送金する場合にかかる送金手数料・為替レート・イギリス側で受け取れる概算額(ポンド)を比較しました。
同じ10万円を元手に送金しても、表中で1番多くのポンドを届けられるWiseと1番少ないりそな銀行では受取額に70ポンド以上(1万円以上)の違いがありました。
銀行/サービス | 送金手数料 | 為替レート | 受取概算額 |
---|---|---|---|
![]() | 6,000円⁴ | 三井住友銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.88円)⁷ | 639.98ポンド |
![]() | 8,000円⁸ | みずほ銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.91円)⁹ | 626.23ポンド |
![]() | 8,500円¹º | りそな銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.83円)¹¹ | 623.17ポンド |
![]() | 2,000円 | 新生銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.25円) | 670.09ポンド |
![]() | 1,750円 | 楽天銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.78円) | 669.37ポンド |
![]() | 6,000円¹⁴ | ソニー銀行が独自に定める為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=143.33円)¹⁵ | 655.83ポンド |
939円 | 実際の為替レート(1ポンド=142.833円) | 693.55ポンド 送金する |
(2020年1月31日時点シミュレーション)
送金方法を選ぶ際には、送金手数料だけではなく、各社が使う為替レートにも注意しましょう。銀行や多くの送金サービスは、実際の為替レートではなく、独自で定める為替レートを使用しています。実際の為替レートを使った海外送金サービスWiseなども検討してみてもいいですね。
Wiseはエストニア生まれの新しい海外送金サービスです。銀行とは異なる仕組みで海外送金を行うため、最大で銀行の14倍安いコストで送金ができます。また常に実際の為替レートを使用しているため、「高いレートで気がつかないうちにコストがかさんでいた...」ということもありません。
2021年2月現在、世界での利用者は1,000万人を超え、毎月の送金額は6,000億円に上ります。日本では、ワイズジャパン株式会社は資金移動業者として登録されています。資金は100%法務局に保障されているため、万が一の場合でも安心です。
気になった方は、ぜひ海外送金シミュレーションでどれだけ安く送金できるのか確認してみましょう。海外送金を受け取る際にも、送金人に「Wiseで送って」と頼んでみるのも良いですね。具体的な使い方はWiseガイドを参考にしてください。
以上、海外送金の際に必要となる情報を具体例と共に見てきました。着金の遅れやお金が届かないといったトラブルを防ぐためにも、情報は正確に記入する必要があります。海外送金の予定がある人は、今一度情報を確認してみましょう。
銀行の海外送金は仕組みが複雑なため、手数料が高くなりがちです。海外送金にかかるコストを節約したい人は、Wiseのような海外送金に特化したサービスを使ってみるのも良いかもしれません。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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