ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も
ATMで100万円以上の振込を行う方法と注意点を解説。銀行ごとに異なる現金・キャッシュカード別の振込限度額や注意点もわかりやすく記載しています。
近年、海外送金を扱う金融サービスは多様化しており、送金にかかる手数料や手続き方法は大きく異なります(下図参照)。事前に下調べをして、自分に合った送金サービスを見つけることが大切です。
この記事では、横浜銀行からの海外送金にかかる手数料や為替レート、手続きの流れについて解説します。送金を受け取る際の手数料や注意点についても触れていますので、送金を受け取る方も必見ですよ。
また、手数料を安価に抑えられる海外送金サービス「Wise(ワイズ)」も紹介します。併せて参考にしてみてください。
プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計費用 |
---|---|---|---|
横浜銀行(Payforex)1 | 1,480円 | 横浜銀行の定める為替レート(為替手数料を含む) | 1,480円+レートに含まれる為替手数料 |
Wise | 265+0.6%円 | リアルタイムの為替レート | 859円 送金する |
※2024年9月17日時点
横浜銀行の海外送金手数料は、送金方法と送金する金額によって異なります。
横浜銀行の外国送金は以下の3つに大きく分けられます:
ネットでの送金は、法人・個人事業主のみ利用可能です。100万円以下
の送金であればPayForexを使用した送金が最も安い手数料になります。
ただし100万円以上であれば、通常の横浜送金をご使用ください。
この記事では横浜銀行の海外送金に関わる手続きを説明していきましょう。
横浜銀行を通じてPayForexから海外送金をする場合、送金先の国と送金する金額によって手数料が変わります。
以下はアメリカドルを送金する場合の手数料です。
アメリカへの送金:1
送金額 | 送金手数料 |
---|---|
7,000円〜599,99円 | 1,480円 |
600,000円 〜1,000,000円 | 無料 |
1,480円は通常の銀行送金に比べるとお手頃な価格です。
一方、海外送金サービス、Wise(ワイズ)を使うと、手数料が格安になります。Wiseは、世界中に銀行口座を持ち、お互いを独自のネットワークでつないでいます。例えば、日本からアメリカに送金する場合、送金は、日本の送金人口座からWiseの日本口座、Wiseのアメリカ口座からアメリカの受取人口座といったルートで行われます。つまり、実際の資金は国境を超えません。
そのため、海外送金コストを安価に抑えられ、手数料は銀行の10倍近く安く済むこともあります。送りたい通貨を選んで、こちらから国際送金シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
送金額2 | 送金手数料 | 取扱手数料 |
---|---|---|
外国への送金 | 9,500円 | 無料送金金額の0.05% (最低2,500円) |
国内外貨建て送金 | 9,500円 | 無料 |
※外国送金依頼書WEB作成サービスを利用しなかった場合、外国送金の手数料は10,500円です。国内外貨建て送金のなかには取扱手数料も含まれています。取扱手数料(リフティングチャージ)は、送金通貨と受取通貨が同じ場合に発生します。例えば、アメリカから日本へドルからドルのままで送金する場合は、取扱手数料がかかります。
支払銀行手数料は3,000円ですが、実際の手数料が5,000円を超える場合は、3,000円との差額分も支払う必要があります。
なぜ銀行の海外送金手数料は高いのでしょうか?それは、海外送金においては、送金銀行と受け取り銀行に直接提携関係がないことがほとんどで、それら2つの銀行を中継できる他の銀行「仲介銀行(中継銀行、コルレス銀行と呼ばれることも)」が必要となるからです。そして、仲介銀行も手数料を課します。
法人でもPayForexを利用して送金することが可能です。
ただしもう一つの方法として、法人向けのインターネットサービス「はまぎんビジネスサポートダイレクト」を契約すると、ネットから送金が可能です。外国送金依頼書の作成や窓口に行く手間が省けますので、忙しいビジネスマンに嬉しいサービスですね。
月間基本手数料4 |
---|
5,500円(海外送金受付サービス 3,300円+照会・振込サービス 2,200円) |
送金手数料3 | 取扱手数料(同一通貨で送金する場合) | |
---|---|---|
受取人負担 | 3,500円 | 送金金額の0.05%(最低金額2,500円) |
送金人負担 | 6,500円 | 送金金額の0.05%(最低金額2,500円) |
※支払い銀行手数料が依頼人負担の場合、送金手数料に支払い銀行手数料3,000円が含まれます。
Wiseでも、法人・個人事業主として海外送金はできます。手続きはオンライン完結で、基本手数料なども不要ですよ。
横浜銀行で海外送金を受け取る際の手数料について、みていきましょう。
受け取り手数料 | 取り扱い手数料 | ||
---|---|---|---|
外貨建 | 外貨のまま受け取る | 1,500円 | 送金金額の0.05% (最低2,500円) |
外貨建 | 円で受け取る | 1,500円 | 無料 |
円建 | 円で受け取る | 1,500円 | 送金金額の0.05% (最低2,500円) |
もし送金者がWise(ワイズ)を利用すれば、受け取り手数料はかかりません。よりコストを抑えるために、送金者にWiseを使うよう依頼するのも手かもしれません。
横浜銀行からの海外送金に適用される為替レートについて説明していきましょう。
横浜銀行からの海外送金には、横浜銀行の定める当日の「TTSレート」が適用されます。
各銀行は毎朝「仲値」と呼ばれる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートを設定しますが、TTSレートはそれに為替手数料を上乗せしたものです。
横浜銀行ではアメリカドル、1ドルにつき144.62円⁶であり、Wise(ワイズ)は143.745円です(2024年9月19日11:00時点)。5Wiseは中値で提供しているため、横浜銀行は1ドルにつき約1円ほど為替手数料を上乗せしています。
為替手数料を設定しているのは横浜銀行だけでなく、多くの銀行・海外送金プロバイダが課しています。特に、大きな額を送金したい人は為替レートに注意することが必要でしょう。思わぬコストになることがあります。
Wiseは為替手数料のない、リアルタイムの為替レートを採用しています。隠れたコストはなく、送金にかかる手数料が一目瞭然です。実際にかかる送金手数料は、こちらのサイトから簡単にシミュレーションできます。
横浜銀行では、個人だと14種類、法人・個人事業主だと23種類の通貨を送金することができます。国内銀行の中では、取扱い通貨が多い方でしょう。6
個人が横浜銀行で外国送金WEB依頼書を使用して海外送金をする手順は、以下のとおりです。7
法人なら〈はまぎん〉ビジネスサポートダイレクトから海外送金が可能です。専用サイトから送金依頼データを入力し、社内で承認手続きをすれば、横浜銀行への送金依頼が完了します。
サイトを利用できる時間帯は8:00-23:00と長く、15:00までに依頼すれば当日中、それ以降は翌日付で送金されます。
窓口で提出が必要な書類は以下の通りです。
海外送金を行う際に、以下の情報が必要になります。事前に準備して、窓口でスムーズに送金できるようにしましょう。
海外からの送金を受け取るためには、以下のデータが必要です。あらかじめ送金人に伝えておきましょう。
IBANは欧州域を中心に採用されているコードなため、横浜銀行を含む日本の銀行では採用されていません。もしIBANコードを頼まれたら、日本では必要がないことを伝えてください。
横浜銀行での海外送金には、送金手数料や取扱手数料など数千円〜1万円程度の手数料が必要です。為替レートに含まれる「隠れコスト」もありますので、意外にコストがかかるでしょう。
一方、Wiseではリアルレートを使用しています。わかりづらい手数料はありません。高額な銀行の海外送金と比較すると、最大10倍安い手数料になることもあります。
まずはどの程度の手数料で抑えられるか、シミュレーションもできます。
横浜銀行の海外送金に関しては、以下の窓口に問い合わせ可能です。
横浜銀行やWiseなどを比較検討した上で、自分に合った送金方法を利用するとよいですね。
以下は横浜銀行で海外送金をするときに出てくる質問に対して答えました。
非公表となっています。ただし日本の休日、12月31日から1月3日、送金通貨国の休日は送金されません。また、一部の米国の休日に送金されない通貨もあります。
大きな違いは以下のとおりです:
Wise | 横浜銀行 | |
---|---|---|
外国送金の取扱 | オンライン | 窓口、オンライン |
取扱通貨 | 50通貨以上 | 14~23通貨 |
手数料(アメリカドルの場合) | 265円+0.6% | 1,480円+為替レート1ドル1円 |
海外送金にかかる日数 | 多くの場合は20秒以内 (45%の海外送金は即時に完了) | 非公表 |
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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