アメリカのクレジットカードを日本で使うことはできる?手数料なども解説
アメリカに駐在や留学している間に作成したクレジットカードは、日本でも利用できます。ただし手数料がかかったり、支払い用の銀行口座を維持する手間が発生したりする点に注意が必要です
日本への一時帰国中に病院を受診する場合、無保険だと全額負担になるため、多額の医療費がかかってしまいます。そのため万が一を考えると、何らかの保険に加入しておいたほうが良いでしょう。
この記事では、一時帰国中に使える保険制度やおすすめの保険について解説します。また、日本や居住国で利用できるWiseのサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしみて下さい。
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海外在住者が日本に一時帰国中に病院を受診した際は、医療費を全額支払う必要があります。もし国民健康保険に加入できれば、医療費が3割負担(就学前の子どもは2割負担)となりますが、それは可能なのでしょうか。
結論からいうと、国民健康保険への加入は可能な場合があります。
国民健康保険は、帰国から14日以内にお住まいの自治体の役所に転入届を提出すれば、加入資格を得ることがあります¹。健康保険証は当日その場で受け取れます。
ただし、国外に1年以上居住し日本での滞在期間が1年に満たない場合は、自治体によっては転入届を受け付けていません。まずは帰国中に住む自治体に、転入届を受け付けてもらえるのか確認すると良いでしょう²。
一時帰国中に活用できる保険はいくつかあります。そのうちのひとつが、逆海外旅行保険です。
逆海外旅行保険とは、一時帰国する日本人や訪日中の外国人を対象とした海外旅行保険です。日本にいる間にケガや病気などで治療費が発生した場合に、保険を適用できます。
逆海外旅行保険のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
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逆海外旅行保険 |
逆海外旅行保険のメリットは、日本のルールで保険適用を受けられ、医療費を軽減できることです。一方デメリットとしては、日本在住者に入国前に申し込んでもらう必要があるほか、歯科や産科など、緊急の受診以外の医療費には適用できない点が挙げられます。
ここで、一時帰国時におすすめできる逆海外旅行保険3選を見ていきましょう。
逆海外旅行保険の名前 | メリット | デメリット | プラン・料金 |
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TOKIO OMOTENASHI POLICY(東京海上日動)⁴ | 1日〜31日から選択 例)14日間:4,870円、31日間:9,420円 | ||
逆海外旅行保険(東京海上日動)³ | 要問い合わせ | ||
VIVA VIDA!外国人向け医療保険(ビバビーダメディカル ライフ)⁵⁻⁶ | プランにより16日、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など 例)VIVA MED EX-16(16日間):2,500円、VIVAMED-S(1ヶ月):4,000円 ※18〜34歳の場合 |
一ヶ月以内の一時帰国なら、TOKIO OMOTENASHI POLICYやVIVA VIDA!外国人向け医療保険が利用できます。特にTOKIO OMOTENASHI POLICYは帰国後でも申し込みが可能で、日本在住の家族がいなくても申し込める点が便利です。ぜひ比較・検討してみてください。
32日以上滞在する予定の人には、逆海外旅行保険(東京海上日動)がおすすめかもしれません。
2つ目の手段としては、在住の国で海外旅行傷害保険に加入することです。日本にいる間のケガや病気などのトラブル時に保険が適用されます。
海外旅行傷害保険のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット | |
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海外旅行傷害保険 |
日頃住んでいる海外で海外旅行傷害保険に加入しておけば、日本へ一時帰国した際の受診内容に応じて保険金が下ります。現地での申し込みとなるため、外国語での申し込みが必須です。言語力に問題がなければ、スムーズに申し込めるでしょう。
3つ目の手段は、クレジットカードの海外旅行保険に加入することです。
クレジットカードの海外旅行保険のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
クレジットカードの海外旅行保険 |
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、カードを持っているだけで保険が自動適用されたり、手続きが簡単だったりする点がメリットです。しかし、外国で新たにクレジットカードを作るのは難しい可能性も高いです。よって利用できるのは、すでに日本で作ったクレジットカードを持っている人だけかもしれません。
日本で作れる海外旅行保険が付帯しているカードは、楽天カードやエポスカードなどが挙げられます。特にエポスカードは保険が自動付帯されるので便利ですよ。
これを参考に、ご自身のクレジットカードにも保険が付帯しているか確認してみてください。
4つ目の手段は、留学や海外赴任、ワーホリ時などの際に加入した留学保険や海外旅行傷害保険の、一時帰国中補償特約を使うことです。
一時帰国中補償特約とは、商社の社員などが海外から一時帰国した際にも日本で入った保険が適用される特約です。例えば日本へ一時帰国した際に急病にかかり入院した場合、その医療費もカバーされます。また、新しい保険料がかからない点もメリットです。
デメリットとしては、歯科など緊急性のない受診は対象外になる可能性があることなどです。
例えば、損保ジャパンの「留学保険・駐在保険・ワーホリ保険(海外旅行総合保険)」⁸や、AIG損保の海外旅行保険⁹には、一時帰国中の補償特約をオプションで付けることができます。詳しくは、すでに加入中の留学保険や海外旅行傷害保険の内容を確認してみて下さい。
一時帰国中の保険加入はマストではありません。よって加入しなくても良いのです。しかし、万が一の場合は医療費が全額負担になる点に注意が必要です。
日頃から海外に滞在している人の中には、海外送金をしたり海外送金の受け取りをする人が多いかもしれません。また海外ではデビットカードなどでキャッシュレス支払いの機会も多いでしょう。
通常日本の銀行から海外送金すると、1回につき数千円程度の海外送金手数料がかかることが一般的ですが、Wiseのような海外送金や外貨に特化したサービスを利用すると、そのコストを下げられる可能性が高いです。特に独自の送金の仕組みを使うWiseの場合、よりお得に海外送金できる可能性があります。
海外送金時には、送金手数料のほかに、為替レートに含まれた為替手数料も支払う必要があります。このコストを抑えたい場合、Wiseのように手数料を含まない実際の為替レートで送金できるサービスを利用するのががおすすめです。
またWiseなら、米ドルやユーロなど該当通貨の受け取りが無料でできるほか、この該当通貨であれば現地の口座情報も取得できます。詳しいやり方はWiseマルチカレンシー口座の使い方をご覧ください。
海外ではキャッシュレスは不可欠。そこでWiseデビットカードを利用してはどうでしょうか。これは、日本の銀行のカードよりお得に外貨決済できるかもしれない、海外に特化したデビットカードです。約40もの通貨を管理でき、格安の手数料で自由自在に外貨に両替、支払いできます。
日本に一時帰国した際にも、日本円をWise内で保有していたら、外貨両替や手数料なく、そのままデビットカードで決済できて便利ですよ。
ATMからの出金も月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料無料です。
詳しいやり方はWiseデビットカードの使い方をご確認ください。
上記のようにWiseのサービスを使うためには、まず無料の会員登録を行います。簡単にできるため、隙間時間などで試してみて下さい。
日本へ一時帰国中に保険に加入していないと、万が一医療機関を受診した際に高額な医療費がかかるかもしれません。逆海外旅行保険や、すでに加入している留学保険などのオプションに申し込むなどして、保険に加入しておくと安心でしょう。
また、日本や海外での支払いや海外送金には、Wiseを利用するとお得かつ便利です。無料登録を済ませておいてはいかがでしょうか。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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