海外在住者向けの一時帰国時の保険の種類やメリット・デメリットについて徹底解説!

Yuyuki Tanno

日本への一時帰国中に病院を受診する場合、無保険だと全額負担になるため、多額の医療費がかかってしまいます。そのため万が一を考えると、何らかの保険に加入しておいたほうが良いでしょう。

この記事では、一時帰国中に使える保険制度やおすすめの保険について解説します。また、日本や居住国で利用できるWiseのサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしみて下さい。

目次🔖
  • 海外在住者も一時帰国中に国民健康保険に加入できる?
  • 一時帰国中に逆海外旅行保険に加入
  • 滞在先で海外旅行傷害保険に加入
  • 一時帰国中補償特約を利用
  • 一時帰国中に保険に加入しない場合どうなる?
  • お得に海外送金や外貨決済するなら:Wise
  • まとめ
  • 海外在住者も一時帰国中に国民健康保険に加入できる?

    海外在住者が日本に一時帰国中に病院を受診した際は、医療費を全額支払う必要があります。もし国民健康保険に加入できれば、医療費が3割負担(就学前の子どもは2割負担)となりますが、それは可能なのでしょうか。

    結論からいうと、国民健康保険への加入は可能な場合があります。

    転出届を出している場合、転入届を出せば国民健康保険に入れる?

    国民健康保険は、帰国から14日以内にお住まいの自治体の役所に転入届を提出すれば、加入資格を得ることがあります¹。健康保険証は当日その場で受け取れます。

    ただし、国外に1年以上居住し日本での滞在期間が1年に満たない場合は、自治体によっては転入届を受け付けていません。まずは帰国中に住む自治体に、転入届を受け付けてもらえるのか確認すると良いでしょう²。

    一時帰国中に逆海外旅行保険に加入

    一時帰国中に活用できる保険はいくつかあります。そのうちのひとつが、逆海外旅行保険です。

    逆海外旅行保険とは?:メリット・デメリットも³

    逆海外旅行保険とは、一時帰国する日本人や訪日中の外国人を対象とした海外旅行保険です。日本にいる間にケガや病気などで治療費が発生した場合に、保険を適用できます。

    逆海外旅行保険のメリットとデメリットは以下のとおりです。

    メリットデメリット
    逆海外旅行保険
  • 日本での医療費を軽減できる
  • 日本のルールで保険適用を受けられる
  • 日本在住者に申し込んでもらう必要がある
  • 入国前申し込みが必要な場合が多い
  • 歯科や産科などには適用できない
  • 逆海外旅行保険のメリットは、日本のルールで保険適用を受けられ、医療費を軽減できることです。一方デメリットとしては、日本在住者に入国前に申し込んでもらう必要があるほか、歯科や産科など、緊急の受診以外の医療費には適用できない点が挙げられます。

    おすすめの逆海外旅行保険:3選

    ここで、一時帰国時におすすめできる逆海外旅行保険3選を見ていきましょう。

    逆海外旅行保険の名前メリットデメリットプラン・料金
    TOKIO OMOTENASHI POLICY(東京海上日動)⁴
  • ネットから申し込める
  • 日本に帰国後でも加入可能(5日以内)
  • 海外旅行保険よりも安価
  • 日本国内、香港、中国、韓国国内からしか申し込めない
  • 申し込み画面は英語、韓国語、中国語のみ
  • >
    1日〜31日から選択 例)14日間:4,870円、31日間:9,420円
    逆海外旅行保険(東京海上日動)³
  • 32日以上の長期滞在に適用できる
  • 法人契約ができる
  • 日本在住者が申し込む必要がある
  • 入国前に申し込みが必要
  • 日本滞在が32日以上の人のみ
  • 要問い合わせ
    VIVA VIDA!外国人向け医療保険(ビバビーダメディカル ライフ)⁵⁻⁶
  • 保険料が比較的安価
  • 1日間〜加入可能で、多様なプランがある
  • 入国前に申し込みが必要
  • プランにより16日、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など 例)VIVA MED EX-16(16日間):2,500円、VIVAMED-S(1ヶ月):4,000円 ※18〜34歳の場合

    一ヶ月以内の一時帰国なら、TOKIO OMOTENASHI POLICYやVIVA VIDA!外国人向け医療保険が利用できます。特にTOKIO OMOTENASHI POLICYは帰国後でも申し込みが可能で、日本在住の家族がいなくても申し込める点が便利です。ぜひ比較・検討してみてください。
    32日以上滞在する予定の人には、逆海外旅行保険(東京海上日動)がおすすめかもしれません。

    滞在先で海外旅行傷害保険に加入

    2つ目の手段としては、在住の国で海外旅行傷害保険に加入することです。日本にいる間のケガや病気などのトラブル時に保険が適用されます。

    海外旅行傷害保険のメリット・デメリット

    海外旅行傷害保険のメリットとデメリットは次の通りです。

    メリットデメリット
    海外旅行傷害保険
  • 住んでいる国で加入できる
  • 外国語での申し込みが必要
  • 保険の内容が国や商品によって異なる
  • 日頃住んでいる海外で海外旅行傷害保険に加入しておけば、日本へ一時帰国した際の受診内容に応じて保険金が下ります。現地での申し込みとなるため、外国語での申し込みが必須です。言語力に問題がなければ、スムーズに申し込めるでしょう。

    クレジットカードの海外旅行保険に加入

    3つ目の手段は、クレジットカードの海外旅行保険に加入することです。

    クレジットカードの海外旅行保険とは?:メリット・デメリットも

    クレジットカードの海外旅行保険のメリット・デメリットを見てみましょう。

    メリットデメリット
    クレジットカードの海外旅行保険
  • 通常の海外旅行保険よりも手続きが簡単
  • 自動付帯だと手続き不要で便利
  • 海外でクレジットカードを作れない可能性がある
  • クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、カードを持っているだけで保険が自動適用されたり、手続きが簡単だったりする点がメリットです。しかし、外国で新たにクレジットカードを作るのは難しい可能性も高いです。よって利用できるのは、すでに日本で作ったクレジットカードを持っている人だけかもしれません。

    海外旅行保険が付帯しているクレジットカード

    日本で作れる海外旅行保険が付帯しているカードは、楽天カードやエポスカードなどが挙げられます。特にエポスカードは保険が自動付帯されるので便利ですよ。

    これを参考に、ご自身のクレジットカードにも保険が付帯しているか確認してみてください。

    一時帰国中補償特約を利用

    4つ目の手段は、留学や海外赴任、ワーホリ時などの際に加入した留学保険海外旅行傷害保険の、一時帰国中補償特約を使うことです。

    一時帰国中補償特約とは?:メリット・デメリットも⁷

    一時帰国中補償特約とは、商社の社員などが海外から一時帰国した際にも日本で入った保険が適用される特約です。例えば日本へ一時帰国した際に急病にかかり入院した場合、その医療費もカバーされます。また、新しい保険料がかからない点もメリットです。

    デメリットとしては、歯科など緊急性のない受診は対象外になる可能性があることなどです。

    一時帰国中補償特約を提供している保険会社

    例えば、損保ジャパンの「留学保険・駐在保険・ワーホリ保険(海外旅行総合保険)」⁸や、AIG損保の海外旅行保険⁹には、一時帰国中の補償特約をオプションで付けることができます。詳しくは、すでに加入中の留学保険や海外旅行傷害保険の内容を確認してみて下さい。

    一時帰国中に保険に加入しない場合どうなる?

    一時帰国中の保険加入はマストではありません。よって加入しなくても良いのです。しかし、万が一の場合は医療費が全額負担になる点に注意が必要です。

    お得に海外送金や外貨決済するなら:Wise

    日頃から海外に滞在している人の中には、海外送金をしたり海外送金の受け取りをする人が多いかもしれません。また海外ではデビットカードなどでキャッシュレス支払いの機会も多いでしょう。

    通常日本の銀行から海外送金すると、1回につき数千円程度の海外送金手数料がかかることが一般的ですが、Wiseのような海外送金や外貨に特化したサービスを利用すると、そのコストを下げられる可能性が高いです。特に独自の送金の仕組みを使うWiseの場合、よりお得に海外送金できる可能性があります。

    The true cost of sending JPY to USD

    海外送金時には、送金手数料のほかに、為替レートに含まれた為替手数料も支払う必要があります。このコストを抑えたい場合、Wiseのように手数料を含まない実際の為替レートで送金できるサービスを利用するのががおすすめです。

    リアルレート海外送金:Wise🚀

    またWiseなら、米ドルやユーロなど該当通貨の受け取りが無料でできるほか、この該当通貨であれば現地の口座情報も取得できます。詳しいやり方はWiseマルチカレンシー口座の使い方をご覧ください。

    海外ではキャッシュレスは不可欠。そこでWiseデビットカードを利用してはどうでしょうか。これは、日本の銀行のカードよりお得に外貨決済できるかもしれない、海外に特化したデビットカードです。約40もの通貨を管理でき、格安の手数料で自由自在に外貨に両替、支払いできます。

    日本に一時帰国した際にも、日本円をWise内で保有していたら、外貨両替や手数料なく、そのままデビットカードで決済できて便利ですよ。

    ATMからの出金も月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料無料です。

    詳しいやり方はWiseデビットカードの使い方をご確認ください。

    Wiseの会員登録・使い方

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う(海外在住の場合は、海外の本人確認書類が必要)
    3. アカウント作成は完了!

    上記のようにWiseのサービスを使うためには、まず無料の会員登録を行います。簡単にできるため、隙間時間などで試してみて下さい。

    まとめ

    日本へ一時帰国中に保険に加入していないと、万が一医療機関を受診した際に高額な医療費がかかるかもしれません。逆海外旅行保険や、すでに加入している留学保険などのオプションに申し込むなどして、保険に加入しておくと安心でしょう。

    また、日本や海外での支払いや海外送金には、Wiseを利用するとお得かつ便利です。無料登録を済ませておいてはいかがでしょうか。

    Wise無料会員登録💡

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  • ソース

    1. 逗子市 | 国民健康保険・国民年金[よくある質問] よくある質問
    2. 大阪狭山市 | 国外からの一時帰国(短期滞在)における国民健康保険の手続きについて
    3. 東京会場日動 | 32日以上(1カ月超)滞在される 訪日外国人 向け海外旅行保険【逆海外旅行保険】 日本人の 一時帰国 もOK
    4. 東京海上日動 | TOKIO OMOTENASHI POLICY | 東京海上日動
    5. VIVA VIDA!| 短期滞在・日本在住の外国人のための医療・生命保険
    6. VIVA VIDA!| 日本で安心して生活するためのセーフティーネット
    7. 損保ジャパン | 一時帰国中補償とは
    8. 損保ジャパン | 留学保険・駐在保険・ワーホリ保険(海外旅行総合保険)
    9. AIG損保 | 主な補償内容

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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