アメリカのクレジットカードを日本で使うことはできる?手数料なども解説

Yuyuki Tanno

アメリカに駐在留学している間にクレジットカードを作成した場合、日本に帰国してからも利用できるのでしょうか。結論からいうと、日本でもクレジットカードを利用できますが、支払い用の銀行口座を維持する手間が発生します。

この記事では、アメリカで作成したクレジットカードを日本で使う際の条件などについて解説します。

また、日本でも海外でも利用できるWiseのデビットカードも紹介しているので、あわせて参考にしてみて下さい。

目次🔖
  • アメリカのクレジットカードは日本で使える?
  • アメリカのクレジットカードを日本で使う際の手数料
  • アメリカのクレジットカードを使うなら、銀行口座の維持と入金が必要
  • 手数料を抑えたい場合は:Wiseデビットカード
  • まとめ
  • アメリカのクレジットカードは日本で使える?

    アメリカで作成したクレジットカードは、日本でも使用できます。アメリカで作れるカードは、VISAやMastercard、AMEXが多いですが、これらはすべて日本でも利用できるカードブランドです。

    ただし日本で発行できないカードがひとつだけあります。それはディスカバーカードです。しかしこのカードはJCBや銀聯と提携しており、ダイナースクラブをグループ会社にしていることもあって、JCBや銀聯、ダイナースの加盟店で使うことができますよ。

    アメリカのクレジットカードを日本で使う際の手数料

    アメリカで作成したクレジットカードを日本で使う場合、外貨決済時にカード発行会社が為替レートに上乗せする海外事務手数料がかかります。その手数料率はカード会社によって異なりますので、現地にいる間に確認しておくとよいでしょう。また、日本でカードを使って現金を引き出す際には、海外ATM手数料もかかります。

    アメリカのクレジットカードを使うなら、銀行口座の維持と入金が必要

    アメリカのクレジットカードは、アメリカで作った銀行口座を引き落とし口座に指定しています。そのため、もし日本に帰国してからアメリカのクレジットカードを利用したい場合、引き落とし口座に当たる銀行口座の維持も必要です。

    アメリカの銀行口座には、年会費がかかる口座とかからない口座の2種類があります。年会費がかかる口座は、預金金利が優遇されるなどの特典がついています。年会費と特典とを天秤にかけて、帰国後も残すかどうか判断するとよいでしょう。

    また、銀行口座に米ドルを入金しておく必要もあります。現地にいる間にまとまった金額を入れておくとよいでしょう。日本から入金する場合には、両替手数料や海外送金手数料がかかってしまう点に注意が必要です。

    もし日本に完全に帰国してしまった場合には、現地の何らかの住所を紐付けておく必要もあります。現地に残る親族や会社などを頼るとよいかもしれません。

    手数料を抑えたい場合は:Wiseデビットカード

    Wiseデビットカードは外貨利用に特化しているため、アメリカのクレジットカードを日本で使うよりも、手数料を抑えてよりお得に買い物などを楽しめるかもしれません。

    Wiseデビットカードは、Wiseマルチカレンシー口座に連結しています。このマルチカレンシー口座では、日本円や米ドルを含む約50もの通貨を1つのアカウントで同時に管理することができます。

    そのため、マルチカレンシー口座内に日本円を保有していれば、Wiseのデビットカードを使って手数料無料で日本で支払いをすることが可能となるのです。 \

    もちろん、日本円をマルチカレンシー口座内で保有していない場合でもWiseのデビットカードならお得に両替ができます。

    その場合、保有している米ドルから格安の両替手数料でカード内で自動で両替してそのまま支払うことができます。この時の両替レートは常にリアルレートが適用されるため、為替手数料などを気にする必要はありません。

    詳しいWiseデビットカードの使い方や、メリットに関してはこちらの記事を読んでみて下さい。

    アメリカでWiseデビットカードを取得する方法

    1. 社会保障番号(SSN)と身分証明書をアップロード
    2. カード取得にかかる9USDを支払う
    3. 5~9営業日にカードが発送される
    4. カードを有効化する

    より詳しい方法に関しては、こちらをご覧ください。

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    まとめ

    アメリカで作成したクレジットカードは、どの国際カードブランドでも日本で利用可能です。そのカードの加盟店を探して利用してみましょう。ただし、現地の銀行口座を維持したり、米ドルを入金したりする手間がある点に注意が必要です。

    一方、アメリカでも日本でも同じような条件で利用できるのがWiseデビットカードです。複数の国でシームレスかつお得に利用したいなら、まずは無料登録からしてみてはいかがでしょうか。


    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
    2023年4月21日 9分で読めます

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