海外留学中にどうやって現金引き出しすればいいの?そんな疑問を徹底解決!

Yuyuki Tanno

最近、韓国やアメリカをはじめ、海外へ留学する日本人学生が増えています。楽しみでありつつも同時に、現地での生活やお金の管理について不安を感じている人も多いのではないのでしょうか?

留学生活では、日々の支払いや急な出費で現地通貨の現金が必要になる場面も少なくありません。しかし、現地のATMで毎回日本のカードを使って現金を引き出すと、手数料や為替レートで損をしてしまう可能性が高いです。

そこで本記事では、海外留学先での現金引き出し時にかかる手数料や具体的な引き出し方法だけでなく、より留学生活を便利にするWiseのサービスについても解説します。この記事を読めば、留学先でのお金に関する不安を軽減できます。

留学先での現金引き出しに役立つWise(ワイズ)についての画像

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目次 🔖

海外留学先での現金引き出しにかかる手数料

海外留学先で現金を引き出す際には、下記のような手数料がかかることがあります。

海外ATM手数料

海外ATM手数料は、海外のATMから現金を引き出す際にかかる手数料です。ただ、日本の銀行口座でも、この手数料が完全無料、もしくは「月3回までは無料」など、優遇制度を設けていることがあります。利用する際は、手数料がなるべくかからない銀行を選ぶとよいでしょう。

注意したいのは、現地のATM設置会社が数百円の利用料を請求する場合がある点です。そのため、なるべくこの利用料がかからないATMを探すのもおすすめです。

両替手数料とは?

両替手数料(海外事務手数料ともいう)とは、銀行口座内のお金を現地の通貨で引き出す際にかかる手数料です。例えば、日本円しか入っていない銀行口座から、米ドルを引き出したいときなどにかかります。この手数料は、一般的に1.6〜3%程度かかります。

クレジットカードの海外キャッシング手数料(利息)とは?

クレジットカードの海外キャッシング手数料とは、海外でキャッシングを利用したときにかかる手数料です。引き出した金額に対して金利がつくので、利息も含めて返済する必要があります。

逆に、銀行口座に紐付いているデビットカードを使用した場合、この手数料を負担せずに現金が引き出せます。

以下の記事に海外ATM手数料や両替手数料の比較と、デビットカードに関して詳しく記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連ページ 💡 海外で使えるおすすめデビットカード9選:手数料の注意点も

海外留学先で現金引き出しをする方法

海外留学先で現金引き出しをする方法についての画像

次に、海外留学先で現金引き出しをする方法を4つ紹介します。

海外プリペイドカード

海外プリペイドカードとは、海外で利用できる事前チャージ式のカードです。事前にチャージした範囲内で支払えるので、海外での無駄使いを防ぐほか、盗難時にもチャージ金額以上は使用されないというメリットがあります。

項目内容
メリット
  • 現地での無駄遣いを防ぐ
  • 盗難時の被害を最小限に抑えられる
  • クレジットカードの為替手数料よりも割安なことがある
デメリット
  • 利用する前にお金をチャージする手間がある
  • 有効期限を過ぎていると利用できない

クレジットカード

クレジットカードを使えば、海外ATMでのキャッシングが可能です。ただし前述の通り、海外キャッシング手数料がかかります。また、クレジットカードは原則18歳以上でなければ作成できず、現地でお金をつい使いすぎてしまう可能性もある点に注意をしましょう。

項目内容
メリット
  • 現地での身分証明に使える
  • 後からお金を払うショッピング機能も使える
  • カードによっては不正利用に対する補償制度がある
  • 海外旅行保険が自動で付帯されるカードもある
デメリット
  • 原則後払いのため、お金を無駄遣いする可能性がある
  • 盗難されたとき、利用限度額まで利用されてしまう可能性がある
  • 原則18歳以上でなければ作成できない
関連ページ 💡 海外旅行で使用できるおすすめの最強クレジットカード8選を紹介!

デビットカード

デビットカードとは、銀行口座に紐付いているカードで、利用時にその口座からすぐにお金を引き落とす点が特徴です。口座残高以上にお金を使うことができないので、お金の無駄遣いや盗難時のリスクを抑えられます。またクレジットカードのように海外キャッシング手数料がかからない点も魅力です。

項目内容
メリット
  • クレジットカード手数料がかからない
  • 口座残高以上のお金が使えないので、無駄遣いを防げる
  • 盗難時の被害を口座残高の範囲内で押さえられる
  • 原則15歳から作成できる
デメリット
  • 口座残高がないと利用できない
  • 分割払いやリボ払い、キャッシング機能はない
関連ページ 💡 海外留学におすすめのデビットカードとは?

現地の銀行口座を開設して引き出す

長期留学の場合、留学先の国で銀行口座を開設する方法も有効です。特に1年以上の留学では、生活していく中でさまざまな支払いや振り込みなど、現地の口座が欠かせないシーンも増えてきます。

項目内容
メリット
  • 現地ATM利用時の海外手数料や為替手数料を大幅に削減できる
  • 現地での家賃の支払いや、アルバイト代の受け取りがスムーズ
  • 多額の現金を持ち歩く必要がなく、安全に資金管理が可能
デメリット
  • 口座開設には語学力が必要で、手続きが困難に感じる人も
  • 複数の書類準備(パスポート、ビザ、住所証明書など)が必要

【口座開設から現金引き出しまでの手順】

  1. 銀行で口座を開設する
    留学先に到着後、Chase Bank(アメリカ)やCIBC(カナダ)などの大手銀行の窓口で口座開設の手続きをします。その際、パスポートや学生ビザ、学校が発行する在学証明書(Bank Letter)などが必要になるので、事前に準備しておきましょう。
  2. 日本の口座から海外送金する
    現地の口座開設後、日本の銀行口座から生活資金を送金します。この際、銀行の窓口から送金すると数千円の高い手数料がかかるため、**Wise**のようなオンライン海外送金サービスを利用するのがおすすめです。
  3. 現地のカードで現金を引き出す
    その銀行が発行したキャッシュカード(or デビットカード)を使って、必要なときに現地のATMから現金を引き出せます。この方法なら、都度かかる海外ATM利用手数料や為替手数料を心配する必要はありません。

留学先での現金引き出し・外貨支払いに強い味方:Wise(ワイズ)

留学先での現金引き出しに活躍するWiseカードについての画像

海外留学時には、日本円と外貨との両替や送金などの機会が増えるかもしれません。そこで活用できるのがWiseです。Wiseは、海外送金、外貨での支払いや現金の引き出しまで、格安の手数料で行え、留学生に役立つサービスとなっています。

Wiseを活用するメリットは以下の通りです。

  1. 現地口座情報を取得:米ドル、ユーロ、英ポンドなど、主要な通貨の口座情報を自分の名前で取得できます。
  2. お得に海外送金:銀行などが上乗せする為替手数料(隠れコスト)のない、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)が適用されており、お得に送金が可能です。
  3. Wiseデビットカードの活用:Wiseアカウントにチャージしたお金は、一緒に発行できるWiseデビットカードを使って、世界150ヶ国以上のATMから現地通貨で引き出したり、お店で支払ったりできます。

例えばアメリカ留学なら、日本から米ドルとしてWiseアカウントに送金し、その米ドル残高から直接、手数料を気にせず支払い・現金引き出しができます。

Wiseデビットカードのメリットもご紹介します。

  • お得な引き出し手数料:海外ATMからの現金引き出しは、月2回まで、合計3万円相当までWiseの手数料が無料です。超過後も、低い手数料で利用できます。
  • 格安の両替手数料:カード利用時に現地通貨の残高がなくても、Wiseが持つ他の通貨残高から、最も有利なレートで自動的に両替して支払ってくれます。
  • 安心のセキュリティ:カードを使うたびにアプリに通知が届くので、万が一の不正利用にもすぐに気づけます。

留学準備や現地でのお金のやり取りに、ぜひWiseの活用を検討してみてください。

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まとめ

海外留学先での現金引き出しには、さまざまな手段があります。それぞれに手数料がかかる可能性があるため、よりコストの低く、自分にぴったりの方法を利用するとよいでしょう。

上記でもご紹介したようにWiseのデビットカードならお得な手数料で、世界150ヶ国で安心して利用できますので、ぜひ検討してみてください。

海外留学先での現金引き出しよくある質問

Q1:アメリカや韓国のATMで現金を引き出せない場合の原因は?

アメリカや韓国など、海外ATMで現金を引き出せない原因はいくつか考えられます。例えば、1日の引き出し限度額を超過している、持っているカードブランド(特にJCB)に対応していない、ATMでの取引操作ミスなどが考えられます。その他、カードの磁気不良やシステムメンテナンスが原因のこともあります。そのため、出発前に自身のカードの限度額や、現地のATMを確認してから利用するようにしましょう。

Q2:Visaカードで海外で現金を引き出すには?

お持ちのVisaカードで海外の現金を引き出すには、まず街中や空港で「VISA」または「PLUS」マークのあるATMを探します。ATMにカードを挿入して暗証番号を入力し、取引画面で「キャッシング(CASH ADVANCE)」と「クレジットカード(CREDIT)」を選択します。希望額を現地通貨で入力すれば、現金を受け取れます。しかし、これは借入れサービスのため利息がかかることと、手数料が発生する点に注意が必要です。

Q3:海外での現金引き出しで最も手数料を安く抑える方法はどれですか?

海外での現金引き出し手数料を最も安く抑える方法は、留学先の国や留学期間によって異なります。短期留学の場合は、銀行の隠れコストである為替手数料がかからない、Wiseデビットカードが手数料も安く、経済的です。一方、長期留学であれば、現地で銀行口座を開設することも1つの手段となります。日本から海外送金サービスで生活資金をまとめて送金する方法が、毎回の手数料をなくせるためです。

Q4:海外キャッシングとデビットカードでの引き出しの主な違いは何ですか?

海外キャッシングとデビットカードでの引き出しの最も大きな違いは、お金の出どころです。キャッシングはカード会社からの「借入れ」であり、利用した日から利息が発生します。一方、デビットカードは自分の銀行口座の「預金」を引き出すため、利息はかかりませんが口座残高以上の金額は利用できません。計画的な引き出しはデビットカード、緊急時はキャッシング、という使い分けが賢明です。

Q5:為替レートが良いときに、Wiseで先に日本円を外貨に両替しておき、現地で現金を引き出せますか?

Wiseアカウントでは複数の通貨の残高を同時に保有できるため、ご自身の好きなタイミングで日本円を米ドルやユーロなどの外貨へ両替することが可能です。そのため、円高など為替レートが良い時を狙ってあらかじめ両替しておけば、実際にお金を使う時よりもお得に外貨を用意できます。


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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