留学中には国際キャッシュカードが使える?海外でお金を引き出そう!
海外に留学した際に現金を引き出す手段のひとつ・国際キャッシュカードは多くの金融機関で廃止されています。そのため国際キャッシュカードに代わって利用できるデビットカードやWiseデビットカードについて紹介します
海外留学の際に絶対入っておきたいのが海外留学保険です。万が一の事があった際に安心して対応できるよう、保険は欠かせません。また、留学先によって保険に入ることが必須とされていることもあります。
この記事では、まずは3つのタイプの留学保険について解説。さらにおすすめの保険や注意点などについても詳しく見ていきましょう。
日本の銀行と比べ最大16倍安く海外送金ができるWise(ワイズ)についても紹介します。
🔖目次 |
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たくさんある海外旅行保険の中で自分に最適なものを選ぶ際、次の点に注目して比較検討すると良いかもしれません。
万が一のことが起こった場合、対応する言語が気になってきます。日本の海外旅行保険に入ってれば、日本語でやり取りできるため、外国語に自信がない場合におすすめです。
外国語での対応に問題がなければ、海外の留学保険に加入しても良いでしょう。
海外旅行保険のキャッシュレス治療サービスとは、治療費が保険会社から直接病院に支払われる仕組みで、現地で現金がなくてもスムーズに治療を受けることができるようになります。
キャッシュレス決済は通常、加入保険会社が提供病院を持っていれば、病院に行った時に保険の加入証明書のみを見せることで可能になります。
そのため、自分の留学する地域に多くの提供病院を持っている保険を選ぶのが良いでしょう。
国や留学先の学校によっては、現地の保険に加入することが必須のこともあります。その場合、補償内容が限られていることも多く、追加で別の保険に加入したいと思う人もいるかもしれません。そのような際は、現地保険の内容をしっかり確認し、不足する部分は何なのかを把握しておきましょう。そして、それを補える保険に加入すると安心です。
特に現地保険で不足すると考えられる点は、万が一の事があった際の日本への帰国費用や家族の渡航費などが挙げられます。
留学期間全体をカバーできる保険を選びましょう。万が一のときのため、保険の契約期間を延長できる保険を選んでおくと安心ですね。延長する際は、満期日前に手続きをしないと無効になってしまうので要注意です。
保険の契約は店舗で行うと安心です。しかし、出発日時が迫っている場合はオンラインでお申し込みできるAIG損保保険やt@bihoなどもおすすめかもしれません。
このようなポイントを踏まえた上で、以下の三つの方法からどのタイプの保険が一番自分に合っているのかを探すことが重要になってきます。
海外留学の際に使える保険は日本の海外留学保険、クレジットカード付帯の保険、もしくは現地で加入する保険の大きく分けて3つがあります。
種類 | おすすめ度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
日本の海外留学保険(海外旅行保険)に加入 | ◎ | ||
クレジットカード付帯の海外旅行保険に加入 | ◯ | ||
現地の保険会社に加入 | ◯ |
このように、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分のニーズを把握して最適なものを選ぶことが重要です。
一般的に言えば、日本の海外留学保険(海外旅行保険)に加入するのがおすすめです。なぜなら、期間が自分で選べ、キャッシュレス機能や日本語対応などがあり、不安材料が少なく安心して留学に行けるからです。
しかし、短期の保険であればクレジットカード付帯の保険でも問題ないでしょう。ただし、保険の内容はカードによって異なるため、事前に確認しておくことを忘れないようにしましょう。
ではここから、日本の海外留学保険のうち特におすすめのものを4つ選んで紹介します。それぞれのメリットやデメリット、そして料金などを見ていきましょう。
東京海上日動の海外保険は、留学生だけだなくワーキングホリデーやインターンシップ、ボランティア、海外駐在、派遣、長期出張、研究渡航やロングステイなど、様々なニーズに対応した保険となっています。
プランはセットプランから治療・救援費用のみのプランまで自由に選ぶことができ、さらに留学生向けの留学生賠償責任、留学生生活用動産、留学継続費用付帯の留学生プランも用意されています。キャッシュレス決済に対応した病院も多く、安心の保険であると言えます。
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | 海外留学生(長期・短期)、ワーキングホリデー、インターンシップ、ボランティアなど |
メリット | 24時間サポートデスク、長期の保険にも対応、キャッシュレス決済、提携病院は世界90都市以上 |
デメリット | 32日以上の長期の保険はインターネットでは契約できない、最長2年まで |
料金(治療・救援費用のみ補償プラン利用でアメリカに1年間留学した場合)² | 160,460円〜 |
AIG損保の海外留学保険は、長期の保険でもインターネットで申し込みできるのが魅力的。保険期間32日以上の場合、借家の火災による家主への賠償責任や住居内の家財や身の回り品の盗難・破損もカバーされ、留学生が現地でアパートなどを借りて生活する場合のトラブルもしっかり保証されるので安心です。
さらに治療費用無制限タイプのプランの用意のほか、緊急歯科治療費用や妊娠初期の異常による症状も補償など、オプションが充実しているのが特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | 海外留学生(長期・短期)、ワーキングホリデー |
メリット | インターネットで申込可能、オプションが充実、アメリカに多くの提携病院を持つ |
デメリット | 1年以上の留学の場合は1年ごとに契約を更新する必要がある、費用が高額な場合も |
料金(北米に364日留学した場合)⁴ | 246,560円〜 |
ジェイアイ傷害火災の留学生保険は、1年以上の長期留学生を対象としています。提携病院数が多く、ワーキングホリデー対象の各国にもあります。 また、海外36都市のJiデスクでの現地対応サービスが安心です。
項目 | 内容 |
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対象者 | 海外留学生(長期)、ワーキングホリデー |
メリット | 最長5年までの長期留学に対応、キャッシュレス対応病院が多い、プランが充実している |
デメリット | 短期の保険には対応していない、インターネット申込不可 |
料金(1年間の留学の場合) | 151,920円〜 |
t@biho(たびほ)は1年以内の短期の留学生向けの、インターネットで申し込みができる保険です。オンラインから簡単に申し込みができることが魅力で、アプリで内容を管理できます。もちろん、オプションによっては個人賠償責任保険や生活用動産の保険などもついてくるため安心です。
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | 海外留学生(短期)、ワーキングホリデー、海外出張、駐在など |
メリット | オンラインで申込みが完結する、オプションが充実、保険料が安くなる場合も |
デメリット | 1年以上の長期の保険には対応していない |
料金(北米に10ヶ月留学した場合) | 199,870円〜 |
海外留学にはクレジットカードを持っていく人も多いでしょう。ほとんどのクレジットカードには、海外旅行保険がついているため、クレジットカードがあれば個別に保険に加入する必要がないので便利です。
ただし、ほとんどのクレジットカードの保険は海外滞在90日以内となっています。そのため、長期の留学の場合は別途保険に加入することがおすすめです。
反対に、短期留学にはクレジットカード付帯の保険を使ってみてもいいかもしれません。しかし、その際には以下の点を注意することも大切です。
クレジットカードの海外旅行保険は、加入の手間や費用がかからないため利用したいと考えている人も多いかもしれません。しかし、付帯している補償内容や補償を受けるための条件など、正しく仕組みを理解しておかないと、いざ必要なときに満足した補償を受けることができない可能性があります。
例えば、クレジットカードの保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。これは、カードを持っているだけで保険の対象となるか、特定の決済にカードを利用した場合のみに保険の対象となるかの違いです。自分のカードの保険がどちらなのかをしっかりと理解した上で、留学に持参するようにしましょう。
クレジットカードの保険は別途の保険料を払う必要がないため便利ですが、その分補償内容や金額が通常の保険と比べて低い場合があります。特に、アメリカなど医療費の高額な国に留学する場合は注意しましょう。
興味のある人は、留学におすすめのクレジットカードの記事も参考にしてみてください。
国や留学先の学校によっては、現地の保険に加入しないといけないことがありますよね。その際は次のようなことに気をつけてみてください。
現地の保険は、現地の対象医療機関が充実しているというメリットがあります。しかし、日本語に対応しているものは少なく、緊急時のやり取りはすべて外国語になると予想されます。そのため、外国語に自信がない人は、日本の保険にも加入しておくことがおすすめです。
現地の保険では、例えば日本への医療搬送や一時帰国、緊急の際の家族の渡航費などはカバーされないことがほとんどです。そのため、必ず補償の内容に一度目を通し、現地の保険でカバーされない部分を日本の保険で補うことも検討してみましょう。
海外留学で日本を離れる際、日本で加入している国民健康保険はどうすればいいのか気になりますよね。これは、海外転出届を出すか出さないかで対応が変わってきます。
1年以上日本を離れる際には、海外転出届を出すことが勧められています。海外転出届を出した場合、日本の国民健康保険を支払う必要はありません。。しかし、一時帰国した場合の医療費は全額負担となってしまうので注意が必要です。
1年未満の留学の場合は、海外転出届を出す必要はありません。。その場合、月々の保険料は通常通り支払う必要があります。一時帰国した場合の医療費は保険でカバーされ、さらに申請をすれば海外でかかった医療費の一部を日本から返還してもらうことも可能です。しかし、海外の医療費は日本と比べるとかなり高額であるため、国民健康保険だけに頼ることのないように、きちんと留学保険にも加入することが重要です。
学生で、家族の扶養者として保険に入っている人も多いかもしれません。扶養者として保険の享受を受けるには国内に居住していることが条件です。しかし、海外留学生の場合は例外として、書類を提出すれば扶養にすることができます。
海外に留学している子供が被扶養者の認定を受けるためには、健康保険被扶養者届に「国内居住要件の例外に該当する旨」の記載し、以下の添付書類のうち、いずれかの書類を添付して提出します。
海外留学の際には保険の他にも、お金の管理が気になるところかと思います。「海外留学時の送金やカードを、どうすればいいのかわからない」そんな人におすすめなのがWiseです。
Wiseは、従来の銀行とは異なる実際の為替レートと格安の手数料で、海外送金を取り扱うサービスです。また、銀行とは異なる画期的な仕組みで送金を行うため、銀行の最大16倍安く送金できます。
Wiseの送金は全てオンラインで完結するため、簡単に海外送金をすることができます。より詳しい仕組みや使い方を知りたい人は、【公式】Wise(旧Wise)の使い方・送金方法を参考にしてみてください。
さらにWiseでは海外送金の他にも複数の通貨を同時に保有できるマルチカレンシー口座の機能も提供しています。こちらを使うと、まるで現地の人のようにお金の管理をすることができます。また、外貨での決済にWiseのデビットカードを使うこともでき、一般的な銀行のデビットカードを使うよりも海外での決済がオトクに行なえる場合もあります。
このような、外貨での決済に特化したサービスであるからこそ、Wiseは海外留学におすすめかもしれません。海外留学時の海外送金やカードについてお悩みの方は、ぜひ一度Wiseを検討してみるのも良いでしょう。
ここまで、海外留学時の保険について詳しく見てきました。海外留学の保険は、①日本の留学保険に加入する、②クレジットカード付帯の保険を利用する、③現地の保険に加入する、の3つの方法が考えられます。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に最適の方法を調べてから加入することがおすすめです。
また海外留学の際は、保険に加えてお金の管理をどうするか決めておくことも重要です。海外決済や海外送金にかかる手数料を節約したいなら、Wiseのようなサービスを検討してみるのも良いですね。
さらに、海外留学の際の携帯電話の使用法なども気になる人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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