中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
各地域の労働金庫(ろうきん)から、海外送金はできるのでしょうか。送金にかかる手数料や適用される為替レート、代わりに利用可能な海外送金サービスなどを、まとめてご紹介します。
結論からいうと、各地域のろうきんから海外送金をすること、また海外送金を受け取ることはできません¹⁺²。よって、他の金融機関や海外送金サービスの利用を検討しましょう。
最近はFinTechの発達により、銀行の最大8倍安く送金できるWiseなど手数料を安価に抑えられるサービスも出てきました。比較・検討して、自分に合ったサービスを利用するといいですね。
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銀行/海外送金サービス | 海外送金手数料 | 適用される為替レート | 合計コスト | 必要な日本円支払金額 |
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Wise(ワイズ)³ | 156円+0.79% | 実際の為替レート(1ポンド=142.653円) | 1,318円 | 143,971円 |
楽天銀行⁴ | 750円+海外中継銀行手数料1,000円 | 楽天銀行が独自に定める為替レート(1ポンド=146.59円) | 1,750円+為替手数料 | 148,340円 |
新生銀行Goレミット⁵ | 2,000円 | 新生銀行が独自に定める為替レート(1ポンド=146.340円) | 2,000円+為替手数料 | 148,340円 |
ゆうちょ銀行ゆうちょダイレクト | 3,000円⁶ | ゆうちょが独自に定める為替レート(1ポンド=146.750円)⁷ | 3,000円+為替手数料 | 149,750円 |
三井住友銀行SMBCダイレクト | 3,500円+関係銀行手数料2,500円⁸ | 三井住友銀行が独自に定める為替レート(1ポンド=146.76円)⁹ | 6,000円+為替手数料 | 152,760円 |
ソニー銀行 | 3,000円+支払銀行手数料3,000円¹º | ソニー銀行が独自に定める為替レート(1ポンド=143.07円)¹¹ | 6,000円+為替手数料 | 149,070円 |
みずほダイレクト | 5,500円+コルレス先支払手数料2,500円¹² | みずほ銀行が独自に定める為替レート(1ポンド=146.70円)¹³ | 8,000円+為替手数料 | 154,700円 |
PayPal(ペイパル) | 499円¹⁴ | PayPalが独自に定める為替レート(1ポンド=149.00円¹⁵)※為替手数料4.0%を含む | 499円+為替手数料 | 149,499円 |
(2019年12月5日時点のシミュレーションに基づく)
以上の金融機関を比較したところ、この中では最もお得に送金できるのはWiseでした。送金手数料が安価で、かつ実際の為替レートで送金できることがポイントですね。
Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
送金手数料は、日本の大手銀行の窓口から送金すると高くなりやすく、ネット銀行や海外送金サービスの方が安く抑えやすいことが分かります。
また、実は為替レートには、各銀行が独自に決めた「為替手数料」が上乗せされています。たとえ送金手数料が安くても、為替手数料が高ければ最終的なコストも高くなりがちです。この為替手数料については、次の章で詳しく解説しましょう。
各金融機関は、顧客の手続きに使用する為替レートを一日1回定めています。正確には、毎日午前9時55分の為替市場のレートが、その日の基準レート(仲値(MIDDLE))の根拠です。
例えば上記にあるみずほ銀行の「各国通貨公示相場」を見てみましょう。12月5日の仲値は、1ポンド=142.70円でした¹³。
しかし実際にイギリスへのポンド送金に使うレートは「TTSレート」という、仲値に一定の手数料を足したレートです。この日のみずほ銀行のTTSレートは、1ポンド=146.70円¹³。1ポンド当たり4円の手数料が上乗せされています。
1,000ポンド送金したい場合、仲値よりも4,000円を多めに支払っているということになります。送金手数料とはまた別で取られている、この為替レートに隠れた手数料が、「為替手数料」なのです。
このような為替手数料を取っているのは銀行だけではありません。PayPalやウエスタンユニオンなど”安価な送金手数料”を売りにした海外送金サービスにも、そのレートに為替手数料が含まれていることが多いです。海外送金サービスを比較する際には、送金手数料だけでなく為替レートもしっかりチェックしましょう。
送金手数料だけでなく、適用される為替レートによって、海外送金コストが変わることが分かりました。
では、どの為替レートならフェアと言えるのでしょうか?それは「ミッドマーケットレート」かもしれません。
為替は24時間世界中で売り買いされています。そして、為替トレーダーは「買い」または「売り」の通貨レートを選択して取引を行っています。この買いレート・売りレートの中間に当たるレートが、「ミッドマーケットレート」です。これは銀行が1日に1回定める仲値とは違い、為替相場の買いレート・売りレートと共にリアルタイムで変動します。
ミッドマーケットレートを確認するには、GoogleやXE、Yahooファイナンス、Wise両替レート計算ツールなどから調べることができます。
「Wise」は、今や全世界で利用されている海外送金サービス。日本円から米ドルやユーロなど全52通貨へ、ミッドマーケットレートで送金可能です。
さらに、受取人の受取額や着金予定日、送金コストなどを、シミュレーションから確認できるので、送金計画が立てやすいですね。実際にかかる各国への海外送金日数も紹介していますので、確認してみてください。
Wiseを利用する際は、アプリやWEBサイトで無料アカウントを開設し、送金手続きをするだけです。ものの数分で海外送金が完了します。(詳しい使い方はWiseガイドを参照)
ちなみに、Wiseが格安な海外送金サービスを実現できたのは、独自開発した新しい送金システムがポイントです。詳しくは、こちらの記事も読んでみて下さい。
各地域のろうきんでは海外送金ができないため、他の金融機関や海外送金サービスの利用を検討しましょう。その際は送金手数料だけでなく為替レートにも注意が必要です。
送金手数料が安価で、かつ為替手数料もかからないWiseなら、銀行や多くの海外送金サービスよりもお得に送金できるかもしれません。気になる方はシミュレーションして検討してみてくださいね。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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