中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
海外送金を取り扱う銀行やサービスはたくさんありますが、それぞれ送金できる限度額が大きく異なります。この記事では様々なプロバイダの送金限度額を比較し、高額な送金におすすめな方法を紹介しています。
高額な送金を行う際は、為替手数料も高額になりがちです。海外送金に特化したWiseを使うと、為替手数料が含まれない実際の為替レートでお得に送金ができます。送金にかかる手数料を最小限に抑えたい人はぜひ検討してみましょう。
例:日本からアメリカへ10万円送金する場合(送金人が中継銀行手数料も負担)
銀行/プロバイダ | 手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
214円+0.64% | 「リアル」為替レート | 849円 | |
![]() | 2,500円~5,500円(中継銀行手数料は受取人負担のみ)¹ | 独自の為替レート | 2,500円~5,500円+為替手数料 |
![]() | 6,500円² | 独自の為替レート | 6,500円+為替手数料 |
![]() | 2,000円(ゆうちょダイレクト), 4,000円(窓口) | 独自の為替レート | 2,000円/4,000円+為替手数料 |
![]() | 7,500円/8,000円 | 独自の為替レート | 7,500円/8,000円+為替手数料 |
![]() | 1,750円 | 独自の為替レート | 1,750円+為替手数料 |
銀行やプロバイダによって手数料が大きく異なるのが分かりますね。また多くの銀行・プロバイダは為替手数料の上乗せされた独自の為替レートを採用しています。Wiseなら、送金手数料が安いだけでなく、リアルタイムの為替レートを採用しているため、為替手数料も一切かかりません。海外送金シミュレーションでどれだけ安く送金できるのか見てみましょう。
多くの海外送金サービスは、送金に限度額を設けています。これは不正送金や犯罪を防止するための仕組みです。ビジネスや法人で高額な送金を行いたい場合は特に、事前に送金限度額をしっかり確認する必要があります。以下の表は、主な海外送金プロバイダが定める海外送金の限度額です。
各銀行・プロバイダの1回あたりの海外送金限度額 | 個人 | 法人 | 窓口 |
---|---|---|---|
![]() | インターネットバンキング:100万円、テレビ窓口:500万円³ | テレビ窓口:500万円⁴ | 限度額なし |
![]() | 100万円⁵ | 原則3000万円⁶ | 取り扱いなし |
![]() | 100万円⁷ | 100万円 | 限度額なし(高額の送金は事前審査あり)⁸⁹ |
![]() | 100万円(フィリピン送金サービスは50万円、人民元は50,000人民元相当額)¹º¹¹¹² | 100万円(フィリピン送金サービスは50万円、人民元は50,000人民元相当額) | 取り扱いなし |
![]() | 300万円¹³ | 300万円 | 300万円 |
![]() | 審査の上決定¹⁴ | 審査の上決定 | 取り扱いなし¹⁹ |
![]() | 500万円¹⁵ | 500万円 | 取り扱いなし |
![]() | 取り扱いなし¹⁶ | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
![]() | みずほダイレクトでは同一の相手先に対して1ヵ月で200万円¹⁷ | みずほダイレクトでは同一の相手先に対して1ヵ月で200万円 | 限度額なし(3000万円以上の送金は追加書類が必要)¹⁸ |
![]() | 明記なし²º²¹ | 明記なし | 明記なし |
![]() | 45万円(国・銀行によって異なる場合あり)²² | 45万円(国・銀行によって異なる場合あり) | 取り扱いなし |
![]() | 30万円 | 30万円²³ | 30万円 |
![]() | 100万円(国・通貨によって異なる場合あり)²⁴ | 100万円(国・通貨によって異なる場合あり) | 取り扱いなし |
100万円 | 100万円 | 取り扱いなし |
上記の限度額はどれも1回あたりのものになります。この他にも1日あたり、1か月あたりの限度額が定められている場合があるので(例:楽天銀行の場合1日100万円、1か月200万円、1年で500万円以内)²⁵、複数回の送金を行う場合は注意しましょう。
個人よりも法人の方が限度額が大きかったり、窓口からの送金は限度額が特に定められていなかったり、また事前審査や追加書類が必要になる場合もあります。りそな銀行のように、海外送金の限度額の明記がない銀行もあるので、心配な場合は直接問い合わせるといいでしょう。
またSBIレミットやドコモのように国や通貨によって限度額が異なる場合もあります。詳しくは、各ウェブサイト(SBIレミット・ドコモ)で確認してみましょう。
海外送金限度額はどれも円相当額になります。つまり為替レートに気を付ける必要があるということです。例えばみずほ銀行の海外送金レートの場合、200万円相当額は米ドルで約17705ドルとなります(2019年4月24日の為替レート)²⁶。限度額ギリギリの送金をしたい場合、為替レートに含まれる為替手数料が重要になってくるのです。
海外送金時には、限度額以外にも、「為替レート」に注意する必要があります。銀行や多くの海外送金プロバイダは、実際の為替レートではなく、為替手数料が上乗せされた割高な為替レートを採用しています。この為替手数料は「1ドルあたり1円」のように決められており、送金額が大きくなるほど高額になってきます。
具体的な例を見てみましょう。5000ドル(USD)を送るのに、リアルタイムの為替レートを使用するWiseと為替手数料が上乗せされたレートを使用するみずほ銀行でそれぞれいくらの日本円が必要か考えます。
【Wise】
2019年4月24日15:22(GMT+2)時点のWiseのレートは、1円=0.00894ドル(約1ドル=111.86円)です。この時、5000ドルを送るためには、559,284円が必要となります。
【みずほ銀行】
みずほ銀行が海外送金に使用する2019年4月24日のレートは、1ドル=112.96円です²⁶。この時、5000ドルを送るためには、564,800円必要となります。
必要な日本円送金額に、5,516円もの差があるのがわかります。
さらに、Wiseの送金手数料は3,793円(214円+0.64%)、みずほ銀行は8,000円と、送金手数料の違いを考慮すると、Wiseで送金すれば合計で9,723円もの金額を節約できることになります。
銀行だけでなく、安い手数料を謳う海外送金サービスも、為替レートに手数料が隠されているのです(SBIレミット、ウエスタンユニオン、楽天銀行)。
為替手数料は、送金金額が大きくなるに比例して高額になるので、限度額に近い高額な海外送金ほど、リアルレートを使用する海外送金サービスを使うといいでしょう。
海外送金を行う際は、送金手数料だけでなく、為替レートのことも考慮して、どこで送金するとお得なのか選ぶといいですね。リアルレートを使いたい人は、Wiseを検討してみてもいいでしょう。送金シミュレーションができます。
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