海外資産に関する税金情報ガイド:申告方法から外国税額控除まで完全ガイド
海外資産の税金はどうなる?海外不動産や株式、利子所得などの課税範囲や納税方法を解説。外国税額控除を受ける方法も紹介しています。海外送金や外貨保有にお得なWiseのサービス紹介も!
最近、海外移住を選ぶ人も増えています。しかし、移住先の選択に迷う方も少なくありません。治安が良い国や永住権が取りやすい国など魅力的な選択肢があります。
本記事では、永住権や治安、住みやすさ、仕事、老後の観点からおすすめの移住先をご紹介し、送金に便利なサービスも解説しますので、ぜひ参考にしてください!
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目次🔖 |
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海外移住先の条件に治安の良さや永住権の取りやすさ、災害の少なさを挙げる方は少なくありません。
治安や物価、日本人の多さなど、海外移住先として住みやすいおすすめの国をご紹介します。
それぞれの国の治安を把握するときに資料に世界平和度指数があります。世界平和度指数とは、テロや殺人、暴力犯罪、国内紛争などさまざまなリスク・状況を総合的に評価・ランキング化したものです。
2024年『世界平和度指数(Global Peace Index)』1では、2日本は世界の国々の中では17位になっています。3日本は世界平和度指数4において上位に位置する平和な国だと言えるでしょう。
また、日本は犯罪件数の少ない国5としてもよく知られています。
日本は路上に自動販売機が設置されていても、荒らされるようなことはまずありません。夜間に女性が一人で出歩ける国でもあります。このような日本では当たり前のことも6、海外の国々では当たり前ではありません。
海外移住先に安心できる治安の国を選びたい方に、治安のいい国ランキングをまとめました。
順位 | 国7 | 特徴・世界平和度指数 |
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1位 | ニュージーランド | ・映画の撮影にも使われる美しい景観 ・社会保障が充実している ・世界平和度指数は4位 |
2位 | アイスランド8 | ・治安が良く夜間も女性が一人で出歩ける ・オーロラなど情景が美しい ・世界平和度指数は1位 |
3位 | オーストリア9 | ・歴史的な街並みや芸術を楽しめる ・教育や医療の水準が高い ・世界平和度指数は3位 |
4位 | シンガポール10 | ・教育や医療の水準が高い ・税制優遇がある ・世界平和度指数は5位 |
5位 | スイス11 | ・アルプス山脈や森など豊かな自然がある ・金融や税制など全体的に水準の高い環境 ・世界平和度指数は6位 |
6位 | ポルトガル | ・歴史を感じられる美しい街並み ・ヨーロッパの中では物価が安い ・世界平和度指数は7位 |
7位 | マレーシア | ・1年を通して温暖である ・日本より物価が安い ・世界平和度指数は10位 |
8位 | カナダ12 | ・海外移住者の多い国である ・医療費が原則的に無料である ・世界平和度指数は11位 |
9位 | フィンランド13 | ・国土の7割が森林と自然が豊か ・幸福度の高い国である ・世界平和度指数は13位 |
10位 | オーストラリア | ・自然豊かで温暖 ・海外旅行先としてもお馴染み ・世界平和度指数は19位 |
治安のいい国ランキングの1位~9位は、世界平和度指数の評価が日本より上位の国です。中でもニュージーランドやカナダなどは日本からの海外旅行先としても馴染の深い国ではないでしょうか。
オーストラリアは日本とさほど順位の変わらない19位です。世界平和度指数が日本とあまり変わらず、日本からアクセスしやすく海外移住しやすい国という点でおすすめです。
永住権が取りやすい国のおすすめ14は、カナダやニュージーランドなどです。
おすすめの海外移住先 | おすすめの国の主な永住権/ビザの取得方法 |
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カナダ15 | カナダ国籍や永住権を持つ人が招待する方法や、ベビーシッター・介護ヘルパーとして永住権を取得する方法、各州の独自の条件を満たして永住権を取得する方法などがある |
ニュージーランド16 | 専門的な資格や知識、技術をポイント換算して永住権を取得する方法などがある |
フィリピン17 | 指定銀行に一定以上の預金をして永住権を取得する方法などがある |
マレーシア18 | 5年以上滞在するなど条件を満たせば申請可能、ビザによってはほぼ永住に近いかたちで長期滞在可能19 |
ラトビア | 不動産投資などのビザで5年以上滞在し、一定以上の語学力があると申請できる |
マレーシアやニュージーランド、カナダなどは治安のいい国ランキングでも取り上げました。治安がよく、さらに永住権が取りやすい国に海外移住したいならおすすめです。
地震や台風、大雨などの自然災害の多い日本だからこそ「自然災害の少ない国に海外移住したい」と思う方もいるかもしれません。
おすすめの自然災害リスクの低い国や、地震の少ない国をご紹介します。
おすすめの海外移住先 | おすすめの海外移住先の特徴 |
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ノルウェー | 稀に地震や洪水などがあると対処法が分からず国民が慌てるくらい自然災害のない国20 |
シンガポール21 | 地質学的に安定した位置にある国。地震のない国、そして地震リスクの低い国として知られる |
オーストラリア22 | ほとんど地震のない国である。ただ、地域によっては洪水のリスクがある |
スイス23 | 体感できるくらい揺れる地震は年間平均16回くらい。ほとんど地震のない国である |
イギリス | 体感できるくらいの地震の揺れは年間平均20回くらい。イギリスからの旅行者や海外移住者が日本の地震に驚くことがある24 |
治安と災害リスクの低さを重視するなら、スイスやシンガポール、オーストラリアなどへの海外移住がおすすめです。
日本は物価高が問題になっており「また食材が高くなった」など、ニュースでもよく取り上げられています。そのため、海外移住するなら「物価が安い国がいい」という方もいらっしゃるはずです。
ただ、物価が安い国の場合、今度は「治安が悪いのではないか」「安すぎる物を買って生活しても大丈夫なの?」と不安になるかもしれません。
物価が安くて治安がいい国をご紹介します。
おすすめの海外移住先 | おすすめの海外移住先の物価25 |
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タイ | 日本や欧米と比較すると物価が安い。日本の物価と比較すると3分の2ほどが目安になっている。トムヤムクンなど、日本で人気の料理もある |
ポルトガル | ポルトガルの物価は日本と同じくらいか、やや高いくらいである。全体的に物価が高いヨーロッパの国々の中では物価が安い26。ヨーロッパの国に海外移住したい人におすすめ |
ベトナム27 | 日本から直行便が出ており、フライト時間は5時間ほど。物価も全体的に日本より安く、旅行や海外移住先として人気がある |
フィリピン | リゾート地があり海外旅行先としても人気がある。日本より物価が安く、英語での会話が通じる国なので、海外移住先としてもおすすめ。 |
台湾 | 日本人の一人旅なども多く、飛行機などで行きやすくフライト時間も3時間~4時間と短い。外食なども含め、全体的に日本より物価の安い国 |
中でもポルトガルは治安のいい国としても取り上げました。物価が安くて治安がいい国です。
台湾やベトナムは日本から近いため海外移住の準備のために行き来しやすいという特徴もあります。旅行先としても日本ではお馴染みの国々なので、親近感もあり、住みやすい国だと言えるでしょう。
日本人が多い国に海外移住すれば、困ったときに周囲の日本人移住者に相談できるというメリットがあります。また、周囲に日本人がたくさんいると、海外移住で心細さを感じにくくなる点もメリットです。
外務省の資料(2023年『海外在留邦人数調査統計』)をもとに、日本人が多く日本人が住みやすい国ランキングをご紹介します。
おすすめの海外移住先 | おすすめの海外移住先の在留邦人数28 |
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アメリカ | 日本人の海外移住者、旅行者、留学者などが非常に多い国。海外在留邦人の数は各国の中で1位 |
中華人民共和国(中国) | 日本にとっての最大の貿易相手国29。距離も近い。飛行機で3時間ほど。海外在留邦人の数は各国の中で2位 |
オーストラリア30 | 日本からの語学留学やワーキングホリデー先によく選ばれている。海外在留邦人の数は各国の中で3位 |
カナダ | 移民大国と呼ばれるほど海外移住者が多い国。海外在留邦人の数は各国の中で4位 |
タイ | 物価の安さから海外移住先として人気がある。海外在留邦人の数は各国の中で5位 |
カナダなどは治安のいい国のおすすめランキングでも取り上げました。治安も重視するなら、カナダやオーストラリアなどはおすすめの海外移住先です。
どの国に海外移住するにしても、移住後に困らないようしっかり準備することをおすすめします。
海外移住のための準備は5つのステップで進めるとスムーズです。
海外の国々に移住する場合や長期滞在する場合は原則的にビザや永住権が必要です。
ビザや永住権の手続きは国によって要する期間や手続き、書類が異なります。ビザの種類によっては早期に取得できることもありますが、混雑時などは時間がかかってしまいます。ビザの手続きだけで3カ月はかかると考えておいた方がいいでしょう31。
たとえば「将来的にオーストラリアに海外移住しようと考えている」「まずはオーストラリアでの生活を体験してみたい」という場合によく使われるのがワーキングホリデービザ(サブクラス417)です。
オーストラリアのワーキングホリデービザ32を取得する場合、
などの条件があります。
条件はビザ/永住権によって異なりますので、まずは取得したいビザ/永住権の条件・必要書類・手続きについて確認しておきましょう。
海外移住するときは住民票や税金などの処理も重要です。
住民税は日本の税金なので、海外移住すると基本的に納税義務がなくなります。ただ、それまでの生活で発生した住民税については納税・清算しなければいけません。
33税金関係の手続きや疑問点があれば、税務署や自治体の税金窓口に問い合わせておくことをおすすめします。
住民票は「この自治体に住んでいますという証明」です。1年を超えて海外移住する場合は住民票の除票の手続きもしなければいけません。
海外移住の際の住民票の手続きは自治体に海外転出届34を提出して行います。35海外転出届の提出方法や添付書類などについては、事前に自治体に問い合わせておくことをおすすめします。
36住民票を残したままだと、自治体は海外移住の事実を把握できません。結果、住民税の課税といったリスクやトラブルが考えられますので、注意が必要です。
日本では国民皆保険制度により、誰もが保険を利用できますが、海外では国ごとに保険制度が異なり、加入条件も異なります。移住前に、日本の健康保険や生命保険、医療保険の約款を見直し、必要な手続きを行いましょう。3738
また、年金に関しては、任意加入の有無や移住先国との社会保障協定の有無により手続きが異なります。早めに日本年金機構に確認し、適切な対応を取ることをおすすめします。3940
海外移住は大きなチャレンジですが、Wiseを活用すれば、資金管理に関する不安を解消し、スムーズな生活スタートを実現できます。
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海外移住先の国々は、それぞれ独自の文化や歴史、言語を持っています。中には、日本と食文化が似ている国や、日本人が多く住んでいて生活しやすい国もあります。しかし、国が違えば文化や言語、生活習慣が異なるため、「日本と同じ感覚で大丈夫」と考えるのは避けた方が良いでしょう。
移住を成功させるためには、移住先の文化や言語、国民性、住む地域の特性、歴史、生活習慣について事前にしっかり調べておくことが重要です。必要であれば語学スクールに通うなど、移住前の準備を進めることで、新しい環境での生活がよりスムーズになります。
女性一人で海外移住したいときにおすすめの国はアイスランドやスイス、フィンランドなどです。41これらの国は女性が仕事をしやすく、子育てなど女性や夫婦のフォローも充実しています。
また、スイスやアイスランド、フィンランドなどは、日本よりも世界平和度指数42が高い国になっています。女性の一人暮らしや一人歩き、治安などの面でも安心できる海外移住先です。
老後に海外移住する先は治安が良く物価が安い国をおすすめします。また、寒いと体調を崩しやすくなってしまうので、温暖な国などもおすすめです43。
年金や退職金を活用した老後海外移住先としては、マレーシアやタイ、フィリピンなどがおすすめです。マレーシアやタイ、フィリピンなどは物価も安めで、年間を通して温暖です。シニア層が暮らしやすい国だと言えるでしょう。
マレーシアやタイ、フィリピンなどには退職者向きのビザもあり、海外移住しやすくなっています。
マレーシアのMM2H(Malaysia My Second Home、マレーシア ・マイ・セカンドホーム)44やタイの退職者長期滞在ビザ(Non-Immigrant O-X)45、フィリピンの特別居住退職者ビザ(SRRV)46などが代表的なビザです。
家族で海外移住するならカナダやニュージーランド、オーストラリア、フィンランドなどがおすすめです。47
カナダやニュージーランド、オーストラリアなどは日本の学生の語学留学先としても人気があります。フィンランドも含め教育の質も高く、治安も良いという特徴があります。
ニュージーランドはワークライフバランスや家族との時間を大切にする国です。子育ての時間も取りやすい国になっています。
公園が多く子育て支援も充実しているフィンランド48なども、お子さんのいるご家族での海外移住におすすめです。
海外移住を考える段階では「大丈夫そう」と思えることも、実際には厳しい現実に直面する場合があります。中には「失敗した」と後悔する人も少なくありません。
これらの理由から、「海外移住は想像以上に甘くない」と感じる人が多いようです。49
たとえば、「移住時の資金不足が課題」との体験談をもとに、送金や資金準備の方法を考えておけば、トラブルを未然に防げます。失敗から学び、準備を整えておくことが成功の鍵です。
日本国籍の人が海外旅行・海外移住・留学する際に必要になるビザ。
そんなビザの取得に必要になる書類は「どこの国に行くのか」「滞在期間や渡航の目的」によって変わってきます50。
日本の外務省では行き先の国によって必要書類が異なるため、渡航先国の大使館・総領事館への事前の確認をおすすめしています。51渡航先国の大使館や領事館は外務省のホームページから調べることが可能です。
海外移住にかかる費用の目安は一般的に100万円以上です。物価の安い国の場合は数十万円ほどの初期費用で済むこともありますが、海外移住後に何があるか分からないので、念のために余裕を持った資金計画を立てておいた方が安心です。52
なお、海外移住にかかる主な費用は次の通りです。
海外移住の事情やビザ/永住権によってはこの他にも費用がかかるケースがあります。
たとえばビザ/永住権によっては「一定額の資産があること(投資すること、預金すること)」などが取得の条件になっていることがあります。
海外移住先のビザ(永住権)を取得し生活のための家やお金があれば、日本語だけでも生活できます。
ただ、潤沢な資産を持っている人以外は、海外移住先で収入を得る必要があります。海外移住先によっては日本語だけでできる仕事もあるかもしれませんが、基本的には英語や現地の言語ができないと仕事は難しいと考えた方がいいでしょう。
すぐに流暢な英語や現地の言語を話せなくても、日常会話などから少しずつ学んでみてはいかがでしょう。英語や現地の言語ができた方が、海外移住時の仕事や交流、生活の幅が広がるはずです。53
海外移住先を選ぶ際は、治安の良さや物価の安さ、自然災害の少なさなど、優先順位を決めることが大切です。たとえば、治安を重視するなら、治安の良い国が候補になります。
移住時にはビザ手続き費用や生活費の準備が重要です。Wiseを使えば、コストを抑えつつスムーズに資金準備・送金が可能。便利なサービスを活用して、移住後の生活を快適に整えましょう。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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