平均1ヶ月35万円?オーストラリアの留学の費用はどのくらい?
オーストラリア留学の費用は一体どれくらい?オーストラリア留学にかかる学費、居住費、食費、ビザ費用などを詳しく解説。留学費用を節約するコツも学べます。意外と忘れがちな海外送金のコストを抑える方法も紹介しています。
オーストラリアは日本からの移住先として人気があります。
しかし、移住のためには費用が必要であり、移住に際してのメリットやデメリットなどもあります。永住権を取りやすい職業や年齢なども関係してくるため「よく分からない!」と困ってしまうかもしれません。
また、オーストラリアへの移住は難しいと言われることもあるため、情報を調べて不安になる方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、オーストラリアに移住したい方に役立つ費用や永住権、年齢、仕事などをまとめました。
オーストラリアに移住する前の準備段階や、実際に移住した後にも役立つ海外送金サービスWiseについても一緒にご紹介します。「オーストラリアに住むには?」と困っている方は、記事内容やサービスをぜひ役立ててください。
目次🔖 |
---|
オーストラリアは南半球にある国です。また、オーストラリアは住みやすく、移住先としての評価が高い国でもあります。
海外駐在員とその家族の生活しやすさを評価しているマーサーの『世界生活環境調査(2023年版)』では、1オーストラリアのシドニーが9位に選ばれています。シドニーは生活しやすさはもちろん、質の高い生活ができるところや、ライフスタイルの多様性なども評価されました。
オーストラリアには日本人も多く住んでいます。気候も温暖で過ごしやすく、日本からもアクセスしやすいことから、留学先としても人気があります。
オーストラリアは移民が人口の5割を占めることから、留学や移住などで別の国からやって来た人たちに対しても比較的寛容なところも特徴です。
オーストラリアへの移住にはメリットとデメリットがあります。7
移住を考える際はメリットだけでなく、デメリットも踏まえて決めることが重要です。
オーストラリア移住のメリットは4つあります。
オーストラリアは日本より平均収入・年収の高い国です。したがって、収入を増やせるメリットや昇給しやすいメリットがあります。また、医療や教育などの生活水準も全般的に高く、ワークライフバランスを取りやすいところもメリットです。
オーストラリアは日本と税金の仕組みや税率も異なります。8
オーストラリアには相続税や贈与税はありません。9&10消費税のような税金はありますが、食料品など生活に必要不可欠なものには基本的に課税されない仕組みです。こうした税金面でのメリットに魅力を感じ、オーストラリア移住を決める方もいます。11
オーストラリア移住には注意すべきデメリットもあります。
オーストラリアは南半球にあり、日本とは季節が逆です。さらに自然環境や平均気温なども異なる他、人口に占める移民も多いなど、日本とは環境が明らかに違っています。こうした環境の中で生活しなければならないため、人によっては「なかなか馴染めない」と感じてしまうかもしれません。
また、オーストラリアの生活や仕事は英語が基本です。移住後の生活や仕事では高い英語力を求められることもありますので、注意が必要です。
さらに注意したいのはオーストラリアの物価です。日本と同じように考えていると物価の高さで困惑する可能性があります。移住の際はあらかじめビザの取得費や生活費を貯蓄しておくなど、対策が必要です。
オーストラリアに住むにはいずれかのビザの取得が必要です。
代表的な移住ビザには次のような種類があります。
なお、オーストラリアの移住ビザの取得条件は定期的に見直しされる可能性があります。
「将来的に移住したい」「いずれ移住したい」と長期的な視野での移住を考えている方は、ビザの取得条件・変更について定期的にチェックしておくことをおすすめします。
関連職業リスト内の仕事に就いている方が取得できる永住権ビザです。12
この技術独立移住ビザがあればオーストラリアのどこにでも住めて、どこでも仕事ができます。ただ、45歳未満であることや、職業リスト記載の仕事をしていることなどの難しい条件をクリアしなければいけません。
技術独立移住ビザは自分で申請できる代表的なビザです。
雇用主から推薦をもらって取得するオーストラリアの永住権ビザです。14
申請のためには雇用主から推薦をもらう他、英語力や健康面、年齢などが条件になっています。雇用主スポンサー付きビザでもオーストラリアの永久権を取得できます。
オーストラリアに永住権を持つ方やオーストラリア国民の方のパートナー(配偶者)が取得できる移住ビザです。17
パートナービザは2種類あります。まずは一時的なパートナービザ(820)を取得し、それからパートナーを対象にした永住ビザ(801)を取得するという流れになっています。18
オーストラリアで勉強したい学生向けのビザです。20滞在期間が限られているので永住権はありません。
オーストラリアの学習ビザを取得すると、オーストラリアの学習機関に通える他、2週間の間に最大で48時間仕事ができるという特徴があります。
オーストラリアに移住する方向けというより、勉強の関係で一時的に留学したい方向けのビザです。
オーストラリアに働きながら滞在するためのビザがワーキングホリデービザです。23
ワーキングホリデービザは条件を満たしていると2回目の申請と3回目の申請が可能で、滞在期間を伸ばせるという特徴があります。基本的には仕事をしながら短期間滞在したい方向けのビザです。
オーストラリアで事業や起業、投資などをしたい方向けのビザです。26
なお、投資ビザ(188)は2024年7月に終了しています。27
オーストラリア移住のためにはビザの取得に以外に現地での生活費について考えなければいけません。
すでにお話ししたように、オーストラリアの物価は日本より高めになっています。そのため、生活にかかる費用も全般的に日本より高めです。
オーストラリアに移住した後の生活にかかる費用は、1カ月あたり15万円前後になっています。28
ただ、移住後の生活にかかる費用はライフスタイルによってもかなり変わります。一緒に生活する家族の人数などによっても生活費が変動するため、注意が必要です。
1人〜2人の生活にかかる費用の目安は次のようになっています。29&30
項目 | 費用 ※()内は日本円換算、1豪ドル100円で試算 |
---|---|
1カ月の家賃相場 | ワンベッドルーム : 1,900豪ドル~(19万円~) シャアルーム : 1,100豪ドル~(11万円~) |
1カ月の光熱費 | 80豪ドル~(8,000円~) ※ 家賃に含まれる場合もある |
1カ月の通信費 | 50豪ドル~(5,000円~) |
1カ月の食費 | 200豪ドル~(2万円~) ※ ただし自炊した場合 |
1回あたりの外食費 | 食堂など 1人15豪ドル~(1,500円~) レストラン 1人40豪ドル~(4,000円~) |
1カ月の交通費 | 100豪ドル~(1万円~) |
この他に趣味にかかる費用なども考えておいた方が良いでしょう。
食べ歩きが好きな方はその分の費用、旅行好きの方は趣味に回せる金額なども試算しておく必要があります。
また、お子さんがいる場合は、お子さんの教育費なども必要です。
新しい国への移住には、多くの費用がかかるものです。不動産購入費用、ビザ申請手数料、賃貸物件のデポジットなど、国境を越えての支払いが必要なケースも多々あります。しかし、通常の銀行を通じた国際送金は、手数料が高額で手続きも複雑になることが多いです。また、複数の通貨を保有する際にも、対応が限られていたり、不便さを感じることが少なくありません。
そんな問題を解決するために登場したのが、Wiseアカウントです。この口座は、国際的に生活する人々のニーズに応じて設計されています。Wiseでは、海外送金や複数通貨の保有・決済を、ミッドマーケットレート(隠れ手数料のない為替レート)で行い、透明性のある手数料を提供しています。
Wiseマルチカレンシー口座のメリット
Wiseは、常に市場レートに基づいた為替レートを採用しているため、特にオーストラリアへの移住の際に発生する高額な送金手数料を大幅に節約することができます。移住前にWiseを活用して、コストをどれだけ削減できるかぜひ試してみてください。
オーストラリア移住は20代や30代など若い年代がおすすめです。
なぜかと言うと、ビザに年齢の条件がついていることが多いからです。
たとえば技術独立移住ビザや雇用主スポンサー付きビザには45歳という年齢の条件があります。45歳ぎりぎりにオーストラリアへの移住計画を立てて準備をはじめると、年齢の条件に引っかかってしまう可能性があります。
45歳ぎりぎりや50歳になるとオーストラリア移住は難しいと考えた方が良いでしょう。20代や30代などで早めにオーストラリアへの移住計画を立て、実行に移すことがポイントです。
オーストラリア移住で永住権が取りやすいのは、長期的に見てオーストラリアに必要とされている職業や、日本でも取得が難しい資格を要する職業などです。
具体的には次のような職業の場合、オーストラリア移住で永住権を取りやすいと言われています。31&32
オーストラリア移住で永久権を取りやすい職種や仕事を知りたい場合、「Skilled occupation list(職業リスト)」を参考にする方法があります。
職業リストとは、技術独立移住ビザなどの取得に必要な仕事をまとめた一覧です。職業リストは定期的に更新されますので、オーストラリアでどのような職種・仕事が必要とされているかチェックできます。
オーストラリア移住で永久権を取りたいなら、職業リストを定期的にチェックし「どのような人材を必要としているのか」を参考にすると良いでしょう。
オーストラリア移住で永住権を取るまでにはさまざまなルートがあるので、「費用はいくらかかる」と一概に説明することはできません。
などがかかります。
これらの費用に加えて、病気や怪我など緊急のとき用の費用などを考えておくことが重要です。
オーストラリア移住で永住権を取るまでには、一般的には生活費や手続き費用なども含め150万円以上の費用がかかると言われています。34
ただ、永住権を取るまでの期間や永住権の取り方が人によってケースバイケースなので、費用も個人によってかなり違ってくると考えた方が良いでしょう。
どのような費用がかかるか。どのくらいの期間がかかるか。事前にしっかり確認し、費用を試算した上で積立をするなど、入念に準備しておくことをおすすめします。
オーストラリアへの移住について知っておきたいことをまとめます。
オーストラリアへの移住を考えているなら「ビザはどうするか?」「仕事や生活費はどうするか?」など、前もって計画を立てておく必要があります。
オーストラリアに限らず海外への移住では、仕事や生活での送金も問題になります。
ビザや費用のことだけでなく、生活をより便利にするために「どのようなサービスを使うか?」なども前もって考えておいてはいかがでしょう。
Wiseはグローバルにお金を管理するのにぴったりのサービスです。こういったサービスを使い、移住後の生活をより快適にしてください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
オーストラリア留学の費用は一体どれくらい?オーストラリア留学にかかる学費、居住費、食費、ビザ費用などを詳しく解説。留学費用を節約するコツも学べます。意外と忘れがちな海外送金のコストを抑える方法も紹介しています。
オーストラリアで銀行口座を開設する方法を解説しています。必要書類、手数料、日本からの口座開設、おすすめの銀行などについても説明しているので、オーストラリアに留学・移住を考えている人は必見です!