オーストラリア移住完全ガイド:ビザ・仕事・永住権まで徹底解説!
オーストラリア移住を成功させるためには移住のメリットやデメリット、オーストラリアという国の情報、ビザや仕事のことなど、基本的な知識が不可欠です。この記事ではオーストラリア移住のためのビザや費用、永住権取得のための職業リストなどを分かりやすく解説しています。
この記事では、オーストラリアで銀行口座を開設するための手順や手続き方法、必要となる書類、手数料、そしておすすめの銀行などについて詳しく説明しています。また、オーストラリア・日本間の海外送金に便利なサービス「Wise(ワイズ)」についても紹介します。
例:日本からオーストラリアへ10万円送金する場合
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
ゆうちょ銀行 | 2000円(ゆうちょダイレクト)4,000円(窓口) | 独自の為替レート | 2000/4000円+為替手数料 |
Wise | 833円 | 実際の為替レート | 833円 |
日本・オーストラリア間の海外送金をする際、手数料を安く抑え、実際の為替レートでお得に送金するには、海外送金サービス「Wise(ワイズ)」の利用がおすすめです。銀行と比べ最大8倍安い手数料で送金できます。
一般的に銀行口座を開設する方法は①オンライン、②電話、③窓口の3種類があります。日本では窓口に出向くのが主流ですが、オーストラリアでは長い待ち時間を回避するために、まずはオンラインで口座開設の申し込みをすることがおすすめです。
銀行によってサービスの内容が違ってくるので、事前にリサーチすることが必要です。オーストラリアのおすすめの銀行はこの記事の最後で紹介しています!
そしてそこで質問される項目に一つずつ答えていきます。名前や住所など、自分の基本情報を入力します。
銀行によって、オンラインのみで本人確認・住所証明が完結する場合と、後日窓口に出向いて書類を提出しなければならない場合とがあります。
CommBankやWestpac、NABは、オンライン上でパスポートの情報や写真をアップロードし、本人確認手続きを行います。対してANZは、初めての口座開設の場合、オンライン上での本人確認書類のアップデートに加えて、窓口にて必要書類を提出しなければいけません。
オンライン上で手続きが完了しない場合は、オンライン申し込み後に発行された申込番号や、メールで送られる申し込み完了通知を持って近くの窓口に伺いましょう。
オーストラリアでの銀行口座開設手続きに必要なものは
パスポート
日本のマイナンバー(番号が分かれば通知カードは不要)
ビザ(念のため)
学生証
現金
です。
外国籍の場合、オーストラリアに合法的に滞在していることを証明するために、ビザの提示を求められる場合もあります。留学・ワーホリ・商用ビザなどの書類を用意しておくとスムーズに手続きできますね。学生は学生証を提示すると、口座維持費が無料になるなどの特典があるので、持参しましょう。
また、窓口で口座を開設する場合、最初の入金を求められる場合もあるので、幾らかの現金を持参しましょう。
(ソース ANZ, CommBank, WestPac, NAB)
オーストラリアに移住することが決まったら、新生活をスムーズにスタートさせるために、日本にいる間に銀行口座を開設してしまいたい、と思う方もいるのではないでしょうか?
オーストラリアでは留学生や移民を迎え入れる手続きが非常に整っており、大手銀行はどこも海外から銀行口座開設の手続きを済ませられるサービスを提供しています。つまり、オーストラリア渡航前に、日本にいながら現地の口座を開設できるのです!手続きの方法はどこも似たようなもので、
「日本にいながらオンラインで口座開設を申し込む→オーストラリアに到着したら、窓口に伺って口座をアクティベートする」
という流れになります。
オンライン上で各銀行の「Moving To Australia」のページを開くと、申し込み画面が表示されるので、クリックして情報を入力します。この手続きはオーストラリア到着3か月~1年前に行えます。オンライン申し込み時には、パスポートの情報や、オーストラリアに到着する日時などを聞かれます。
オンライン申し込みが完了すると、数日以内に口座が開設され、入金などの一部の機能が使えるようになりますが、引き出しや送金などは、実際にオーストラリアに到着して口座をアクティベートするまでできません。
デビットカードやクレジットカードを申し込んだ場合は、窓口に行った数日後に郵送で、オーストラリアの住所にカードが届きます。
(ソース ANZ, CommBank, WestPac, NAB)
見てきた通り、非居住者でも留学・移住の予定があれば、オーストラリア渡航前にも口座を開設することが可能です。オーストラリアに実際移住予定がない人の場合、口座を開設できるかどうかは銀行に問い合わせてみるのがいいでしょう。例えば、CommBankでは、International Banking Teamに問い合わせれば、口座が開設できる可能性があります。
(ソース CommBank)
次に、オーストラリアで銀行口座を開設した際にかかる様々な手数料について見ていきます。
聞きなれない言葉ですが、オーストラリアの多くの銀行では、口座を持つこと自体に、月3~5ドル程度の手数料がかかります。銀行によっては口座維持費が無料の口座タイプがあったり、学生は口座維持費が免除される仕組みなどがあるので、口座を開設する銀行を選ぶ前にリサーチしましょう。各銀行の口座維持費に関しては、以下の「おすすめの銀行」のところで解説しています。
ここで気を付けたいのが、口座を解約せずに日本に帰国した場合です。オーストラリア生活を終えて口座を使わなくなった場合でも、解約せずに放置すると毎月口座維持費が引かれていきます。そういったことを防止するために、口座を使わなくなったら必ず解約しましょう。
オーストラリアでは日本と違い、基本的にATMは24時間無料で利用できます。また、他の銀行のATMからお金を引き出す場合も無料でできるので、便利ですね。
ただし、外国の銀行のキャッシュカードやクレジットカードを利用する場合は2ドルほどの手数料がかかる(ATMによる)ので気を付けましょう。
(ソース The Guardian, Wise)
オーストラリアでは、国内の送金や振り込みなどは手数料がかかりません。これは同一銀行間・異なる銀行間の場合でも同じです。ただし、窓口での業務には2ドルほどの手数料がかかる場合があります。
クレジットカードやデビットカードを作る場合は、カードによっては年会費がかかる場合もあります。例えば、ANZのクレジットカードは年会費が35ドル(学生の場合は1年目無料)、他の銀行でも29ドル~が一般的です。デビットカードの場合は年会費は無料のところが多くなっています。ただし、作成の際に10ドルほどかかることがあります。
(ソース ANZ-1, CommBank, WestPac, NAB, ANZ-2, ANZ-3)
日本からオーストラリアへの送金にかかる手数料は銀行によって異なりますが、送金手数料、中継銀行手数料、受取手数料など様々なコストがかかり、手数料の合計額が5000円を超えることも珍しくありません。
さらに、このようなわかりやすい手数料以外にも、為替レートに隠れた「為替手数料」がかかってくることにも注意が必要です。
銀行や多くの海外送金プロバイダは海外送金を行う際、為替市場によって定められた仲値に為替手数料を上乗せした独自レートを採用しています。
例えば、2019年3月11日の仲値は1オーストラリアドルあたり77.96円ですが、みずほ銀行の日本円→オーストラリアドルの換算レートは80.46円です。つまり、みずほ銀行からオーストラリアへ50万円送金したい場合、仲値では50万円は約6414オーストラリアドルに相当しますが、みずほ銀行のレートでは約6214オーストラリアドルと、送金額が200オーストラリアドル(15592円)分も目減りしてしまいます。
海外送金の手数料を安く抑えたいと考えている人は、Wise(ワイズ)のようにリアルタイムの為替レートを採用した海外送金サービスがおすすめです。銀行と比べて、最大で手数料が8倍も節約できることもあります。また、送金者がWiseを使った場合、受取手数料も無料なので、海外からの送金を受け取る際にも便利に使えます。
オーストラリアで口座を開設する際におすすめの銀行として、Big 4と呼ばれる大手の銀行を4つ紹介します。
オセアニア地域のメイン銀行ともいえるのがANZです。アプリで公共料金の支払いや、銀行振り込み、自分の口座間の資金移動、海外送金、登録情報の変更などができ、非常に便利です。また、日本にも東京と大阪に支店があり、日本支店に出向いて現地口座を開設することも可能です(ただし20歳以上のみ、手数料9,000円、最低申込額1,000,000円)。
口座維持費5ドル/月(25歳以下、学生、月に2000ドル以上の預け入れがある場合は無料)
インターネットバンキング(アプリもあり)
日本の支店から口座開設可能
1年目の年会費が無料になる学生専用クレジットカード
国外からでもオンラインで口座開設の申し込みが可能
Google Pay、Apple Pay、Samsung Pay、Garmine Pay利用可能
CommBankはオーストラリア最大の資産を持つ銀行です。ATMの数もオーストラリアで一番多く、口座を開設すればデビット・マスターカードを作れることができます。また、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payといった数々のオンライン決済サービスも利用できるので、日常生活における利便性が高いと言えるでしょう。
口座維持費4ドル/月(21歳以下、学生、月に2000ドル以上の預け入れがある場合は無料)
インターネットバンキング(アプリもあり)
ATM数ナンバーワン
Google Pay、Apple Pay、Samsung Pay利用可能
学生専用口座あり
国外からでもオンラインで口座開設の申し込みが可能
いくらお金を使ったかが一目でわかるSpend Trackerサービス
キャッシュカードなしでお金を引き出せるCardless Cashサービス
Westpac銀行は1817年創業と200年以上の歴史を誇る銀行です。オーストラリアでの支店数は群を抜いてナンバーワンなので、困ったときに安心ですね。25歳以下の人がWestpacで新規に口座を開設すると、50ドルのキャッシュバックが得られるキャンペーンがあります(2019年4月3日までにオンラインで口座を開設、500ドルを入金、30日以内に5回のデビットカード支払いがあった場合)
口座維持費5ドル/月(21歳以下、学生、月に2000ドル以上の預け入れがある場合は無料)
インターネットバンキング(アプリもあり)
支店数ナンバーワン
Google Pay利用可能
国外からでもオンラインで口座開設の申し込みが可能
腕時計のように装着して、かざすだけで決済ができるWestpac PayWear
キャッシュカードなしでお金を引き出せるCardless Cashサービス
Global ATM Allianceに加入しているATMであれば、世界中どこでも手数料なしでお金を引き出せる
NABは世界中に支店を持つオーストラリア最大級の市中銀行です。最も一般的なNAB Classic Bank Account口座は、だれでも口座維持費が無料で、一か月の最低入金額もありません。アプリを使った独自のオンライン決済サービスNAB Payも利用できます。
口座維持費無料(NAB Classic Bank Account)
インターネットバンキング(アプリもあり)
NAB Pay利用可能
国外からでもオンラインで口座開設の申し込みが可能
通常のVISAデビットカードに加え、為替手数料が無料になったり、キャッシュバックがあったりと便利なNABプラチナVISAデビット(月使用料$10)も選択可能
オーストラリアに留学・移住した際、周辺の国を旅行したり、日本に一時的に帰ってくる機会があるかと思います。そんな時、いちいちAUDから円や他の外貨に両替するのは面倒ですよね。オーストラリアの住所があれば、40以上の通貨をアカウント1つで管理できるWiseのボーダーレス口座を開くことができます。ボーダーレス口座を開くと、0.35%〜2%のわずかな両替手数料で世界中で使えるWiseデビッドMastercardを作ることもできます。
オーストラリアドル、ニュージランドドル、ユーロ、英ポンド、米ドルは、手数料無料でボーダーレス口座に送金を受け取ることも可能です。海外の他拠点でも仕事をしている人、フリーランスでオーストラリアで働いている人などには特におすすめです。
ボーダーレス口座の開設や口座維持費は無料なので、気軽に開設することができます。「複数の通貨を同時に管理したい!」そんな人は、ぜひWiseのボーダーレス口座を検討してみましょう。
(ANZ ソース1 ソース2, CommBank ソース1 ソース2, WestPac ソース1 ソース2, NAB ソース1 ソース2)
以上、オーストラリアで銀行口座を開設する方法を見ていきました。オンラインで口座開設申し込みをして、その後窓口で本人確認を行う方法が最も一般的なようです。実際にオーストラリアに行く前でも、日本から口座開設の申し込みができるので、移住がスムーズに行えます。銀行によって口座維持費や利用できるサービスが異なってくるので、リサーチをして最も自分にあった銀行を選びましょう。
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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