【カナダ】移住条件・方法、仕事の見つけ方などを徹底解説!

Yumiko Kijima

移民大国カナダ。日本人からの人気も高く、市民権が取りやすいとも言われています。

この記事では、日本からカナダに移住するための方法、ビザや条件、仕事探しの方法、必要な金額などを詳しく解説。

また、海外移住の際に必ずと言っていいほど必要になる海外送金をお得に行うことのできるサービスWiseについても紹介していますよ。

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🔖目次

移民大国!カナダの基本情報

  • 人口¹:約3,789万人(日本の約3分の1)

  • 首都:オタワ

  • 中心都市:バンクーバー(西海岸の最大都市、日本人が最も多い)、トロント(五大湖エリアのカナダ最大都市、国際色豊か)

  • 移民の割合²:21.5%

  • 在住日本人の数¹:約73,000人

  • 平均年収・物価:平均年収は、78,000カナダドル(以下、CAD)。日本円で約630万円程度³。物価は日本と同程度(より詳しくは次章で)。外食はチップを払うのも一般的なので高め。

  • 日本からの距離:約8,000km。東京〜バンクーバーは約9時間、東京〜トロントは約12時間

  • 天気・気温:都市部は全体的に日本よりも涼しめ。バンクーバーは年間平均気温10度、夏の平均最高気温は22度、冬の平均最低気温は1度。トロントは年間平均気温8度、夏の平均最高気温27度、冬の平均最低気温は−10度。

いくらあれば安心?カナダの移住にかかる費用

種類⁴ 価格(バンクーバー)
都市中心部のアパート(1LDK) 約2,000CAD/月
都市郊外のアパート(1LDK) 約1,600CAD/月
マクドナルドのセット 約10CAD(800円)
安い飲食店での食事(1人分) 約20CAD(1,600円)
レストランでの食事(1人分) 約40CAD(3,200円)
牛乳1リットル 約2.4CAD(190円)
卵1ダース 約4CAD(310円)
米1キロ 約4.4CAD(350円)
公共交通機関片道運賃 約3CAD(240円)
定期1ヶ月分 約100CAD(約7,800円)
映画のチケット1人分 約15CAD(約1,200円)
ジム会費1ヶ月分 約55CAD(約4,300円)

カナダ都市部の物価は日本の都市と比べると、スーパーなどでの買い物・交通費は安め、外食・家賃は高めと言えます。生活スタイルにもよりますが、1ヶ月あたり家賃+10万円程度の生活資金があると快適でしょう。またほとんどの商品やサービスにはカナダの消費税であるGST(物品サービス税)がかかります。

💡日本からカナダへリアルレートで海外送金:Wise

カナダに移住する場合、日本の口座からカナダの口座へ海外送金する必要が出てくるかもしれません。

しかし、銀行を利用した海外送金は送金手数料が高く、さらに為替レートもお得であるとは言えません。そのため送金に意外なコストがかかってしまうことも。銀行以外の選択肢として、Wiseなどの送金サービスも検討してみましょう。

The true cost of sending JPY to CAD

この表からも分かる通り、銀行や多くの海外送金プロバイダは為替手数料を上乗せした独自の為替レートを使って送金しています。そのため、高額な送金になるほどコストもかさみがちです。

Wiseなら常に実際の為替手数料を使って送金するので、為替手数料を気にする必要がありません。また、送金手数料も格安です。

💡Wiseの特徴💡

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カナダにどうやって移住する?必要な条件・ビザは?4つの方法を解説!

カナダに移住したいなら、合法的な滞在を可能にするビザの取得が欠かせません。取得できるビザには様々な種類がありますが、以下では特に人気が高く取得しやすいビザを4つ紹介します。⁵

1. .💼エクスプレス・エントリー(Express Entry) 

エクスプレス・エントリーは、熟練就労者を対象にしたビザプログラムです。年齢や学歴、英語力、スキル、職歴、仕事のオファーなどが総合的に考慮されます。

エクスプレス・エントリーは年齢が若い方が取得しやすく、またカナダでの就労ビザによる就労経験があると有利になります。英語力はIELTSやCELPIPなどカナダ政府公認のスコアがカウントされます。

英語力に自信があり、また特別なスキルを持つ職業に就いている人は、このエクスプレス・エントリーがおすすめです。ほとんどの人が申請から6ヶ月以内に条件を満たしているかどうかの結果を得られるので、短い期間で移住を完了させることができるかもしれません⁶。

カナダ政府のウェブサイトで、エクスプレス・エントリーへの適度をチェックすることもできます。

2. 👩‍👩‍👦ファミリー・スポンサーシップ(Family sponsorship)

既にカナダ在住の家族がいる場合は、ファミリー・スポンサーシッププログラムを使ってビザを取得するのが最も自然な方法でしょう。ファミリー・スポンサーシップを申請できるのは、カナダ国籍所持者またはカナダ永住者の

  • 配偶者・事実婚または扶養家族(原則22歳未満の子供または経済的に両親の支援が必要な22歳以上の子供)
  • 親を亡くした兄弟、姉妹、いとこ、孫などの親戚
  • その他の親戚
  • 養子

となっています。⁷⁺⁸

3. 📱スタートアップビザ(Start-up Visa)

スタートアップビザは、カナダで起業・投資を目指す人向けに設立されたプログラムです。⁹スタートアップビザを申請するには、以下が必要となります。

  • カナダ経済に貢献するイノベーティブなビジネスプランがあること
  • カナダ政府指定の機関から得た、起業を支援することを約束する「Letter of Support」を取得すること(※機関リスト
  • 英語またはフランス語で必要な語学力レベルを満たしていること(IELTSもしくはCELPIPのスコアを提出。合格レベルは英検2~3級程度)
  • 移住後の生活に十分な資金があること(一人家族の場合最低12,960CADが必要、家族1人増えるごとに必要最低資金も上がる)

4. 👩‍🎓ポスグラビザ (Post Graduation Work Permit Program、通称PGWPP)

PGWPはPost Graduation Work Permitの略で、カナダの学校を卒業後にカナダで就労することを許可するビザです。¹º

PGWPを取得するには、まず以下の条件が必要です。

  • 8か月以上の学術的、職業的、または専門的なプログラムをカナダの公立大学などで完了していること
  • プログラムの間、フルタイムの学生であること

また、PGWPは一生に一度だけ取得できるビザであることに注意しましょう。

カナダで働くには?現地採用、仕事の見つけ方

カナダで働くには、①カナダに事務所を持つ日本企業に就職する、②カナダ現地で就職する、と大まかに2つの方法があります。PGWPを取得する場合、またカナダ移住後に仕事を探す場合は②の方法が一般的になるでしょう。

既にカナダにいるのであれば、インターンからの就職や知人の紹介、現地のキャリアフォーラム参加などを通して仕事を探すことができます。日本から仕事を探す場合は、以下のような人材派遣エージェントや求人サイトを利用するとよいでしょう。

もし特別なスキルを持っていなければ、日本語を使う仕事を探すのがおすすめです。

カナダ移住のデメリット・注意点は...?

以下では、カナダ移住のデメリット・注意点をまとめました。

  • 日本にいる家族や友人と離れることになる
  • 外食が比較的高い
  • 冬が長く寒いので、気分が落ち込むことも
  • 子供がいる場合、子供を保護者なしで1人にしておくことがカナダでは禁じられている/推奨されていないので注意(デメリットというよりも、カナダ移住の際の注意点と考えていいでしょう)¹¹

まとめ

以上、カナダ移住についてまずは知っておきたいことをまとめてみました。

  • カナダは4人に1人が移民の移民大国
  • 物価は日本と同じ程度か、少し高め
  • エクスプレス・エントリー、スタートアップビザやPGWPなど様々なビザオプションがある

カナダへの移住が決まったら、生活費用を日本からカナダに送金する必要が出てくるかもしれません。海外送金には、送金手数料だけではなく為替レートにも手数料が上乗せされていることがあるので注意しましょう。海外送金に特化したWiseなら、実際の為替レートと格安の送金手数料で日本からカナダへ送金できます。

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ソース

  1. カナダ基礎データ|外務省
  2. Immigration in Canada: Statistics & facts
  3. https://www.averagesalarysurvey.com/canada#:~:text=CANADA%20SALARY&text=Average%20salary%20in%20Canada%20is,CA%24%2052%2C801%20(Gross)
  4. in Vancouver. Jan 2021. Prices in Vancouver
  5. Immigrate to Canada - Canada.ca
  6. How Express Entry works - Canada.ca
  7. Sponsor your family members to immigrate to Canada - Canada.ca
  8. Sponsor your spouse, partner or children: who you can sponsor - Canada.ca
  9. Start-up Visa Program - Canada.ca
  10. Post-Graduation Work Permit eligibility requirements - Canada.ca
  11. Letting kids roam: What's allowed, where, and at what age


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