カナダ留学の際に学生ビザでバイトができるの?そんな疑問を徹底解説

Yuyuki Tanno

カナダでは学生ビザを保有する留学生も、学内・学外でのアルバイトが行えます。その際いくつかの条件をクリアすることが必要です。そこでこの記事では、カナダの留学生が現地でアルバイトを行う方法やアルバイト時の注意点などをお伝えします。

また、現地の生活をより便利にするWiseのサービスも紹介しているので、併せて参考にしてくださいね。

目次🔖
  • カナダの学生ビザとは?
  • 条件を満たせばカナダで学生ビザ保有でバイトができる
  • カナダでのアルバイトの就労時間制限
  • カナダでアルバイトをする際の注意点
  • カナダ留学時に日本の銀行の最大16倍安く海外送金:Wise
  • まとめ
  • カナダの学生ビザとは?

    カナダでは、学生ビザを発行しなくても、「eTA」という渡航のための認可を受けた外国人は、最長6ヶ月間学校に通うことができます¹。短期留学であれば、eTAでカバーできるのです。

    しかし、大学や専門学校などに6ヶ月学校に通いたい場合は、カナダの学生ビザが必要になります。

    条件を満たせばカナダで学生ビザ保有でバイトができる²⁻³

    カナダの学生ビザを取得している場合、就労許可証がなくても、学校内で働く「オン・キャンパス」や、学校外で働く「オフ・キャンパス」などで働くことができます。

    授業についていけるようになるまでは、比較的負担の少ないオン・キャンパスのアルバイトをしておき、だんだんと学校や生活に慣れてきたらオフ・キャンパスで働く、といった対応が可能です。

    アルバイトする際は以下の条件を満たす必要がありますので、事前に確認しておきましょう。

    有効な学生ビザを取得している

    まずは有効になっている学生ビザを持っている必要があります。eTAしか持っていない人は、学生ビザを取得するようにしましょう。

    フルタイムの学生で、最低6ヶ月間のコースに通学している

    次に就学環境としては、6ヶ月以上のコースにフルタイムで就学していることが前提となります。6ヶ月未満の短期留学は対象外ということです。

    政府認定の学校に通っている

    通っている学校も、カナダ政府が認定した指定学習機関であることが条件です。自分の通う学校がその対象かどうか、事前に確認しておきましょう。

    SINナンバーを取得している

    カナダでの就労に当たっては、日本でいうマイナンバーにあたる「SINナンバー」が必要になります。SINナンバーの正式名称は「Social Insurance Number(社会保険番号)」といい、カナダ人や永住者、留学生などすべての人が労働する際に必ず取得するものです。

    現地で銀行口座を開設している

    給与を受け取るための銀行口座も用意しておきましょう。これはWiseのマルチカレンシー口座でも代用可能です。

    労働規則を把握している

    そして円滑にアルバイトをするためには、カナダでの労働規則を把握しておくことも必要です。日本とは違う面もあるため、事前にアルバイト経験者の話を聞いておくと安心かもしれません。

    より詳しく知りたい人は、カナダ政府の公式サイトを参考にしてみてく下さい。

    カナダでのアルバイトの就労時間制限

    学生ビザを持っている留学生がアルバイトする際は、授業のある期間中は「週20時間まで」という制限が定められています。しかし夏休みなどの長期休暇中は、この制限の対象外になるため、週40時間などのフルタイムでも勤務可能です。

    日頃は学業を優先しないといけない分、まとまった休みの間にしっかりと働いて生活費を稼ぐのもよいでしょう。

    カナダでアルバイトをする際の注意点

    カナダでアルバイトする際の注意点は何でしょうか。3点紹介しましょう。

    語学学校の学生はアルバイト対象外

    カナダの語学学校へ留学した人は、このアルバイト制度の対象外となります。なぜなら、語学学校はカナダ政府の指定学習機関ではないからです。

    あなたの学校が対象かどうかは、以下から確認しておきましょう。
    カナダ政府「指定学習機関一覧」

    SINナンバーを取得

    前述のとおり、カナダで就労する際にはSINナンバーが必要です。SINナンバーは、現地のService Canadaの窓口で申請すると、即日取得できます。また郵送やオンラインでも申請可能です。

    Service Canadaの場所はこちらで確認できます。
    カナダ政府「Find a Service Canada Office」

    銀行口座を開設する

    アルバイトをして収入を得るなら、前述のとおり銀行口座も必要です。しかしカナダの現地銀行で口座を開くだけではなく、Wiseの口座を利用することも可能です。日本にいるうちに無料アカウントを取得し、口座を作っておいてもとよいでしょう。

    カナダ留学時に日本の銀行の最大16倍安く海外送金:Wise

    海外送金などを行うWiseを使えば、カナダ留学中にも簡単にお金の管理ができます。

    Wiseとは?

    Wiseとは、国際送金や外貨決済などに特化した、グローバル金融サービスです。主なサービスとしては、以下の3つを提供しています。

    📍海外送金:コストの低いリアルレートを使い、銀行の最大16倍も安い手数料で送金できる
    📍マルチカレンシー口座:ひとつの口座で50通貨以上を保有できる
    📍デビットカード:マルチカレンシー口座内の外貨を使って、お得に決済できる

    Wiseのマルチカレンシー口座でバイトの給料を受け取ろう

    Wiseのマルチカレンシー口座では、まるで現地にいるかのように該当10通貨の口座情報を作り、資金を送金したり、受け取ることができます。
    よって、カナダドルの口座情報を取得すれば、カナダの銀行口座を作らなくても給料をカナダドルのままWiseで受け取ることが可能になります。
    留学したての慣れない時期に、現地で銀行口座を開くのはなかなか難しいかもしれません。そんなときはぜひWiseを使ってみてください。

    そして、マルチカレンシー口座で受け取ったお金は、その他のWiseのサービスとリンクさせて使うことができます。

    例えば、お得な手数料で日本の銀行の最大16倍安くお得にできる海外送金や、日本の銀行のカードの最大2.4倍安く外貨のままでお買い物できるWiseのデビットカード

    The true cost of sending JPY to CAD

    これらのサービスは、カナダで頑張る留学生の強い味方になるかもしれません。
    詳しいデビットカードの使い方はこちらを、Wiseの使い方に関してはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

    Wiseの会員登録方法

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う (日本国内在住の場合はマイナンバーが必要です。海外在住の場合は、マイナンバーは不要で、海外の本人確認書類が必要です。)
    3. アカウント作成は完了!

    Wise無料会員登録💡

    まとめ

    学生ビザでのカナダ留学中は、条件を満たせば授業期間中でも休暇中でも、アルバイトを行えます。日々の生活費を稼ぎながら、外国語でのコミュニケーションも学べるでしょう。

    給与受け取り口座として、Wiseマルチカレンシー口座も利用できます。デビットカードとともに活用し、現地での生活や送金にかかるコストを抑えてみてくださいね。

    ソース

    1. Government of Canada | You don’t need a study permit
    2. Government of Canada | Work on campus
    3. Government of Canada | Work off campus as an international student

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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