留学中には国際キャッシュカードが使える?海外でお金を引き出そう!
海外に留学した際に現金を引き出す手段のひとつ・国際キャッシュカードは多くの金融機関で廃止されています。そのため国際キャッシュカードに代わって利用できるデビットカードやWiseデビットカードについて紹介します
これから留学をするという人の中には、現地のアルバイト事情が気になっている人も多いのではないでしょうか?
「留学生でもバイトってできるの? 」
「アルバイトをする際のビザ要件は? 」
「留学中のバイトの給料はどう受け取ればいい? 」
など、この記事では留学中のアルバイトに関する疑問に答えていきます。
さらに、日本の銀行と比べ最大16倍安く海外送金ができ、バイト代を主要10通貨であれば外貨のまま受け取れるWise (ワイズ)についても紹介します。
目次🔖 |
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留学中にアルバイトができるかどうかは、留学する国や取得するビザの条件によって変わってきます。留学先でアルバイトをしたい場合は、まずは自分のビザの種類を確認しましょう。
留学する際に利用されるビザは一般的に以下の3種類です。
・学生ビザ
・観光ビザ
・ワーキングホリデービザ
学生ビザは、留学生が取得するもっとも一般的なビザです。現地の高校や大学、大学院、専門学校、語学学校などに長期で通う際に取得が必要になります。
学生ビザはあくまでも学業に専念することを目的に発行されるため、学生ビザで就労することは基本的にできません。しかし、国によっては、学生ビザでも限られた条件を満たせばアルバイトをすることが可能です。主要国の学生ビザによるアルバイト条件に関しては後ほど詳しく説明します。
3か月以内などの短期の留学の場合は、観光ビザ(もしくはビザ免除プログラム)で留学する人もいるかもしれません。
しかし、観光ビザでの就労はどこの国でも禁止されています。そのため、観光ビザでの短期留学の場合は、アルバイトは不可能、と覚えておきましょう。
海外に長期で滞在する際のもう1つの選択肢がワーキングホリデービザです。ワーキングホリデーとは、その名の通り働きながら海外に休暇・就学目的で滞在することを指します。そのため、ワーキングホリデービザの場合はアルバイトなどの仕事をすることが可能です¹。
このようにビザの種類によって、アルバイトができるかできないかが変わってきます。もっとも一般的な学生ビザの場合、たとえアルバイトができたとしても時間や就労内容が制限されるので「生活費をがっつり稼ぎたい」という人にはおすすめできません。その場合はワーキングホリデー制度の利用を検討してみると良いでしょう。
留学中にアルバイトをすることにはメリットとデメリットがあります。それぞれをしっかり理解した上でバイトをするかしないかを決定すると良いですね。
ここから、日本からの留学先として人気の高い主要7か国のアルバイト事情や制限に関して説明していきます。
以下で解説するのは、あくまで学生ビザの場合です。観光ビザ(ノービザ)の場合は就労は不可能、またワーキングホリデービザの場合は条件が異なるので注意してください。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 学内での就労のみ 週20時間以内(休暇中はフルタイムでの就労が可能) |
大体の時給³ | 7~20ドル(約1,000~2,800円) |
注意すべき点 | 学内のアルバイトは競争率が高い 規定時間を超えると罰則あり |
アメリカに学生ビザで留学する場合、原則としてアルバイトはできません。ただし、キャンパス内で週20時間以内であれば、留学生でもアルバイトをすることが認められています。キャンパス内のアルバイトの例としては
などが一般的です。ただし、これらのアルバイトは枠が少なく、競争率が高いので注意しましょう。
ただし、経済的に非常に困窮している場合や、学業の一環としてどうしても就労することが不可欠な場合(技術取得のためなど)などは、特例として学外でのアルバイトが認められることもあります。この場合は事前に移民局(USCIS)の許可が必要です。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 週20時間以内 基本的にキャンパス内、対象者はキャンパス外の就労も可能 |
大体の時給⁵ | 平均約18カナダドル(約1,800円) |
注意すべき点 | キャンパス外の就労には条件あり コーププログラム(就労体験付き学生ビザ)を利用することも可能 |
カナダの学生ビザでは、キャンパス内またはキャンパス外で週20時間以内の就労が許可されています。ただし、キャンパス外で働くためには、
の条件を満たす必要があります。自分がこれらの条件に該当するかどうかは、こちらのサイトで質問に答えることで判断することができます。
カナダでは通常の学生ビザの他にも、留学と就労体験がセットになったコーププログラム(Co-op Program)も利用することができます。コーププログラムでは、滞在期間中の最大50%までを就労またはインターンシップに充てることができます。「学校で学んだ内容を実践を通して確立させたい」という人は、コーププログラムの利用を検討してみるのも良いでしょう。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 2週間で48時間以内(休暇中はフルタイム就業が可能) |
大体の時給⁸ | 最低賃金:約23.23オーストラリアドル(約2,100円) |
注意すべき点 | 学期スタート前の就労は不可 規定労働時間を超えるとビザがキャンセルされてしまう可能性も |
オーストラリアの学生ビザでは、2週間で合計48時間以内であれば、学内または学外でのアルバイトが可能です。2週間で合計20時間までであれば、1週目に10時間、2週目に30時間働くことも可能です。
ただし、学期がスタートしてからのみ仕事ができる点に注意しましょう。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 週20時間以内(休暇中はフルタイムでの就労が可能) 短期留学ビザでは就労不可¹⁰ 就業できる業種に制限あり |
大体の時給¹¹ | 最低賃金:18~20歳-7.49ポンド、21~22歳-10.18ポンド、23歳以上-10.42ポンド |
注意すべき点 | 最低時給は年齢によって異なる |
イギリスでは長期学生ビザ(Tier 4)保持者であれば、週20時間以内の就労が可能です。短期学生ビザの場合はアルバイトはできないので注意しましょう。語学留学の場合は就労条件が若干異なってくるので事前に確認することが重要です。
また、イギリスでは年齢によって最低時給の規定が異なります。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 90日以上の滞在 週20時間以内 週15時間以上通学している必要あり 事前に労働許可の申請が必要 |
大体の時給 | 約5ユーロ(約700円) |
注意すべき点 | 労働許可の申請が難しい 時給が低い |
マルタに3か月以上の長期で留学する学生は、週15時間以上学校に通っていることを条件に、週20時間までのアルバイトをすることが可能です。
しかし、学生ビザとは別に労働許可を申請する必要があります。マルタの労働許可は
ため、取得するハードルが高いと言えます。
また、マルタは時給が安く「生活費・学費をがっつり稼ぎたい」という人には不向きかもしれません。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 語学留学の場合、入国後6か月以降のみ就労可能 資格外活動許可の申請が必要 週20時間以内(土日・長期休暇中は無制限) |
大体の時給¹⁴ | 最低賃金:約9,620ウォン(約1055円) |
注意すべき点 | 資格外活動許可の申請が難しい |
韓国では、学生ビザを取得した長期留学生であれば、週に20時間までのアルバイトが可能です。また、語学留学、あるいは大学レベル以上の留学(高校生は不可)である必要があります。語学留学の場合、通学を始めてから6か月以上経過している必要があります。
アルバイトを開始する前に、資格外活動許可の申請が必要です。申請には
が必要となるため、書類の準備が大変だと感じる人もいるかもしれません。
項目 | 内容 |
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アルバイトの不可 | 可能 |
可能な場合の条件 | 語学留学の場合は、1年以上在籍している必要あり 週20時間以内 事前に労働許可の申請が必要 |
大体の時給¹⁶ | 176台湾ドル(約770円) |
注意すべき点 | 労働許可の申請が難しい |
台湾では、正規入学の留学生または語学留学生であれば、週20時間以内のアルバイトが可能です。ただし、事前に労働許可の申請が必要になります。労働許可の申請には、
が必要となります。在籍する学校に問い合わせてサポートを受けることがおすすめです。
留学先でアルバイトを探す方法としては、
などが挙げられます。以下は、日本人向けの海外求人サイトの代表的なものです。
海外でアルバイトをするとなると、給与の受け取りのために銀行口座が必要になります。そのため、現地で銀行口座を開設したり、日本から海外へ送金したりする必要が出てくるかもしれません。
そんな人におすすめなのがWiseアカウントです。
Wise (ワイズ) は、海外送金を取り扱う会社として、2011年に設立されました。世界中で1300万人を超える人に利用されており、毎月の送金額は80億ポンド(1兆3000億円)にも上ります。
さらに日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されているため、安心して利用できます。
Wiseアカウントには、海外留学生にぴったりな以下のような3つの機能が備わっています。
Wiseでは、常に為替手数料の上乗せのないリアルレートで海外送金が可能です。送金手数料も格安で、最大16倍安く送金できます。
Wiseでは50通貨以上を保有できるマルチカレンシー口座を利用できます。そのため、日本にいながら海外の現地口座情報を取得し、現地の銀行と同じように給与の受け取りに利用することができます。外貨での支払いを受ける際に特に便利です。
受け取った外貨はそのままWiseデビットカードで決済に利用することができます。また、海外ATMでの現金引き下ろしも、月に2回までかつ3万円相当までなら無料のため、海外留学の際に大変便利です。
嬉しいことに、Wiseの手続きはすべてオンラインで簡単。アカウント開設は無料です。毎月の利用手数料などもかかりません。詳しい使い方は【公式】Wise(旧Wise)の使い方・送金方法【スクリーンショット付き】を参考にしてみてください。
Wiseのマルチカレンシー口座を使えば、主要10通貨の口座情報を取得することができます。つまり、その通貨を使用している国でアルバイトをすると、まるで現地に口座があるかと同じように現地通貨でアルバイトの給料を受け取ることが可能です。
さらに、受け取った給料はWiseのデビットカードで外貨のまま、手数料なく支払いに使うことができます。
ここまで、日本からの留学先として人気の主要7か国の留学生のアルバイト事情について見てきました。ほとんどの国で、条件を満たせば留学生でもアルバイトをすることが可能です。ただし、アルバイトの制限や必要な手続きは国によって異なるので、留学エージェントや留学先の学校などに問い合わせることがおすすめです。
留学先でアルバイトをするなら、給料の受け取り方法としてWiseの利用がおすすめです。Wiseのマルチカレンシー口座を使うと、主要10通貨を使用している国であれば、現地の口座を持っているのと同じように外貨でアルバイトの給料を受け取ることができます。さらにデビットカードを使って、受け取ったお金を外貨のまま決済に使うこともできます。
海外留学中のお金の管理に迷っているなら、ぜひWiseを検討してみてください。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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