カナダワーキングホリデービザ申請方法から、必要書類などを徹底解説!

Yuyuki Tanno

ワーホリでカナダに行くと、就学や就労などどのような条件で実施できるのでしょうか。この記事では、ワーホリでカナダへ行こうか考えている人に向けて、ワーホリビザの申請条件や申請方法などを徹底解説します。

また、現地での生活に役立つWiseのサービス内容も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次🔖
  • カナダのワーホリ (ワーキングホリデー)で出来ること
  • カナダワーホリのビザで可能になること
  • カナダワーホリビザの申請条件
  • カナダワーホリビザ申請時の必要書類
  • カナダワーホリビザの申請料金
  • カナダワーキングホリデービザ申請方法
  • カナダワーキングホリデービザに関するよくある質問
  • カナダワーホリ時のお供に:Wise
  • まとめ
  • カナダのワーホリ (ワーキングホリデー)で出来ること

    カナダのワーキングホリデービザの正式名称は「インターナショナル・エクスペリエンス・カナダ(IEC:International Experience Canada)」です¹。このビザを使うと、カナダに最長12ヶ月滞在することができ、就学や就労、そして観光も可能になります。

    カナダにワーキングホリデーで行くには、ワーホリビザを申請することが絶対条件です。カナダのワーホリビザの特徴は、定員6,500名の抽選方式であること²。よって希望する方は、期日までに応募する必要があります。

    カナダワーホリのビザで可能になること³

    カナダのワーホリビザでは、次のことが可能になります。

    カナダでの就学

    カナダのワーホリビザでは、最大6ヶ月の就学が可能になります。語学学校はもちろん、その他の専門学校などへの就学もできるので、自分に合ったスキルを磨けます。

    カナダでの就労

    カナダのワーホリビザでは、就労に関しては特に制限がありません。よって現地での生活費を得るために、好きなだけアルバイトが可能です。

    このほか、観光への制限もありません。学校やアルバイトの合間に、カナダならではの雄大な自然や観光地を巡れば、現地でしか得られない経験ができるでしょう。

    カナダワーホリビザの申請条件

    カナダのワーホリビザを申請するためにはいくつかの条件があります。それぞれ説明していきます。

    カナダワーホリビザの年齢制限⁴

    カナダのワーホリビザが申請できるのは、応募時点で18歳以上30歳以下の方です。応募時点で30歳であればよいので、渡航時点で31歳になっていても問題はありません。

    また、日本国籍を有することや、配偶者や扶養家族などが同伴しないことも条件となります。

    その他の条件は、こちらのカナダ政府のホームページから確認をしてみて下さい。

    カナダワーホリビザの申請場所⁵

    カナダのワーホリビザは、オンラインから申請するため、日本国外からの応募もできるようです。しかし日本の住所を記載する必要があるほか、バイオメトリクス(指紋採取)をしていない人は、日本国内のビザ申請センター(東京・大阪)に出向く必要があります。

    よって国外から応募しても良いけれど、日本の住所がある前提であることは知っておきましょう。

    カナダワーホリビザ申請時の必要書類⁵

    カナダのワーホリビザ応募に必要な書類は、パスポート程度です。このパスポートは、滞在期間以上の有効期限があることを確認しておきましょう。

    また、抽選に当たって招待状(Invitations to Apply)がメールで届いたら、20日以内にビザ申請を行います。このとき、海外渡航歴がある方は、以下の書類が必要になることがあります。

    • IMM5257B: Schedule 1 Application for Temporary Residence
    • 犯罪経歴証明書(18歳以上に6ヶ月以上滞在していた国がある場合、その国の証明書が必要)
    • 健康診断書(過去5年以内に6ヶ月以上継続して、特定の国に滞在していた場合。もしくはヘルスケアやチャイルドケアなどの仕事に就く場合など)

    さらに、ワーホリビザで入国する際は、以下の書類が必要です。これらの書類を確認して初めて、正式な就労許可証が発行されます。

    • パスポート
    • ワーホリビザ申請を許可されたメール文面(Letter of Introduction)
    • 海外旅行保険の加入証明書(英文。ワーホリ期間をカバーしているもの)
    • 残高証明書(英文。最低2500カナダドル以上、復路航空券がない場合は5000カナダドル以上あると望ましい。出発前一週間以内に取得する)
    • 滞在先情報の書面
    • 航空券(片道か往復)

    英文の書面はすぐに用意できないことが多いので、早めに手配しておくと安心です。

    カナダワーホリビザの申請料金⁵

    カナダのワーホリビザを取得するまでには、いくつかの申請料を払う必要があります。

    • IEC(ワーホリ)参加料金:161カナダドル
    • 就労許可証(ワークパミット)申請料金:100カナダドル
    • バイオメトリクス料金(指紋採取) :85カナダドル

    それぞれ現金ではなくクレジットカードで支払います。ワーホリ応募前にVISAやMastercardなど国際ブランドのクレジットカードを用意しておきましょう。

    カナダワーキングホリデービザ申請方法⁵

    カナダのワーホリビザは、以下の手順で応募・申請します。

    <抽選へ応募>

    1. カナダ移民局の公式サイトで、MyCICアカウントを作成
    2. IECプロフィールを作成して提出
    3. 招待状(Invitations to Apply)がメールで送られてくるのを待つ
    4. 招待状が届いたら、10日以内に決定し、20日以内にMyCICでビザ(就労許可証)を申請する

    カナダのワーホリは毎年の定員が6,500名と決まっており、応募者プールの中から抽選が行われます。まずはその抽選に応募するため、MyCICアカウントを作成して、抽選の結果招待状が送られてくるのを待ちましょう。無事に招待状がメールで届いたら、就労許可証の申請へと移ります。

    なお、ワーホリビザ応募受付のスケジュールや、あなたに応募する資格があるかどうかは、以下の公式サイトで確認できます。

    カナダ移民局「招待状 – International Experience Canada」

    <ワーホリビザ(就労許可証)の申請>

    1. eServoceの登録をする
    2. 必要な情報や書類をアップロードする
    3. 申請料金を支払う
    4. バイオメトリクス(指紋採取)を行う
    5. (対象者のみ)追加書類を提出する
    6. 許可通知レター(Letter of Introduction)が発行される

    ワーホリビザを申請できる権利がもらえたら、オンライン手続きのためにeServiceの登録を行います。そしてパスポートの一部ページや家族情報フォーム、英文履歴書、証明写真などをアップロードし、申請料金をカードで支払います。

    バイオメトリクスをしていない人は、移民局からアカウントに案内が届くので、東京と大阪にあるビザ申請センターへ行って、指紋採取を実施します。海外渡航歴がある方は、犯罪経歴証明書や健康診断書の提出も必要とされる場合があるため、対応してください。

    ここまでの全ての手続きが終わったら、ワーホリビザの許可通知レターが発行され、無事にカナダへ訪問できます。

    カナダワーキングホリデービザに関するよくある質問

    ここで、カナダのワーホリビザに関するよくある質問に答えていきます。

    カナダのワーホリビザ取得は抽選?

    カナダのワーホリビザは抽選方式です。もし抽選に当たった場合でも、招待を辞退することができます。

    カナダのワーキングホリデーに定員はあるの?

    年間6,500名という定員があり、抽選(ラウンド)が年に数回に分けて行われます。

    カナダでワーホリビザから 学生ビザに変更できる?

    カナダにいる間に、ワーホリビザから学生ビザに変更することもできます。滞在期間を延ばしたいときにおすすめの方法です。

    カナダのワーホリは延長できる?⁶

    コロナ禍などの特殊な事例を除き、ワーホリビザの延長はできません。滞在を延長したい場合は、学生ビザか観光ビザに切り替えるとよいでしょう。また、就労ビザを取得した際にも、カナダに引き続き滞在することができます。

    カナダワーホリ時のお供に:Wise

    カナダでのワーホリ中に、日本にいる家族や知人と送金し合ったり、現地で外貨でのお買い物を楽しんだりする機会は多いかもしれません。そんなときに便利なのがWiseのサービスです。

    従来の海外送金といえば、日本国内の銀行から数千円の手数料と、手間のかかる事務作業を経て実施されるものでした。そしてその際に適用される為替レートには、安くはない為替手数料が含まれています。

    しかしWiseの送金サービスなら、リアルレートで銀行の最大16倍安く送金が可能です。

    カナダに行った際には、家族などからの仕送りなど海外送金をしたり受け取る機会が増えるかと思うので、よりお得なWiseを使うのも良いかもしれません。

    詳しいWiseの送金方法などはこちらを参考にしてみて下さい。

    The true cost of sending JPY to CAD

    さらに、通常の銀行口座はひとつ、もしくは米ドルなどメジャーな通貨のみしか保有できません。

    一方Wiseのマルチカレンシー口座なら、約50通貨を保有・使用できます。
    また、カナダドルを含む該当10通貨では現地の口座情報も取得できるので、まるで現地にいるかのように給料の受け取りや、学費の支払いなどに使用できる点も魅力です。

    そして、この口座に紐付いたWiseのデビットカードを使用すれば日本やカナダで、日本の銀行の最大2.4倍安く外貨のままお得に決済できます。
    例えば、日本円をカナダドルにWiseのデビットカード内で両替をすれば、手数料率0.68%、1000円あたり6円の手数料のみかかります。
    さらにこのデビットカードは、海外のATM利用手数料も比較的安価に設定されていて、3万円までの引き出しが月2回までなら無料です。

    より詳しいWiseのデビットカードの説明は、こちらを参考にしてみて下さい。

    Wiseの会員登録・使い方

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う (日本国内在住の場合はマイナンバーが必要です。海外在住の場合は、マイナンバーは不要で、海外の本人確認書類が必要です。)
    3. アカウント作成は完了!

    Wise無料会員登録💡

    まとめ

    カナダでワーキングホリデーを楽しむなら、ワーホリビザの抽選に応募しましょう。英文の資料などは取得に時間がかかるため、応募に受かることを見越して計画的に用意しておくとよいかもしれません。

    カナダでの生活がスタートする前には、現地での生活をサポートするWiseの無料アカウントを取得しておくのもおすすめです。現地でのコストを少しでも軽減できるでしょう。人生に一度しかないカナダでのワーホリ、ぜひ豊かな時間にしてください。

    ソース

    1. 一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会ワーキング・ホリデー協定国(ビザ情報)
    2. Government of Canada | Rounds of invitations – International Experience Canada
    3. GO STUDY CANADA | WORKING HOLIDAY VISA
    4. Government of Canada | Find out if you're eligible — International Experience Canada
    5. Government of Canada | International Experience Canada: How to apply
    6. Government of Canada | International Experience Canada: Extend your participation or change your work permit

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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