タイ旅行でおすすめのクレジットカード3選!手数料や注意点も

Yuyuki Tanno

タイではキャッシュレス決済が普及しつつあり、クレジットカードを持って行けば便利に買い物ができます。ただし現地で現金が必要になる可能性も高いので、海外ATMの利用も視野に入れておくとよいでしょう。

この記事ではタイで活躍するクレジットカードや、Wiseのデビットカードについて解説します。

旅行の準備時にぜひ参考にしてくださいね。

目次🔖
  • タイでクレジットカードを使う時は、手数料に気をつけよう
  • タイ滞在時におすすめのクレジットカード:3選
  • よりお得に外貨決済:Wiseデビットカード
  • タイクレジットカードに関するよく質問
  • まとめ
  • タイでクレジットカードを使う時は、手数料に気をつけよう

    タイではVISAやMastercardのクレジットカードの加盟店が比較的多いので、どちらのカードを持っていくのがおすすめです。現地でカードを利用する際は、海外事務手数料海外ATM手数料に注意するとよいでしょう。

    海外事務手数料は、外貨決済時にカード発行会社が為替レートに上乗せする、手数料です。この手数料は1.5〜3.0%程度で設定されていることが多く、支払い時など「算定日」の為替レートに上乗せされています。実際にいくらかかったのかは、カードの支払い明細に記載されますが、カードを使った時点では具体的にいくら使ったのかわかりにくい点がデメリットです。

    また、タイでは露店や小さな小売店などカードが使えないお店も多いので、現金を持ち歩く必要があります。カードを使って海外ATMで現金を引き出すこともできますが、この際には海外ATM手数料がかかります。この手数料は、1回につき1万円以下なら110円(税込)、それ以上なら220円(税込)かかるカード会社が一般的です。引き出すたびにこの手数料がかかるため、なるべく一回にまとめて引き出すと良いでしょう。

    一方、クレジットカードだけでなく、Wiseのデビットカードなどのデビットカードも海外で多く利用されています。デビットカードは銀行口座に紐付いていて、その口座内のお金ぶんしか決済できないので、万が一盗難にあった場合や、現地で予想外の出費をしてしまった場合にも、口座残高以内の被害で収まる、というメリットがあります。

    タイ滞在時におすすめのクレジットカード:3選

    タイで利用できるおすすめのクレジットカードは以下の3つです。

    カードブランド入会金・年会費海外事務手数料海外ATM手数料海外旅行傷害保険の有無ポイント還元率
    楽天カードVISA、Mastercard、JCB、AMEX無料1.60〜2.0%(カードブランドによって異なる)¹110〜220円²あり(利用付帯)³1.0% ⁴
    ロイヤルオーキッドプラスVISAカードVISA年会費5,500円⁵2.2%⁶記載なしあり(利用付帯)⁷1.0%⁷
    エポスカードVISA無料1.63%⁸110〜220円⁹あり(自動付帯)¹⁰0.5%¹¹

    ※金額はすべて税込表示

    楽天カード

    日本国内で圧倒的なシェアを誇る楽天カードは、タイでも便利に使えるカードのひとつです。

    国際カードブランドを網羅していますが、タイで使うならVISAもしくはMastercardで作成するとよいでしょう。どちらも海外事務手数料は1.63%と、比較的低い水準です。タイでも買い物にもポイントが最低1.0%付与されますので、お得感もあります。

    一方、海外旅行傷害保険は、募集型企画旅行を楽天カードで支払うことで、利用ができます。無条件でついてくるわけではありませんので、ご注意ください。

    注目ポイント
  • 国内外の支払いに最低1.0%のポイントがつく
  • VISA、Mastercardの場合、海外事務手数料は1.63%
  • 海外旅行傷害保険は条件を満たした場合のみ
  • ロイヤルオーキッドプラスVISAカード

    タイによく行く方におすすめしたいのが、ロイヤルオーキッドプラスVISAカードです。タイ国際航空のマイレージが加算されるので、カードを使えば使うほどお得に飛行機に乗れるというメリットがあります⁷。利用付帯ではありますが海外旅行傷害保険も利用でき、最高2,000万円と手厚い補償が受けられます。

    注意点は、年会費が5,500円(税込)かかることです。なるべく年間コストを抑えたいという人には不向きでしょう。

    注目ポイント
  • タイ国際航空のマイレージがたまる
  • 海外事務手数料は2.2%
  • 年会費がかかる点に注意
  • エポスカード

    旅行に便利なカードといえば、エポスカードです。海外旅行傷害保険が無条件で利用できるので、一枚持っていけば旅先のトラブルにも対処できるでしょう。

    ポイント還元率は0.5%とやや低めですが、このカードを多く使っていると、ゴールドカードへ無料でグレードアップできるインビテーションを受けることもできます。年会費は無料、海外事務手数料は1.63%と、コスト的にも有利なカードです。

    注目ポイント
  • 海外旅行傷害保険が自動付帯
  • 使い続けるとゴールドカードへのインビテーションが届く
  • 海外事務手数料は1.63%
  • 上記の3つはどれも活用しやすいカードですが、無条件で海外旅行傷害保険の対象になるエポスカードは特におすすめかもしれません。年会費も無料なので、旅行前にマルイ店頭や公式サイトから申込しておくのも良いですね。

    よりお得に外貨決済:Wiseデビットカード

    タイで買い物やその他の支払いをする時には、手数料がかさむ可能性があるクレジットカードに変わる、Wiseデビットカードを使用するという手段もあります。

    日本の銀行のカードの最大2.4倍安く外貨決済できる、海外使用に特化したWiseデビットカードをご存知でしょうか。年会費は無料、発行手数料の1,200円で発行できます。タイに行く前にWiseアカウントを作成して申し込み、Wiseマルチカレンシー口座に入金しておけば現地で活用できます。

    タイでカードを利用すると、先に述べた2〜3%の海外事務手数料が国際ブランドが定める為替レートに上乗せされます。また、タイのATMで現地通貨を引き出すと、この海外事務手数料に加えて海外ATM手数料もかかります。

    しかしWiseデビットカードなら、、実際の為替レートを使っているため、よりお得な手数料で外貨決済が出来る可能性があります。

    実際にタイで10万円分の支払いをすると、かかる両替手数料は0.73%、金額にして725円です。 (2023年5月17日時点)

    こちらのシミュレーターも参考に、他のカードに比べてどれくらいコストが抑えられるか、確認してみて下さい。

    またWiseカードを使えば、ATM利用手数料も3万円相当の引き出しが、月2回まで無料になります。一度のタイ旅行なら、無料の範囲内で利用できるでしょう。

    Wiseデビットカードの特徴
  • 格安の為替手数料で現地利用できる
  • 約50もの通貨をアプリ内で管理できる
  • アプリでカードを凍結したり、お金の管理ができる
  • ICチップ搭載
  • 18歳から申し込み可能
  • Wiseの会員登録・使い方

    Wiseデビットカードを作成するなら、まずはアカウント登録から行います。

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う(日本国内在住の場合はマイナンバーが必要。海外在住の場合は、マイナンバーは不要だが海外の本人確認書類が必要)
    3. アカウント作成は完了!

    Wiseではデビットカードのほかにも、複数の通貨を管理できるマルチカレンシー口座や、格安の手数料で送金できる海外送金サービスも提供しています。どれもネットから手軽に登録・作成できますよ。

    Wise無料会員登録💡

    タイクレジットカードに関するよく質問

    タイでクレジットカードを使う際のよくある質問に回答します。

    Q. タイでクレジットカードが使えないのはどこですか?

    タイの露店や小さな小売店などでは、クレジットカードが使えないことが多いです。少額の現金を持参しましょう。

    Q. タイ旅行に行く時には、両替も必要ですか?

    タイでは現金しか利用できないお店もあるため、空港や街中で両替しておくと便利です。また、Wiseデビットカードなどを使って現地のATMから現金を引き出すこともできます。

    Q. タイでJCBカードも使えますか?

    ショッピングモールやレストランチェーンなどでは、JCBカードも利用できます。ただし、VISAやMastercardのほうが使える店舗数が多いかもしれません。

    タイ渡航前に、確認しておきたいこと
  • タイ旅行の際に円からバーツにお得に両替する方法を解説
  • タイのコンセントや電圧事情を解説!変換プラグや変圧器の有無まで
  • タイで使えるSIMカードを解説!日本で購入したい人も必見
  • まとめ

    タイに旅行するなら、日本にいるうちにクレジットカードやデビットカードを作って持参するのがおすすめです。現地通貨も少額だけ持ち歩くとよいでしょう。

    クレジットカードの中では、海外旅行傷害保険が自動付帯されているエポスカードなどがおすすめです。

    また、有利な為替レートと手数料で利用できるWiseデビットカードも、ぜひ利用してみて下さい。

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    ソース

    1. Rakuten Card | 海外での楽天カードの決済について
    2. Rakuten Card | 海外キャッシング
    3. Rakuten Card | 海外旅行傷害保険
    4. Rakuten Card | 楽天カード
    5. SMBC 三井住友カード | ロイヤルオーキッドプラスVISAカード
    6. SMBC 三井住友カード | 「外貨でのショッピングご利用に伴う事務処理手数料」改定および海外旅行関連サービス拡充のお知らせ
    7. SMBC 三井住友カード | ロイヤルオーキッドプラスVISAカード
    8. EPOS Net | 海外トラベルサービス
    9. EPOS Net | 海外キャッシングサービス
    10. EPOS Net | 海外旅行
    11. FPOS Net | エポスポイントのためかた

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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