タイで使えるおすすめeSIM4選を解説!使い方や比較も

Yuyuki Tanno

タイへの旅行仕事、留学ではeSIMがあると便利です。ただ、中には「SIMカードはよく聞くけど、eSIMについてはよく分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では「eSIMって何?」という疑問から、注意点や使い方、タイで使えるおすすめのeSIMまで気になるポイントについて説明します。

さらに、タイでリアルレートお得な両替手数料で決済ができる、Wiseのデビットカードについてもご紹介します。

eSIMとお得に外貨決済ができるWiseデビットカードを使って、タイ滞在をより良いものにしてみて下さい。

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目次🔖
  • タイで使えるeSIMとは何?
  • タイ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット
  • タイで使えるおすすめのeSIM4選!
  • タイでのeSIMの使い方
  • タイでお得に外貨決済:Wiseデビットカード
  • まとめ
  • タイで使えるeSIMとは何?

    一般的にスマートフォンなどの端末でよくあるのは、SIMカードを差し込んで使うタイプです。このタイプは情報を記録した媒体(SIMカード)とスマートフォンなどの端末が別になっているのが特徴になります。

    対して、eSIMは情報を記録した媒体(SIM)とスマートフォンなどの端末が一体になっているタイプです¹。そのため、SIMカードのように抜き差しする必要はありません。

    eSIMとSIMカードはどっちがいい?

    eSIMとSIMカードを選ぶということは「内部への組み込み式がいいか、それとも分離しているタイプがいいか」を選ぶということです。具体的にeSIMとSIMカードどちらがおすすめかと言うと、それは人や好みによります。

    SIMが組み込まれたタイプが良いという方や便利さを求める方、タイでのSIMカード管理や紛失の不安に悩まされたくないという方にはeSIMがおすすめです。逆に、「使い慣れているタイプが良い」という方はSIMカードがおすすめです。
    ご自身のニーズやタイでの通信の使い方などに合わせて選んではいかがでしょう。

    タイで使えるおすすめのSIMカードについては、こちらの記事でまとめているため、「選ぶのに悩む」という方は参考にしてみて下さい。

    タイ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット

    eSIMを使うかSIMカードを使うか迷っている方は、eSIMのメリットやデメリットも知りたいと思うのではないでしょうか。

    eSIMとSIMカード選びの際に参考になるeSIMのメリット・デメリットについて簡単にまとめました。

    メリット²デメリット²
  • ネットで手続きできる
  • 早ければ即日使える
  • 回線を私用と仕事で分けられる(機種による)
  • 対応機種や対応会社が限られてしまう
  • eSIM選びをしなければならない
  • SIMロック解除が必要になる
  • メリット

    eSIMはネットで手続きできるため、たとえば「すぐにタイに出発しなければいけない」「手続きのために足を運ぶ時間がない」という方でも安心です。ネット環境があればすぐに好きなeSIMを選んで手続きできます。

    また、eSIMの中でも手続きが簡単なものは、慣れている方なら数分程度で手続きと設定を完了できてしまうシンプルさ、簡単さなので、早ければ即日すぐに使いはじめられるというメリットもあります。

    機種によっては、デュアルeSIMというeSIMで2回線を使うことができる機能を、使うことができます。デュアルeSIMを使えば私用と仕事用などと、回線を分けることができますので、タイで「仕事と生活どちらも充実させたい」「プライベートと仕事を分けたい」という方にはメリットがあることでしょう。

    デメリット

    eSIMは対応している会社や機種が限られてしまうというデメリットがあります。タイに旅行や仕事で足を運ぶときは、ご自身の機種がeSIMに対応しているかよく確認をしてみて下さい。

    また、eSIMにも種類があり、種類によって料金やサポート体制も違ってくるのが特徴なので、多数の種類の中からご自身のニーズにあったものを選ばなければいけません。このeSIM選びを「面倒」と感じる方もいるかもしれません。

    なお、eSIMを使うときはSIMロック解除が必要になります。SIMロック解除の参考記事をご紹介しますので、分からない方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。

    タイで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種³

    eSIMを使うためには前提として対応機種が必要になります。iPhoneやAndroidでeSIMに対応している代表的な機種は次の通りです。

    iPhoneAndroid
  • iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR
  • iPhone 11, iPhone 11 Pro Max, iPhone 11 Pro
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12 mini, iPhone 12, iPhone 12 Pro Max, iPhone 12 pro
  • iPhone 13 mini, iPhone 13, iPhone 13 Pro Max, iPhone 13 pro
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 14 Plus, iPhone 14, iPhone 14 Pro Max, iPhone 14 pro
  • iPhone 15 Plus, iPhone 15, iPhone 15 Pro Max, iPhone 15 pro
  • Google Pixel
  • Oppo Xiaomi
  • SAMSUNG
  • SHARP
  • Sonyなど
  • *Androidのそれぞれの会社の対応機種は、ご自身で調べてみて下さい。

    また、eSIMによって対応機種が異なることもあるため、購入前に確認をすることが大切です。

    タイで使えるおすすめのeSIM4選!

    タイ旅行や仕事、滞在の際におすすめのeSIMを4つご紹介します。

    タイ旅行で使えるeSIMの比較表

    Holafly⁴きもちeSIM⁵Airalo⁶ソラコムモバイル⁷⁻⁸
    価格2,400円~1,553円~US$9.90~US$9.49~
    データ容量無制限15GB~50GB~1GB~
    購入方法ネットネットネットネット
    電話番号の有無
    サポートの有無有(24時間カスタマーサポート)有(LINEもしくはメール)有(年中無休、24時間体制)有(平日10時~18時にフォームにて対応)

    Holafly

    【注目ポイント!】

    • データ無制限である
    • 様々な日数のプラン

    データ通信量が無制限であり、様々な日数のプランから選ぶことができます。最短で5日、最高で90日までのプランがあるため、長期滞在する方にもおすすめかもしれません。

    プラン例

    ギガ数・日数値段
    無制限(5日間)2,400円
    無制限(10日間)4,400円
    無制限(20日間)6,900円
    無制限(30日間)8,400円
    無制限(60日間)10,400円
    無制限(90日間)11,900円

    きもちeSIM

    【注目ポイント!】

    • 購入GBを使用後でも、低速で利用可
    • 海外からでも購入可能

    きもちeSIMのeSIMは、購入GBを使い切った後でも384kbpsで低速通信を利用することができます。また、インターネット環境が整っていれば海外からでも購入が可能なので、現地に着いた後に申し込み、即日使うことができます。

    プラン

    ギガ数・日数値段
    15GB(8日間)1,553円
    50GB(10日間)1,788円

    Airalo

    【注目ポイント!】

    • 現地通話がかけられる
    • 24時間対応のサポートで安心感あり

    現地通話をかけることができます。パッケージにもよりますが、10日間50GBだと100分の現地通話、15日間無制限のプランだと現地通話がかけ放題です。また24時間対応のサポートがあるため、安心して使うことができるでしょう。

    プラン

    ギガ数・日数値段
    50GB(10日間)US$9.9
    無制限(15日間)US$19.95

    ソラコムモバイル

    【注目ポイント!】

    • 30日間の長期利用におすすめ
    • アプリ内でeSIMのインストールが完了する

    ソラコムモバイルのタイeSIMは30日間対応のため、長期で滞在をしようとしている方におすすめでしょう。またQRコードの準備などの手間がかかること無く、アプリ内でインストールが完了するため、簡単に使い始めることができます。

    プラン

    ギガ数・日数値段
    1GB(30日間)US$9.49
    3GB(30日間)US$27.49
    5GB(30日間)US$45.49
    10GB(30日間)US$87.99

    タイでのeSIMの使い方

    タイなどの海外でeSIMを使う場合は日本国内での設定と、タイ到着後の設定が必要になります。
    eSIMの基本的な設定方法はiPhoneとAndroidで違いますので、分けて説明をしていきます。

    iPhoneの場合⁹

    [日本で出発前にすること]

    1. まずはeSIMを選ぶ
    2. 設定からモバイル通信を選び、eSIMの追加を選択する
    3. QRコードの使用を選択して読み取る
    4. eSIMのインストールとアクティベートを行う
    5. eSIMの通信名を変更する(任意)

    通信名の変更は任意です。後から迷わないように、ご自身の分かりやすい名前に変えておくと便利です。

    [タイ到着後にすること]

    1. モバイル通信からeSIMを有効にする
    2. モバイルデータ通信にeSIMを指定する

    ここまでがiPhoneでeSIMを使うための基本的な流れです。設定などがよく分からないときは、eSIMの会社や端末の会社にあらかじめ尋ねておくことをおすすめします。

    Androidの場合¹⁰

    次にAndroidの設定です。
    基本的な流れはiPhoneとあまり変わりませんが、設定時に登場する言葉などが違ってきますので注意して下さい。

    [日本で出発前にすること]

    1. ネットワークとインターネットのところの「+」を押す
    2. 「SIMをダウンロードしますか?」を押す
    3. QRコードを読み取ってダウンロード
    4. eSIMの通信名を変更する(任意)

    Androidについても通信名の変更は任意です。

    [タイ到着後にすること]

    1. SIMの使用を有効(オン)にする
    2. モバイルデータとローミングについても両方有効(オン)にしておく
    3. アクセスポイント名(APN)を設定する
    4. 設定後にAPNを指定する

    Androidの基本的な設定・使い方の流れは以上になります。

    eSIMについて分からない場合は、タイに到着してからだと困ってしまう可能性があるため、日本にいるときに疑問点などをeSIMの会社や端末の会社などに確認しておくことがポイントです。

    タイでお得に外貨決済:Wiseデビットカード

    タイ旅行に行った時など、通常の日本発行のクレジットカードやデビットカードで外貨決済をすると、大体1.5〜3.0%程度の海外事務手数料などの手数料がかかってしまいます。これらの手数料は毎回の決済ごとに上乗せされていくため、総合的に見るとかなりの額になってしまう可能性があります。

    対して、実際の為替レート格安の両替手数料で決済ができWiseデビットカードを使えば、よりお得にお買い物を楽しめるかもしれません。

    例えば、バンコクで10万円分の買い物をした場合、Wiseデビットカードの手数料は725円(0.73%)です。(2023年11月9日現在)

    対して3.0%の海外事務手数料がかかるクレジットカードを使った場合、手数料は3倍以上の3,000円となります。

    渡航前に詳しい手数料などについて、シュミレーターでチェックをしてみて下さいね。

    Wiseデビットカードは、発行のときに1度限りの手数料が1,200円かかりますが、年会費や維持費などは一切かかりません。カードの発行国によっては、Google PayやApple Payでも利用可能です。(現在、日本発行のカードには対応しておりません)

    より詳しいWiseデビットカードの使い方やメリットは、こちらの記事から確認をしてみて下さい。

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    まとめ

    タイに旅行や仕事で足を運ぶなら、SIMカードの紛失不安や管理の手間のないeSIMを利用してはいかがでしょう。紹介したeSIMなどを参考に、ぜひ一度eSIMを使ってみては。

    また、リアルレートお得な両替手数料で決済ができる、Wiseのデビットカードも、タイ旅行の際に併用してみて下さい。

    Wiseの会員登録方法

    Wiseデビットカードを利用するなら、まずは無料の会員登録から行います。Wiseでは海外口座情報取得海外送金などの機能も提供していますが、どれもこの会員登録からスタートします。

    1. Wiseホームページからアカウント登録
    2. 本人確認を行う(日本にお住まいの方はマイナンバーを用意。海外にお住まいの方は海外での本人確認書類をご用意ください)
    3. アカウント作成は完了!

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    ソース


    1. Y!mobile: eSIMとは?SIMカードとの違いやメリット・注意点を分かりやすく解説
    2. nojima: eSIMとは?メリット・デメリット、対応機種をわかりやすく解説!/ノジマ電気
    3. au: 動作確認端末一覧
    4. Holafly: タイ
    5. きもちeSIM: タイで使えるeSIM一覧
    6. Airalo: タイ
    7. ソラコムモバイル: eSIMデータ通信へのすべてが 1つのアプリで完結
    8. ソラコムモバイル: 料金
    9. Stork: SET UP GUIDE FOR iOS
    10. Stork: SET UP GUIDE FOR ANDROID

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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