100万円以上の振込にかかる手数料とは?三井住友銀行や三菱UFJなど主要銀行の手数料まとめ
みずほ銀行やゆうちょなど大手銀行の100万円以上の送金にかかる振込手数料を一挙にまとめてご紹介します。
海外送金には様々な方法がありますが、その一つとしてよく目にするのがWire Transferではないでしょうか。
日本語では電信送金と訳されるWire Transfer。一体どのように送金すればいいのでしょうか? 以下では、Wire Transferの仕組み・やり方、手数料、かかる日数などを詳しく解説します。また、銀行の最大8倍安く送金できる海外送金サービスWiseについても紹介します。
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Wire Transferは、送金元と受取先の銀行が直接やり取りする送金方法で、銀行が海外送金を行う際に主に利用されます。
国内の一般的な送金では、仲介業者(日本の場合は全銀ネット、アメリカの場合はAutomated Clearing Houseなど)が全国の銀行の振込依頼をいくらかまとめて処理していますが、こうした仲介業者は、海外への送金を取り扱っていません。そのため、海外送金の依頼があった場合、送金元の銀行は直接受取先の銀行に連絡を取って送金します。
特にアメリカでは国内送金でもWire Transferを選択できるようになっています(アメリカでは、ACH送金という安価な国内送金方法もある)。
しかし、Wire Transferは一般的な国内送金に比べると、手数料が高いことに注意が必要です。
以下で、海外送金サービスWiseと主要な銀行の海外送金にかかるコストを比べてみました。
日本からアメリカへ10万円を送金する場合(手数料:送金人負担)
海外送金サービス | 海外送金手数料(コルレス銀行手数料を含む) | 適用される為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
Wise ¹ | 225円+0.79% | 実際の為替レート(1ドル=108.805円) | 1,007円 送金する |
三井住友銀行SMBCダイレクト¹ | 6,000円 | 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=109.310円) | 6,000円+為替手数料 |
みずほダイレクト | 8,000円² | **為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=109.90円)**³ | 8,000円+為替手数料 |
ゆうちょ銀行ゆうちょダイレクト | 3,000円⁴ | 2円の為替手数料を上乗せしたレート ⁴(ネット公開なし⁵) | 3,000円+為替手数料 |
楽天銀行¹ | 1,750円 | 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=109.790円) | 1,750円+為替手数料 |
(2019年12月5日時点のシミュレーションに基づく)
銀行での海外送金の場合、為替レートにも「為替手数料」と呼ばれる手数料が含まれていることに注意しましょう。実際の為替レートではなく、利用者にとって少し損なレートで海外送金が行われているということです。
海外送金に特化したサービスの中には、Wiseのように常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で送金を行うところもあります。オンラインで送金ができるので、忙しい人には銀行よりも便利かもしれません。詳しくは、Wise使い方を参照してください。
海外送金の際は、送金手数料、そして為替レートも比較してみることをおすすめします。
では、以下で、Wire Transferで海外送金をするやり方を解説していきます。
オンラインで海外送金を行う場合、送金元の銀行の口座を持っていること、またインターネットバンキングの利用登録をしていることが前提となります。
受取人の情報が間違っている場合、送金が届かなかったり、最悪、他の人の口座に振り込まれてしまうこともあるため、事前にしっかり確認しましょう。
受取銀行の名前・住所
受取人の名前(口座名義)・住所
受取人口座の種類(普通預金口座、当座預金口座かなど)
受取人の口座番号
円、ドル、ユーロ、英ポンドなど、メジャーな通貨はほとんどの銀行が取り扱っています。しかしマイナーな通貨の場合は、そもそも銀行では取り扱いがない場合もあるので、送金前に確認しておくことが重要です。
銀行が取り扱っていない通貨に送金したい場合は、海外送金に特化したWiseを検討してみてもいいですね。通貨ルートは日本円から全52通貨に送金が可能です。
銀行の海外送金では、一般的に、送金金額と送金手数料を合計した金額が口座から引き落とされます。中継銀行手数料(コルレス手数料)を送金人が負担することも可能です。
Wire Transferは、着金予定日が予想しづらい難点があります。日本からの送金の場合、1週間ほどを見ておけばいいでしょう。しかし間に土日や祝祭日(相手国の祝祭日にも注意)を挟む場合は、それ以上かかる場合もあります。詳しくは、海外送金日数を減らす方法もチェックしてみてください。
オンラインで海外送金手続きができない場合、銀行窓口を訪れましょう。日本の銀行の場合、以下の書類が必要になることが多いです⁶。
本人確認書類
運転免許証、パスポート、在留カード・特別永住者証明書、マイナンバーカードなど
マイナンバー書類
マイナンバーカード、通知カード、マイナンバーの記載のある住民票の写しなど
通帳と印鑑
送金の原資を確認できるもの
給与を原資とする場合:給与明細など
送金の目的内容や受取人との関係を確認できる書類
留学費用の場合:授業料の請求書など、生活費の場合:受取人の方との関係を確認できる書類など
受取人の情報(アルファベット表記)
書類を確認したら、担当者と一緒に海外送金申込書を埋めていきます。
窓口からの海外送金は、オンラインよりも手数料が高額になることもあります。
以上Wire Transferについて詳しく見てきました。日本語で電信送金とも呼ばれるWire Transferは、銀行による海外送金の最も一般的な方法です。手数料が高額になりがちなこと、また着金までに時間がかかることが難点です。
海外送金にかかるコストを節約したい場合、Wire Transferに代わる他の送金方法を検討してみてもいいでしょう。外貨送金サービスの1つWiseではリアルレートで送金することができます。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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