留学中には国際キャッシュカードが使える?海外でお金を引き出そう!
海外に留学した際に現金を引き出す手段のひとつ・国際キャッシュカードは多くの金融機関で廃止されています。そのため国際キャッシュカードに代わって利用できるデビットカードやWiseデビットカードについて紹介します
海外へ留学する際は、国民年金に加入し続けるのでしょうか。結論からいうと、海外転出届を出した方は保険料が免除になる反面、老後に受け取れる年金が減額されます。
この記事では、海外留学前に知っておくべき国民年金について解説します。
また、海外と日本での海外送金や送金受け取り、海外での買い物に活躍するWiseについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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まずは国民年金に関する基礎知識について説明していきます。
国民年金は、20歳から60歳未満の国民が加入する社会保障制度です¹。国民年金保険料は令和5年度は月16,520円で、毎年改定されています²。学生や自営業、フリーランスの人は自分で保険料を納付しますが、会社員や公務員は会社や団体経由で保険料を支払っています。
国民年金保険料を払い続けて、資格期間が10年(120月)以上あれば、年金を受け取ることが可能です³。受け取れる金額は、それまでに支払った保険料に応じて決まります。
大学在学中に20歳を迎えたら、国民年金保険料を払う義務が生じます。しかしまだ収入が無く払えない場合は、在学中の保険料納付が猶予される「学生納付特例制度」を利用して、払うタイミングを延ばすことができます⁴。
この制度を利用するには、基準を満たしている必要があるため、詳しくは日本年金機構のウェブサイトから確認をしてみて下さい。
なお学生納付特例を利用した場合は、学生だった時期から10年以内なら保険料をさかのぼって納めることが可能です⁴。そのまま払わないという対応もできますが、老後に受け取る年金がそのぶん少なくなる点に注意が必要です。
ちなみに、海外の大学に在学している間は学生納付特例の対象外です⁴。後述する海外転出届を出していないか、国民年金に任意加入した人は、海外にいる間も年金保険料を支払うことになります。
海外留学中は年金保険料を支払わないといけないのでしょうか。留学に1年以上行く場合など海外転出届を出した人は、日本の住民票がなくなる関係で、国民年金保険料の支払いも免除されます⁵。
もし海外留学中に国民年金の対象外になっても、年金を受け取るための資格期間にはカウントされます。これを「カラ期間」といいます⁶。しかしこの期間は、年金額には反映されません。
年金を少しでも多く受け取りたいのであれば、国民年金に任意加入して、年金保険料を払い続けることも可能です⁵。
国民年金保険料の支払いを免除するなら、海外転出届を提出しましょう。海外転出すると住民票が削除されるので、国民健康保険料や住民税などの支払い義務もなくなります。
海外転出届は、お住まいの自治体の役所に提出します⁷。戸籍課で取り扱っていることが多いです。なお、自治体にもよりますが、転入届などと同じ書式に記入します。
出典:東京都江東区「住民異動届/表面・券面記載事項変更届/後期高齢・国保・年金資格届」
海外転出届は、海外へ行く14日前から前日までの間に提出します。比較的直前まで受け付けてくれます。
海外転出届を出す際には、本人確認書類とマイナンバーカードを持参します⁷。家族などの代理人が対応するときは、委任状も必要です。詳しくはこちらの記事でも解説しています。
海外留学に行く場合は、現地での外貨の管理や両替手続きに関して、不安を抱いている人もいるかもしれません。また、日本と海外とで学費や生活費などを海外送金する機会も増えるでしょう。
そんな留学生活を強力にサポートするのが、Wiseのサービスです。日本の銀行と比べて最大16倍安く海外送金ができるほか、日本で作成したクレジットカードやデビットカードの最大2.4倍安く外貨決済ができます。
まず、Wiseがなぜ少ない手数料で海外送金ができるのかを説明します。
通常の銀行では為替レートに両替のための為替手数料を含めています。しかしWiseではこの手数料がない実際の為替レートを採用しているため、そのぶん有利なレートで送金できるのです。さらに格安の手数料で送金できるので、トータルで送金できるお金が多くなる可能性が高くなります。
また、Wiseデビットカードも海外で大活躍します。このカードでは連携する口座で約50もの通貨を管理でき、格安の手数料で外貨での買い物が可能です。
もしWiseの口座で使用したい留学先の通貨を保管しているなら、もちろん手数料無料で外貨決済ができます。
さらに海外ATMの利用手数料も月2回かつ3万円相当までなら、手数料無料になります。とことんコストを削減できるのがWiseの特徴です。
詳しいWiseデビットカードの使い方やメリットは、こちらで確認してみて下さい。
Wiseのサービスを使う際には、まず会員登録を行いましょう。以下の3ステップで簡単に登録できます。
Wiseでは海外送金やデビットカード以外にも、該当10通貨の口座情報を取得できる機能もあります。
例えばWise内で米ドルの口座情報を取得すれば、現地で銀行口座を解説しなくても、Wiseでアルバイトの給料などを受け取ることができます。
マルチカレンシー口座の詳しい説明や、使い方はこちらをご覧下さい。
このように、海外留学をする人の心強い味方となりうるWiseを是非利用してみて下さい。
海外留学時の年金に関する主な質問を集めました。事前準備の際にお役立てください。
日本に1年以上にわたって居住する場合には、お住まいの自治体の役所にて転入届を提出します⁸。これにより、日本の住民票が復活します。
国民年金の任意加入制度を利用できます。将来受け取る年金を減らしたくない人や、加入していない間に障害を負い、障害年金を受け取れなくなる可能性が心配な人は、任意加入しておくとよいでしょう⁵。
海外留学中は学生ではあるものの、学生納付特例制度は利用できません⁴。よって国民年金に任意加入した場合には、海外にいる間も年金保険料を払う必要があります。
海外留学のために海外転出届を提出した人は、国民年金から抜けることになり、年金保険料が免除されます。ただし将来受け取れる年金が減額されるため、任意加入も選択可能です。メリットとデメリットを踏まえ、任意加入するかどうか検討しましょう。
海外送金や外貨での買い物をする際に便利なWiseのサービスもぜひ活用してみてください。会員登録はオンラインで無料で完結します。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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