コモンウェルス銀行で日本に送金する方法とは?オンライン送金の方法や手数料まで解説
コモンウェルス銀行での海外送金の方法やオンライン・アプリで送金する方法、気になる手数料まで解説します。オーストラリアにお住まいの方は必見です!
様々な送金が便利になった今でも、海外送金はいまだに手続きがややこしいことが多いです。
この記事では、八十二銀行での海外送金の方法や、かかる手数料、日数についてまとめました。また、Wiseを使って、銀行の割高な手数料と為替レートを削減する方法についても紹介します。
日本円10万円を中国へ送金する場合の手数料(送金人が中継銀行手数料を負担する場合)
プロバイダ | 手数料 | 為替レート | 合計 | 受取概算額 |
---|---|---|---|---|
![]() | 6,500円¹ | 為替手数料が上乗せされた独自のレート | 6,500円+為替手数料 | 約5,782.31元 |
360円+1.53% | 実際の為替レート | 1,862円 | 約6,244.10元 |
(2019年6月28日時点)
八十二銀行で海外送金するには、⑴送金手数料4,500円、⑵送金銀行と受け取り銀行を中継する中継銀行手数料2,000円、そして⑶為替レートに含まれた為替手数料(送金額による)がかかります。
為替手数料は為替レートに含まれているので一見わかりづらいですが、銀行の海外送金では実際の為替レートよりも不利なレートで送金が行われているということに注意が必要です。
より安い選択肢として、送金手数料が比較的安いネット銀行(楽天銀行・新生銀行など)やまた海外送金に特化したWiseなどのオンライン海外送金サービスを使うこともできます。Wiseでは、常に実際の為替レートを使用して送金を行うので、為替手数料0円でどの通貨にも送金することができます。
八十二銀行の海外送金にかかる手数料を、一つずつ詳しく見ていきましょう。
各手数料 | 金額 |
---|---|
海外送金手数料 | 4,500円 |
中継銀行手数料(コルレス銀行) | 2,000円(原則受取人負担) |
リフティングチャージ | 送金金額 × 0.05% × 八十二銀行が定める為替レート(最低 1,500 円) |
海外送金受け取り手数料 | 5000米ドル相当額未満:1,500円5000米ドル相当額以上:0円 |
(法人向け)外国為替取引サービス使用料² | 5,400円(別途ネットEBの利用手数料※が必要)※スタンダード:月間2,160円/エクストラ:月間3,240円/アドバンス:月間5,400円 |
「海外送金にかかるのは、送金手数料だけじゃないの?」と驚いた方もいるかもしれません。聞き慣れない手数料(為替手数料・中継銀行手数料・リフティングチャージ)について下記で解説します。
海外送金にかかる手数料で一番わかりづらいのが、この「為替手数料」です。銀行が海外送金の際に使用する為替レートは、実際の為替レートではなく、為替手数料が含まれた割高なレートなのです。八十二銀行では通貨に応じて、下記のように為替手数料がかかります。
八十二銀行が課す、1通貨あたりの為替手数料¹ | Wiseが課す、1通貨あたりの為替手数料 | |
---|---|---|
米ドル | 1円 | 0円 |
ユーロ | 1.5円 | 0円 |
英ポンド | 4円 | 0円 |
オーストラリアドル | 2円 | 0円 |
香港ドル | 0.43円 | 0円 |
ニュージーランドドル | 2円 | 0円 |
人民元 | 0.49円 | 0円 |
為替手数料とは実際にどのように取られるのでしょうか?例えば、八十二銀行では1人民元あたり0.49円の為替手数料がかかります。これは、実際の為替レートが1人民元=15.68円の時(2019年6月28日時点)、八十二銀行で適用される為替レートは0.49円を足した1人民元=16.17円になるということです。
0.49円というと少額に見えますが、例えば、中国に10,000人民元を送りたい場合、
・実際の為替レート→156,800円に相当
・八十二銀行の為替レート→161,700円に相当
と、為替手数料を足した分、4,900円多めの額を送る必要があるということです。送金がさらに高額になればなるほど、為替手数料は無視できないものになっていきます。
為替手数料は、どの銀行で海外送金する場合にも必ずかかる手数料ですが、明示されていないことも多く、気付かないうちに支払っていた「隠れコスト」となりがちです。送金手数料の安さを謳うネット銀行も例外ではなく、為替手数料がかかっています。
海外送金に特化したWiseの場合、常に実際の為替レートを使用するため、為替手数料はかかりません。海外送金の際は、各社のレートを比較しておくといいですね。
中継銀行手数料とは、送金銀行と受け取り銀行をつなぐ中継銀行(コルレス銀行とも言う)に支払う手数料のことです。八十二銀行では、原則受取人負担となっています。
中継銀行手数料で気を付けたいのは、実際に送金するまでいくらかかるかは分からないということ。送金額からかかった分の中継銀行手数料が引かれる仕組みになっています。つまり、送りたい額が決まっていたとしても、その額をちょうど送れるとは限らないということです。
「この額を送りたい」と決まっている場合、Wiseのような海外送金サービスがおすすめです。Wiseは独自の送金システムによって、原則、中継銀行手数料がかからないので、送りたい額をちょうど受取人に送ることができます。(例外として、アメリカ以外の国への米ドル送金、南アフリカへの送金には中継銀行手数料がかかります)。
大抵、海外送金は、円から外貨で送ることが一般的ですが、日本円から日本円のまま、外貨から外貨のままで送る際にかかる手数料が、円為替取扱手数料・リフティングチャージです。
「為替手数料がない分、送金手数料が高いのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、Wiseの送金手数料は銀行に比べて大幅に安く設定されています。最大で銀行の8倍安くなることもあります。
安い手数料を提供できる理由は、国内送金を活用した新しい仕組みにあります。
「それでも銀行以外で海外送金するのは不安」と思う方もいるかもしれません。Wiseは関東財務局に資金移動業者として登録しており、資金は100%日本の法務局によって保証されています。つまり、万が一の時でも安心で、金融機関と同じレベルのセキュリティで取引ができるのです。現在、世界中で利用者は500万人以上、毎月の利用額は40億ポンド(日本円で約5,476億円)を上回っています。
リアルレートで海外送金した場合、どのくらいコストを安く抑えられるのか、海外送金シミュレーションからチェックしてみてください。Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
なお、個人ユーザーだけでなく、Wiseは法人や個人事業主にも対応しています。
では、八十二銀行で海外送金する方法を見ていきましょう³。
法人・個人事業主で外国為替取引サービスに登録している場合は、インターネットからの送金申し込みも可能です。
八十二銀行での海外送金には、様々な制約があることに注意です³。
現金での送金はできない(送金資金は、八十二銀行の口座から引き落とし)
入金したばかりの資金は不可(海外送金を行う場合は、送金する数日前から口座に資金があることが必須)
最近は、現金での送金ができない銀行が増えています。どうしても現金送金したい場合には、ウエスタンユニオンやSBIレミットなど現金送金に特化したサービスを検討してもいいかもしれません。しかし、現金での送金の際も、為替手数料に注意しましょう。
送金する際に必要な書類は以下の通りです³。
海外の金融機関から八十二銀行で送金を受け取る際、事前に送金相手に以下の情報を伝えておく必要があります⁴。
SWIFTコード(SWIFT Address / BIC)八十二銀行のコード:HABKJPJT
八十二銀行で海外送金をする際、着金までに3~4営業日程度かかります³。週末や祝日などを挟む場合は1週間以上かかることもあるので、余裕を持って送金しましょう。海外送金にかかる日数を減らす秘訣も紹介しているので、興味のある人はチェックしてみてください。
八十二銀行の海外送金に関してもっと知りたい人は、以下に問い合わせましょう。
【フリーダイヤル】
0120-82-8682(通話料無料)
受付時間:9:00~17:00(土日祝日を除く)
※海外からは026-224-6312【通話料有料】
【店舗検索】
各店舗の電話番号はこちらから検索できます。
以上、八十二銀行からのに関して詳しく見てきました。八十二銀行の海外送金には送金手数料に加え、中継銀行手数料や為替手数料といった様々な手数料がかかります。そのため、相手の受取額が事前にはっきりと分からなかったり、高額な送金だと非常に高いコストがかかったりするので注意が必要です。
送金にかかるコストを削減し、透明性の高い方法で海外送金したい場合はWiseの利用がおすすめです。実際の為替レートで、為替手数料を気にすることなく送金が可能です。ぜひ一度、送金シミュレーションをして、どれだけ安くなるのか見てみましょう。日本円から全47通貨に実際の為替レートで送金可能です。
実際にかかる各国への海外送金日数も紹介していますので、確認してみてください。
ソース
最終アクセス7月1日
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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