100万円以上の振込にかかる手数料とは?三井住友銀行や三菱UFJなど主要銀行の手数料まとめ
みずほ銀行やゆうちょなど大手銀行の100万円以上の送金にかかる振込手数料を一挙にまとめてご紹介します。
海外から送金してもらう際に気になるのが海外送金の受け取り手数料。海外からの送金を銀行口座で受け取る場合、多くの銀行で被仕向送金手数料がかかります。海外から自分の口座に入金するだけで手数料がかかるのは気になりますよね。
この記事では、個人が海外から送金してもらう際の手数料を解説。海外送金の受け取り手数料を比較し、外貨受取におすすめの銀行を見ていきます。
また、海外からの送金を外貨のまま手数料無料で受け取れるWiseのマルチカレンシー口座も紹介します。
目次🔖 |
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Wiseマルチカレンシー口座では、現地の口座情報を取得できるため、該当10通貨を受け取り手数料無料で外貨のまま受け取ることができます。
例えば、ユーロを受け取りたければ、ヨーロッパの口座情報であるIBANを取得することができます。これを使えば、現地口座があるのと同じように、ヨーロッパからの送金を受け取り手数料無料でユーロのまま受け取ることができます。
受け取った外貨は、マルチカレンシー口座内で、日本円などの通貨に両替することもできますよ。また、Wiseデビットカードを使って、日常の買い物に使うことも。
マルチカレンシー口座で現地の口座情報が取得できる通貨 |
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米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、シンガポール・ドル、カナダ・ドル、ハンガリー・フォリント、トルコ・リラ、ルーマニア・レイ |
※ 米ドルの受け取り手数料は、送金人がACHで送金した場合、無料となります。電信送金(Wire Transfer)で送られてきた送金を受け取るには、少額の手数料がかかります。
これらの通貨を受け取る予定のある人は、Wiseマルチカレンシー口座の利用を検討してみてもいいかもしれませんね。
海外送金の受取手数料(被仕向送金手数料)は、利用する銀行や送金・受取の通貨によって異なります。実際に送金を受け取る前に確認しましょう。
以下では主な銀行の海外送金受取手数料を比較しました。手数料は送金が海外から自分の口座に入金される際、口座残高から差し引かれるのが一般的です。
銀行 | 手数料 | ||
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外貨→日本円 | 日本円→日本円 | 外貨→外貨 | |
三井住友銀行 | 1,500円 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
三菱UFJ銀行 | 1,500円 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円)※1 |
ゆうちょ銀行※2 | 仲介銀行手数料(通常10ドル程度) | 不可 | 不可 |
楽天銀行 | 2,450円 | 2,450円 | 2,450円 |
りそな銀行 | 1,500円※3 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
SBI新生銀行※4 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円相当 |
ソニー銀行 | 0円 | 0円 | 0円 |
(2024年6月12日現在。詳しくは各銀行のホームページでご確認ください。)
(※1)個人の外貨預金での受け取りの場合、被仕向送金手数料(1,500円)は無料です。
(※2)ゆうちょ銀行では、法人口座での海外送金受け取りはできません。
(※3)75万円相当額以下の送金の場合。
(※4)ステップアッププログラムのステージにより、受け取り1件につき2,000円を翌月末にキャッシュバック。キャッシュバック回数に制限なし。
上の表を見ると、ソニー銀行を除くほとんどの銀行で受取手数料がかかることが分かります。海外のクライアントや家族から送金を受け取る機会が多い人は、毎回手数料を払うのはもったいないですよね。
お得に海外からの送金や外貨送金をを受け取りたいなら、銀行の代わりにWiseマルチカレンシー口座もおすすめです。
Wiseマルチカレンシー口座では、該当通貨であれば海外からの送金も、各国の口座情報を使って国内振込のように受け取ることができます。つまり、海外送金受け取り手数料は発生しないということ。個人だけでなく、法人アカウントも利用できます。
銀行以外の海外送金受け取り方法としてチェックしてみてください。
実は、海外送金を受け取る際に気にするべき手数料は、受取手数料だけではありません。
外貨で送られてきた送金を円で受け取る際、通貨の両替は銀行が定める為替レートに基づいて行われます。この為替レートには1米ドル1円など銀行所定の為替手数料が上乗せされていることがほとんどです。
つまり、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)よりも不利なレートで両替が行われるということ。多額の送金を受け取る予定のある人は特に注意しましょう。
銀行によっては、円で送られてきたお金を円のまま受け取る時、または外貨を外貨のまま受け取る時など、通貨の両替が生じない場合に円為替取扱手数料・リフティングチャージを徴収します。(ソニー銀行や新生銀行など、徴収しない銀行もある)
多くの場合、送金金額の1/20%(最低2,500円)と定められています。
逆に、日本から日本円を外貨に両替せずに送金する場合、また外貨をそのまま送金する場合にも、円為替取扱手数料・リフティングチャージはかかります。
海外の銀行から送られたお金は、複数の中継銀行(コルレス銀行)と呼ばれる銀行を通ってから日本の銀行に送られます。海外の銀行から中継銀行を経ずに、直接日本の銀行へ送金が届くことはほとんどないでしょう。この中継銀行が徴収する手数料が中継銀行手数料(コルレス手数料)です。
中継銀行は事前に送金人が支払っている場合もありますが、送金額から引かれることも珍しくありません。これは結果的に受取人が支払っているということになります。
Wiseはどの国から海外送金を受け取る場合にも活用できますが、以下の該当通貨の場合、外貨のまま国内振込のように送金を受け取ることもできます。
マルチカレンシー口座で現地の口座情報が取得できる通貨 |
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米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、シンガポール・ドル、カナダ・ドル、ハンガリー・フォリント、トルコ・リラ、ルーマニア・レイ |
※ 米ドルの受け取り手数料は、送金人がACHで送金した場合、無料となります。電信送金(Wire Transfer)で送られてきた送金を受け取るには、6.11ドルの手数料がかかります。
この口座情報を送金人に伝えれば、送金人は受取人(あなた)がまるで同国にいるかのように送金ができます。これらの送金は、国内振り込みとして入金されるため、海外送金受け取り手数料はかかりません。また、送金人も海外送金手数料を支払う必要がなくなります。
また、受け取った外貨は日本円に両替して、マルチカレンシー口座とひもづくWiseデビットカードで世界150ヵ国以上で利用することもできます。
法人アカウントの場合、マルチカレンシー口座で海外口座情報を取得するには3,000円の1回きりの手数料がかかります。
上記の国以外からの送金を受け取りたい場合も、Wiseを活用することができます。
送金人にWiseを使って海外送金してもらえば、Wiseの海外送金の仕組みによって、受取人に海外送金受け取り手数料はかかりません。また、送金の際に使われるレートは、実際の為替レートで為替手数料の上乗せはありません。詳しくは、Wiseからの海外送金受け取り方法を参考にしてください。
海外の相手に送金を依頼する際は、まずは以下の情報を相手に伝えましょう。送金トラブルを防ぐため、英文(ローマ字)で間違いなく伝えることが重要です。
以下は、個人間で海外から送金してもらう場合の必要情報となります。法人の場合は他にも追加で情報が必要になる場合もあるので、詳しくは金融機関にお問い合わせください。
【受取銀行の情報】
【受取人情報】
※ゆうちょ銀行など、銀行によっては中継銀行の情報も指定する必要があります。必ず事前に銀行のホームページなどで確認するようにしましょう。
さらに詳しく知りたい人は、海外送金の必要情報の書き方をチェックしてください。
銀行による海外送金は、その独自の仕組みによって普通の送金よりも時間がかかりがちです。銀行や相手国の事情によっても異なりますが、一般的には1~6営業日程度かかると覚えておきましょう。
より早く海外送金を受け取りたい場合は、銀行以外の送金サービスを利用するのも良いかもしれません。現金を介した海外送金サービスの中には、依頼から数分以内にお金が届くものもあります。
なお、Wiseではシミュレーション時に着金予定日がわかります。
以上、海外送金を受け取る方法や受け取りにかかる手数料などについて見てきました。銀行で海外送金や外貨送金を受け取る際には、受取手数料に加えて為替手数料やリフティングチャージなどがかかることがあります。
海外送金の受け取りにかかるコストを節約したい人は、外貨のまま受け取り手数料無料で海外からの送金・支払いを受け取れるWiseのマルチカレンシー口座もおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
色々な方法を比較して、自分にあったやり方が見つかるといいですね。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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