韓国でお金を下ろす方法を解説!よりお得に現金を引き出すには

Yuyuki Tanno

韓国旅行出張ワーホリ時に現地で現金が必要になった場合には、クレジットカードやデビットカードを使ってお金を下ろすことができます。

この記事では韓国でのお金の下ろし方を解説しますので、緊急時の参考にしてください。

また、よりお得にATM引き出しができるWiseのデビットカードも紹介しているので、併せて検討してみて下さい。

目次🔖
  • 韓国でお金を下ろす際に使えるカードブランド
  • 韓国でお金を下ろす手順
  • 韓国のATMで現金引き出しをする際にかかる手数料
  • 韓国で利用しやすいWiseデビットカード
  • まとめ
  • 韓国でお金を下ろす際に使えるカードブランド

    韓国での滞在中にお金が必要になったら、クレジットカードデビットカードを使って、現地のATMからお金を引き出せます。

    このときに利用できるのは、VISAやMastercard、JCBなどの国際カードブランドのカードです。AMEXや銀聯(ぎんれん)のカードも利用できますよ。JCBは日本のカードブランドですが、韓国など日本人がよく訪れる国では比較的利用できるATMが多い印象です。

    韓国でお金を下ろす手順

    韓国でATMからお金を下ろす際は、次の手順で手続きを行います。

    お手持ちのカードに対応しているATMを見つける

    まずは、自分が持っているカードに対応しているATMを探します。「グローバルATM」であれば、VISAやMastercardなど主要なカードブランドに対応しているはずです。

    案内表示を「日本語」に変更する

    ATMの操作を始める前に、案内表示を「日本語」に変更しましょう。これで案内を読みやすくなります。

    カードを挿入する

    続いて「カードの種類」を聞かれたら「海外で発行したカード」を選択し、カードを挿入します。

    暗証番号と引き出したい金額を入力する

    暗証番号を入力して承認されたら、引き出したい金額を入力します。日本円ではなく韓国ウォンで入れてください。現在の為替レートだと、1万円=97,646.04ウォンとなっています(2023年5月17日現在)。ただしATM利用時は、実際の為替レートに海外事務手数料が上乗せされるため、これよりも少ない金額で両替されるでしょう。

    海外ではATMを利用する度に、海外ATM手数料もかかります。何度も利用せずに済むよう、少し多めに引き出すとよいかもしれません。

    カードと明細書、現金を受け取る

    最後にカードと明細書、そして現金を受け取って終了です。こちらの記事も参考にしてくださいね。

    韓国のATMで現金引き出しをする際にかかる手数料

    韓国のATMを利用する際は、次の2種類の手数料がかかります。

    海外事務手数料

    海外事務手数料は、日本円を外貨に両替するためにかかるコストです。ATM利用時の為替レートに上乗せされて徴収されています。この手数料は利用するクレジットカードやデビットカードによって異なりますが、1.6〜3.0%程度が目安です。

    海外ATM手数料

    海外でATMを利用する都度、海外ATM手数料もかかります。1回につき1万円以内なら110円(税込)、1万円を超える金額なら220円(税込)が一般的です。

    :実際には「海外キャッシング手数料」もかかる

    海外ATMを利用すると「海外キャッシング扱い」になるため、後日キャッシング手数料も請求されます。キャッシング手数料は年16〜18%程度が目安で、実際には日割り計算した金額を他のクレジットカード利用額と一緒に請求されます。例えば、年18%のキャッシング手数料がかかるカードを1カ月間利用した場合、1月あたりの手数料は1.5%程度です。

    韓国で利用しやすいWiseデビットカード

    韓国でよりお得にお金の引き出しや外貨決済を行いたい場合、Wiseデビットカードもおすすめです。

    まず、WiseデビットカードでのATMでの出金手数料は、月2回かつ3万円相当額までの引き出しであれば、手数料無料です。
    ただし、韓国ではATM会社自体の手数料がかかることが良くあるので、別途支出があるかもしれません。

    また、先述の通り通常のカードでは、1.5〜3.0%程度の海外事務手数料が国際ブランドの定める為替レートに上乗せされています。一方のWiseは、実際の為替レート格安の両替手数料を使っているため、よりお得に決済ができる可能性が高まります。

    もし10万円を韓国ウォンに両替した際の手数料は、海外事務手数料が2.0%のカードなら2,000円、Wiseデビットカードなら852円です。(2023年5月18日現在)このように、Wiseを利用すると、よりお得になるかもしれません。

    さらに、Wiseでは自分の好きな時に、Wiseマルチカレンシー口座内で日本円から韓国ウォンに両替しておくことができるという利便性があります。

    よりレートがお得な時に、アプリ内で簡単に両替ができます。また、「自動両替機能」といって、「1円=XX韓国ウォンに達した時に、10万円をウォンに両替」といったように、レートが自分の好きな値に達した時に自動で両替を設定することもできます。

    詳しいやり方などは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

    こうした特徴があるWiseデビットカードを作成するなら、まずは無料のアカウント登録から始めます。発行手数料1,200円はかかりますが、年会費はもちろん無料ですよ。

    Wiseデビットカードのより詳しい使い方はこちらで確認できます。

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    まとめ

    韓国に滞在中にお金を下ろすなら、クレジットカードやデビットカードを使ってATMから引き出しましょう。この際、日本語表示に変更してから操作するとスムーズです。また、日本で作成したカードを海外で利用すると、海外事務手数料やATM手数料、帰国後にはキャッシング手数料がかかります。

    こうしたコストを極力下げたいなら、Wiseデビットカードを利用してもよいかもしれません。まずは無料のアカウント登録だけでも進めてはいかがでしょうか。


    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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