韓国免税手続きガイド:韓国の付加価値税(VAT)還付と免税ショッピング完全ガイド
韓国の付加価値税による免税は10%ですが、実際に受けられるタックスリファンドは最大7%です。空港での免税手続きや実際に受け取れる金額などをご紹介します!
韓国旅行の際に困るのは「現地で使える決済方法」です。
韓国では現金払いやクレジットカード払いなどの決済方法が使えるのですが、旅行時はどちらを使った方がお得なのでしょう。また、現金やクレジットカード以外にお得な支払い方法はあるのでしょうか?
韓国旅行で使える主な支払い方法や、韓国では現金とクレジットカードどっちが便利なのかなど、現金・クレジットカードを中心に韓国での決済方法について解説します。
また、現金とクレジットカードどっちで支払うべきか悩んだときに使えるWiseデビットカードなど、その他の決済方法についても併せてご紹介します。
目次🔖 |
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韓国では現金(韓国ウォン)の他に、クレジットカードでデビットカード、WOWPASS(ワオパス)1などのプリペイドカード、Kakao Pay2やNaver Pay3などのモバイル決済が使えます。
韓国はキャッシュレス化が進んだ国で、日常的にクレジットカードなどのキャッシュレス決済がよく使われているのが特徴です。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会『キャッシュレス・ロードマップ2022』によると、韓国のキャッシュレス決済の割合は9割4にも上ります。5財務省の資料でも、韓国の30代~50代のクレジットカード使用率は90%代になっています6。韓国では10人買い物すれば、そのうちの9人はクレジットカードなどのキャッシュレス決済で支払いをしているという結果です。
韓国旅行で「現金とクレジットカードどっち?」と悩んだら、どっちも使えるよう用意しておくことをおすすめします。
韓国で現金とクレジットカードどっちがお得なのかで悩んだときの参考に、それぞれの特徴を表にまとめました。
現金は日本円から韓国ウォンに両替する手間があり、両替手数料がかかります。また、現金には特典やポイント還元、紛失・盗難時のサポートなどは一切ありません。
対してクレジットカードにはポイント還元や特典などもある他、紛失・盗難の際に補償やサポートを受けることも可能です。両替の手間がかからないところもクレジットカード払いの特徴だと言えるでしょう。ただし、韓国でクレジットカードを使うと海外事務手数料がかかります。
韓国旅行で現金とクレジットカードどっちを中心に使うべきか悩んだら、現金・クレジットカードのそれぞれのポイントを比較し「現金とクレジットカードどっちがお得になりそうか」をよく考えてみてください。
項目 | 現金 | クレジットカード |
---|---|---|
使える場所 | 市場・屋台・個人商店など | ほぼ全てのお店やレストラン、ホテル、観光施設など |
両替・手数料 | 両替所やATM 利用時に手数料がかかる | クレジットカードを使うと3%前後の海外事務手数料7がかかる |
セキュリティ | 紛失や盗難のリスクがある | 紛失や盗難時にクレジットカード会社の補償やサポートがある |
利便性 | 両替のための手間や時間がかかる | クレジットカードを持ち歩いていればスムーズに決済できる |
特典 | なし | クレジットカードによっては海外旅行保険などの特典が付いている8 |
ポイント還元 | なし | 決済につきクレジットカード会社が定めた還元率でのポイントを受け取れる |
韓国旅行の支払いで「現金とクレジットカードどっち?」と悩んだら、場所に合わせて支払い方法を使い分けることをおすすめします。
韓国旅行ではVISAやMastercard、AmericanExpress、銀聯などの国際ブランドが使用可能です。
日本の国際ブランドであるJCBも、基本的には問題なく使えます10。11
韓国旅行で「現金とクレジットカードどっち?」と悩んだら、韓国の現地カードであるWOWPASS12もおすすめです。13
WOWPASSは韓国旅行で広く使われているプリペイドカードです。コンビニやカフェ、お店など韓国内で各種支払いの他、地下鉄やタクシー、バスなどでも使えます。
WOWPASSは空港やホテル、駅などの専用の機械が設置されており、機械で手軽に発行やチャージが可能です。
日本円から韓国ウォンへの両替は、空港や銀行、ATM、両替所、ホテルなどでできます。
ただ、どこで両替するかによって手数料などが違ってきます。韓国ウォンに両替するならどこがお得なのでしょう?
韓国ウォンに両替できる場所の特徴をそれぞれまとめました。
両替する場所14 | 特徴 |
---|---|
空港 | 24時間両替できることが多く便利 両替レートはあまり良くないことが多い |
銀行 | 安全性が高くまとまった金額の両替に向く 手数料がやや高めに設定されていることが多い |
両替所 | 両替レートが良好なところが多い 営業時間外は両替できない |
ホテル | 出かけるときに手軽に両替できる 両替のレートはあまり良くないことが多い |
ATM | キャッシングで現金を引き出せる 手軽に使えるが治安の悪い場所での利用は犯罪に巻き込まれるリスクがある |
手軽さを重視するならホテルでの両替やATMでのキャッシング、両替所の利用などがおすすめです。手数料やレートを重視するなら、街の両替所をおすすめします。
両替できる場所にはそれぞれ特徴がありますので「まとまった金額を両替したい」「ホテルから出かけるときに現金を準備して行きたい」など、ニーズに合わせて使い分けるとお得です。
韓国旅行でクレジットカードを使うときは3つの注意点があります。
3つの注意点について順番に説明します。
韓国では小さなお店から大型の店舗、ホテル、観光施設、タクシー15まで、ほぼクレジットカードが使えます。16
それと言うのも、韓国政府はクレジットカードでの決済を促進17しており、一定規模の年商の会社・お店はクレジットカード決済への対応が義務化されているからです。
政府が主導していることもあり、韓国ではクレジットカードなどのキャッシュレス決済が盛んで、100円や数十円など少額のお金でもクレジットカードなどキャッシュレス決済が使えるようになっています。18
ただ、すべての支払いでクレジットカードが使えるわけではありません。
義務化の対象外になっているような小さなお店や露店、屋台などではクレジットカードが使えないことあります。
クレジットカードが使えない場合に備え、少額の現金やデビットカード、現地のWOWPASSなどを準備しておくことが注意点です。
韓国旅行では「現金とクレジットカードどっち?」と悩むことも多いですが、基本的には「どっちも準備」「複数の決済方法を準備しておく」が正解です。
クレジットカードによっては韓国旅行の際にATMでキャッシングできます。現金の持ち合わせがあまりなくても、現地のATMでキャッシングすればすぐに現金を調達できます。19
ただ、キャッシングには手数料がかかってしまうため、注意が必要です。また、キャッシングを利用すると、クレジットカードでの買い物枠が減ってしまうというデメリットもあります。20
韓国では「現金とクレジットカードどっち?」と悩んでクレジットカードを準備してきた。現金の持ち合わせが足りない。こういったときに便利な方法です。便利な反面、キャッシング時に手数料がかかることや、買い物での決済枠が減ってしまうところに注意し、使いどころをよく考える必要があります。
韓国など海外でクレジットカードを使うと、原則的に海外事務手数料がかかります。クレジットカードで買い物をすると、買い物の代金以外のコストが発生するということです。
海外事務手数料はクレジットカード会社によって異なります。平均は3%前後になっており、中には4%近い海外事務手数料を設定しているクレジットカード会社もあります。21
韓国でクレジットカードを使うとその分だけコストが増えるため、注意が必要です。手数料の安いデビットカードを併用するなど、コスト対策をしておきましょう。
韓国旅行で「現金とクレジットカードどっち?」と迷ったときはコストのことも考え、デビットカードなど他の選択肢も準備しておくとお得です。
韓国旅行や韓国のオンラインショッピングでは「クレジットカードの方がお得」と思っていませんか?実は、多くのクレジットカードには2%−3%以上の海外事務手数料があり、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っていることが多いのです。そこで注目したいのが、海外利用に特化したWiseデビットカードです。
Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と0.77%(日本円→韓国ウォンの場合)の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた買い物が可能です。これにより、韓国と日本国内の両方で賢くお金を使うことができます。
ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯していません。海外旅行保険などの特典が付いているクレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもありでしょう。
300万ウォン(約30万円相当)の買い物をした場合のコストを比較します。
1. Wiseデビットカードの場合
2. 一般的なクレジットカードの場合
比較結果
Wiseデビットカードを使用することで、韓国旅行での支払いがよりお得になります!
1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用
Wiseデビットカードはクレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートでの決済になります。隠れたコストが一切ありません。
2. 低額な両替手数料
Wiseデビットカードの両替手数料は0.77%(日本円→韓国ウォンの場合)などと非常に低額です。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。
3. 多通貨管理が簡単
Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。旅行先の通貨にあわせてリアルタイムで両替が可能です。
4. デビットカードの安心感
Wiseデビットカードは口座残高内での利用なので、クレジットカードのように使いすぎのリスクがありません。
5. シンプルな料金体系
Wiseデビットカードは年会費無料で維持費もかからず、余計な支出を気にせず使えます。
6. その他の特徴
使い方
Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、韓国旅行の際に節約しながら安心して使えるのが魅力です。
韓国では現金やクレジットカード、デビットカードなど、さまざまな決済方法が使えます。ただ、さまざまな方法が使えてしまうからこそ「韓国では現金とクレジットカードならどっち?」と悩んでしまいます。
韓国での買い物やホテルなどでの支払い方法は「現金とクレジットカードどっちかにするべき」と決めず、どちらも持って行き、使い分ける方法がおすすめです。
特におすすめなのが、韓国ウォンとクレジットカード、Wiseデビットカードを柔軟に使い分ける方法です。
このようにお互いの特徴を活かし合う使い方で、韓国旅行をより便利でお得なものにしてください!
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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