韓国旅行にいく前に知りたい、お金と両替事情を解説!

Yuyuki Tanno

コロナも徐々に収束の兆しを見せる中、日本から約2時間30分の距離にある、韓国へ旅行などで行きたいと考えている人も多いと思います。

しかし、「円からウォンにどうやって、どこで両替すればいいの?」、「韓国にいくらお金を持って行けばいいの?」などと、悩んでいる人も多いかもしれません。

そこで、この記事では韓国のお金事情や両替、さらには現金に代わるお得な手段としての、Wise(ワイズ)についても紹介しています。

目次🔖
  • 韓国のお金事情
  • 韓国旅行でカードを使うなら、Wiseのデビットカード
  • 韓国旅行に行く前に、日本国内で円を韓国ウォンに両替
  • より手数料を抑えたい場合は、韓国で日本円をウォンに両替
  • まとめ
  • 韓国のお金事情

    まずは、韓国で使われているお金と韓国のキャッシュレス事情をご紹介!

    韓国の通貨

    韓国で使われている通貨はウォンと呼ばれており、ハングルでは「원」と表記されます。英語ではKRWと略されることもあります。

    ウォンには硬貨と紙幣があります。

    硬貨:10ウォン、50ウォン、100ウォン、500ウォン(1ウォン、5ウォンもあるが稀)

    紙幣:1,000ウォン、5,000ウォン、10,000ウォン、50,000ウォン

    1ウォンは日本円でいくら?

    ここで気になるのが、円とウォンの両替レート。為替レートは日々変動しますが、最新のレートはGoogle検索や、Wiseの通貨コンバータなどで確認することができます。

    2023年1月11日現在の円⇔ウォンの為替レートは、1円=約9.4ウォンとなっています。

    カードが主流の韓国

    韓国は、世界でもキャッシュレス浸透率が高く、96%以上の人が現金以外のキャッシュレス決済を利用していると言われています¹。

    中でも特に広く利用されているのがクレジットカードやデビットカードです。VisaやMastercardなどの国際ブランドのカードであれば、大抵の店舗でカード決済を利用することができます。大型店舗に限らず、コンビニやタクシーなどでもカードが使えるので便利ですね。

    韓国旅行でカードを使うなら、Wiseのデビットカード

    カード決済が主流の韓国へ旅行するなら、やはりカードを持っていきたいところ!海外旅行で外貨決済をするのにお得なのが、Wiseデビットカードです。

    Wise (ワイズ)とは?

    Wiseは、国境を超えたお金の動きをスムーズにすることを目標に、2010年に設立されました。以前はWise(ワイズ)という名前でしたが、今ではシンプルにWise(ワイズ)と呼ばれています。

    Wiseが提供するサービスは、大きく分けて次の3つです。

    1. リアルレートでお得な海外送金
    2. 40通貨以上を保有でき、現地にいるかのようにお金を管理できるマルチカレンシー口座
    3. 外貨のままお得に決済できるデビットカード

    つまり、Wiseを利用すれば、お得にお金を海外に送金したり、複数の通貨を1つのアカウントでまとめて管理したり、またカードを使って便利に外貨決済することができます。

    「新しいサービスだからちょっと心配…」と思う人もいるかもしれません。日本においてワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、関東財務局により資金移動業者として認可されているため、安心して利用できます。

    さらに、世界全体での利用者は1,300万人以上に上り、毎月の送金額は80億ポンド(1兆3000億円)を超えています。世界中で広く利用されている、信頼できる会社です。

    Wiseのデビットカード

    transferwise-debit-card-jp

    韓国旅行に出かけるなら、Wiseのデビットカードを利用するのがおすすめです。その理由は、意外な手数料を節約できるところにあります。

    日本で発行された一般的なクレジットカードやデビットカードを海外で外貨の決済に利用すると、通貨の両替が行われるときに海外事務手数料と呼ばれる手数料がかかります。海外事務手数料は利用金額の1.6%から3.0%程度に設定されており、一見すると少額ですが、使い続けると思わぬ痛手となりかねません。

    対してWiseのデビットカードなら、海外事務手数料を気にする必要がありません。

    Wiseのデビットカードは外貨決済に特化しており、Wiseのマルチカレンシー口座に決済外貨を持っていれば、外貨のまま直接手数料無料で決済可能!
    また、外貨が口座内にない場合でも、デビットカード内で自動的にリアルレート安い両替手数料を使って両替されるため、よりお得に外貨決済ができます。

    さらに、Wiseのデビットカードを使って韓国のATMからウォンを現金で引き出すことも可能。月に2回まで3万円相当までの引き出しであれば、ATM手数料も無料です。両替所などで現金を両替する手間も省けて便利ですね。

    Wiseのデビットカードは、発行のときに1度限りの手数料が1,200円かかりますが、年会費や維持費などは一切かかりません。さらに、Wiseデビットカードは150カ国以上で利用可能です。

    海外旅行や出張が多い人、海外赴任や留学の予定がある人などは、1枚持っておいて損はありません。

    韓国旅行の際にも、Wiseデビットカードがあれば、もっともっとお得に旅行を楽しむことができるはずです。

    Wiseのデビットカードと従来のカード

    「お得なのはわかったけれど、実際にどれだけ安くなるの?」と気になる人もいるでしょう。そこで、実際に韓国で10万円相当をカードで使ったときの手数料の例を見てみましょう。

    Wiseのデビットカードを使って韓国で10万円の決済をした場合、円からの両替手数料として合計で941円(1%以下)の手数料がかかります。

    対して、海外事務手数料が3.08%に設定されている楽天デビットカードの場合、約3,080円が手数料としてかかります²。

    つまり、Wiseのほうが2,000円以上もお得に決済ができるということになります。

    せっかくの海外旅行、手数料をできるだけ節約してお得に楽しみたい人は、ぜひ一度Wiseカードの利用を検討してみましょう。

    こちらの、Wiseの使い方の記事も参考にしてみて下さい。

    Wiseデビットカードをチェック🎈

    韓国旅行に行く前に、日本国内で円を韓国ウォンに両替

    韓国では現金よりもカードが主流で使われていることは、上でも説明したとおりです。しかし露店や公共交通機関など、カードが使えないお店があるのも事実。また、万が一カードを失くしてしまった場合などに備えて、ある程度の現金を持っていくと良いでしょう。

    持っていくべき現金の額は、カードをメインに使う場合、3泊の旅行で5,000円〜1万円程度あれば足りるかと思います。これは5万〜10万ウォン程度です。

    日本円からウォンへの両替は、日本で事前に行う方法と、韓国現地で行う方法があります。現地についてすぐに現金がないと心配な場合や、現地で両替所が見つからない場合など、日本で事前に両替したほうが安心だと言えるでしょう。しかし、両替レートは一般的に韓国のほうがお得です。

    日本で外貨両替をする手段としては、銀行や金券ショップ、空港の両替所、または外貨宅配サービスなどが挙げられます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、事前に確認して自分に最適なものを選びましょう。

    手段メリットデメリット
    銀行安心・安全取り扱い店舗が少ない
    金券ショップレートが安い店舗に出向く必要がある
    空港出発直前に両替できるレートが割高
    宅配両替オンラインで申し込み、自宅で現金を受け取れる時間がかかる

    より詳しくは、【保存版】手数料節約!お得な外貨両替方法はどれ?の記事も参考にしてみてください。

    より手数料を抑えたい場合は、韓国で日本円をウォンに両替

    手数料を抑えてよりお得に両替をしたい場合、韓国に渡航後に、円からウォンに変える手段もあります。これは、日本の両替所よりも、韓国のほうが両替レートがお得なことが多いためです。

    韓国では空港や、銀行、コンビニや自動両替所、政府公認両替所などで両替することができます。様々な方法がある中で、それぞれのレートや営業時間などを比較すると良いでしょう。

    韓国の空港で円からウォンに両替

    韓国についてすぐに両替したいなら、空港の両替所を利用すると良いでしょう。仁川国際空港にはいくつもの両替所があり、早朝から営業しているものがほとんど。中には24時間営業のものもあります。詳しい営業時間などは、空港のウェブサイトからも確認できます。

    ただし、空港は町中の両替所などと比べるとレートが高めなのが難点です。また、パスポートの提示も求められるので注意しましょう。

    メリット:営業時間が長い、到着後すぐに両替ができる

    デメリット:レートが割高、長い列ができることも、パスポートが必要

    韓国の銀行で円からウォンに両替

    韓国市内到着後、銀行を利用する外貨両替方法もあります。特にソウル市内には多くの銀行があり、ウリィ銀行、ハナ銀行、国民銀行、新韓銀行など、ほとんどの主要銀行でウォンへの両替ができます。

    レートは両替所に比べると高めですが、旅行サイトなどで定期的に割引クーポンが配布されているので、活用すると良いでしょう。銀行を利用するメリットはやはりその安心感。しかし営業時間が短く、土日祝日はやっていないので気をつけましょう。パスポートの持参も忘れずに!

    メリット:安心・安全、市内に多くの銀行がある

    デメリット:営業時間が短い、レートが割高、パスポートが必要

    韓国の自動両替所で円からウォンに両替

    韓国の空港や主要駅、ホテル、観光スポットなどには自動両替機が設置されていることがあります。機械を操作するだけで自分で両替ができ、また日本語に対応しているので言語の心配もありません。中でも「WOW EXCHANGE」と呼ばれる両替機はレートの良さから人気を集めています。利用時にはパスポートのスキャンが必要になります。

    メリット:日本語で使える、レートが良い

    デメリット:パスポートが必要

    韓国の政府公認両替所で円からウォンに両替

    韓国には、政府公認の両替所も多くあります。特に観光客の多い場所には多くの両替所があるので、場所を見つけるのに困ることはありません。年中無休、週末も営業しているところが多く、レートもお得です。日本円の両替には慣れている店が多いため、言語面で困ることもないでしょう。

    メリット:営業時間が長い、レートが良い

    デメリット:特になし

    まとめ

    韓国はキャッシュレス化が進んでおり、どこでもカードで決済する人がほとんどです。そのため、旅行に持参する現金は最低限にして、メインの支払いはカードを使うのが便利です。

    現金での外貨両替は日本、または韓国現地で行うことができますが、韓国のほうがレートがお得になっていることが多いです。特に外貨両替機や市内の両替所を利用すると、手数料を大幅に節約できるかもしれません。

    また、カードの海外手数料が気になる人は、外貨決済に特化したWiseのデビットカードを使うのもおすすめ。Wiseカードなら、ウォンのまま手数料無料で支払い、または格安の両替手数料で日本円から両替して決済することもできます。

    このように、外貨両替や決済にかかる手数料を節約して、お得に韓国旅行を楽しめると良いですね。

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    ソース

    1. PayPay | なぜ韓国はキャッシュレス化が浸透しているのか?その理由を徹底解説!
    2. 楽天銀行 | デビットカード 海外での使い方

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
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