Wiseを使って国内送金ができます!手数料と一緒に解説

Yuyuki Tanno

銀行の最大16倍安く海外送金ができる、Wise(ワイズ)。そんなWiseは、海外送金だけでなく、国内送金にも活用することができます。

この記事では、Wiseを使って国内送金する方法を詳しく見ていきます。日本国内の送金に限らず、アメリカ、オーストラリア、イギリス、そしてマレーシアの国内送金も解説。手数料から方法まで、気になる全てをご紹介します。

目次🔖
  • Wiseを使って国内送金できる?
  • Wiseを使って国内送金する時の手数料
  • まとめ
  • Wiseを使って国内送金できる?

    Wise(ワイズ)は、格安の手数料で手軽に海外送金ができるサービスです。そんなWiseですが、実は国内送金に利用することもできます。

    Wiseで国内送金(同通貨間の送金)をするには、

    1. Wiseのアカウントにログイン
    2. 「送金」をクリック
    3. 送金メニューから「同通貨」を選択
    4. 送金の資金源を選択(デビットカード、Wise残高、銀行振込など)
    5. 送金額と受取人の情報を入力
    6. 間違いがないか確認し、送金を実施

    の手順で送金します。海外送金と方法はほとんど同じですが、送金時に「同通貨」を選ぶようにしましょう。

    Wiseを使って国内送金する時の手数料

    Wiseを使って国内送金をする際は、少額の送金手数料がかかります。しかし、同じ通貨で送金するため、通貨の両替手数料はかかりません。

    以下では、日本、アメリカ、オーストラリア、イギリス、マレーシアにおける国内送金の手数料をそれぞれ見ていきます。

    日本でWiseを使って国内送金する際の手数料

    日本国内の送金は、利用する送金の資金源によって若干手数料が異なります。10万円を国内送金する場合、それぞれの手数料は以下の通りです。

    10万円を国内送金する場合の手数料
    銀行振込233円
    デビットカード3,541円
    Wise残高200円

    このように、銀行振込またはWise残高からの送金がよりお得であることが分かります。デビットカードからの送金は便利ですが、手数料が高くなるので、注意が必要です。

    手数料は、こちらの送金シミュレーターからいつでも事前に確認することができます。

    ここから、日本円以外の主要通貨の手数料についても見ていきましょう。

    アメリカでWiseを使って国内送金する際の手数料

    アメリカ国内で米ドルを送金する際の手数料は次の通りです。

    1,000ドルを国内送金する場合の手数料
    電信送金(Wire Transfer)6.44USD
    デビットカード18.57USD
    クレジットカード53.17USD
    Wise残高0.39USD
    Bill Payment5.98USD
    バンクデビット(ACH)4.22USD

    送金前に送金シミュレーターで手数料を確認しておくのがおすすめです。

    オーストラリアでWiseを使って国内送金する際の手数料

    オーストラリア国内でオーストラリア・ドルを送金する際の手数料は次の通りです。

    1,000豪ドルを国内送金する場合の手数料
    銀行振込0.57AUD
    デビットカード4.27AUD
    クレジットカード14.38AUD
    Wise残高0.57AUD
    PayID0.57AUD
    POLi2.30AUD

    送金前に送金シミュレーターで手数料を確認しておくのがおすすめです。

    イギリスでWiseを使って国内送金する際の手数料

    イギリス国内で英ポンドを送金する際の手数料は次の通りです。

    1,000英ポンドを国内送金する場合の手数料
    安い送金 (銀行口座)0.32GBP
    早い送金(デビットカード)4.52GBP
    高度な送金(イギリス国外のGBP残高)0.32GBP
    Wise残高からの送金無料

    送金前に送金シミュレーターで手数料を確認しておくのがおすすめです。

    マレーシアでWiseを使って国内送金する際の手数料

    マレーシア国内でマレーシア・リンギットを送金する際の手数料は次の通りです。

    1,000マレーシア・リンギットを国内送金する場合の手数料
    銀行振込2.14MYR
    デビットカード64.17MYR
    クレジットカード64.17MYR
    Wise残高からの送金1.6MYR

    送金前に送金シミュレーターで手数料を確認しておくのがおすすめです。

    その他の国の国内送金にかかる手数料に関しては、こちらで確認してみて下さい。

    Wise無料会員登録💡

    まとめ

    ここまで、Wiseを使った国内送金についてご紹介しました。海外送金に便利なWiseですが、同一通貨間の国内送金も、お得な手数料で簡単に行えます。

    かかる手数料は送金の資金源によって異なりますが、いずれの場合も送金シミュレーターで事前に確認できるので便利ですね。

    Wiseでは海外送金や国内送金の他に、マルチカレンシー口座Wiseデビットカードなどの機能も提供しています。気になる方は、ぜひWiseのホームページから確認してみましょう。


    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



    当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

    国境のない金融

    詳しくはこちら
    パーソナルファイナンス

    海外赴任をした際に、つみたてNISAを継続して利用できる?

    海外赴任の際は一定条件のもとで積立NISA口座の保有を続けられる可能性があります。証券会社によって対応が異なっているため、まずは取引先会社への確認が重要です。海外赴任時のつみたてNISA口座の扱いや、海外赴任を便利にするWiseのサービスについて解説します。

    Yuyuki Tanno
    2023年11月21日 この記事は6分で読めます
    パーソナルファイナンス

    日本のPayPalアカウントを海外で使うことはできる?

    海外では日本で開設したPayPalアカウントは使えません。アメリカなど海外の国でPayPalを利用したい場合は、その国のアカウントを開設する必要があるのです。この記事ではPayPalの海外アカウントの開設方法や開設時に必要な情報などを説明します。

    Yuyuki Tanno
    2023年11月15日 この記事は3分で読めます

    役立つ情報、ニュース、お知らせ