イギリスで銀行口座を開設するには:必要書類や手順を解説!日本でもできる?

Yumiko Kijima
2019年3月13日
この記事は1分で読めます

海外に移住したり、留学したりした際に必要になってくるのが現地の銀行口座です。留学費用の支払いや、バイト・仕事の給与の受け取り、家賃の支払い、クレジットカードの利用などには、現地の銀行口座が欠かせません。

この記事では、イギリスで銀行口座を開設する方法や銀行口座に関わるコストについて解説します。


日本⇄イギリス間の海外送金をWiseでお得に

イギリスに移住する際、日本⇄イギリス間の送金をすることがあるかと思います。海外送金に特化したWiseを使うと、為替手数料が含まれない実際の為替レートでお得に送金ができます。

例:日本からイギリスへ10万円送金する場合

銀行/プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計コスト
ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行 2000円(ゆうちょダイレクト)4,000円(窓口) 独自の為替レート 2000/4000円+為替手数料
Wise Wise 815円 実際の為替レート 815円

Wiseの送金の手続きは全てオンラインで完結します。シミュレーションで、どれだけ安い手数料で済むのか見てみてください。

送金コストcheck🔍


では、イギリスの銀行口座開設について詳しく見ていきましょう。

非居住者もイギリスで銀行口座を開設できる?

イギリスに住所のある「居住者」(留学生や赴任などを含む)と、イギリスに住所を持たない「非居住者」(観光客やイギリスでビジネスをする機会が多いがイギリス以外に居住)では開設できる口座の種類に若干違いがあります。

居住者の場合は外国籍であっても、イギリスの銀行の一般的な口座を開設することが可能です。しかし非居住者の場合は、HSBCやバークレイズ銀行などが提供する「インターナショナルアカウント」を利用する必要があります。

イギリスで銀行口座を開く手順・かかる日数は?

イギリスで口座を開設する手順は、日本とは若干異なるので注意しましょう。インターネットで口座開設の申請・予約をしてから、予約した日時に窓口に伺う、というのが一般的な流れです。

まずは口座を開設したい銀行のホームページで、口座開設の項目(Apply for an account、Opening an accountなど)を開きます。次に、開設したい口座の種類を選びます。日本でいう普通預金はイギリス英語で「Current Account」というので注意しましょう。学生なら学生用口座を検討してみるのもありですね。

氏名や住所などの基本情報を入力した後の処理は銀行によって変わってきます。窓口に伺う日時が予約できれば、予約番号を控えましょう。または、後日メールで「窓口に伺うように」との連絡が来る場合もあります。

窓口では、必要書類を提出します。他にも口座を開設したい理由や、日本における住所などを聞かれる場合もあります。イギリスでは対応する人によって何を求められるか、何を聞かれるかということは大きく変わってくるので、一概には言えません。

無事に審査に通り、口座が開設できれば、最短で2-3日後に自宅に郵送でキャッシュカード・クレジットカードが届きます。手続きがスムーズにいくかどうかによってかかる日数は違ってきますが、最短で5日ほど、最長で2~3週間で口座が開けます。

イギリスで銀行口座を開くのに必要な書類

イギリスで口座を開設する際に必要となる書類は大きく分けて2つ、本人確認書類と住所証明書です。

本人確認書類として使える書類は

  • パスポート
  • ビザまたは滞在許可証

住所証明書として使える書類は

  • 賃貸契約書
  • 公共料金の支払明細書(住所の記載があるもの)
  • 公的機関(税務署など)から自宅に届いた手紙
  • 学校が発行した住所証明書

などがあります。ただし、銀行や職員によって何をOKとし何をNGとするかは大きく変わってきます。心配な場合は事前に電話で確認したり、複数の書類を持っていくなどして対応しましょう。

また、無事に口座が開設できた場合、入金を行う必要があるので、少額でもいいので現金を持っていきましょう。

(ソース バークレイズ NatWest HSBC ロイズ)

日本にいながらイギリスの銀行口座を開くことはできる?ネットでできる?

日本でもイギリスの口座を開くことは可能です。ただし、イギリスに住所を持っていない状態なので、イギリスの銀行の普通口座を開設することはできません。大手銀行のInternational Account(国際口座)と呼ばれる口座を開設することになります。

International Accountは、海外からでもイギリスの銀行の口座を開設できるサービスで、また使用する通貨を選択することもできます。また、海外への送金が一般的な口座よりも便利になる場合があります。

しかし気を付けたいのは、International Accountは通常口座よりも大きな額の初期入金を求められたり、年収条件があったりすること。口座の残高を一定以上に保つことも求められます。例えばバークレイズ銀行の場合、残高が£25,000(約370万円)以下になると、毎月£20(約3000円)の手数料を取られます。つまり一般の口座よりも開設・維持にかかる費用が高額になるので注意が必要です。学生がInternational Accountを開設するのは非常に難しいと言えます。

(ソース ロイズ NatWest バークレイズ)

イギリスの銀行口座に関わる手数料

口座維持費

聞きなれない言葉だと思いますが、イギリスでは銀行口座を所有すること自体に「口座維持費」と呼ばれる手数料がかかる場合があります。バークレイズ銀行やロイズ銀行、HSBCなどの大手銀行は、一般の口座であれば口座維持費は無料です。

International Accountの場合は、口座残高が一定額以下になると一か月あたり約£10~30の手数料がかかります。口座を開く銀行や口座の種類を選ぶ際には、必ず口座維持費について確認しましょう。

(ソース ロイズ バークレイズ HSBC NatWest)

ATM手数料

日本とは違い、イギリスのATMは夜間や土日でも利用手数料が無料のものがほとんどです。しかしATM機によっては£1.50から £2の手数料がかかるものもあります。

(ソース Wise)

振込手数料などの銀行の手数料

イギリス国内で自分の銀行口座からほかの口座に振り込み・送金する場合、基本的に振込手数料は無料です。即日の振り込みでも無料の銀行がほとんどです。ただし、高額のお金を振り込む場合は約£30ほどの手数料がかかります。

(ソース the Money Advice Service)

海外送金手数料

イギリスに移住・留学した際、家族からの仕送りを受け取ったり、日本での勤務先からの給料を受け取ったりなど、日本とお金をやり取りをする機会が生じてくるかと思われます。

海外送金にかかる手数料は銀行によって異なりますが、送金手数料、中継銀行手数料、受取手数料など様々なコストがかかり、手数料の合計額が5000円を超えることも珍しくありません。

さらに、このようなわかりやすい手数料以外にも、両替レートに隠れた「為替手数料」がかかってくることにも注意が必要です。銀行は海外送金を行う際、為替市場によって定められた仲値に為替手数料を上乗せした独自レートを採用しています。

例えば、2019年3月13日の仲値では£1=145.52円ですが、みずほ銀行の日本円→英ポンドのレートは£1=149.52円です。みずほ銀行からイギリスへ50万円送金したい場合、仲値では50万円は£3436に相当しますが、みずほ銀行のレートでは£3344と、送金額が£92(約13,388円)分も目減りしてしまいます。

これは、みずほ銀行に限ったことではなく、銀行や海外送金プロバイダは為替手数料を含んだ為替レートを使用していることがほとんどです。

海外送金のコストを安く抑えたいと考えている人は、Wise(ワイズ)のようにリアルタイムの為替レートを採用した海外送金サービスがおすすめです。銀行と比べて、手数料が最大8倍安くなることもあります。受取手数料も無料なので、海外からの送金を受け取る際にも便利に使えます。送金通貨と送金額を入力すれば、海外送金シミュレーションができます。

(ソース みずほ銀行)

イギリスの銀行、どこがおすすめ?

数ある銀行の中で、イギリスで口座を開くのにおすすめなのはどこの銀行でしょうか?以下の4つはイギリスの銀行の中でもBIG4と呼ばれる大手のものです。支店の数が多く、口座維持費も無料のものがほとんどなので、おすすめです。また、支店を検索して、自分の家の近くに支店があるかを基準に決めてもいいでしょう。

HSBC

HSBCはイギリス最大の銀行で、150年以上の歴史を誇ります。特にアジアを中心に多様なサービスを展開しており、世界中に支店を持っていることでも有名です。ビジネスに強い銀行として知られています。

しかし、学生口座ではない普通の口座を開く際には、雇用されており一定の収入があることが条件となります。24歳以上65歳以下の場合、口座に毎月£500以上の額を入金するか、半年に最低でも£3,000の入金をしなければいけないということです。つまり、常に給与受け取りなどのために口座を使用し続けなければいけません。

  • インターネットバンキング(アプリ、週7日24時間利用可能)
  • 学生専用口座あり
  • 口座維持費無料
  • デビットカード
  • International Accountあり
  • HSBC支店検索

(ソース HSBC)

NatWest(ナショナル・ウエストミンスター銀行)

イギリスでは口座所有者が多いNatWestですが、日本ではあまり知られていません。Apple PayやGoogle Payなどのオンライン決済サービスとも連携しており、オンラインで買い物をするとキャッシュバックがあるサービスもあります。

  • インターネットバンキング(アプリ、週7日24時間利用可能)
  • 学生専用口座あり
  • 口座維持費無料
  • デビットカード
  • International Accountあり
  • NatWest支店検索

(ソース NatWest)

ロイズ銀行

  • インターネットバンキング(アプリ、週7日24時間利用可能)
  • 学生専用口座あり
  • 口座維持費無料
  • デビットカード
  • International Accountあり
  • ロイズ銀行支店検索

(ソース ロイズ)

バークレイズ銀行

日本でも「バークレイズ銀行」の名を耳にしたことのある人は多いのではないでしょうか。イギリスにおける銀行の中で圧倒的に支店数が多く、在英日本人の多くはこのバークレイズ銀行に口座を持っています。提携しているお店で買い物するとキャッシュバックがあるなど、便利なサービスが多くて人気です。

  • インターネットバンキング(アプリ、週7日24時間利用可能)
  • 学生専用口座あり(留学生専用のものも)
  • 口座維持費無料
  • デビットカード
  • International Accountあり
  • バークレイズ銀行支店検索

(ソース バークレイズ)

Wise

イギリスに留学または移住した時、周辺の国を旅行したり、日本に一時的に帰ってくる機会があるかと思います。そんな時、いちいち英ポンドからユーロや円に両替するのは少し面倒で、両替手数料もかかります。イギリスの住所があれば、40以上の通貨をアカウント1つで管理できるWiseのボーダーレス口座を開くことができます。ボーダーレス口座を開くと、0.35%〜2%のわずかな両替手数料で世界中で使えるWiseデビッドMastercardを作ることもできます。

ユーロ、英ポンド、米ドル、オーストラリアドル、ニュージランドドルは、手数料無料でボーダーレス口座に送金を受け取ることも可能です。海外の他拠点で仕事をしている人には特に便利でしょう。

ボーダーレス口座開設や口座維持費は無料なので、気軽に開設することができますね。


以上、イギリスで銀行口座を開設する方法を見ていきました。イギリス現地での口座開設には、イギリス内に住所が必要です。住所証明に使える書類はいろいろありますが、どれが好まれるかは銀行・店員によって違ってきます。事前に問い合わせて、スムーズに手続きを行いましょう。口座維持費が無料で支店数が多い大手銀行の利用が特におすすめです。

イギリスの銀行口座開設後、イギリスから日本、日本からイギリスへの海外送金の際には、Wiseがおすすめです。リアルレートと安価な手数料で、銀行に比べて手数料を最大8倍節約することができます。


当社は、当ブログを利用することによって生じたいかなる損害について、一切の責任を負いかねます。 当ブログに掲載されている情報は、その妥当性、信頼性、有用性、最新性を保証するものではありません。 当ブログで掲載している情報につきましては、一切の予告なく内容を変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。


当ブログは、一般的な情報を提供することを目的としており、扱われている全てのトピックの詳細すべてが網羅されるものではありません。当ブログは、お客様が根拠とすべきアドバイスとなることを意図しておりません。当ブログの内容に基づいていかなる行動を起こすまたはいかなる行動を止める前に、専門家またはスペシャリストのアドバイスを得る必要があります。当ブログの情報は、TransferWise Limitedまたはその関連会社からの法的、税務的、その他専門的なアドバイスを表すものではありません。過去の結果と今後も同様の結果となることは保証されません。明示または明示されていないかを問わず、当ブログの内容が正確、完全、または最新であることを表明、担保または保証しておりません。

Wise – 海外送金をもっと安く、もっとカンタンに

詳しくはこちら

役立つ情報、ニュース、お知らせ