ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も
ATMで100万円以上の振込を行う方法と注意点を解説。銀行ごとに異なる現金・キャッシュカード別の振込限度額や注意点もわかりやすく記載しています。
世界中で人気のチャットアプリViber。現在は楽天の子会社となったこともあり、日本でも人気になりつつあります。
メッセージアプリのViberですが、国内向けの送金機能も。そこで、「Viberを使って海外送金もできるのでは?」と考えている人もいるかもしれません。この記事ではViberを使った海外送金が可能なのか、また新たな選択肢としてリアルレート海外送金サービスWiseについても紹介します。
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結論から言えば、Viberで日本から海外送金をすることはできません。Viberは海外送金サービスWestern Unionや楽天銀行と提携しているため、「もしかして海外送金もできるのでは…?」と思う人も多いようですが、残念ながら2019年現在、Viberは日本では海外送金に対応していません。
ViberからWestern Union(ウエスタンユニオン)で送金するためには、米国、英国、アイルランド、またはフランスの電話番号を持つViberユーザーでなければなりません¹。つまり、日本在住で、日本の携帯電話番号でViberに登録している場合、この機能は利用できないということです。
また、Viberと楽天銀行のアプリを連携させることで送金するサービスもありますが、これは国内の送金のみを対象としています。そのため、海外送金をしたいと考えている人は、Viber以外の方法を利用する必要があります。
下記では、リアルレート海外送金サービスWiseおよびその他6の銀行・海外送金プロバイダを比較しました。
銀行/プロバイダ | 送金手数料(コルレス手数料を含む) | 為替レート | 合計コスト | 必要な日本円支払金額 |
---|---|---|---|---|
Wise ² | 1,291円 | 実際の為替レート(1ポンド=139.391円) | 1,291円 | 140,682円 |
新生銀行 | 2,000円³ | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド= 143.09円)⁴ | 2,000円+為替手数料 | 145,090円 |
楽天銀行⁵ | 1,750円 | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド= 143.38円) | 1,750円+為替手数料 | 145,130円 |
PayPal | 499円⁶ | 4%の為替手数料を上乗せしたレート⁷ | 約6,075円(499円+40ポンド分の日本円) | 為替レートの公示がないため計算不可 |
ソニー銀行 | 6,000円⁸ | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=139.85円)⁹ | 6,000円+為替手数料 | 145,850円 |
docomo Money Transfer | 1,000円¹º | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=約142.857円)¹¹ | 1,000円+為替手数料 | 143,866円 |
エンレミットenRemit | 1,480円¹² | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=143.658円)¹³ | 1,480円+為替手数料 | 145,138円 |
(2019年10月28日時点)
この表からもわかる通り、海外送金は銀行やプロバイダによって手数料のみならず、為替レートまで異なります。為替レートの違いは、合計で送金にかかるコストを大きく左右することになるため、送金前にはしっかりと比較検討することが重要です。
海外送金を行う銀行やサービスのほとんどは、為替手数料と呼ばれる手数料を上乗せした独自の為替レートを使っています。この為替手数料は、為替レートに含まれた形で提示されるため、気が付かない人も多く、海外送金の思わぬ「隠れコスト」となっています。
具体的に見てみましょう。docomo Money Transferの送金手数料は1,000円と、一見するととても安く見えます。
しかし、実際の為替レートを使用するWiseのレートが、1ポンド=139.391円なのに対し、docomoでは1ポンド=142.857円のレートで両替が行われます。
つまり、1ポンドの両替につき約3.466円多めにかかるということ。これは、1,000ポンド送金する場合、約3,466円もの差になることに。
海外送金サービス | 適用される為替レート | レートの値 | 1,000ポンドに相当する日本円 |
---|---|---|---|
docomo Money Transfer | 為替手数料を上乗せしたレート | 1ポンド=142.857円 | 142,857円 |
Wise | 実際の為替レート | 1ポンド=139.391円 | 139,391円 |
なかなか目を向けない為替レートの違いで、これだけ大きなコストの差が生じてしまうことがあります。海外送金を検討する際は、送金手数料だけでなく、為替レートにも目を向けて比較しましょう。
「レートだけ見てもお得かどうかなんて分からない…」という人も多いかと思います。そこで、海外送金において公正なレートを見分ける方法を紹介します。
実際の為替レートは市場の動きに合わせて常に変動しています。為替は「売り」の価格と「買い」の価格がありますが、このちょうど中間地点を「ミッドマーケットレート」と呼びます。ミッドマーケットレートはGoogle検索やWiseの通貨コンバーターで確認することができ、その瞬間の市場の情勢を最も適切に反映したレートであるといえます。
つまり、銀行や海外送金サービスの為替レートを比較する際は、このミッドマーケットレートと比べ、差が小さい方が、為替手数料の少ないお得なレートであるということになります。
海外送金サービスの中には、常にミッドマーケットレートを使って送金するものも。その1つがWiseです。為替手数料に悩まされたくないなら、Wiseのようにそもそも為替手数料がかからないサービスを検討してみるのも良いですね。
Wiseでは、
といった特徴があります。
Wiseの送金システムについて知りたい人は動画もチェックしてみてくださいね。
送金前に、実際にいくらコストがかかるのか、シミュレーションしてみましょう。
Viberは世界中で広く利用されているメッセージアプリですが、残念ながら日本では国内送金のみにしか対応していません。そのため、海外に送金する予定のある人は、他の海外送金方法を探す必要があります。
海外送金サービスは数多くあり、それぞれ送金手数料と為替レートが異なります。特に為替レートの差は、結果として送金コストを大きく左右することになるため、しっかり確認することが重要です。
送金手数料だけでなく、為替手数料にも注意して、最も自分に合った方法で海外送金ができるといいでしょう。銀行に代わる選択肢として、リアルレート海外送金サービスWiseを検討してみてもいいですね。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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