JAバンクで海外送金できる?手数料・レートを徹底解説!

Wise

グローバル化が進む今日、海外にいる家族への仕送りや海外とのビジネスなどで、海外送金をする機会も増えています。

この記事では、JAバンクを使った海外送金について紹介します。そもそもJAバンクで海外送金はできるのか?方法や手数料、日数、レートなど、海外送金を行う予定がある人は必見の内容です。

またJAバンクに代わる便利な国際送金サービスWise(ワイズ)についても紹介します。

JAバンクで海外送金はできる?

残念ながら、JAバンクでは海外送金ができません。また海外からの送金を受け取ることもできません。¹そのため、他の方法を利用する必要があります。

海外送金するための他の選択肢として、

①銀行またはネット銀行を利用する

②銀行以外の海外送金サービスを利用する

の2つが挙げられます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、事前に調べて自分のニーズに最適な方法を選ぶ必要があります。

基本的に、銀行の海外送金は高額になりがちで、日数も長くかかりやすいいです。そのため、手数料を安く抑えたいと考えている人は、Wiseなど銀行以外の国際送金サービスを利用するといいかもしれません。

以下、各銀行・プロバイダでかかる海外送金コストを比較してみました。

日本からアメリカへ受取金額が300ドルになるように送金したい場合(手数料は送金人負担)

銀行/プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計コスト 必要な支払い金額
三井住友銀行 三井住友銀行 5,500円~6,500円 三井住友銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.21円)¹ 5,500円~6,500円+為替手数料 38,263円~39,263円
みずほ銀行 みずほ銀行 7,500円~8,000円 みずほ銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.21円)² 7,500円~8,000円+為替手数料 40,263円~40,763円
楽天銀行 楽天銀行 1,750円 楽天銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.18円)³ 1,750円+為替手数料 34,504円
SBIレミット SBIレミット 1,480 円 SBIレミットが設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.44円)⁴ 1,480 円+為替手数料 34,313円
Wise Wise 481円 実際のレート(1ドル=108.20 円)⁵ 481円 32,941円

(2019年7月24日時点)

このように、各銀行・海外送金サービスによって送金手数料に大きな違いがあることがわかりますね。そのため、受取額が同じ300ドルでも、必要となる日本円が変わってくるのです。

この表中で一番安いWiseで必要な合計金額は、32,941円、一番高額なみずほ銀行では40,763円と、300ドルを送るためにも約8000円ほどの大きな差が出てくることがわかります。

海外送金の“隠れコスト”:為替レートに注意

ほとんどの銀行や海外送金サービスは、為替手数料を上乗せしたした独自のレートを採用しています。為替手数料は為替レートに含まれているのでなかなか気が付きにくく、知らないうちに引かれていた「隠れコスト」となりがちです。

為替手数料は銀行・プロバイダや通貨によって異なります。上の表を例にとって具体的に見てましょう。

リアルタイムの為替レートを使っているWiseは1ドル=108.20円ですが、みずほ銀行や三井住友銀行では1ドルあたり約1円の為替手数料が上乗せされ、1ドル=109.21円となっています(2019年7月24日時点)。

プロバイダ/銀行 海外送金に使われる為替レート 300ドルに相当する日本円額
banks-logo-jp みずほ銀行・三井住友銀行 1ドル=109.21円 109.21円×300=32,763円
Wise Wise 1ドル=108.20円 108.20円×300=32,460円

(2019年7月24日時点)

つまり、海外送金の際には送金手数料だけでなく、為替レートにも気を付けたいということです。

Wiseは常にリアルタイムの実際の為替レートを使用している海外送金サービスです。Wiseなら為替手数料は一切かかりません。

透明性の高い海外送金方法:Wise(ワイズ )

Wiseはエストニアで生まれた新しい海外送金サービスです。常にリアルタイムの為替レートで送金を行うため、為替手数料について悩む必要がありません。

また、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。

(例)送金人の銀行口座→Wise日本口座 Wiseのアメリカ口座→アメリカ

そのため送金手数料も非常に安く設定されています。これにより、送金にかかる合計コストを銀行の最安で8分の1にまで抑えることができるのです。

「安いのはいいけど銀行以外で海外送金するのは少し心配だな…」と思った方もいるかもしれませんが、Wiseは関東財務局に資金移動業者として登録しています。そのため、金融機関と同じレベルのセキュリティで取引が行えます。またWiseの資金は法務局によって100%保証されているため、万が一の時でも安心です。

さらにWiseは法人利用にも対応しています。1回あたりの送金限度額は100万円ですが、送金できる回数に制限はありません。高額な送金の場合は為替手数料が特に高額になるので、Wiseを使えば大幅なコスト削減が可能かもしれません。

Wiseは受取手数料も発生しません。また受け取るだけならアカウントを開設する必要もないので、受け取り人にも優しいサービスです。海外からの送金を受け取る予定がある人は、送金相手にWiseを紹介してみてもいいでしょう。

海外送金コストをどれだけ抑えられるのか、海外へ送金シミュレーションでチェックしてみてください。

また、Wiseの使い方が気になる人は、Wiseの使い方:ステップバイステップガイドが参考になると思います。

JAバンク海外送金まとめ

JAバンクは海外送金を取り扱っていません。そのため、海外送金を行いたい場合はJAバンクではなく、他の銀行か海外送金サービスを利用する必要があります。

一般的に銀行を利用した海外送金は高額になりがちです。また、安い送金手数料をうたった送金サービスでも為替手数料がかかるため、送金コストが高くなります。

Wiseなら為替手数料は一切かからず、また格安の送金手数料で海外送金ができます。どのくらい安くなるのか気になる人は、シミュレーションで見てみるといいですね。


ソース

  1. 三井住友銀行 Exchange Quotations「USD TTS」を参照
  2. みずほ銀行 外国為替公示相場ヒストリカルデータ 「日次データ」内、「7月24日」を参照
  3. 楽天銀行海外送金シミュレーター 2019年7月24日11:30(GMT+9)に確認した為替レート
  4. SBIレミット 送金シミュレーション 2019年7月24日11:28(GMT+9)に確認した為替レート
  5. Wise シミュレーション 2019年7月24日11:26(GMT+9)に確認した為替レート

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