中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
グローバル化が進む今日、海外にいる家族への仕送りや海外とのビジネスなどで、海外送金をする機会も増えています。
この記事では、JAバンクを使った海外送金について紹介します。そもそもJAバンクで海外送金はできるのか?方法や手数料、日数、レートなど、海外送金を行う予定がある人は必見の内容です。
またJAバンクに代わる便利な国際送金サービスWise(ワイズ)についても紹介します。
残念ながら、JAバンクでは海外送金ができません。また海外からの送金を受け取ることもできません。¹そのため、他の方法を利用する必要があります。
海外送金するための他の選択肢として、
①銀行またはネット銀行を利用する
②銀行以外の海外送金サービスを利用する
の2つが挙げられます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、事前に調べて自分のニーズに最適な方法を選ぶ必要があります。
基本的に、銀行の海外送金は高額になりがちで、日数も長くかかりやすいいです。そのため、手数料を安く抑えたいと考えている人は、Wiseなど銀行以外の国際送金サービスを利用するといいかもしれません。
以下、各銀行・プロバイダでかかる海外送金コストを比較してみました。
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト | 必要な支払い金額 |
---|---|---|---|---|
三井住友銀行 | 5,500円~6,500円 | 三井住友銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.21円)¹ | 5,500円~6,500円+為替手数料 | 38,263円~39,263円 |
みずほ銀行 | 7,500円~8,000円 | みずほ銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.21円)² | 7,500円~8,000円+為替手数料 | 40,263円~40,763円 |
楽天銀行 | 1,750円 | 楽天銀行が設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.18円)³ | 1,750円+為替手数料 | 34,504円 |
SBIレミット | 1,480 円 | SBIレミットが設定する為替手数料を含んだ為替レート(1ドル=109.44円)⁴ | 1,480 円+為替手数料 | 34,313円 |
Wise | 481円 | 実際のレート(1ドル=108.20 円)⁵ | 481円 | 32,941円 |
(2019年7月24日時点)
このように、各銀行・海外送金サービスによって送金手数料に大きな違いがあることがわかりますね。そのため、受取額が同じ300ドルでも、必要となる日本円が変わってくるのです。
この表中で一番安いWiseで必要な合計金額は、32,941円、一番高額なみずほ銀行では40,763円と、300ドルを送るためにも約8000円ほどの大きな差が出てくることがわかります。
ほとんどの銀行や海外送金サービスは、為替手数料を上乗せしたした独自のレートを採用しています。為替手数料は為替レートに含まれているのでなかなか気が付きにくく、知らないうちに引かれていた「隠れコスト」となりがちです。
為替手数料は銀行・プロバイダや通貨によって異なります。上の表を例にとって具体的に見てましょう。
リアルタイムの為替レートを使っているWiseは1ドル=108.20円ですが、みずほ銀行や三井住友銀行では1ドルあたり約1円の為替手数料が上乗せされ、1ドル=109.21円となっています(2019年7月24日時点)。
プロバイダ/銀行 | 海外送金に使われる為替レート | 300ドルに相当する日本円額 |
---|---|---|
みずほ銀行・三井住友銀行 | 1ドル=109.21円 | 109.21円×300=32,763円 |
Wise | 1ドル=108.20円 | 108.20円×300=32,460円 |
(2019年7月24日時点)
つまり、海外送金の際には送金手数料だけでなく、為替レートにも気を付けたいということです。
Wiseは常にリアルタイムの実際の為替レートを使用している海外送金サービスです。Wiseなら為替手数料は一切かかりません。
Wiseはエストニアで生まれた新しい海外送金サービスです。常にリアルタイムの為替レートで送金を行うため、為替手数料について悩む必要がありません。
また、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。
(例)送金人の銀行口座→Wise日本口座 Wiseのアメリカ口座→アメリカ
そのため送金手数料も非常に安く設定されています。これにより、送金にかかる合計コストを銀行の最安で8分の1にまで抑えることができるのです。
「安いのはいいけど銀行以外で海外送金するのは少し心配だな…」と思った方もいるかもしれませんが、Wiseは関東財務局に資金移動業者として登録しています。そのため、金融機関と同じレベルのセキュリティで取引が行えます。またWiseの資金は法務局によって100%保証されているため、万が一の時でも安心です。
さらにWiseは法人利用にも対応しています。1回あたりの送金限度額は100万円ですが、送金できる回数に制限はありません。高額な送金の場合は為替手数料が特に高額になるので、Wiseを使えば大幅なコスト削減が可能かもしれません。
Wiseは受取手数料も発生しません。また受け取るだけならアカウントを開設する必要もないので、受け取り人にも優しいサービスです。海外からの送金を受け取る予定がある人は、送金相手にWiseを紹介してみてもいいでしょう。
海外送金コストをどれだけ抑えられるのか、海外へ送金シミュレーションでチェックしてみてください。
また、Wiseの使い方が気になる人は、Wiseの使い方:ステップバイステップガイドが参考になると思います。
JAバンクは海外送金を取り扱っていません。そのため、海外送金を行いたい場合はJAバンクではなく、他の銀行か海外送金サービスを利用する必要があります。
一般的に銀行を利用した海外送金は高額になりがちです。また、安い送金手数料をうたった送金サービスでも為替手数料がかかるため、送金コストが高くなります。
Wiseなら為替手数料は一切かからず、また格安の送金手数料で海外送金ができます。どのくらい安くなるのか気になる人は、シミュレーションで見てみるといいですね。
ソース
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