Chaseで海外送金する方法とは?アプリで日本へ送金する手順や手数料、必要な書類まで!
Chaseのアプリで海外送金をする方法や、送金にかかる手数料、着金までの日数など海外送金についての気になる疑問点を解説します。手数料を抑える手段もご紹介!
海外に送金したいとき、七十七銀行から手続きをすると、送金手数料やその他の手数料はどれくらいかかるのでしょうか。七十七銀行から海外送金する場合の手数料の詳細や手続き方法などについて解説します。リアルレートを使用する海外送金サービスWiseにも紹介しますので、参考にしてくださいね。
日本からアメリカへ、受取金額が1000ドルになるように送金したい場合(手数料は送金人負担)
プロバイダ | 手数料(中継銀行手数料を含む) | 為替レート | 送金にかかる合計費用 | 必要な日本円支払金額 |
---|---|---|---|---|
![]() | 送金手数料4,000円+コルレス手数料2,500円¹ | 七十七銀行が定める為替手数料を上乗せした為替レート(1USD=109.89円)² | 6,500円+七十七銀行が定める為替手数料 | 6,500円+109,890円=116,390円 |
225円+0.79% | リアルタイムの実際の為替レート(1USD=108.650円) | 1,083円 | 1,083円+108,650円=109,733円 |
(2019年7月30日時点)
海外送金を七十七銀行から行うと、送金手数料とコルレス手数料の計6,500円が送金コストとしてかかるほか、七十七銀行が定める所定の為替レートに含まれる為替手数料にも注意が必要です。
もし海外送金サービスWiseを利用すると、送金手数料は1,083円と安いのみならず、為替レートは実際のリアルタイムレートを適用するので、為替手数料もカットできます。結果として必要な日本円支払金額に差があることがわかりますね。
なお、Wiseから送金すると送金コストがどれだけ下げられるのかは、公式サイトで簡単に海外へ送金シミュレーションできますよ。
目次
七十七銀行で海外送金するときに適用される所定の為替レートには、銀行が独自に決めた為替手数料が上乗せされています。この隠れコストにより、実際の為替レートよりも少し不利なレートで換算される点に注意です。
例えば、2019年7月30日の米ドル/円の仲値は、1米ドル=108.89円です³。一方、七十七銀行から海外送金する際に利用される電信売相場は、1米ドルあたり1円の為替手数料が上乗せされ、1米ドル=109.89円となっています。
本来なら、1000ドルは108,890円で購入できるはずですが、七十七銀行から送金しようとすると、109,890円が必要になるんですね。
レート | 1000ドルを送るために必要な日本円 | |
---|---|---|
仲値(1日に1回定められる銀行の基準レート) | 1米ドル=108.89円 | 108,890円 |
七十七銀行 | 1米ドル=109.89円 | 109,890円 |
1,000ドルあたり1,000円のコストがかかるということは、もっと大きな金額を送金する際はさらに負担が増えるということ。もしコストを減らして実際の為替レートを使って海外送金したいなら、海外送金サービスWiseを使うという選択肢もありますね。
海外送金を七十七銀行から行う場合は、以下の各種手数料がかかります⁴。
各手数料 | 七十七銀行 | Wise |
---|---|---|
送金手数料 | 4,000円(※法人でセブンメイトWebサービスを利用するときは3,500円⁵) | 各通貨・送金額により異なる。1,000米ドル分を送金する場合:1,083円 |
コルレス手数料 | 2,500円 | 0円(原則) |
為替手数料 | 銀行所定の為替レートに含まれる | 0円 |
ノン・エクスチェンジ取引取扱手数料(円→円・外貨→外貨のまま送金する場合)(いわゆるリフティングチャージと同じ) | 送金金額の1/20%(最低1,500円)※外国通貨取引の場合:1通貨単位につき現金売相場と電信売相場との差額(最低1,500円) | --- |
七十七銀行から海外送金するときには、送金手数料に加え、コルレス手数料がかかります。
コルレス手数料とは、経由する国際銀行(支払銀行)にかかる手数料のことで、そのコストが2,500円を超える場合には、さらに実費負担も発生するそうです。
また、外貨を外貨のまま、日本円を日本円のまま同一通貨で送金するときは、ノン・エクスチェンジ取引取扱手数料がかかります。これは一般的に言うリフティングチャージと同じです。
一方のWiseは、送金手数料を送金金額に応じて負担することになります。Wiseが徴収する手数料は送金手数料のみで、為替手数料・コルレス手数料は原則かかりません。例外として、アメリカ以外のUSD送金、ヨーロッパ以外のEUR送金、イギリス以外のGBP送金、日本への100万円を超える送金にはコルレス手数料がかかる可能性もあります。
各手数料 | |
---|---|
最低手数料(5,000米ドル以下、米ドル以外は100万円相当額以下の場合のみ負担) | 1,500円 |
ノン・エクスチェンジ取引取扱手数料(円→円・外貨→外貨のまま受け取る場合) | 送金金額の1/20%(最低1,500円)※外国通貨取引の場合:1通貨単位につき現金売相場と電信売相場との差額(最低1,500円) |
送金人がWiseを使って送金した場合、適用されるレートは実際の為替レートです。また、国内送金として扱われるので、自分の銀行口座で受け取る際にも、海外送金受け取り手数料はかかりません。受け取るだけならWiseのアカウントは要りません。
七十七銀行の海外送金に関して、内容を変更・中止する場合などにも所定の手数料がかかります。
各手数料 | |
---|---|
組戻・内容変更手数料 | 4,500円 |
組戻資金返却最低手数料(組戻資金を円でお受取りになる場合、5,000米ドル以下、米ドル以外は100万円相当額以下の場合のみかかる) | 1,500円 |
照会等手数料 | 2,000円 |
七十七銀行から手続きする際には、組戻や内容変更にも手数料がかかります。変更することのないよう、正確な内容で手続きするといいですね。
Wiseは金融機関の採用している旧来の送金方法を使用せず、複数の国内送金を組み合わせた新しい方法で送金をしています。その結果、送金にかかるコストを最大で銀行の8倍程度も安く抑えることができます。
仕組みについてもう少し詳しく説明します。例えば日本からアメリカへ送金するとき、まず日本の送金人がWise Japanの日本口座に振込みます。すると、Wiseのアメリカ口座を経由して、アメリカにいる受取人口座に国内送金されます。
つまり、実際の資金は国境を越えることなく、複数の国内送金を経て、海外送金を行うことができます。
為替レートは常に実際のレートを採用しているため、多くの銀行や海外送金プロバイダのように、為替レートに含まれる為替手数料について心配する必要もありません。
Wiseでどのくらい海外送金コストを節約できるか、シミュレーションしてみてもいいですね。
七十七銀行から海外送金するときは、出張所を除く本支店の窓口に直接訪問して手続きを行います。この際、ホームページから「外国送金依頼書」をダウンロード⁷し、作成してから訪問すると、スムーズに手続きできますよ。事前の登録は不要です。
送金手続きは、七十七銀行の口座を持っている方なら利用可能です。現金での送金や、直前に入金された現金を送金することができない⁸ので、ご注意ください。また、普通預金ではなく、外貨普通預金や円貨当座預金からの引落しを希望する場合は、口座開設店でしか手続きできません。
なお、海外に居住している親族や海外派遣者に対して毎月定期的に海外送金を行う場合、「77海外自動送金サービス」も利用できます⁹。登録が必要ですので、詳しくは七十七銀行の窓口まで問い合わせてくださいね。
七十七銀行から海外送金するには、下記の書類や情報が必要です。事前に確認しておきましょう。
・個人番号(マイナンバー)確認書類(個人番号カード、通知カード、住民票(個人番号付)の写しなど)
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証などの公的書類)
・通帳、届出印、キャッシュカード
・送金先の情報(銀行名、支店名、受取人の口座名義・口座番号・受取人住所(アルファベット表記)
・送金目的、相手との関係がわかる確認資料¹¹
海外からの送金を七十七銀行で受け取る際には、以下のような情報を準備します。
七十七銀行でかかる海外送金の日数は、短くても1週間ほどかかるそうです¹³。書類の状況や通貨によっては、それ以上かかることもあり、受付時に明言はできないとのこと。もし希望の着金日がある場合は、それを伝えることはできるそうですよ。
より早く着金させたい場合には、こちらの海外送金を早くする秘訣を参考にしてくださいね。
七十七銀行から海外送金をする際は、主張所を除く本支店の窓口で手続きをします。その際には、送金手数料などが約6,500円ほどかかるほか、所定の為替レートには為替手数料も上乗せされているので、注意が必要です。
代わりの送金手段としては、海外送金サービスWiseの利用を検討してみてもいいかもしれません。国内送金を使った仕組みを採用しているので、送金手数料が安く抑えられ、為替レートは手数料を含んでいないので良心的。まずは気軽にシミュレーションしてみてください。
七十七銀行の海外送金に関する問い合わせは、以下からできます。疑問点のない状態で海外送金ができればいいですね。
・個人ユーザー
各店舗への問い合わせ
https://sasp.mapion.co.jp/b/the77bank/
・外国送金依頼書の作成について
<市場国際部 国際業務課>外国送金依頼書作成機能
TEL:022-211-9914
受付時間:平日 9:00−17:30
・法人ユーザー(セブンメイトWebサービスに関して)
七十七FBセンター専用フリーダイヤル
TEL:0120−771−394
受付時間:平日 9:00−17:00
ソース
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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