非居住者でも日本にいながらオーストラリアの銀行口座を開設する方法!

Yuyuki Tanno

オーストラリアに住んでいない非居住者でも、日本にいながらオーストラリアの海外口座を開設できるのでしょうか。この記事では、そんなあなたの疑問を解決するべく、非居住者がオーストラリアの口座を作る方法を解説します。

目次🔖
  • 非居住者でも日本にいながらオーストラリアの海外口座開設はできるの?
  • 非居住者でもオーストラリアに滞在予定があれば、コモンウェルス銀行で口座開設ができる
  • Wise(ワイズ)でオーストラリア現地の口座情報を取得
  • 非居住者が日本にいながらWiseでオーストラリアの銀行口座情報を取得するメリット
  • まとめ
  • 非居住者でも日本にいながらオーストラリアの海外口座開設はできるの?

    結論からいうと、日本にいながら非居住者がオーストラリアの銀行口座を開設するのは難しいといえます。

    オーストラリアの代表的な銀行は、オーストラリアニュージーランド銀行(ANZ銀行)、ウエストパック銀行、コモンウェルス銀行、ナショナルオーストラリア銀行です。

    このうち、コモンウェルス銀行とナショナルオーストラリア銀行は日本に支店があり、コモンウェルス銀行は、留学やワーキングホリデーなどでオーストラリアに滞在する予定があれば、オンラインから口座開設の申請が行えます。日本の支店では口座開設など個人向けサービスを行っていませんので、ご注意ください。

    またナショナルオーストラリア銀行の日本支店(東京支店)でも、個人向けのサービスを行っていないため、口座開設はできません。必要な場合はオーストラリア国内の支店に問合せをする必要があります。¹

    また、ANZ銀行の東京支店は、2022年12月30日をもってパーソナルバンキングの窓口業務を終了するため、新規の口座開設はできなくなりました。こちらも口座を開設したい場合は、現地の支店に問合せるか、現地の公式サイトから口座開設を行う必要があります。²

    また、ANZ銀行は以前はWEBサイトからアクセスすれば日本にいながら口座開設ができたのですが、現在は「ANZアプリ」をダウンロードする形式に変更されています。2022年11月現在、日本国内からのアプリのダウンロードはできませんでした。よって国内からの口座開設はできないと言えるかもしれません。

    このように、非居住者がオーストラリアの銀行口座を作るのは難しいです。しかしオンライン送金サービスなどを行なっているWiseを使えば、非居住者でも日本にいながら、オーストラリアドルを含む主要10通貨の口座情報を取得できます。

    非居住者でもオーストラリアに滞在予定があれば、コモンウェルス銀行で口座開設ができる

    コモンウェルス銀行では、今後オーストラリアに滞在する予定があれば、日本にいる間に口座開設が可能です。口座は、一般向け口座と学生向け口座の2種類があり、公式サイトから申請できます。³ ただし、オーストラリアの支店で本人確認などを行う必要があるため、現地に着いて3ヶ月以内に店舗を訪問してください。

    一般向け口座・学生向け口座ともに、口座手数料として月4豪ドルがかかります。しかし、オーストラリアに行く14日前もしくは到着から3ヶ月以内にオンラインから口座開設を申請すると、最初の12ヶ月間の口座手数料が無料になります。また学生向け口座なら、その12ヶ月以内に在学が証明できる書類を提出できれば、卒業まで無料で利用可能です。⁴

    Wise(ワイズ)でオーストラリア現地の口座情報を取得

    Wise(ワイズ)とは?

    Wiseは、2011年に「Wise」の名で設立されたネット上で送金サービスを提供する会社です。本拠地はロンドンにあり、世界各国で利用可能サービスを展開しています。

    提供している主なサービスは、海外送金マルチカレンシー口座デビットカードです。

    海外送金では為替手数料を含まないミッドマーケットレートで両替・送金ができるため、通常の日本の銀行の最大14倍安くお得に海外送金ができます。

    The true cost of sending JPY to USD

    また、デビットカードは日本の銀行が発行するカードの最大4倍安く外貨で決済でき、毎月2回、合計3万円まで無料でATM引き出しもできます。

    さらに日本では、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社として関東財務局で資金移動業者として登録されています。よって日本からでも安心して利用できるのです。

    Wise(ワイズ)のマルチカレンシー口座とは?

    Wiseのマルチカレンシー口座を使えば、豪ドルや米ドル、ユーロなどの主要10通貨の口座情報をリアルタイムで持つことができます。

    つまり、豪ドルを自分のWiseのアカウント内に保持でき、まるでオーストラリアにいるかのように、お金のやり取りを行うことができます。

    このマルチカレンシー口座があれば、オーストラリア現地の銀行口座のように、オーストラリアからの送金を手数料なく豪ドルのまま受け取り、保有することができます。その受け取り方法もスムーズです。

    なお、Wiseの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
    Wise(ワイズ)の使い方

    このようにWiseを使えばまるでオーストラリアにいるかのように、お金の管理が簡単に行えます。ぜひ活用してみてください。

    非居住者が日本にいながらWiseでオーストラリアの銀行口座情報を取得するメリット

    簡単にどこからでも口座情報を取得可能

    Wiseを利用すれば、日本にいながらでもオーストラリアの銀行口座情報をいつでも取得できます。留学や海外赴任中の家族がいる場合など、現地口座への海外送金や受け取りが発生する場合に便利です。

    アプリで簡単にお金のやり取りができる

    Wiseのマルチカレンシー口座があれば、Wiseアプリから簡単に送金や受け取りが行えます。例えば豪ドルを受け取りたい場合は、アプリを開いて受け取りたい通貨を選び、その口座情報を取得して送金者に連絡するだけです。とても簡単に操作できます。

    手数料なしで豪ドルを受け取れる

    Wiseのマルチカレンシー口座内に豪ドル口座があれば、まるで現地にいるかのように豪ドルを受け取れ、受け取る際の手数料は無料です。また海外送金の際も、日本の銀行よりもはるかに低い手数料で送金できます。

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    まとめ

    非居住者がオーストラリア国内の口座を開設するのは、難しい状況です。

    そのため、日本にいながら現地の銀行口座情報を取得したり、安価に送金や受け取りができるWiseを利用することをおすすめします。世界各国で使えるデビットカードもあるので、外貨でオンラインショッピングをする機会などにも利用できます。ぜひ日常生活にお役立てください。

    Wise for sending money



    ソース

    1:ナショナルオーストラリア銀行東京支店
    2:(重要)オーストラリア・ニュージーランド銀行 在日支店 パーソナルバンキング業務終了のお知らせ
    3:オーストラリアの銀行口座を開設する
    4:料金と手数料


    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
    2023年2月26日 この記事は10分で読めます

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