非居住者でも日本にいながら海外口座開設できるの？開設方法からメリットまでを解説！

海外に住んでいない人でも、「投資目的などで日本にいながら海外の口座の開設をしたい！」などと、思っている人も多いと思います。この記事では、そんなあなたの疑問を解決していきます。

それと共に、日本にいながら海外口座を開設するメリットやデメリット、そして複数通貨を同時に管理できるWiseのマルチカレンシー口座についても見ていきましょう。

目次

1. 非居住者でも日本にいながら海外口座開設はできるの？
2. 日本にいながらでも海外口座開設をするメリットとデメリット
3. 日本にいながら海外口座開設をするならWise(旧Transferwise)がおすすめ
4. Wise(ワイズ)のマルチカレンシーアカウントを開設
5. オンラインや代理店から、日本から海外銀行の口座開設ができる場合も
6. 海外銀行の日本支店で、日本から海外銀行の口座開設
7. まとめ

非居住者でも日本にいながら海外口座開設はできるの？

「日本に住んでいる非居住者でも海外口座は作れるの？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか？

一般的に、銀行口座の開設にはその国に住んでいることを証明する書類（社会保障番号やビザ、住所証明など）が必要になるため、日本にいながら海外の口座を開設することはできないことが多いです。

しかし、一部の銀行や国では、日本から代理銀行を通じて口座を開設できたり、非居住者でも口座を開設できたりする場合があります。

また、Wiseを使えば、日本からでも米ドルなどの主要通貨の口座情報を取得できるマルチカレンシー口座を開設できます。より詳しくは以下で見ていきましょう。

日本にいながらでも海外口座開設をするメリットとデメリット

海外に住んでいない非居住者が、日本から海外の口座を開設するメリットはどこにあるのでしょうか？
また、デメリットも合わせて紹介します。

メリット

• 海外の高金利の恩恵を受けることができる
• 資産を分散することによりリスクを軽減できる
• 海外の投資や不動産購入に便利

デメリット

• 言葉の壁がある場合も
• 口座維持手数料がかかる場合がある
• 日本にいながらの口座開設は難しい

日本にいながら海外口座開設をするならWise(旧TransferWise)がおすすめ

上記でも見たとおり、一般的に海外銀行の口座を日本から開設することは困難です。しかし、Wiseを利用すれば、主要10通貨の銀行口座情報を簡単に日本からでも取得することができるようになります。

Wise(ワイズ)とは？

Wiseは、海外送金やマルチカレンシー口座などの機能を提供する国際送金サービスです。日本からオンラインで簡単に口座を開設でき、40以上の通貨を同時に保有したり、簡単に送金や送金の受け取りを行うことができます。さらに、口座内の資金はデビットカードを使って外貨のまま決済に利用可能。国境を超えて活躍する人に最適なサービスです。

さらに日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されているため、安心して利用できます。

Wise(ワイズ)のマルチカレンシーアカウントで主要通貨の口座を保有

Wiseのマルチカレンシー口座を使えば、主要通貨の口座情報を簡単に持つことができます。

これは、例えば米ドル口座情報をWiseアプリ内で取得した場合、まるでアメリカ現地に銀行があるかのように、アメリカから米ドルを国内送金として受け取ったり、送金したりできます。そのため、一般的な銀行でかかる余分な受取手数料や高額な送金手数料がかかることもなく、お得に海外とお金のやり取りができるのです。

そのため、海外とのお金のやり取りが多い人は、Wiseを利用して現地口座情報を取得し、現地の人のようにお金を管理することで、手数料を大幅に節約できるかもしれません。

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Wise(ワイズ)のマルチカレンシーアカウントを開設

Wiseのマルチカレンシー口座の開設はオンラインで日本から簡単に行えます。

1. Wiseホームページにアクセスし、「会員登録」をクリック
2. メールアドレス・パスワードを設定し、会員登録を行う
3. プロフィールを入力して本人確認の書類をアップロードする
4. 口座情報取得したい通貨を選択し、残高を有効にする
5. 日本の銀行から振り込み、またはデビットカードから残高をチャージする
6. 格安の両替手数料で通貨を自由に両替できます

より詳しく、wiseの会員登録の仕方について知りたい人は、Wise（ワイズ）の使い方を参照してください。

先にもあるように、日本にいながら海外口座開設はかなり難易度が高いです。しかし、Wise(ワイズ)を使えば簡単に主要10通貨の口座情報が獲得でき、まるで現地の銀行口座を持っているかのように、お金を管理することができます。そのため、「海外の口座情報を持ちたい」「海外とのお金のやり取りが多い」そんな人は、ぜひWiseを検討してみましょう。

オンラインや代理店から、日本から海外銀行の口座開設ができる場合も

限られた一部の銀行のみ、日本からオンラインや代理店を通して海外口座を作ることができます。

三菱UFJ銀行「カリフォルニアアカウント・プログラム」

三菱UFJ銀行の提携銀行、アメリカのユニオンバンクの口座を、三菱UFJ銀行を通じて日本から行うことのできる「カリフォルニアアカウント・プログラム」。

こちらは2022年11月22日から新規受付を停止しているため、現在新規の口座を作成することはできません¹。

三菱UFJ銀行の他のプログラム

三菱UFJ銀行では他にも、タイのアユタヤ銀行の口座開設をサポートする「クルンシィタイ ベネフィットパッケージ」²を提供しています。

しかしこちらは、タイに長期滞在予定の人を対象にしています。そのため、日本にいながら口座開設はできますが、その後の滞在予定の海外住所が必要です。

海外銀行の日本支店で、日本から海外銀行の口座開設

もう1つの方法として、海外銀行の日本支店から海外銀行の口座を開設する方法もあります。しかし、ほとんどの場合、海外銀行の日本支店では口座開設業務は取り扱っていないため、限られた銀行のみで使える方法です。

フィリピンPNB銀行

フィリピンのPNB銀行では、東京出張所または名古屋出張所で口座の開設手続き行えます。ただし、口座開設ができるのは次の条件に当てはまる場合のみになります³。

• フィリピン国籍を持っている

  *下記の場合のみ、フィリピン国籍を持っていない人でも口座開設ができます。

• フィリピンにおける不動産の購入のため

• フィリピンにおける不動産の賃貸料の受領のため

• 年金手当の受領のため

• 特別居住者退職者ビザ（SRRV）取得のため、またはSRRV保有者による特定の目的のため

• 証券投資のため（PNB証券会社との取引のみが許容されます）

• フィリピン国での就労による給与受取のため

• フィリピンの学校に通う予定の学生

• 日本人とフィリピン人のカップルの間の子供がいる日本人

• フィリピン人の配偶者のいる日本人

• フィリピン国の長期滞在ビザを所有している日本人

• 元フィリピン国民およびその配偶者、子供

いずれの場合も、以上の条件に当てはまることを証明する書類が必要になります。詳しくはこちらをご覧ください。

口座開設時に必要になる書類は次のとおりです。

• 顔写真付きの本人確認書類
• 写真２枚（３０ｍｍｘ２４ｍｍ）（撮影から3か月以内のもの）
• 郵送代　520円＋ 610円
• 初期の預金額

まとめ

いかがでしたか？日本にいながら海外銀行の口座を作るのは不可能ではないものの、条件が多く、簡単ではないことが分かりました。

そのため、海外の銀行口座情報を取得したい場合は、Wiseのマルチカレンシー口座がおすすめかも知れません。日本にいながらオンラインで簡単に主要通貨の口座情報を取得でき、国内送金を行うのと同じ感覚で送金や受け取りができるようになります。ただし金利などはつかないので注意しましょう。

また、Wiseならデビットカードも発行できます。旅行や外貨でオンラインショッピングをする際などに便利に使えますよ。

日本いながら海外の銀行口座を作りたいと考えている人は、ぜひ一度Wiseを検討してみましょう。

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ソース

Wiseについてさらに詳しく💡

1. 株式会社三菱ＵＦＪ銀行 | 海外口座ご紹介サービスの一部商品のお取り扱いについて
2. MUFG | クルンシィタイ ベネフィットパッケージ：サービス内容
3. Philippine National Bank | PNB フィリピン国内における 口座開設についてのご案内