非居住者でも日本にいながらイギリスの銀行口座を開設する方法

Yuyuki Tanno

イギリスに住んでいない非居住者でも、日本にいながらイギリスの海外口座を開設したいと思う人も多いと思います。その目的は投資による利益獲得や、滞在中の家族への送金などがあるでしょう。しかし、その方法は分かりにくいのではないでしょうか。

そこでこの記事では、日本にいながらイギリスの銀行口座を開設する方法をお伝えします。

目次🔖
  • 非居住者でも日本にいながらイギリスの海外口座開設はできるの?
  • 非居住者でも日本にいながら作れるイギリスの国際口座おすすめ3選
  • Wise(旧Wise)でイギリス現地の口座情報を取得
  • まとめ
  • 非居住者でも日本にいながらイギリスの海外口座開設はできるの?

    イギリス国内にいない非居住者であっても、その銀行に「国際口座(インターナショナルアカウント)」の設定があれば、日本からでもオンラインで口座開設が可能です。しかしその場合、通常口座よりも高額な初期入金が必要であったり、年収や預金額の下限が設けられていたりすることが多く、資金的な負荷が大きいといえます。

    しかしWiseを使えば、イギリスの非居住者でも、日本にいながらポンドを含む主要10通貨の口座を保有することが可能です。そのため、非居住者向けの海外口座と併せて検討するとよいでしょう。

    非居住者でも日本にいながら作れるイギリスの国際口座おすすめ3選

    最初に述べたように、さまざまな条件はありますが、イギリスの国際口座(インターナショナルアカウント)を開設することは可能です。ここでは、バークレイズ銀行、HSBC、ロイズ銀行の海外口座の開設方法についてお伝えします。詳しく知りたい場合は、直接銀行まで問い合わせてみてください。

    Barclays (バークレイズ銀行)

    バークレイズ銀行では、最低100,000 ポンドを入金すれば「国際銀行口座(グローバルアカウント)」を開設することができます。¹

    項目内容
    必要書類
  • 要問い合わせ
  • 条件
  • 最低 100,000 ポンド (または同等の通貨)を入金すること
  • メリット
  • 米ドル、英ポンド、ユーロのいずれかで口座開設ができる
  • 世界中でスターリングデビットカードが利用可能
  • デメリット
  • 口座の平均残高が4ヶ月連続で100,000ポンド(または他の通貨の相当額)を下回った場合、毎月40ポンドの手数料がかかる
  • HSBC

    HSBCは、非居住者でも口座を開設することが可能です。しかしその際は、本人が直接香港やロンドンなどの支店に出向く必要があります。

    項目内容
    必要書類
  • パスポート
  • 現住所の証明書類(日本の運転免許証など。英訳されているもの)など
  • 条件
  • 英語または中国語を話せること
  • 現地の支店まで本人が出向くこと
  • 口座によっては最低預金額が定められている
  • メリット
  • 世界最大級の銀行で口座を持てる
  • 多様な金融商品が扱える
  • デメリット
  • 最低預金額として、HSBC Premier口座は100万香港ドル、HSBC Jade口座は780万香港ドルがかかる
  • Lloyds Bank (ロイズ銀行)

    ロイズ銀行では、年収や預金額などの諸条件を満たしている場合に「国際当座預金」が利用できます。²

    項目内容
    必要書類
  • 要問い合わせ
  • 条件
  • 年間総収入が 5万ポンド(または同等の通貨)以上であること。もしくは、2,5万ポンドを預けること
  • メリット
  • 為替手数料なしで米ドル、英ポンド、ユーロが使える
  • デビットカードが利用できる
  • デメリット
  • 口座開設後3ヶ月以降、月額7.5ポンド(もしくは、8ユーロ、10米ドル)がかかる
  • このように、さまざまな条件をクリアすれば非居住者でも海外口座が作れるのですが、作るのは簡単ではないでしょう。

    しかし、Wiseを利用すれば、より簡単にイギリスポンドを保有することができます。

    Wise(旧Wise)でイギリス現地の口座情報を取得

    Wise(ワイズ)とは?

    Wiseは、イギリスに本社を置く、オンライン決済サービスなどを提供する会社です。主に、海外送金マルチカレンシー口座デビットカードなどのサービスを提供しています。

    日本からでも簡単にオンラインでWiseアカウントを開設でき、アカウント自体は無料で利用できます。また、海外送金は日本の国内銀行と比べて最大14倍安い手数料で利用できるほか、為替手数料の含まれない実際の為替レートで両替・送金される点も特徴です。

    また、日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が資金移動業者として関東財務局に認可されています。よって初めて使う方でも安心して利用できるでしょう。

    wise-account-jp

    Wise(ワイズ)のマルチカレンシー口座とは?

    Wiseのマルチカレンシー口座を使えば、ポンドを含む主要10通貨の口座情報を持ち、通貨を保有することが可能です。

    例えば、イギリスからの送金を受け取る場合、まるでイギリス現地に銀行口座を持っているかのように、国内振込扱いでイギリスからの送金を英ポンドのまま受け取れます。詳しい受け取り方は、こちらに記載しています。またそのお金を、アメリカに住む知人に向けて米ドルで送金するといったことも可能です。

    さらに、デビットカードを使えば、余計な手数料なく外貨のまま決済を簡単に行うことができます。

    このように、イギリスの海外口座を開けなかったとしても、Wiseを使えば非居住者でもお金のやり取りが簡単に行えます。ぜひ一度活用してみるといいかもしれません。

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    まとめ

    イギリスの銀行口座を開設する場合、非居住者でも開設する手段はありますが、そのハードルはかなり高いです。より簡単にイギリスの口座を使うなら、Wiseアカウントを開設して、マルチカレンシー口座や海外送金のサービスを利用するのがおすすめです。またWiseではデビットカードも提供しており、海外EC店舗での買い物などで利用できます。ぜひ日常生活を豊かにするために、使ってみてください。

    Wise for sending money



    ソース

    1:国際銀行口座 地球市民のためのグローバルアカウント
    2:国際当座預金


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